笑いと感動の完全ドキュメント 「1曲NEW魂!!!!」の感想

NEWSが険しい山を登って山頂で「生きろ」を歌う、前代未聞のバラエティードキュメンタリー音楽番組(12/20放送 フジテレビ)『1曲NEW魂!!!!』の感想です。

 

面白かった~!

まず起承転結がはっきりしててすごく見やすかった!

起:仕事の現場に個別訪問。番組の内容をサラッと伝える。

承:登山開始。まっすーが苦戦。

転:まっすー登頂断念し下山。しかし別の目的地をディレクターが示す。夜の場面。

結:翌日四人で登頂成功。断崖絶壁で「生きろ」歌唱。

 

時間の経過としては1日半の出来事をぐっと濃縮してまとめてるんですが、端々に語られない背景を感じて1時間の放送時間以上の取れ高がありました。萌えの。私なりにコンパクトにまとめます。

 

 

妙義の増田さん

たびたび「葉山の貴」とか言ってるけど増田さんを茶化してるわけじゃなくって、ほんとに増田さんって興味深い人なんです。

登山開始前、耳あてにボアついた帽子かぶってくる増田さんからは、「生息地:都心のセレクトショップ、またはジャニーズ事務所社食」の心意気を感じました。しかしその可愛い帽子もすぐ脱ぐことになりタオルにヘルメット姿に。

「見たこと無い岩場を登るのがツラい」と早々に弱音を漏らす増田さん。最初の休憩の時に渡された水筒の中身に鼻を近づけてクンクン....クンクン....クン....と匂いを嗅ぐ増田さん(警戒心が強い)。液体の匂いを嗅いで「ドーナツ?」とボケるわけでもなく言う増田さん(正解はシナモンティー)。休憩でワイワイしてる3人をしりめにもう既に一歩引いてる増田さん。

自分の頭で理解して納得しないと行動できないタイプなんですよ。言われたことを理解するのに時間がかかる人っていますよね、頭の回路に取り込もうとするから。

まっすー、ダンスのフリを覚えるのは人より時間かかるけど一度覚えたら忘れないって言ってたもん。

 

登る理由や技術や工程を頭で理解する前に登り始めたまっすーが、完全に弱気になってる姿がまぁ良かったです。いつもオラオラなまっすーが見せる意外性。

「もうちょっとゆっくり行って下さい」「離さないで」「無理かもほんと」「ほんとごめん」「ごめん無理」「こんな足震えたことないよ俺」「無理だ....」

と、思いきや、頑張れー!と声をかけるディレクターに「がんばってねとか言わないで。(指示が)きこえないから。」と冷静に言うところに、強気と弱気が交じり合いグッときました。

 

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 この「負けました。心も10回くらい折れた。」って言ってる時の増田さんの上目使いと、日の光があたってキラキラしてるまつ毛にやられました(増田さんのまつ毛の長さは6ミリ。あまり知られていませんが、密度の濃いぎっしりまつ毛が特徴的です。美的1月号より。)

 

 

 慶ちゃんの優しさ

そんな「妙義の増田」に寄り添うように一緒にいるのが小山さん。

下からスタッフが声をかけるのを聴き取れず「え?何?」(必死で人の声が聴こえない、ちょっとパニックな感じ)と聞き返す増田さんに「がんばれ、だって」と伝える小山さん。がんばれーと言うスタッフに「ちょっと、うるさいよ!」と自分を悪い感じにしてまっすーを助けようとする小山さん。1日目終わって夜の場面で初対面のディレクターに「小山さんはほんと優しい人」と言われて微妙な表情を浮かべる小山さん。企画を最初に説明される時に「小山さん向けの企画」と言われる小山さん。私服が可愛すぎる小山さん。(NEWSICALの時も思ったけど好きなセーターのブランドだけ教えて!)あとおでこ出してるのすごい好き!

 

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2人一組でバディを組むんですが、テゴシゲ/コヤマスって分け方。

一言で乱暴にいうと、中学受験を経験したエリート/たたき上げの苦労人。(小山さんは高校受験に失敗してジャニーズ入り。まっすーは4人の中でひとりだけ大学進学してない。)

飲み込みの早い弟二人が「あはは~コツ分かれば楽しい~あははは~」って先にすいすい行くあとを慎重なお兄さん二人が追う、みたいな。テゴシゲの二人が一緒にいると「塾の友だち」感がありますよね。

 

 

 てごちゃんの凄み

 手越君の体力と精神力に驚いた!

頭で理解する必要もなくどんどん体が動いていくタイプ。実践と理論を両立できるんでしょうね。

「怖いよ怖いよって言ってると余計怖くなる」と自己啓発的発言。ほんと一緒に働いてみたいアイドルナンバーワンは手越君だわ。てごちゃんすごい!って言ってたら画像撮るの忘れてた。

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1日目山頂にたどり着いた3人に「残念なお知らせが。増田さんが下山しました」とディレクターから伝えられてる場面。

顔を向けて「えっ」ってなってるコヤシゲに対して顔は反対を向いた手越君。赤いリュック越しに、テゴマスで長いことやってるまっすーとの絆と信頼を感じます。私事ですがこのリュック、わたしとお揃いです♡

 

 

シゲがシゲ

そしてねぇ、シゲがシゲだった~。発言箇条書きにしちゃう♡

  • 「タイミングやべぇじゃん」金田一の現場に突然現れたディレクターにシゲ。
  • 「増田さん大丈夫?」開始早々まっすーを気遣うシゲ。
  • 「ペースの乱れ方危ない」ペースを急にあげたまっすーに冷静な意見のシゲ。
  • 「(おっと)」岩場で足がふらつく手越を支えるシゲ。
  • 「結構楽しそう。怖さはないかな。」絶壁見ても好奇心旺盛なシゲ。
  • 「(ニコッ)笑」鎖を掴んでよいしょと登ってくる時にスタッフを見て(これはすごいね!)って感じでニカッと笑顔を見せるシゲ。
  • 「登山してるって感じ」俯瞰で見るシゲ。
  • 「これまっすー無理じゃねぇかな、マジで」やっぱり気になるシゲ。
  • 「どうしたまっすー。待ってたのに。」一人で下山したまっすーと再会するシゲ。普通のテンションで言うシゲ。(私も、飲み会に行けなくなった次の日に言われてみたい)
  • 「あはは!それは言った」加藤さんは朝から登山のことをブーブーと、といわれるシゲ。
  • 「みんな山好き?俺山登る人の気持ちが分かんない。」と文句言う初日の朝のシゲ。
  • 「登山って良かった!」とあっさり前言撤回する初日夜のシゲ。
  • 「優しいでしょ。怒んないし」小山さん優しいというディレクターの発言に当然でしょ顔のシゲ。
  • 「一回首グネってやってみて」優しい小山さんに手越をけしかけるシゲ。
  • 「え、ここで歌うの?」登頂してすぐにきくせっかちなシゲ。

シゲってワード数多い、かつ、パンチラインとツッコみがうまいから一時間の中に沢山シゲがあってホクホクしました。あと、前髪サラサラと自然光の中の肌感と下から上からの鼻の形とサングラスと、大変ありがたいショットがいっぱいで!取れ高、わ~い!

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この登頂し終わってディレクターから「ここで歌うのではなく..」と別の目的地を告げられてる時のシゲに日の光があたっているのが....アイドルと自然光の組み合わせはヤバい。(シゲのまつ毛の長さはなんと9ミリ)

 

 

山頂での「生きろ」

で、一日目はまっすーが断念して下山して、二日目に別のもっとフォトジェニックな裏妙義の「丁須の頭」を目指すことにした一行。

悔しくて一晩一睡もできなかった増田さん。(寝た方がいいと思うけど、国民宿舎の簡素な相部屋で、あの鼻筋の横顔で目をあけて布団の中でじっとしてる増田さん、多分月の光にお顔は照らされる、を想像すると非常に萌えあがる)

再び山頂を目指す4人にナレーションがかかります。

 

『増田も感じていた。仲間とは堅く結ばれたザイルのようなもの。絆というピッケルがあれば、どんなクレパスがあっても乗り越えられる....』

 

うまくまとめるなぁ!!ってシゲならツッコむでしょうね。

 

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で、すんごいところで「生きろ」を歌うんですが、NEWSもすんごいところにいるんですが、スタッフさんたちもすごいところにいるんですよ。

この番組への意欲を感じてグッときました。

もちろん画面に映るのは4人がメインなんですけど、番組内で度々スタッフがフレームインするので、この過酷で大変な撮影と企画を無事遂行できたスタッフの安堵と高揚を感じるぐらいにはスタッフさんに肩入れするようになってました。

 

明るく楽しく笑える感じでよかった~。

メンバーの発言の下にメンバーカラーで色を付けてくれるのもありがたかった~笑。

NEWSねぇ、ちょっと気の毒だよね。でも、彼ら良いですよね?伸びると思いますけどね。なんか極限で歌うのとかいいんじゃないですか?山とか....って企画会議であったかどうか知りませんけど、NEWSへの並々ならぬ期待を感じました。

 

グイグイ感じます。NEWSを使いたいって気持ちが!

待ってますよ~NEWSのレギュラー番組!

この記事の前のほうで言った、端々に語られない背景とは、15年やってきたメンバー同士の信頼とか、さりげない優しさとか、お仕事への積極的な姿勢とかです。まっすーの個性はじめ各々の個性も。

NEWSがいいってお分かりになって頂けたらうれしいです♡

今日もNEWSへの好きを更新♡

 

ではでは~!