『レンタルなんもしない人』増田さんに依頼するなら。

まっすー、4月ドラマ『レンタルなんもしない人』の主演決定おめでとうございます!

3月のWOWOWに続いてのドラマ出演。今回は初の主演。

 

2018年のシゲの主演ドラマでのゲスト出演。不遇を逆恨みして復讐を図る演技が評価され、2019年には一見好青年実は裏切り者の当たり役を得、柴犬に見せかけた外見から真顔の猛犬に変わる姿に多くの視聴者が思ったはずです。「まっすーヤバッ!」。ドラマ終盤ではセミヌードも披露。肉体的にもポテンシャルの高さを見せつけました。

 

来る来ると言ってた増田さんの真顔が高く売れる時代がついに到来しましたね。

 

NEWS好きになった四年前から「NEWSのリーサルウェポンは増田貴久の真顔」って私思ってました。世間がこの魅力に気付くときを今か今かと待っていたのです。予想通りです。WOWOWテレビ東京ってのが、一歩一歩進んでくまっすーとNEWSらしくて微笑ましい。慶ちゃんのMXや東海テレビといい、周辺から攻めてく感じ、ゾクゾクします。

 

『レンタルなんもしない人』ネットの記事には「一人分の人間のスペースだけが必要な時に」「なんもしない人(ぼく)を貸し出します」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます」とあった*1ので、真顔の増田さん(簡単な受け答えのみ)と部屋で二人きりでいる想像に泡吹いて、えーどうしよどうしよ何依頼しよ~から派生して、

 

シゲは令和版人生ゲームする時に呼ぼう。令和版人生ゲームにはお金がないの。フォロワーの数で勝負するの。これでシゲとSNSの付き合い方も分かるしね、一石二鳥。

 

とか、

 

慶ちゃんは、山手線に一緒に乗ってもらって、原宿駅でNEWSのDVDを宣伝する看板を写真に撮るのに立ち会ってもらお。隣に立った時の慶ちゃんのスタイルの良さも実感できるしね、一石二鳥。

 

てごちゃんはカラオケに立ち会ってもらお。もしかしたら歌ってもらえるかも、一石二鳥。

 

とか、考え始めて「あれ?レンタルなんもしないってこういうこと?」って『NEWSに恋して』に寄せていってる自分がいた(通常運転)ので、仕事の帰りにレンタルなんもしない人の本*2を買って読みました。気になったらすぐに調べたいのはオタクの特徴らしいですよ。

 

レンタルさんは「スペックゼロ」の人間も自由に好きなように生きていられる世界になったらいいなという願望がベースにあってこの活動(レンタル代無料)をしているみたいです。正直、本を読むまではうさんくさい人なのかな?って思ってましたが、読み始めて3分の1のところに『なにが嫌いかよりなにが好きかで自分を語れよ!!!』ってセリフが嫌い。と書いてあるのを見て、この人は信頼できる!と思いました 笑。

 

この本、なかなか面白いのでおすすめです。

レンタルさんは以前にNEWSファンにNEWSの布教(「好きなものについてひたすら語らせてほしい」)をされたご縁があり、DVDを見た後に好きなメンバーをきかれて増田さんの名前をあげたそうです。すごいパフォーマンスを軽やかにやってのける姿が印象的でした、と。 

 

まっすーは以前キャラがないことをネタにしてましたし、スペックゼロに見せかけるという点でも、このお二人似てるかもしれませんね。

 

むしろ、こだわりがなさそうで実際はごりごりに芯もこだわりもあるところがこのお二人の共通点であり周囲の人が応援したくなるところなのでは。この人の意志を尊重したいと人に思わせるためには独自の考えがないとな、と思いました。

 

本を読んでて面白いなと思ったのが、『レンタルなんもしない人』は友情のコストカットができるという利用者の話。確かに人付き合いはお金と時間がかかるし、友情や愛情というのはお金や時間がどれだけかかったかで測れる部分がある。中年になると、友情を保つにはケアが必要だとひしひしと感じる(長年の友だちでもケアを怠ると疎遠になる)。友情においての貸し借りは思いやりという名の美しさもあるけど、めんどくささもある。それでも、みんななんとなく人との繋がりを欲してるのがよく理解できました。ツイッター上のフォロワー(のことを私は友だちと呼ぶことが多いが、うまい言葉が見つからない、会ったことある人は友だちのカテゴリーに入れてるけども)とか象徴的ですよね。

 

今日の夢、女装した慶ちゃんが出てきて、フォロワーさんたちと「こうしたらもっと可愛くなるよ」って髪の毛セットしてあげたんですけど、そのフォロワーさんは会ったことない。顔も知らないのに顔がでてきた。どんな顔してたか思い出せないけど。慶ちゃんの髪サラサラツルツル~って満足そうに触ってたけど、あれかつらだったな、って目覚めてしばらくしてから思い出した。

 

もし、わたしが増田レンタルさんに依頼するなら、『うっかり多数買いしてしまった推しのアイドルグループのCDを貰ってくれませんか。』かな。

いや、子どもが小さい時なら『子どもを公園で遊ばせてる時に手持ち無沙汰なので一緒にいてくれませんか。誰かといることで、子どもを育てているということを客観視して喜びとして味わいたいのです。』だったな。ママ友ってむしろその為にいたのかもしれない。今思うと幸せな時間だったけど、当時はしんどかったからな。

 

人には色んな悩みがあって、種類が違っても共感できるってことが大事なのかもな~。

 

まっすーはそういう悩みをただきいてくれそうな雰囲気あるもんな。

彼の内側までは入れないし、それをこちらも求めてはないけど、真顔で話をきいてくれたあとに「そっかーみんな大変だったりするんだね。たい焼き食べて帰りますぅ?」ってたい焼き買ってくれそうな雰囲気が。あ、スタバのコーヒーかな。「ラテ飲みますぅ?」って。なんもしないから驕ったりしないのか。じゃ、わたしがたい焼き渡せばいいのか。で、公園の隅っこでたい焼きもぐもぐ食べるの。あら、なんか幸せ....気持ちが軽くなった。

 

わたし「このたい焼きおいしいですね」

増レンタル「うん、おいしい」

わたし「『子育てお疲れさま』って言ってもらっていいですか?」

増レンタル「子育てお疲れさま」

わたし「....!ありがとうございます!」

 

はまり役の予感...!

楽しみです!

 

4年前の真顔の増田さん推しの記事です↓

yuzukonbu.hatenablog.com

 

 

*1:https://www.oricon.co.jp/news/2154196/

*2:<レンタルなんもしない人>というサービスをはじめます。スペックゼロでお金と仕事と人間関係をめぐって考えたこと(河出書房新社