ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

窓から世界を見て感じた気持ちを。

夜中に手紙書いたらダメって知ってるけど夜中にしか書けない文章ってのもあると思うから。

 

さっきまで映画見てました。ROMAって映画。Netflixで映画チェックしてるときにあったのは知ってたんだけど「白黒で2時間越えか~。保留!」にしてたんだけど今日(2/10)のラジオSORASHIGE BOOKでシゲが、言葉にならない、打ちのめされた、とにかく美しい、と絶賛してたのでラジオ終わって即観ました。

 

1970年のメキシコなんて私は知らないのに、映画見てる間、家の車寄せのタイルを歩く感覚や、中庭からの風や、階段の手すりの感触や、遠くから聴こえる街の喧騒や、夜の街のなま暖かい空気を確かに感じました。

 

五感で感じる映画だな~と。

 

映画の面白さって、映画の世界の中に入ることにもあると思うのだけど、自分のからだの中に映画の世界を通していくような、そんな感覚が味わえる映画はその時あまり意味が分からなくても何年たっても残ってて、そういう映画は「人生の思い出の一本」になります。

 

それって全く個人的な感覚で、誰かと分かち合えるものではないと思っていたんですけど、なんだかね、シゲを好きになってからはそういう気持ちも誰かと共有できるような気がするんです。

 

シゲは私にとっての「窓」だなぁと前から思ってて、私の体にある沢山の窓のひとつなんだけど、それは無くてはならない窓なんです。

 

今日のラジオで読まれたメールに対してシゲが、文学や音楽や映画や芸術、そういったものに接することで自分は助けられている、というようなことを言ってました。私にとってそれらは産まれたときから自然にそこにあるもので意識して摂取するようなものではなかったのに、シゲと出会ってから、確かにそういうものが私の人生を実際よりも何倍にも大きくさせるなと改めて気付きました。

 

俳優という職業の楽しさは、普通の人が一回きりの人生しか送れないのに対し、何人分もの人生を経験できることにあると、どこかで聴きました。既に何人にいるのかって位多岐に活躍を広げるシゲはその点でも俳優に向いているんだと思います。そして、俳優でも作家でもない私は、シゲの窓を通していろんな人の人生を経験できているような気がします。

 

それは、シゲ本人の人生だったり、シゲやNEWSを好きな人の人生だったり、私が(NEWSを1位にしたいがために複数)買ったCDを快く貰ってくれて自分が応援するグループのCDと交換してくれる友人だったり、シゲが居なかったら知ることもなかったであろう人々のことでもあり、過去の私自身の人生でもあります。

 

毎日忙しく暮らしてるとどんどん記憶も薄れてしまうけど、音楽や小説や映画や、そういったものが過去の時間を今に引き寄せてくれるんです。この映画を観ている間も、1970年代のメキシコに住む人たちを通して過去の私の人生に存在した色々な断片を繋いでいくような感覚を味わいました。そして私の人生は一回きりなのに、それ以上の時間を過ごしたような気がするんです。

 

「人はいつか死んでしまうもの」人生の折り返しにくるとそれを日々実感します。いつか死んでしまうならできるだけ今を楽しみたい。綺麗なものを沢山見て、人を好きになって、生きててよかったなぁって思える瞬間をちょっとずつ増やしていきたい。そして、そういう気持ちがあるとなんとなくいつも幸せでいられるような気がします。それにそれは自分自身でしか見つけられない感情だから。

 

いくら人を好きになっても、だれかが私を好きだと言ってくれても、人が何かを与えてくれるわけじゃなくて、希望も幸せも自分のなかに見つけるものなんですよねきっと。

 

シゲのソロ曲を聴くと、恋愛って相手を見てるようで自分を見てるものだったかもなって思います。それに反して、結婚は「他者と自分は違う人間だ」ってことを学べる作業だと感じます。だからその違いが許せる相手じゃないと長続きしない。でも、相手も自分と同じだと錯覚できるのが恋愛。なんだか既婚女性の実感がこもってる感じですけど…笑

 

私は恥ずかしげもなく、シゲに対する感情を「恋愛」フォルダーに入れてますけど、それはシゲの窓を通してみる世界や人が輝いて見えるからで、その輝きが私にとって「この世界は私と同化してる」と思えるから、この気持ちは恋愛だと、そう思うのです。伝わるかな…?

 

目に見えないものにも名前が与えられる必要があるから、ひとはそれを愛だとか宗教だとか希望だとか光だとか、色々な名前で表そうとしてきたんだと思います。私が個人的にこれを「恋愛」だと呼ぶように。

 

それは私が感じてるものとはまた別だったりするのだろうけど、みんなそれぞれの何かをかかえてだれかを大切に思ってるんだな。そう思うとまたキラキラが溢れて来ますね。

 

本日の夜中の手紙は以上です!