じゃあ、ここ以外にどんな場所があるんだろう?

なんだか悲しくって気持ちがさまよってます。

TOKIOのファンってわけでもないのに、なぜこんなに気持ちが落ち込むんだろう?

 

今朝ビビットみたら相変わらず太一君が悲痛な顔で立っていて、ジャニーさんが書いた謝罪文を紹介されて太一君が泣き出すのを見て仕事に出かけました。

この件、すごく世間の興味を引くみたいで、私の夫も私と同じように情報を追い、「ジャニオタ的にはどう思う?」と朝からディスカッションを仕掛けてきます↓

 

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<先週金曜日ビビットのシゲのコメントをきいて>

「シゲ、率直ないいコメントだと思うよ。でもさー、こういう場でシゲが『太一君が、』って『くん』っていうの言うのきくとちょっとプププってなるよね。ジャニーズは相撲部屋みたいだよね。ジャニーズでしか通用しない常識や論理を外に持ち込みすぎだよ。人気があるから、世間も当然のようにそれを受け入れてるけど、俺から見るとジャニーズのそういうとこ、異常だよ。」

 

<中丸君のコメントをきいて>

「グループがあることで利益を得てきたのだから不利益は知らないじゃ済まない、なるほどね。中丸君は賢いし、確かにそうだけど、プライベートでの事でしょ?ここまで連帯責任を負う必要ある?なんでそんなに国分君たちが責任感じる必要が?」

 

<ジャニーさんの謝罪コメントをみて>

「ジャニーさん死んだらジャニーズ終わるな。ジャニーさんの求心力が無かったらバラバラになるでしょ、これ。」

 

<ジャニーさんの謝罪コメントをきいて泣き出す太一君を見て>

「結局ジャニーさんなんだよ。SMAPもジャニーさんに謝るとか言ってたでしょ。ジャニーさんにこれを言わせてしまった、って泣くメンタルがジャニーズ」

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 反論しようと思っても私の口からは、「この場で『国分さん』とか言い出すシゲ逆に嫌でしょ」「この人たちにとってはグループとはそういうものなんでしょう」「弱体化するのはまちがいないね....」「私には分かるな、太一君の気持ち...」と弱弱しい言葉しかでてきませんでした。

 

私は見ていないのですが、壇蜜さんが「ああいう風に追いつめないと本当の気持ちが言えないのではないか」と、『戻る場所があるならTOKIOに戻りたい』と胸中を語って批判された山口君の言葉についてコメントをしたのが好印象だったと、夫は話していました。

 

この山口君の言葉かなり取り上げられて「甘えの象徴」みたいに言われてますが、

じゃあ、山口君はTOKIO以外にどんな場所があるっていうんだろう?

って私思ってしまうんですよね。

 

Wikipediaによると、TOKIOは1989年に結成され、1992年頃に最年少の長瀬君(当時13,4歳)が加入して、1994年にCDデビューしてます。

1994年.....遠い昔です、私にとって。

1994年のメンタリティーは私の中にもうほとんど残ってないけど、TOKIOたちは今でも「LOVE YOU ONLY」を元気に歌っている。それは素晴らしいことでもあるけど、彼らだって私と同じように年は取っていってるはずなのに。

 

やっぱり老けたなぁ、、って沈痛な面持ちの彼らを見て思いました。太一君、こんなに皺が出てたのね、とか、リーダーが怒ると政治家みたいだな、こんな怖くて渋い魅力があったんだなアウトレイジに出演してほしいな、とかも思いました。TOKIOも普通の40代の人間なんだな、って感じました。

 

私は彼らと同世代なので、彼らがジャニーズに入ったころの雰囲気も覚えてるし、今のジャニーズの子みたいに「アイドルになりたい!」って覚悟を持って入所したわけでなく、なんとなーく足を踏み入れた、顔がかわいいだけの少年たちが、芸能界で幾多の経験をへて、一般人に比べたら驚異的に若くてもちゃんと中年の男性の顔になっていることにしみじみしました。

 

ところで、このブログの最初の記事は、SMAPの解散についてで、それはSMAPは永遠に続くと思ってた私がびっくりしつつ、逆風に晒されるジャニーズタレント(と事務所)をかばいたくってブログをはじめたのでした。

 

yuzukonbu.hatenablog.com

 

その時から、ジャニーズアイドルの年の取り方についてはいつもどこかで考えてるのですが、どうも、グループで長くアイドルを続けることがなにかしらのひずみを生むような気がしてならない。こんなこと言うのも申し訳ないですが、そのひずみがおそらく(一番弱いところのあった)山口君に現れてしまったような気がする。

 

事件があってすぐのビビットで太一君が「TOKIOという存在が山口をこうさせてしまったのかもしれない」ということを言ってました。とても痛々しいけど太一君の実感がこもってました。

 

その太一君の言葉の真意はわからないけど、ジャニーズグループのメンバー同士って相互監視みたいなところがあるなぁって思います。メンバーは運命共同体だからって、おそらく事務所に言われるまでもなくそれを感じ取ってる彼らの特殊な距離感を、私たちは「尊い」と思っているけど、そんな生やさしいことではないのかもなぁ。

そうして長年同じ方向を見てがんばって、信頼関係を築き仕事も順調で、相互監視しなくても話をしなくても分り合ってると思ったころには、成長や加齢による自我の変化があって、それはメンバーにはどうにもできないものなのかもしれない。4月になって相次いだ変化についてそんなことを思いました。

 

 

そして、なんか、すごい月並みで古臭い言い分かもしれないけど、やっぱりアイドルも普通に誰かとお付き合いして結婚して家庭を持ったりしてほしい。ファンやメンバー以外の支えを持っててほしい。

手越君がこないだのコンサートの挨拶で「俺たちジャニーズタレントは家族、友達、ファンがいなかったら何も残りません。深い意味はないけど」と言ったり(いやあるだろう)、小山さんがJwebで俺の家には猫と自分しかいないよ、とわざわざ言ったりする(同棲してるって噂があったのかな)のを見聞きすると、心がぎゅっとします。そんな悲しいこと言わないで。好きな人に囲まれて幸せになってよーーーー。ファンに生涯を捧げないで。「NEWSに恋して」みたいな恋しててよー!って。

 

 

こういうふうに考えるの、山口君の一件からはすこしそれるかもだけど、私の中では繋がってるんです。

犯罪起こすような環境に自分を追い込まないでほしい。人に勇気や幸せをあげられる仕事なんだから、自分も幸せにしてほしい。

人を幸せにしてる人たちが幸せじゃないなら、アイドルのファンでいるのなんて辛いことになってしまう。

 

 

あー、だめだ。暗くなってしまう。

次はアホみたいな妄想記事を書こう。

 

NEWS恋楽しみながら、でも実際の慶ちゃんがこんな恋してたらみんなまた怒るんでしょ?とか考えてしまうと萎えるんですよねー。いかんいかん。

はー、はやくTOKIOの笑った顔が見たいよ。