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ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

SMAPが示した『道しるべ』とは。

1週間ばかり海外旅行に行ってました。インターネットも繋がず情報アップデートせずにいると、このままNEWSから離れていくような、、、しかしホテルのTVから流れるNHKの歌謡番組にシゲに似てると噂の若手演歌歌手が登場し、彼の姿にシゲの面影を探してしまいました。確かにパーツが似てるな....

 

帰りの飛行機で隣り合わせになったアメリカ人のおじさんとつたない英語でコミュニケーションをとりながら思いました。もし、この飛行機が墜落したら、私はこのおじさんと一緒に死ぬんだなぁ、と。

 

そして、アイドルグループのメンバーの一蓮托生さに思いを馳せました。同じ車で同じ飛行機で、あちこちの土地を廻ってコンサートして。大人の意思で集められたに過ぎない彼らが、経年による変化や人気の浮き沈みを分かち合って。

 

飛行機の中で私が思い浮かべてたのはSMAPです。年末のスマスマ最終回の最後、名残惜しそうにその場を離れるキムタクの姿がまだ消化できない。キムタクのそういう点がわざとらしいと感じる人はいるだろうけど、彼はああして、歌や演技に自分なりのアレンジを付け加えることでスターになってきた人なので、私は最後までキムタクらしいな、と思うと同時に、誰よりアイドルの殻を破りたがってたように見えたキムタクが、実はとてもアイドルでい続けたいと願ってるように見えて、ちょっと動揺しました。そして、何がショックだったって、あの五人の間で修復できないほどの不仲が生まれた(らしい)という事だと思うのですが、有名な小学生慎吾ちゃんの連絡係録音テープや、昔々に木村くんからもらったというボロボロになった財布のエピソードなんか思い出すと、まだ信じられないような、どうしてこうなったんだろうなんて思います。

 

話変わりますが、若かりし私がジャニーズにいまいちのめり込めなかったのは、デビュー時がピークの人気で、その後一年ぐらいはその熱でなんとか勢いを保てるけど、遅くとも3年ぐらいで人気が失速、そして楽曲もつまらないものになっていく、と同時に後輩グループの売り出し、というサイクルがこどもの目にも明らかで、そういうとこが乗れないな~と思ってたのでした。マッチも少年隊も、ある時期を境にルックスや楽曲が大人ぽくシフトチェンジして、私は「全然似合ってないのに、、、」と不満に思ってました。

 

ジャニーズだけでなく、多くのアイドルたちがその(2、3年ぐらいパーっと売ったらアイドル卒業)方式をとってましたが、その図式を破ってくれたのがSMAPなんだと思ったのです。いい年して、bang! bang!バカンスみたいな曲を痛々しくならずリリースできるってすごいな~って思いました。アイドルが(本人にとってもファンにとっても)若き日の一過性でなくなったのは、SMAPの存在ありきで間違いないと思います。

 

アイドルだって彼女つくるし、失敗するし、カッコ悪かったりするし、「ぶっちゃけ」る姿をさらして、アイドル人間宣言を地でいってたSMAP。ぶっちゃけが一回りしてメンバーみんながアラフォーになるころは、SMAPドリフターズみたいなグループになるんだと思ってました。たまにアホみたいな曲を出し、大晦日には「世界にひとつだけの花」を紅白で歌い続けるような。

 

解散に関する一連の報道でおもしろかったのが、オヤジ系週刊誌が「いち会社員であるはずの彼らが、会社のトップ(ジャニーさん)直々の要望を無視するのは、大人にあるまじき行為ではないか?」と、あたかもSMAPゆとり世代のサラリーマンかと見立てたような論調で、よっ!団塊の世代っ!と紙面にヤジを飛ばしたくなりました。オヤジというかオバサンに片足突っ込んだ私も、そのオヤジ週刊誌の言い分分からなくもないけど、スマスマ最終回見て考え変わりました。

 

アイドルでいることをぶっちゃけてきた彼ら、アイドルだって人間だし感情があるということ、そこは最後まで首尾一貫してたなぁ、と。みっともなくても、あがいても、リアルを見せ続けてくれたなぁ、って。先駆者らしく、不器用に終わっていくんだな、と。

 

キスマイの二階堂くんが、昨年発売したアルバム収録曲『Re』の製作ドキュメンタリーの中で、メンバーのことを「例えるなら恋人かな。大好きな時もあれば、大嫌いな時もある。でも離れられない。」って言ってたのが頭の中から離れなくて、SMAPのこと考えるたびにこのフレーズが頭に浮かんできます。

 

恋人なら復縁もあり得るし、復縁せずとも時間が立てば笑顔で再会できるよね。

 

そんなことを思いながら帰宅したら、ちょうどMステ2時間スペシャルがやってました。

舞祭組の新曲「道しるべ」、ダンスも歌唱力もセリフも、我が家のリビングに激震がはしりました。横尾さんのソロパートでは、夫が思わず「光一君だって音痴克服できたんだから、君も頑張れ!!」と声をかけてました。夫と子どもは笑って見てましたが、最後のサビ中で「笑われても大丈夫 泥臭く生きるよ」と歌う舞祭組の4人に私は内心静かに感動してました。この歌詞を自分たちで書いて、シングルとして発売する思い。確かに稚拙なところはあるけど、想いに溢れたいい歌詞だし、不器用で歌も上手じゃないけど、そのパフォーマンスはなにか心に訴えかけるものがありました。ジャニーズを愛する者として、世間で彼らがなんと言われようが擁護してあげたい!という気持ちにまたなったのでした。

 

あれだけタレントに愛されてるジャニーさんがこれからのSMAPについて、『僕は絶対、永遠にバックアップしていくつもり』という*1ならそれは真実なのでしょう。あっくんもジャニwebでスマスマ最終回を3日に分けて全部観た、と言い(あっくんのこういうところがとても好き)、俺にとって今も昔も何も変わらない仲間だからと言ってました。あっくんは年末に光genjiのメンバーたちと忘年会をして昔話で盛り上がったらしく、そんなあっくんが年末のカウントダウンで金色のジャケットを着てセンターでローラースケートで踊る姿を見てジーンと来てました。あのあっくんが大晦日の東京ドームでセンターで踊ってる....!ほんと、人生何が正解で不正解かなんて5年10年のスパンでは分からないものです。20年30年たって意味が分かることもあるなぁ、と思いつつ、トランプ大統領の就任演説を観てます。

 

ではまた!