こやしげの会話を聴いてると、癒されるだけでなくコミュ力まで身に付くという話。

NEWSのコンサートのために体力を温存する必要があるので、土曜日まで更新しないつもりだったんですが、KちゃんNEWS芸人として2016年3月22日のKちゃんNEWSについて触れないわけにはいかないだろうと思い、記事をアップします。

 

この回、なんだかとっても癒されたんですよねー。なんでこんなに癒されるんだろう?とちょっと考えてみたら主にこの3つが要因かなと。

  • 2人の声が心地よいので癒される。
  • 2人の会話のテンポが心地よいので癒される。
  • 2人の仲の良さに癒される。

 

ではさらに考えてみましょう。その前に、先月2月9日分の放送についておさらい。

Welcome to KちゃんNEWS Zone. - ゆずこんぶおいしい

最近の趣味である読書の話になった時、具体的な本の題名をあえて言わなかった小山さん。シゲに「『聖母』でしょ?言っていいんじゃない?」と後押しされ、今読んでいる本を教えてくれました。

その際、シゲが「小山さんて意外とそういう真面目な話をしないじゃない、メンバーの話とかはするけど。なにかについて語るとかやってみたいのどこかで。」とリーダー小山をねぎらうような発言をし、私の胸を熱くさせました。ここまでが先月の話。

 

そして、今回3月22日の放送。オープニング早々、読書について話し始めるこやしげ。

そのスムーズな流れが、「あ、この人たち収録前に『今日は小山さんの読書の話しようね』って話し合ったな」って感じがして、なんかもう。

 

今回は実際に読んでる本の題名をぽんぽんっと言ってくれる小山さん。

小山さんが読んでる本のタイトルを自ら積極的に口にしてる、それだけでありがとうございますって感じ。しかも、角川書店のシゲ担当に小山さんがお願いして貴重本を調達してるとか、小山のシゲの身内感たるや。

 

会話の豊かさに癒される

喜々として本や音楽の話をするけーちゃん可愛い。

また、相槌を打つシゲがいいんですよー。

例えばですね、シゲ「小山さんは珍しい読書家で、ハードカバーじゃなきゃいやなんですよね」と話を膨らませるきっかけを作ったり、小山さんの発言と同じ内容をオウム返ししたり。

このオウム返しするってテクは「バックトラッキングと言って、会話満足度の向上に欠かせないファクターなんですが、小山加藤、共によく使います。

 

こやしげ間では相槌もバリエーション多彩で、

「うん」「それで?」「へぇ~」「それはわかる」「え、なんで?」「すっげーなぁ」「あるな」「そうそうそう」「わかるわかる」「なに?」「ほぅ」「おぉ」「え、どういうこと?」

これらを会話の中にテンポよく入れていくので、聴いてるリスナーもその心地よいリズムにうっとりするんです。こんな感じで、話を膨らませるために質問を投げかけたり、補強したりするのがごくごく自然なのがいい。あうんの呼吸ってやつ。

 

本日のハイライト・小山さんの天然話(エブリーでメープルシロップ貰ったので、家でフレンチトースト作ってかけたら、メープルシロップだと思って持って帰ってきたのが実はジンジャーエールでビッシャ!ってなったという話。書いてても意味不明w)も、シゲの「一気に急角度でいったんだ?!」「どうすんの?ジンジャー飲むの?」っていう秀逸な合いの手で、小山のトークが冴え、ただでさえ面白い話がさらに面白すぎることになってた。

 

こういう失敗話、聴いてる方は「バカだねー」とか「マジうけるー」とかバッサリ言いがち。でも、シゲはそういう風に片付けず、会話の返しが絶妙。小山さんのことが相当好きで小山天然話も大好きなんだと思う。(よく小山が天然すぎるって文句言ってるけどそれは愛情の裏返し)しかも最後には「ありがとうね、ネタ」と小山さんに感謝まで述べるシゲ素敵すぎ。

 

もし、コミュニケーションスキルを上げたいって人がいたら、KちゃんNEWSのこやしげ回を聴いて、彼らがどんな風に相手の話を聴いているのか確認するだけでも、だいぶ効果あります。

 

柔らかい話し方に癒される

彼ら2人の話す時のテンションが同じなのも聴いてて安心します。特に小山さんは発声も言葉も綺麗で優し気で、ヘッドホンで聴くとほんと耳が癒されます。2人の会話を聴いてると、大声出したりボケやツッコミやギャグをしなくとも会話は盛り上がるし、楽しい会話には必ずしも面白いネタが必要ないんだってことが分かります。

 

それから、さきほどの角川の話や、美的の話(シゲの腕のホクロの北斗七星の写真をラジオで「美的に載せる」ってシゲが言ったのにWinkUpに載せた為に、美的の編集がシゲではなく小山に「小山さん、これ見てくださいよ!」とプリントアウトした読者からのメールを見せながらクレームを言ってきた件。私は美的の編集者になりたい。)、ジュニアの時振り付けの先生に「お前ら近すぎんだよ!金魚のフンか!近くで歩いてんじゃねぇ!」って怒鳴られたって話*1なども思い出し、この人たちってほんとニコイチだなと。

 

仲の良さに癒される

シゲの知り合いの人からはプライベートでもシゲの隣には小山がいると思われてるし*2、「『小山君と加藤君って本当に仲いいの?』って年々よく聞かれる」し、小山曰く、「ちょっとビジネスに見えるような感じもありつつ、マジ仲いいんだよコレが。気持ち悪いぐらいに」*3

 

2人でいる時、ほんととげとげしさが無くって。

聴いてるこちらもポワーーンってしてきちゃう。

NEWS4人全員に言えることですが、性格の良さなのか、おっとりしててガツガツしていない。そのせいかどうかは分かりませんが、NEWSの魅力がなかなか世間に広まらない傾向にあったことは事実。

しかし、この春からぐーんと露出が増えるNEWS。

あの4人のルックスとパフォーマンスに加え、知性ある会話と常識的な態度。今までジャニーズに偏見を抱いていた人こそ魅了されちゃうじゃないかな。アラサーという年齢もちょうどいい。

そんなNEWSの仲の良さがぎゅぎゅっと凝縮してるのがこのラジオで、中でもこやしげ回はなんとも言えない平和な空気が漂ってるので、ファンでない方も一度聴いてみてください。(ちなみに、4人全員集合の回はうるさすぎてハードル高め。「4人でラジオ嬉しいーー!」ってテンション、オタよりご本人たちの方が高いww)

 

繰り返しますが、コミュニケーション能力を学ぶのにもちょうどいい見本です。

友だちや家族ともっと親密に会話をしたくなります。

気持ちがささくれだった時にもこやしげ回を聴くとふわぁぁ~って力抜けて自然と笑みがこぼれます。ま、私はNEWSの事考えてる時はいつでも顔ニヤニヤ笑ってますけどね!えへ。

 ではまた!札幌にいらっしゃる皆さまお気をつけ下さいませ~。

 

 

KちゃんNEWS 2016年3月22日 NEWS小山慶一郎×加藤シゲアキ - YouTube

*1:2015年8月25日放送 KちゃんNEWS。 叱られてる間、横にいたシゲはなんとコックリコックリ寝てて小山驚愕。

*2:2015年3月10日放送 KちゃんNEWS

*3:2015年7月7日放送 KちゃんNEWS