【ショタコンじゃないよ】少年のボーカルが印象的なジャニーズの名曲7選

NHKアニメ「忍たま乱太郎」のオープニングとエンディングの曲が変わりましたね。

SexyZoneが歌う『100%勇気』も『待ったなんてなし』も名曲だったのですが、今回歌うのはその名も....

発表します! 「ジュニア Boys」!!

 

ボーイを重ねて若さを強調。どんだけ~ 

『100%勇気』のヘイ!ヘイ!って掛け声がめっちゃ若い~

 

そう、ジャニーズのお家芸といえば、歌って踊れる少年たち。

しかも、ものすごぉ~く若い少年たち。

過去に、他事務所でも同様の低年齢グループはいましたが、ジャニーズ事務所の圧倒的な力(政治力含め)と社長のキャラもあり、「まだ年端もいかない可愛い男の子が歌い踊るエンタメ」イコール、ジャニーズという認識は世間に広まってることと思います。

 

本日は、ショタコンと呼ばれるリスクをおかしつつ、懐かしめの「少年のボーカルが印象的なジャニーズの曲」を集めてみました。

なるべくならCDで聴くことのできる曲を紹介したいのですが、なにせ未音源が多く、中にはCDで聴けないものもあります。あぁ勿体ない。

 

1.Secret Agent Man (2000年)作詞:松井五郎 /作曲:Philip Sloan他

Secret Agentというグループ名を冠してますが、実際は当時16歳の錦戸亮さんのほぼソロ曲。

1960年代のアメリカンポップスのカバー。ですのでものすごく「ジャクソン5」感が強い。マイケルばりの歌唱力で歌い踊る、昔日の亮ちゃん。ルックスも歌も完璧。

動画サイトで当時の錦戸さんの姿を見れますが、16歳にしては幼く声も高いです。(錦戸さんは声変わりが遅く、背が伸び出すのも遅かった)しかし当時からやんちゃだったであろう錦戸さんの内面の成熟さにそぐわないこどもの外見がちぐはぐで、何とも言えない色気を醸し出してます。錦戸さんのっぺりした胸に小学校の身体測定を思い出し、聴診器を当ててみたくなります。

https://www.youtube.com/watch?v=scHVrEZzX2A

 

て、大丈夫かな....この記事。

一曲目からこのテンション、ヤバい予感しかしない。

ただ曲とパフォーマンスの良さを訴えたいだけなんですけど....ほんとに。

 

 

2.STAR LIGHT(1987年)  作詞作曲:飛鳥涼 歌:光GENJI

名曲中の名曲。もしジャニーズで一曲だけ選べと言われたら、私はこの曲を選ぶかも。

中盤のジャカジャカジャカという、ローラスケートで踊ってる姿を想像できる間奏のあとに、挟みこまれる山本淳一くんの不安定な甘いボイスのソロ。そして「むねにすーんでるきーみのーこーとー」と、 (うわっ!まだとんでもない子どもがいるぞっ!)と世間を仰天させた当時14歳の赤坂晃くんのスーパーハイトーンボイス。まさに天界から聞こえる天使の歌声、これ聴くだけでもアルバム一枚買う価値アリ。特にアルバムバージョンは輪唱(っていう?正しい名称ではないかも)が入ってて素晴らしい。

クラスの男子が「あいつらFREEDOMって英単語の意味も知らねーだろ」と光GENJIに毒づいた思い出がよみがえる。

光GENJIの不安定な歌唱は「パラダイス銀河」ぐらいまで楽しめます。歌唱が安定しだしたころから人気が落ち出してしまったのが皮肉。

 

 

3.出逢い(1989年) 作詞作曲:大江千里/編曲:佐藤準 歌:光GENJI

 中学の音楽のクラス(合唱部ではなく通常の音楽の教室)を彷彿とさせる歌唱。ユニゾンなのに音程がまちまちに聞こえるー。

歌が上手じゃない子が歌うバラードってなんでこんなにリアルなんでしょう。

歌詞も最高で、幼なじみの男の子と堤防に座って海に沈む夕日を眺める、、そんな昭和の「りぼん」や「なかよし」の世界に浸れます。そんな中学時代は味わってないですけど、架空の初恋を思い出して泣ける。

これもたどたどしい輪唱が入ってます。歌詞割が確認できないですが、みんな声が不安げなのがイイ。光GENJIの初期の歌はどれも『失われた少年』感がすごくて聴いてるとなぜか泣きたくなる。ピアノの旋律も美しい。こちらの曲は「光GENJI ALL Songs Request」というベスト盤にも収録されており、今でも入手可能。

 

 

4.ジェットコースター・ロマンス(1998年)作詞:松本隆/作曲:山下達郎/編曲:船山基紀  歌:KinKi KIds

ピーピッピピピッピーーー!!

始めてこの曲を聴いてから20年ほどの月日が流れても、時々このホイッスルが聴きたくなります。

この時のKinKiのお二人は十代ですが、声変わりもしてるし歌もしっかりしてて子どもぽさは感じられません。

それでも、この曲を推したい理由は、楽曲の能天気さとKinKiの2人が持つ暗さがなじまなすぎて、そこが逆にイイってことです。特に剛さんの歌唱力。小慣れた感じの歌いまわしにベテランの子役感がして、実年齢よりはるかに高い精神年齢を感じてゾクゾクします。

話変わりますが、山下達郎が編曲も担当してたらホイッスルはじまりのイントロは絶対ありえなかったと思うので、船山先生を指名した事務所はグッジョブ!!

あー また誰かホイトロ(ホイッスル・イントロの略)の曲作ってくんないかな~。

 

 

5.Ultra Music Power(2007年) 作詞:MIS/作曲:馬飼野康二 歌:Hey! Say! JUMP

ジャニーズらしい、なんとなーく世界について大きく歌ってみました~って曲。

ジェイ 「ジャニーズ!」 ユー 「ウルトラ!」 エム「ミュージック!」 ピー「パワー!」

ジェイ 「ジョイン トウギャザー!」 ユー 「ユニバース!」 エム「ミュージック!」 ピー「アンドピース!」

と叫ぶ出だしがこの曲の全てですが、時折はさみ込まれる声変わり前の知念さんの声に「私は今ジャニーズのデビュー曲を聴いている...」としみじみさせられます。

グループに声高い子いると使いたくなりますよね。例:NEWSのデビュー曲の森内くんa.k.aワンオクタカ。

それにしてもこの曲の歌詞のスケール大きそうで実は何も言ってない感じはすごい「蒼い蒼い地球の為 そう皆の為 大きな奇跡起こせるさ いまこそ僕ら立ち上がろう その愛で 未来を J.U.M.P. ジャンプ!」JUMPって歌詞が最後にあればオールオッケー感。地球と世界平和と少年の親和性の高さよ。

ジャニーズのデビュー曲を作詞する遊びは楽しいのでおススメです!

ジャニーズのデビュー曲の作詞をするという遊びを紹介します。 - ゆずこんぶおいしい

 

 

 

6.CAN DO!  CAN GO! (1998年)作詞:山田ひろし/作曲:川上明彦/編曲:上野圭市 

なんといっても、この動画見てください~(泣)

ジャニーズJr.黄金期をよく知る方ならご存知の「うきゃんどぅ!うきゃんご!」

もともとはV6の曲ですが、あのころのジュニアの代表曲のイメージがあります。

ハワイで楽しそうに踊る若き日の面々、見ているだけで懐かしい気持ちが蘇ります....って、私この頃のジャニーズの事ほとんど知らないんですけどね。そんな私でも、切ない気持ちになります。

なぜなら、彼らがそれぞれ思い描いていた輝く未来、それが叶った人もいれば夢破れた人もいるという現実。それでもこのハワイで踊る少年たちの一瞬は確かに存在したということ。そのことが儚く美しい。

 

 

7. 十代中頃までの薮宏太くんの歌う曲全て。

私が持ってるのはKAT-TUNとNEWSで行ったサマリーのDVDだけですが、当時の藪君を見れるだけでこのDVDを今更購入する価値があります。ルックスも歌も、声変わり前のジャニーズジュニアの究極形。藪君は現在のジャニーズを語るなら通れない道かと。

 

 

ここまで私、つらつら書いてきましたけど、実際小学生くらいのこどもジュニアが裸にジャケット着てバーッと出てくるの、見てはいけないもの見た気がして苦手だったんです。

それがジャニーズというものなんだろうけど、やっぱり自我も芽生えてないような子どもを勘違いさせて、使い捨てにしている印象がどうもぬぐえなくて。

 

錦戸さんも、今でも活躍してるから幼き日の姿を楽しめますが、もし彼がアイドルにつまずいてたら楽しい気持ちでSecret Agent Man聴けなかったな。錦戸亮さんについては、顔が私の超タイプってこと以外に、ジャニーズWEBで見る人柄になんかグッとくるものがあるのでそのうちゆっくり考えたいです。

 

楽曲は好きだし、一生懸命なパフォーマンスはいつも心揺さぶられるんですけどね。

好きだけど苦手、そういうアンビバレントな感情を抱かせるんですよね、ジャニーズって。

 

昔より裸ジャケットやを児童を働かせることに社会的な視線も厳しいと思うので、このジャニーズのお家芸「年端もいかない少年の歌」をTVでみる機会も減ってきてる気がします。と思ってたら、いやいやMステやBSの少年倶楽部でちゃんと伝統芸受け継がれ披露されてるじゃないですか!良かった良かった。少年愛はしぶとく残るぜ。

 

しかもジャニオタになって毎週少年倶楽部きちんと視聴してると、響くんですよねー少年の歌が。

この記事、一応タイトルに「ショタコンじゃないよ」って付けてみたけど、逆効果かなと思ったり。

 

以上です!