世の中に存在しない音を聴くという行為。

恋にははじまりがあり、そして終わりがある

 

 

え、、、そうなの、、、?

やだよーーーー

消えないでーー

 

朗読「恋を知らない君へ」が咀嚼できない、何回聴いても。嗚呼、ダイレクトに耳に伝わるNEWS四人の声。

 

シゲの朗読には国語の教科書と木造校舎(設定は戦前)が見えたし、手越さんの優しく語り掛ける声からこちらをのぞき込んで「ねっ。」っていう顔が見えたし。

でも中でもリアル過ぎて、もうどうしていいやら、なのは

ああ、、という小山さんの震える声と、まっすーのどこかふてくされたような声。

「たかひさ、、、」傷つけてしまったまっすーにどう言っていいか分からず、はじめて貴久と下の名前で呼んでみました........

 

こんなにCDの発売を楽しみにしたのは小学生の時以来、いや、生まれて初めてかも。

タワレコのレジのお姉さんに異常なまでに愛想よくする自分がいました。「こちらが特典のストリーミング配信のカードです」的なことを言われハガキ状の紙を見せられた時の私、きっと、おあずけを食らった犬のように尻尾をぶんぶん舌をハアハアしてたことでしょう。

 

焦り過ぎて応募IDのナンバー入れるの何回も間違ったぜ!

 

人の声、しかも好きな人の声ってなによりの癒しになることとに気付きました。好きな子の声が入った留守電メッセージ、全然消せなかったもんな~

NEWSのファンじゃなくてもおすすめですよ!日本語の発話の美しさと日本の夏の叙情を感じます。

 

朗読で立ち止まり過ぎて、CD本体に行き付くのに時間かかる。CDに入ってるカラオケを最後まで聴いたの生まれてはじめてかも。というくらい「恋を知らない君へ」のカラオケが良かったです。

音楽的になんと言うのか知りませんが、音がだんだんと厚みを増していく感じたまりません。

素晴らしい曲が4曲入って1188円!安い!!

 

正直、NEWS好きになるまではCDなんてここ10年は買ってなかったんですね。

もう既にいい曲世の中に沢山あるじゃないですか。この歳まで生きてると、自分の中での鉄板名曲リストもあって、もはや新しい曲を必要としなかったし、それに音楽全体としても新しい手は出し尽くして、今後は焼き増し&サンプリングの世界になっていくんだろうな。と思ってたんです。恐ろしい位安くCDレンタル&ダウンロードできますし。

でも、この、「新曲」といういまだかつて世の中に存在しない音を聴く、という行為には何物にも代えがたい興奮がありますね!

小学生の頃、レコード店で親に買ってもらった新譜、家に帰って息をとめてレコード盤に針を落として最初の音が流れた時のなんとも言えない高揚感。中学生になって、はじめてCDプレイヤーを買ってもらったとき、ボタン押すとシュルシュルシュルーとCDが音を立てて回転し、独特の匂いとクリアな音に「未来!」を感じた感動。その時の気持ちを、CD「恋を知らない君へ」をパソコンに取り込んだ時に思い出しました。

 

恋してると感受性が繊細になりますね。

NEWSから、はじめての感動と昔の思い出をたくさんもらってるな~

ついでに、「恋を知らない君へ」を聴いて、昔の恋もありありと思い出しました。一緒にいたはずの当時の彼がいつの間にかシゲの顔になってるのはご愛敬。笑 そんでもって、シゲと過ごす夏の日の妄想も止まんねぇ~

 

CD売れない世の中、確かにそれは現代においては自然な流れでしょうけど、新しい音楽に感動する柔軟な心は忘れたくないなって思いました。音楽家に対する敬意も忘れたくないな。どういうまとめだ。

さて、今夜もリピート&リピートしまーす。音で立ち止まり過ぎてまだ映像(MV)に行き付いてない!