ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

ドラマ『失恋ショコラティエ』の感想文

失恋ショコラティエ』(2014年1~3月 フジTV)全部見終わったのでその感想!

 

突然見たくなってDVD借りてきました。『ボイス』も『ビビット』も終わってしまったのでその置き換えかもしれません。

そう、シゲ演じる「関谷くん」見たさに。

友人が言うには【あどけなさと色っぽさと男っぽさと顔面の美しさとが絶妙に抜群】らしくって、この時のシゲ。視聴動機は(関谷君の美しさどんなもんじゃろウヒヒヒ)だったんですけど。

 

が、このドラマすごく面白い。考えさせられる。超有名作なのでいまさらあらすじ言うまでもないんでそこは省略。

 

ソウタ

松潤が演技してるのほぼ初めてみました。いいじゃん松潤松潤ってトローンとした顔しますよね。そのトローンとした顔が恋に溺れて我を忘れる男にピッタリ。サエコさんに思わせぶりなことをされた時のちょっと鼻の下伸びた感じとか最高。このソウタって男、超マジ自己中だと私は思うんだけど、でもソウタの周りの女はみんな彼のこと好きなの。あのトロ~ンとした眼差しと長いまつげと緩んだ口元と茶色い巻き髪で女を狂わせるんですね。アイドル界のセルジュ・ゲンスブールと呼ぼう。

私の夫が「松潤を男として好きな人は現実世界に戻ってこれない」って言うの、嘘やんって思ったけど、まんざら大げさでもないかも。

身近の女と親しげに接するソウタ見てたら、私が20代の時にお見合いした時、なんか女性に慣れてなくて話もつまんないし...って母に言ったら、「女慣れしてる男なんてロクでもないんだから!」って一喝されたことまで思い出しました 笑。えー、でも私も「どういうキスが好き?」って言われてMJの耳元で囁いて「エッロ!エッロ!」って言われてその通りにされてそのままソファーに雪崩れ込んでみたい~。あのエッロ!っていう言い方良かった~♡

終始イチャイチャ♡チュッチュッ♡してるんですよ、松潤。これ受け入れたファンの人すごいなぁさすが国民的アイドルだな!って思って。松潤を我が推しに置き換えて想像したらめちゃめちゃに萌え狂いました。いいな~。私もそういうのしてるシゲ見たい~。映画「東京タワー」でもMJのエロスが炸裂してるって教えてもらったので時間作ってみようと思ってます。私の中で、池松壮亮以来のベッドシーン俳優が誕生しました。

サエコさんが夫のDVで外出できなくてオーダーしたケーキを引き取りに来れなかったときの「またのご来店をお待ちしてます。」で店の名前と連名で他人行儀でメール〆るところとか、ネチネチしてて最高でした!

 

 

サエコさん

でも、このドラマはソウタのドラマではないんです!私に言わせれば。これはサエコさんのストーリー。サエコさんという女性の成長の話なんです。

 

もうね、哀しいの、サエコさん。

 

サエコさんみたいに自分の可愛さを武器に利益を得てきた人って、いくつになってもそれが有効だと思ってしまう傾向がある。だから中年になってもお店で小首かしげて上目使いで店員に甘えたお願いをしたりする。若い頃は絶大な効果があったけど、さすがに50近くもなれば効果は薄れて若い店員に怪訝な顔をされてしまったりする。陰で「若い頃は可愛かったんだろうね~」って言われちゃう!わりといる!

 

チョコ食べて手足バタバタさせて「美味しい」を表現してる彼女見ると、そういうの浮かんじゃう!

 

サエコさんは確かに今はとんでもなく可愛い。でもこのまま、今も自分に夢中な元カレを心の拠り所として生きていくのはあまりにも危険すぎる....!

 

サエコさんジャニオタになればいいのに!!

 

外でのニコニコした顔から一変、家に帰ってウツウツとするサエコさん見てたらそう思わずにはいられなかった。

サエコさんジャニーズにはまるとしたらどのグループかしら。セクゾかしら。なんとなく。SNOW MANかも。なんとなく。悶々と家で膝抱えて(完璧なメークとファッションで)夫の帰宅を待つこともなくなるよ。忙しいからジャニオタは。録画消化もDVD見るのも雑誌切り抜きもラジオ聴くのもツイッターみるのも時間いくらあっても足りないよ。

都会に住んでて可処分所得も高そうなサエコさんなら現場もいっぱい行けそうだし、インスタでお料理アップしたりメイクについて書いたりすればあっというまにフォロワー増えて、自尊心も満たされるしほんとに気の合う友だちも増えるし、そもそもアイドルを好きになると愛で心が満たされるから幸せだよ!

サエコさんは絶対お仕事デキる人だと思う。あの「モテ」に対する研究と実践、理路整然とした恋愛指南。ぜったい仕事できる。その能力を自分の力でお金に変えて、自分のために使うの楽しいよ!そのお金でアイドル応援するの楽しいよ!誰が食わしてるんだよなんていう旦那のためにご飯作ることなくない?じゃー誰があんたのご飯作ったり洗濯したりアイロンかけたりしてんだよ!って話。

サエコさんがNEWSにはまってくれたら一緒にコンサート行けるのに!NEWSならテゴちゃんか小山さんじゃない?これもなんとなく。うちわとペンラが似合うもんサエコさん。「コヤマス尊い~!」って語るサエコさんの顔はソウタといる時より輝いてると思う!

と、ピンクか紫のワンピース着たサエコさんが胸の前でうちわを持ち、「どうしよ~!はじまっちゃうね~!ドキドキする~!倒れそうなんだけど!」ってスタンドの座席で私に言ってるその紅潮した顔が可愛すぎて溶けた。。。ってところまで妄想が進みました。

 

話を戻して。

サエコさんがもったいないと思うのは、人に、特に男の人に、愛されることに自分の価値を委ねすぎることかな。

夫はサエコさんを自分の所有物かのように扱ってるし、望みのソウタだって、サエコさんがテクニックで作り上げたイメージを見てただけだから。「あざといから可愛いんだよ」って俺は分かってるって顔しながら全然分かってないから。

でもまぁ、他者に分かってもらうことなんてできないんですよ結局。お互いのことわかんないながら、思いやりを持って暮らしていくだけです。

最終回でカオルコと立ち話でしっとり話すサエコさんが本来のサエコさんって感じしました。本来ああいう大人っぽくて賢い人なのに、過剰に可愛さを演出することで、中途半端に「俺が守ってあげたい男」ばかり寄ってくるの、皮肉的。女はちょっとバカなふりして男を騙して男の機嫌をとるって価値観は平成に置いておきたい。

 

もうとにかくサエコさんが大口あけてギャハハハ!って素で笑えるような未来でありますようにって思うばかりで、そういう気持ちにさせる石原さとみ、スゲェ!!

だって全然ぶりっ子が腹立たないもの、さとみがすると。嫌味がないの。

ソウタが嫌味なメール寄越してきた時、夫のDVを告げることもせず、傷がほぼ直ってから隠すための帽子をめっちゃ可愛くかぶって来店するサエコさんに高いたかーいプライドを感じた。私はサエコさんのそういう自尊心が可愛いと思いました。

 

 

エレナ

水原希子ちゃん演ずるエレナは素直で自分に正直で人の悪口も言わないし、いい子なんです。いかにも良い子だしほんとに良い子なんだろう。でも、それもモデルだしこの容姿だし都会でこんな部屋に一人暮らしできるほどの経済力があれば、そりゃ人にも自分にも優しくなれるわな、って思っちゃう。エレナがソウタに「ソウタくんが振られたらお嫁さんになってあげてもいいよ♡」っていうセリフがあるんですけど、私も言ってみたかったそんなセリフ!!!

この子、可愛いのに自尊心低いのは外見でざくざくジャッジされる世界で生きてるからだろうか。わたしがエレナだったらこの世の春を謳歌する。

 

 

カオルコさん&関谷君

ソウタとサエコさんが強烈すぎるキャラのためどうしてもサブ感滲み出ちゃう。ソウタの妹もなかなかなんですよ~、そんな小娘に惑わせられるフランス人のハーフの男含め。わたし、このフランス男がいきなり妹を抱きしめたり愛の大きさを問いたりするの「キモい!」って思っちゃうんですけど、衝動的な恋愛をキモって思うの、年取ったってことなのかしら。。

で、関谷君ですよ。お目当ての。

しかし、関谷君の出番が少ないためにいまいちどんな人なのか掴めない。奥手に見せかけてただのヤリ○ンにも見えなくもない。ただ人に興味がないだけにも見える。

それでも、周囲に粉を振りまく男女に少し疲れた時に見る関谷君のお顔は清涼剤です。ドロドロした情念を見すぎると、関谷君の淡泊さ、良い!!!とっても良い!とにかく顔が良すぎる!

脇で見てた息子は「シゲ、なんでこんな地味なキャラなの?」って不思議そうに言いました。でしょ~。(今のシゲならその情熱的な瞳をもって周囲の女を抱きまくる役が似合うでしょ。この時のシゲの売りはクールなイケメンだったのかもね。この5年でシゲの人間的深みは一段と増したってことなのよ、言いたいの、そういうことでしょ?分かってくれてうれしいわ。)とカッコ内は心の中で言いました。

でも実際の男女交際ってあんな感じですよね 笑

どーする泊まる?あー下着あれかー、、今日はやめとこかな。家かえってビデオみたい。んー、もうちょっといい雰囲気作ってくれたら行ってもいいけどなぁ微妙。。。

こんくらいのテンションですよ普通に。

関谷君のそっからの情熱、いや性欲かな、、、に期待します!

カオルコさんについては何も言うことはない。なにも間違ってない。文句言ったり悪口を言いたくなる時だってあるだろうそりゃ。

 

 

<総括>

女性の自立、女性同士助け合おう、女の友情は大事、約束をすっぽかすやつはまたすっぽかす、暴力は最低、などという真理が散りばめられたドラマでした。

 

失恋とは「担降り」にも似てるなと思いました。「○○担」というアイデンティティを持ちきれなくなった時に人は担降りをするのだなと、でもそのアイデンティティを失うのが怖くて失恋できなかった、サエコさんじゃなくて鏡の中の自分を見てるだけだったと 語るソウタにそれを感じました。片思いって自分のためにしてることありますよね。

 

関谷君についてはこちらの素敵なブログをご覧ください!今まで私が書いてたのより、むしろこっちを見て!萌える!

http://ranne0915.hatenablog.jp/entry/2017/08/08/012157