ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

いまさらながら映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』を見たので感想。

エロキュンムービーって何?

 

まさか、映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」を観ることになるとは思いませんでしたが、最近セクゾの「Make My Day」が私の中でヘビロテ中で、それならば!と思い切って新作レンタルしてきました。エロビデオ見る男子みたいに、家族の目を盗んでコソコソ再生。

 

私、ドS男子って苦手なんです。まず、男性に「お前」って言われるの昔からすっごい嫌で。「お前はダメだなぁ」とか「お前は俺のだから」(←まずこんなこと言う男に会ったことないが)とか言われると、たとえ愛情表現でも(はぁぁぁ???怒)ってなります。なので、なぜ今ドS男子がもてはやされてるのか理解できず、たとえそれがケンティー主演であろうとも揚げ足とってやるつもりでいたんです。

 

なので、悪魔級ドS男子の黒崎君がでてきて、早速「お前は俺の奴隷だ!」と言うところで主人公のゆうちゃんと一緒に「えーーー!?」って声出ちゃいました。どうしたどうした、話の内容が全然分からん、と思ったら、これ、テレビのドラマ版があるんですね。そして、健人君と岸君が出演してることしか情報得てなかったので、はじまって8分くらい、白王子を岸君だと思ってて、(岸君こんな顔だっけ?ずいぶんキャラ変えてきたな~)と私の中の岸君像と照合する作業してました。

 

俺様男子嫌いと言ったものの、見てる間中、へへへ....へへへ....って笑いがとまりません。これ、映画館で見たらどんな雰囲気だったんですかね?へへへ....へへへ....ふふふふ....って場内は温かい空気に包まれてたんでしょうか。だって、黒崎君風呂入る時、腰に巻いたタオル下げ過ぎ!「WHITE」でロメオ歌う小山慶一郎さんぐらい下腹部出してましたよ!(分かりにくい例え)

 

ストーリーはなく、胸キュン場面を繋ぎ合わせることに注力を注ぐ製作サイドの姿勢はいっそ清々しいほど。と、言いつつ、すいません、停電で暗くなってみんなが出ていって二人きりになった時、分かってはいましたが覆いかぶさってくる黒ちゃんにドキドキしてしまいました。あとピアノ弾くとき覆いかぶさってくる黒ちゃんも。そうか~、後ろからっていうのは万人向けのシチュエーションなんですね。しかしながら、耳舐めを多用してくる黒崎君に、彼の押さえられない性癖を感じ、あークールぶってるけど普通の男の子よね~はいはい、耳責めねー、となんか微笑ましかった。

 

胸キュン場面は男女間にとどまらず、映画終盤、どっちがゆうちゃんと付き合うのか決める場面。「つまんねぇこと言ってんじゃねぇ!」と、突然怒鳴る黒崎君と白河君の顔の距離が推定5センチに近付いたとき、「え!このままキス?やっぱりBL展開?!」と思いましたが一切キスになだれ込むこともなく。しかし、その後体育館の床に倒れ込んで男同士の床ドンシーンが挿入され、2人ともハアハア言ってるし、またもや唇がくっつきそうな距離だし、このカット絶対狙ってるでしょ。

 

女性を共有することで内なる同性愛をも共有した黒君と白君(たぶん)。ここで、この映画初で黒崎君が笑って、健人君の前歯が見えます。ほらー、やっぱりゆうちゃんと居る時より楽しそうじゃん。

 

最後まで「お前は俺のものだ。いや、俺の女だ。」という黒君に(はぁぁぁ~?)と思ったけど、ゆうちゃんの笑顔ですべて帳消し。とにかくゆうちゃんが可愛いので一時間半ゆうちゃんを見ているだけで楽しい。ラストはほっこりしました。

 

健人君の制服のズボンが太くて(ケンティーの足が細いせいか?)髪型や口調もあいまって、健人君の周囲にだけ70年代のバンカラ青春映画が漂ってた。正直、この黒崎君という役、中島健人君以外がやったらけっこうキッツイと思うんですけど、健人君よく頑張った!「地獄の底からやってきたぜ~」的な中二病入ったセリフ回しと、「チッ」という舌打ちで1時間半よくやり切った!そこに感動を覚えた!

 

小松菜奈ちゃんも健人君も、どこか浮世離れした雰囲気で、漫画原作にピッタリだったのではないでしょうか。演者の魅力で押し切った感あります。

 

なんだかんだ言って面白かったな~

そして岸君がとてもいい。岸君が様子のおかしいゆうちゃんに「どした?」というセリフが優し気で良かった。梶君と役名付いてるけど、ほぼ岸君と同一人物として見てました。

 

映画的価値はともかく、アイドル主演の「エロキュンムービー 」としては良くできてるのでは。エロキュンムービーってカテゴリーが他に存在するか不明ですが。

私、映画館行って、これ系の「僕は今日君に恋して昨日の君とデートして恋空に僕らはいた」的な映画の予告編流れるたびに「福士蒼汰くん(でも、若手俳優なら誰でも)をもっとまともな映画に出してやってくれよ~!」と思うのですが、今回の黒崎くん視聴時には「ケンティーをもっと(以下略」とは思いませんでした。実際のケンティーは全然オラオラじゃない方と思うのですが、うまくパプリックイメージを利用して、中島健人像のバリエーションを作り出すことに成功してると思いました。私の好みはもっと明るく可愛い健人君ですが、黒健人もなかなか良かったです。

 

なんかコレ系映画、癖になってくるかも。色々見てみるとまた発見があるかもしれませんね。1時間半難しいこと一切考えず楽しめるのがイイ。ちょっと発掘してみたい気もします。NEWS担としては、手越さんが2010年に出演した、「誰かが私にキスをした」という映画がなかなか凄そうな気がします。

 

Make My Dayにはやっぱりあがりました!

例のごとく空耳してた私は「白と黒のトーチ」と聴こえ、はじめ人間ギャートルズ』みたいな恰好した健人君が火の付いたたいまつをグルグル回しながらギラギラした瞳でこっちに向かってくるアップを思い浮かべていたのですが、この映画観て「白と黒のどっち?」だと気付き、同様に「苦労を選ぶんだろう、それは大人の色さ」だと思ってのが、当たり前に「黒を選ぶんだろう」だと分かり、うわぁぁぁ~ってちょっと自分が恥ずかしくなると同時に作詞の三浦徳子先生の天才ぶりにまたも脱帽した次第です。

 

またもや何の役にも立たない文章を書いてしまった。

でも、いまさらながら結構おススメです!未見の方もよかったら是非!