また緊急事態宣言が出され、そして私はまたひとつ年を重ね、年齢などただの数字といったところでチラホラと光る白髪を鏡に見つけちゃう日々です。
フワフワと揺れる心が恋してるみたいだと思ってきたけど、もしかしたらこれはガチの中年に向かう微妙なお年頃がそうさせるものなのかもしれない。加齢の揺らぎを恋の揺らぎに置き換えてこの時代を切り抜けようとした私の本能、割とすごい。
そんな私は、直木賞後の北方謙三先生のコメントと、バラいろダンディでの慶ちゃんのコメントに「以下同文」と、加藤シゲアキファンの一人として名前を連ねたいと思います。
決戦投票になる前に、加藤シゲアキに直木賞を受賞させようというような機運を作ろうという意思が選考委員の中に2、3あって、私もその一人でした。でも、やはりこれはもう一作待ってみようということでした。とっても惜しかったと思います。(中略)加藤シゲアキの小説に何が足りなかったかというのは明確に指摘できるような欠点というのは無いんです。人がちょっと平板だったかなとか、描写がちょっとベタ塗りだったかなというのはあるんですが、途中からどんどんどんどんスピード感がでてきて人物もどんどん交錯していって、しかも最終的には帰結を生んで物語にどこにも破綻がない。でも、物語に破綻がないということがほんとにいい事なのかというのは私自身も多少感じました。破綻があってもどこか突き抜けるところがある。加藤さんは今後小説の細部にこだわるんではなく、どこか表面を突き抜ける深いところにドーンと入っていくような小説を書いていただきたい。わたしはそう切望しました。(1月20日、選考会後の北方先生のコメントより)
「毎回思うのだが、傾向の違う作品を読み較べるというのは、相当のプレッシャーである。」「選考ということを考えた時、候補作のすべてが秀作に思えてくる。私の作品と較べるとである。自分はどんな作品を書いてきて、いま選考しようとしているのか。束の間だが、襲ってくるその感覚には、ちょっとこわいものがある。」「賞の社会的な波及性は、作家の人生にも波及することがあると思えるが、そこまでの顧慮は選考にバイアスがかかりそうである。虚心に読み、評価する。あたり前のことだが、今回も自分にそう言い聞かせた。」(2013年下半期、2012下半期の北方先生の総評より)
このような審査の姿勢を保つ北方謙三先生のシゲへの言葉がことさらうれしかった。
シゲと会って話したことのある北方先生には伝わるものがあったんだな、と、シゲの人柄を知ればそうなるだろうなという、「....ですよね」って笑みを浮かべたくなるものがありました。
北方先生のコメントは(もっと自由に書いていいんだぞ)というふうに私には聞こえ、それがとても心に沁みたのは、彼のエッセイや小説を読むと「シゲ、気を使って書いてるな」って思うことが度々あるからです。
「気を使って」というのは、高校生の恋愛ものを題材にするのを避けてきたような(ここの部分を深読みされたくないからこれについては書かない)という意思、一作一作挑戦していくなかで、その部分をどれだけ出していくか計りながら、という感じがしたのです。そしてそれが(アイドルとして自分を好きな人を失望させたくない)という優しさから来てる気がして。
作家とアイドルという、突き詰めれば並存できないタイプの活動をしている彼に、共感というか、同情というか、、感心というか、、その複雑な気持ちが、私が彼を強く応援することに間違いなく繋がってるな、と北方先生のコメントで自分の動機を再確認しました。
たとえ、彼の作家活動がアイドル加藤シゲアキを好きな人の痛みになったとしても、彼が自由に書きたいものを書くのが私を含めファンの人の一番の願いだと思うので、どうかこれからも自由に文章を書いて欲しいと願ってやみません。
孤高の彼に、なにもしてあげれないさみしさを感じることもあるけど、そんなときにそっと寄り添ってくれるお兄ちゃんたちの影。
ジャニーズWEBとバラダンの慶ちゃんを見てたら、慶ちゃんの家をピンポンしたくなりました。けいちゃーん今から家行っていい?マスクしてくね~!
家の扉をかちゃっと開けた慶ちゃんは目を細めて「どうしたどうした~」って微笑んで迎えてくれるんだろうなぁ。ま、あがんなよ、その辺座って、って。で、私がソファーに座ってクッション抱えてたら、カフェラテ持ってきてくれるんだろうな。
私「これお菓子」
慶「えっ ありがとう~ 見ていい?...あっこれ美味しいやつ!」
私「慶ちゃんの20周年のお祝いも兼ねて」
慶「覚えててくれたの~ ありがとう!嬉しい~」
私「すごいことだよね。」
慶「すごいよね。人生の半分以上だもの。」
私「ねぇ、オーディションの話聞きたい!」
慶「前も話したよね笑。NHKのリハ室。300人くらいいてさ、V6さんの愛のメロディーを振り付けしたの。ダンス上手い人からAからFまで分けられて俺はFだったの、でも俺その時高校生だったからちょっと頭働かせて振付師さんに、ここはどうやるんですか?って聞いたんだよ。やる気があるって思われるかなって。悪知恵働かして。そしたら振付師さんが、君はAに行け。って言って。ね笑、で、Aから順番に踊っていって。そしたら人がひとり入ってきた。『どうも、ジャニーです。』。で、その300人の前で『Youたちの中で』そう、『Youたちの中で野球経験者はいますか?』その人たちは合格です。」
私「笑」
慶「ダンスどこいったジャニーさん!って、いう話。」
私「いや~ もうネタとして完成されてるよね。あと慶ちゃん、話し方が上手い!」
慶「あ、ありがとww」
私「私の会社は勤続20年で2週間休暇取れるんだけどジャニーズさんもそういうのあるの?」
慶「多分ないな~笑」
私「だよね笑。2週間あったらゆっくりできるけどね。」
慶「いいな~ ハワイ行きたい。あ、そうそうハワイと言えば。こないだね、シゲが」
私「う、うん!」
慶「あ、シゲの話したら急に目が輝く人?笑 シゲがね、小山さん昔のデジカメ使ってないならちょうだいっていうから実家からデジカメ持ってきてもらったの。」
私「シゲ、すぐちょうだいとか言うw」
慶「で中にSDカード入ってたから見たらまぁシゲと一緒に行った旅行の写真があるわあるわ。見る?」
私「みたい!」
慶「ちょっと待ってて。.....ほら」
私「うわぁ、、、若。すご。」
慶「わっかいなぁ~。このシゲwww みて」
私「可愛い、、、、」
慶「これSDごとシゲに渡したら中見るかな?」
私「多分データにおとして慶ちゃんにくれるよ」
慶「あいつ俺のこと好きだからな~笑。.....シゲもさ、俺は残念だったと思ってないよ。シゲはシゲのペースで好きなように書けばいいと思ってる。だよね?」
私「うん、、、」
慶「その話しに来たんでしょ?笑」
私「いやいや慶ちゃんのお祝いを渡しに来たんだよ」
慶「ありがとね~笑 んん、このお菓子ウマっ」
と言ってお菓子をつまんで口に入れる仕草すらキマッてて、
私「慶ちゃんって、なんていうかカッコいいよね。すべてにおいて。よっ!ジャニーズ20周年!」
って私はシゲの話になった恥ずかしさもあって茶化しちゃうな、っていうこの妄想エンドレスで続けられるな。妄想っていうかほぼ事実*1だけど。
この調子で貴久お兄ちゃんにも会おう!貴にぃの家は想像つかないので現場にしよう。しかしマスクしてる増田さんの目が綺麗すぎて話しかけにくいかも。
貴「コーヒー飲みます?」
私「いただきます。このサイズでかいですね!」
貴「そう?いつもなに飲んでるの?」
私「ショート、、」
貴「少なくない?」
私「ですかね?これ『ベンティ』っていうサイズらしいですね(スマホ見ながら)」
貴「メンディ?」
私「それエクザイルw」
貴「ジェネレーションズでしょ!」
私「一緒や!」
貴・私「wwww」
私「いただきまーす(マスク外す、一口飲む、マスク付ける)」
貴(じっとその様子を見てる)
私「え、なになに?」
貴「いや、面白いなって思って。マスク付けたり外したり」
私「wwww」
これ、なかなかシゲの話までたどり着かないな 笑。自分から言おうかな....
私「カウコン見ましたよ。バスのうえで」
貴「せんせい!!!!(マスク越しの大声)」
私「wwwwwww あれ、すごく良かったです。」
貴「でしょ。降りてきた、天井無かったから天から直接」
私「ww」
わたしとまっすーって意外と気が合うんじゃないかという気がしてきました笑笑
楽しい~
あ、今日(1月22日)の午後7時半からのNHKの首都圏ローカル情報番組に慶ちゃんが出るのです!コロナ感染の経緯も交えつつ話すとか。NHK+で配信もあるそうなのでこれは見なきゃ!
上は去年の夏に北方謙三先生が出たタイプライターズの話題。
この時北方先生が「(作家が)職業じゃなくて生き方だと、思って生きればポンッと抜けれる。」と言ってて、その話を聞くシゲの顔がとても良かったんですよね。響いてるって顔してた。その後、直木賞ノミネート時のインタビューの中で本業アイドル・副業作家なのかという質問に「僕の中では、皆さんが思うアイドルの仕事の中に入ってると思うし、加藤シゲアキの仕事の中ではあまり差がない」と語るシゲ*2に繋がっていくんだなと振り返ると、、やっぱり尊い。人と人の繋がりが、シゲが、シゲを見守るメンバーが、尊い。わたしの杞憂なんか抜けて大きなスケールの作家になっていくんだなって思いました。
(でね、こうして小山さんとまっすーに話を聞いてもらって、そしたらある日シゲから封筒が届くんですよ。開けたらカードに「いつもありがとう。愛してます。」ってあの見覚えある字で書いてあるの。きゃ!ここはアイドル加藤シゲアキを好きな者の特権です♡)