直木賞選考会後の北方先生のコメントと、コヤマス妄想。

また緊急事態宣言が出され、そして私はまたひとつ年を重ね、年齢などただの数字といったところでチラホラと光る白髪を鏡に見つけちゃう日々です。

 

フワフワと揺れる心が恋してるみたいだと思ってきたけど、もしかしたらこれはガチの中年に向かう微妙なお年頃がそうさせるものなのかもしれない。加齢の揺らぎを恋の揺らぎに置き換えてこの時代を切り抜けようとした私の本能、割とすごい。

 

そんな私は、直木賞後の北方謙三先生のコメントと、バラいろダンディでの慶ちゃんのコメントに「以下同文」と、加藤シゲアキファンの一人として名前を連ねたいと思います。

 

決戦投票になる前に、加藤シゲアキ直木賞を受賞させようというような機運を作ろうという意思が選考委員の中に2、3あって、私もその一人でした。でも、やはりこれはもう一作待ってみようということでした。とっても惜しかったと思います。(中略)加藤シゲアキの小説に何が足りなかったかというのは明確に指摘できるような欠点というのは無いんです。人がちょっと平板だったかなとか、描写がちょっとベタ塗りだったかなというのはあるんですが、途中からどんどんどんどんスピード感がでてきて人物もどんどん交錯していって、しかも最終的には帰結を生んで物語にどこにも破綻がない。でも、物語に破綻がないということがほんとにいい事なのかというのは私自身も多少感じました。破綻があってもどこか突き抜けるところがある。加藤さんは今後小説の細部にこだわるんではなく、どこか表面を突き抜ける深いところにドーンと入っていくような小説を書いていただきたい。わたしはそう切望しました。(1月20日、選考会後の北方先生のコメントより)

 

「毎回思うのだが、傾向の違う作品を読み較べるというのは、相当のプレッシャーである。」「選考ということを考えた時、候補作のすべてが秀作に思えてくる。私の作品と較べるとである。自分はどんな作品を書いてきて、いま選考しようとしているのか。束の間だが、襲ってくるその感覚には、ちょっとこわいものがある。」「賞の社会的な波及性は、作家の人生にも波及することがあると思えるが、そこまでの顧慮は選考にバイアスがかかりそうである。虚心に読み、評価する。あたり前のことだが、今回も自分にそう言い聞かせた。」(2013年下半期、2012下半期の北方先生の総評より)

 

このような審査の姿勢を保つ北方謙三先生のシゲへの言葉がことさらうれしかった。

シゲと会って話したことのある北方先生には伝わるものがあったんだな、と、シゲの人柄を知ればそうなるだろうなという、「....ですよね」って笑みを浮かべたくなるものがありました。

 

北方先生のコメントは(もっと自由に書いていいんだぞ)というふうに私には聞こえ、それがとても心に沁みたのは、彼のエッセイや小説を読むと「シゲ、気を使って書いてるな」って思うことが度々あるからです。

「気を使って」というのは、高校生の恋愛ものを題材にするのを避けてきたような(ここの部分を深読みされたくないからこれについては書かない)という意思、一作一作挑戦していくなかで、その部分をどれだけ出していくか計りながら、という感じがしたのです。そしてそれが(アイドルとして自分を好きな人を失望させたくない)という優しさから来てる気がして。

作家とアイドルという、突き詰めれば並存できないタイプの活動をしている彼に、共感というか、同情というか、、感心というか、、その複雑な気持ちが、私が彼を強く応援することに間違いなく繋がってるな、と北方先生のコメントで自分の動機を再確認しました。

 

たとえ、彼の作家活動がアイドル加藤シゲアキを好きな人の痛みになったとしても、彼が自由に書きたいものを書くのが私を含めファンの人の一番の願いだと思うので、どうかこれからも自由に文章を書いて欲しいと願ってやみません。

 

孤高の彼に、なにもしてあげれないさみしさを感じることもあるけど、そんなときにそっと寄り添ってくれるお兄ちゃんたちの影。

 

ジャニーズWEBとバラダンの慶ちゃんを見てたら、慶ちゃんの家をピンポンしたくなりました。けいちゃーん今から家行っていい?マスクしてくね~!

家の扉をかちゃっと開けた慶ちゃんは目を細めて「どうしたどうした~」って微笑んで迎えてくれるんだろうなぁ。ま、あがんなよ、その辺座って、って。で、私がソファーに座ってクッション抱えてたら、カフェラテ持ってきてくれるんだろうな。

私「これお菓子」

慶「えっ ありがとう~ 見ていい?...あっこれ美味しいやつ!」

私「慶ちゃんの20周年のお祝いも兼ねて」

慶「覚えててくれたの~ ありがとう!嬉しい~」

私「すごいことだよね。」

慶「すごいよね。人生の半分以上だもの。」

私「ねぇ、オーディションの話聞きたい!」

慶「前も話したよね笑。NHKのリハ室。300人くらいいてさ、V6さんの愛のメロディーを振り付けしたの。ダンス上手い人からAからFまで分けられて俺はFだったの、でも俺その時高校生だったからちょっと頭働かせて振付師さんに、ここはどうやるんですか?って聞いたんだよ。やる気があるって思われるかなって。悪知恵働かして。そしたら振付師さんが、君はAに行け。って言って。ね笑、で、Aから順番に踊っていって。そしたら人がひとり入ってきた。『どうも、ジャニーです。』。で、その300人の前で『Youたちの中で』そう、『Youたちの中で野球経験者はいますか?』その人たちは合格です。」

私「笑」

慶「ダンスどこいったジャニーさん!って、いう話。」

私「いや~ もうネタとして完成されてるよね。あと慶ちゃん、話し方が上手い!」

慶「あ、ありがとww」

私「私の会社は勤続20年で2週間休暇取れるんだけどジャニーズさんもそういうのあるの?」

慶「多分ないな~笑」

私「だよね笑。2週間あったらゆっくりできるけどね。」

慶「いいな~ ハワイ行きたい。あ、そうそうハワイと言えば。こないだね、シゲが」

私「う、うん!」

慶「あ、シゲの話したら急に目が輝く人?笑  シゲがね、小山さん昔のデジカメ使ってないならちょうだいっていうから実家からデジカメ持ってきてもらったの。」

私「シゲ、すぐちょうだいとか言うw」

慶「で中にSDカード入ってたから見たらまぁシゲと一緒に行った旅行の写真があるわあるわ。見る?」

私「みたい!」

慶「ちょっと待ってて。.....ほら」

私「うわぁ、、、若。すご。」

慶「わっかいなぁ~。このシゲwww みて」

私「可愛い、、、、」

慶「これSDごとシゲに渡したら中見るかな?」

私「多分データにおとして慶ちゃんにくれるよ」

慶「あいつ俺のこと好きだからな~笑。.....シゲもさ、俺は残念だったと思ってないよ。シゲはシゲのペースで好きなように書けばいいと思ってる。だよね?」

私「うん、、、」

慶「その話しに来たんでしょ?笑」

私「いやいや慶ちゃんのお祝いを渡しに来たんだよ」

慶「ありがとね~笑 んん、このお菓子ウマっ」

と言ってお菓子をつまんで口に入れる仕草すらキマッてて、

私「慶ちゃんって、なんていうかカッコいいよね。すべてにおいて。よっ!ジャニーズ20周年!」

って私はシゲの話になった恥ずかしさもあって茶化しちゃうな、っていうこの妄想エンドレスで続けられるな。妄想っていうかほぼ事実*1だけど。

 

この調子で貴久お兄ちゃんにも会おう!貴にぃの家は想像つかないので現場にしよう。しかしマスクしてる増田さんの目が綺麗すぎて話しかけにくいかも。

貴「コーヒー飲みます?」

私「いただきます。このサイズでかいですね!」

貴「そう?いつもなに飲んでるの?」

私「ショート、、」

貴「少なくない?」

私「ですかね?これ『ベンティ』っていうサイズらしいですね(スマホ見ながら)」

貴「メンディ?」

私「それエクザイルw」

貴「ジェネレーションズでしょ!」

私「一緒や!」

貴・私「wwww」

私「いただきまーす(マスク外す、一口飲む、マスク付ける)」

貴(じっとその様子を見てる)

私「え、なになに?」

貴「いや、面白いなって思って。マスク付けたり外したり」

私「wwww」

 

これ、なかなかシゲの話までたどり着かないな 笑。自分から言おうかな....

私「カウコン見ましたよ。バスのうえで」

貴「せんせい!!!!(マスク越しの大声)」

私「wwwwwww あれ、すごく良かったです。」

貴「でしょ。降りてきた、天井無かったから天から直接」

私「ww」

わたしとまっすーって意外と気が合うんじゃないかという気がしてきました笑笑

 

楽しい~

あ、今日(1月22日)の午後7時半からのNHKの首都圏ローカル情報番組に慶ちゃんが出るのです!コロナ感染の経緯も交えつつ話すとか。NHK+で配信もあるそうなのでこれは見なきゃ!

首都圏情報 ネタドリ! - NHK

 

yuzukonbu.hatenablog.com

 

上は去年の夏に北方謙三先生が出たタイプライターズの話題。

この時北方先生が「(作家が)職業じゃなくて生き方だと、思って生きればポンッと抜けれる。」と言ってて、その話を聞くシゲの顔がとても良かったんですよね。響いてるって顔してた。その後、直木賞ノミネート時のインタビューの中で本業アイドル・副業作家なのかという質問に「僕の中では、皆さんが思うアイドルの仕事の中に入ってると思うし、加藤シゲアキの仕事の中ではあまり差がない」と語るシゲ*2に繋がっていくんだなと振り返ると、、やっぱり尊い。人と人の繋がりが、シゲが、シゲを見守るメンバーが、尊い。わたしの杞憂なんか抜けて大きなスケールの作家になっていくんだなって思いました。

 

(でね、こうして小山さんとまっすーに話を聞いてもらって、そしたらある日シゲから封筒が届くんですよ。開けたらカードに「いつもありがとう。愛してます。」ってあの見覚えある字で書いてあるの。きゃ!ここはアイドル加藤シゲアキを好きな者の特権です♡)

 

*1:2021年1月20日放送 KちゃんNEWS

*2:2021年1月13日放送 NHKおはよう日本

推しがいる者が読む、宇佐見りん「推し、燃ゆ」の感想文

【あらすじ:推しを推すことが生活の中心である女子高生あかり。ある日推しの真幸くんがファンを殴って炎上する。推しを「解釈」することに人生を注ぐあかりにとって、推しがいない人生は「余生」なのかーーー】

 

「推しを推すことは背骨」

「推しは命にかかわる」

「推しを解釈してブログに残す」

 

胸に来るというか、耳が痛いというか、覚えのある言葉が次々とあかりの独白で投げられてくる。分かる、つらい、と思う私はここ数年ジャニーズの某グループを熱心に推してる中年女性である。

 

「推し」は便利な言葉だ。「担当」ほど生真面目でもなく使い勝手が良い。

「担当」はジャニーズの非公式だと思うが、高い地位のオタク(※事務所に近いという意味で)であれば担当を退くというのは大変なことらしい。ファミリーを標榜してきた事務所らしいというか、ファミリーなのに、というか、謎の仁義を感じる。

しかし、ファンという立場においては「推し」も「担当」も違いはない。

 

推しの事を毎日考え、幸せを祈り、日々を過ごす。

 

それが手の届かない人を好きになってしまった者ができることの全て。

そこに加えてあかりは推しを「解釈」することに精力を注ぐ。あかりが「真幸くんガチ勢」として有名になったのは、彼のアカウントを使って別のメンバーが彼のふりをして呟いた時に、<なんかいつもと違いますか?真幸くんぽくない....>と言い当てたのがきっかけ。

そんなガチなあかりの書くブログには同じく真幸くん推しのファンがコメントを残す。現実のあかりと違ってSNSでのあかりは優しくて賢いお姉さんキャラだ。推しが語る言葉、表情の変化、あかりは見逃さない。そして自分の「解釈」を積み重ねブログに綴る。

 

私はいつからか、推しの内面についてはあまりブログに書かないようになっていた。それは解釈しても分からない、からで、ほんとうのところが分からないことを書いて読んだ人と「解釈違い」を起こしたくないから、というのもある。なので、あかりの「解釈」には不安が募る。メンバーの擬態を見破った件も、手の平をかえせばSNSでさらされて叩かれそうだなと思った。

 

ファンも炎上するが、推しはもっとたやすく炎上する。

生身の人間は推すのに向いてない。この数年の推し活動で私はそう悟った。生身の人間は炎上するし、物事は移り変わる。いくら気を付けていても火種なんてなんでもいいから炎上する。「炎上しませんように」と祈りながら朝を迎えるのはどう考えても体に良くない。それでも推しを守りたくて、真幸くんが炎上した朝のあかりのように<病めるときも健やかなるときも推しを推す>とスマホに書き込む。

 

一体この感情はなんなんだろう。

やはりこれは「宗教」か。

他者に対する宗教は、生身の恋愛の影が薄くなった時代の代償行為なのだろうか。

20代前半の若かりし頃、友達とお互いの恋愛について〇〇教(〇〇には彼氏の名前が入る)だよね~と幸せな気持ちで笑いあったことを思い出す。あの時からメンタル変わってない。

違うのは、実際の恋人は「君がもっと~だったら、僕は君をもっと推せるのに」と打算を持ちかけてきたこと。そして私も打算で答えていたこと。でもアイドルはそんな条件一切無しで「つらくなったらいつでもここに来ていいんだよ」と両手を広げてくれる。思わずダッシュしてアイドルの胸に飛び込もうかと思った。

 

でも、同時に、なんでそんな、、、自分の方が大変なのに、、、あなたたちはどこで癒されてるの、、、、と思う。でも、彼らがなにで癒されているか、私には知るよしもない。それを知りたいわけでもない。「幸せであれ、健康であれ」と祈るのみ。そして「できるだけ長く、この幸せが続きますように」と願いをかける。願いをかけるというか、終焉を引き伸ばそうとする。

 

推しは人間だから、アイドルを辞めたりする。推しがアイドルを辞めた時、グループが解散や休止になった時、私はどう思うんだろうか、と時々想像する。「推したわーー推した!」とやり切った感になるのか、喪失感に苦しむのか。推しを通して繋がった人々と、それ以降も「あの時楽しかったねー」と交流するのか。推しによって繋がった命は、推しによって断たれるのか。

 

あかりは全てを推しにつぎ込む。お金も時間も気持ちも。推すこと以外は重要ではなく、炎上した推しの不安定さに影響されてあかり自身の生活も不安定になっていく。あかりの母親のような年齢の私はあかりの行動のまずさも分かるし、のめりこんでしまう気持ちも分かる。例えば半年だけめいっぱい推してみたら?それで気がすむかもしれないし。と提案したくなるが、あかりの推しはもう表舞台にいるつもりはないらしい。

10代の娘に「推しのいない人生なんて余生だよ....」なんて暗い顔して言われたら(何言ってんのッ)と叱りたくなる。でも、推しのいる私にはその気持ちも分かってしまう。多分私はそんなふうに素直に吐き出せない。大したことないよ、こうなるって分かってたから。アイドル推すっていうことはそういうことだから、となんでもないような顔をして、お風呂場で泣くんだと思う。

 

「推しに出会えて良かったね」と私はオタ友といつも言う。それはほんとう。推しは毎日を彩ってくれる、いやもうそんなものではなく、推しは私たちの「背骨」だ。推しが行動の指針を決め、推しにふさわしい人間になろうとする。そんな自分が滑稽でもあり、可愛くもある。「推しと同じ時代に生まれて、幸せだね。推しの幸せを祈ろう。」と仲間とメッセージをやり取りした最後はだいたい決まってそんな結論になる。

 

推しがいなくても生きてはいける。元々推しなどいなかった人生なのだから。でもなるだけ、なるだけ長く推せたらいいなと思う。もちろん、推しの幸せが第一なのが当然。推しがいなくなれば、そこには現実の自分が残るだけ、としても。

あかりの推しの真幸くんは自尊心と劣等心がないまぜになった感じのアイドルで、「誰も俺の事なんか分からないだろ」という苛立ちと、ちらちらと思わせぶりな行動で、あかりを駆り立てる。

それが不特定多数の人間に向けられたものであっても、あかりは個人的なものとして受け止める。アイドルとファンが一対一の関係であること、はなかなか当事者以外には理解されない。なんで何万人もファンがいるのに、自分と彼って思えるの?ありえないじゃない。と人は言う。でも推していると確かに、推しと自分しかこの世にいない瞬間がある。それでいて、同じ人を推すものとしてオタク同士仲良くできる。ここにも宗教みがある。アイドル自身は偶像崇拝されることについてどう思うんだろうと考えるが、自己が信仰対象であることが受け入れられない人はそもそもこのポジションに長くはいられない気がする。

 

全身全霊で推しを理解したつもりでいても、推しは去る。推しのメンバーカラーに身を包みラストライブを密録しながら、最後の最後まで推しを理解しようとするあかりの純粋さが痛々しくも眩しい。推しがいなくなったら余生だ、といってたあかりがまるで自分を弔うようにあるものを拾うところで物語は終わる。

 

 あかりのしていることに意味がないわけではない。そこまで推せたことは幸せなことでもある。でも推しはいつかいなくなる、全ては変化していく。推しだけでなく、自分をとりまく全てが。そしていつか自分だけが残る、そう考えて心底ぞっとしたのが私の本音。推しがいる人生とは幸せなのか、それとも不幸のはじまりなのか。祈りをなくした時、人はなにを支えにして生きていくのか。

それが人生の隠されたテーマなら、推しがいる生活というのは人生の凝縮みたいなものだなと思った。

 

www.kawade.co.jp

2021年に地上波ワイドショーでカカオが放送された件について。

ブログを見たら、2018年にNHKBSザ少年倶楽部プレミアムで放送された時のカカオについての記事のアクセスが上がっていたので、(あ!読まれてる!どなたか知りませんがありがとうございます!)って気持ちと、(ゆずちゃん大変!朝のワイドショーでカカオが流れたよ!)って過去の自分に教えてあげたい両方の気持ちになりました。

 

ジャニオタってこういう時楽しいです。過去と現在が繋がる時。あの時のあれがこんなふうに展開したんだ!って喜び、自分以外の人生で味わえることってなかなかない。時代の変化とともにジャニーズ事務所も色々形を変えていく最中でしょうが、まるで子どもの成長を見ているような(気持ちの濃度によって我が子だったり2歳イヤイヤ期を一緒に乗り超えたママ友の子どもだったり親戚の子どもだったりする)そんな謎の感慨や愛情を感じるのは『古き良き時代』のジャニーズって感じ、します。

 

それでね、カカオをコンサートでやったんだけど、うん、すごい良かったの。でね、なんでワイドショーで取り上げられたかというとね、、、きいて。2021年。シゲの本が直木賞候補になったの。

ええええ!!!!ついに。。。。

そう、ついに。

うわーーーついに。。。

そう、ついに時は来たの。

2021年のNEWSはどう?

イイ感じ!今日はアニメの主題歌が発表になるよ!(去年手越君が脱退したことや、感染病に世界が席巻されていることは伏せとこう。)

わー楽しみだな~

楽しいよ~

 

過去の自分と話して優しい気持ちになりました。アイドルたちが自由な生活を制限してみせてくれる時間の経過だと思うと、より優しい気持ちになります。

朝起きてスマートスピーカーに曲を流してもらうのが私の習慣なのですが、そこで「NEWSの〇〇かけて」ってなんで言えないんだろう。言いたいよ~簡単に聴きたい。って思ったけど、そんな簡単に摂取されず、CDにパッケージされて大切に流通されるのがジャニーズアイドルには似合うのかもしれないって思いました。彼ら人生をかけてこれに取り組んでるから、楽しませてもらう側も矜持を正したいって気持ち。

 

2007年のシゲが蒔いた種は2021年になってまた新しい花を咲かせて、朝のワイドショー(スッキリ、2021/01/06放送)「直木賞ノミネートの加藤さんからのクイズです」という形でテレビに戻ってきました。

シゲったら、テレビにカカオが流れることを見込んでこのクイズ作ってきたのね。なんてできる男なの。おかげでヒール履いて踊ってソファーにだらんともたれて歌う「カカオシゲ」がお茶の間に流れたではないですか。清純と妖艶、男性と女性、両方を併せ持つシゲのカカオを。(DVD NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA -ENCORE- に収録されてます。通常版にはなんと「シンデレラガール」を歌うNEWSが収められています。4人が可愛さの権化です。)

 

成長譚とエンタメが合わさったものがジャニーズだと私は思ってて、それ自体の価値は分からないけど、なにかとても尊ばれるべきものだということは分かります。

自分で選んだわけでないメンバーたちと大舟を漕いでいかなきゃいけなくて、船を降りていく人が多い中「NEWSのために」と思って得意で好きだった物語を書くということを発展させた成亮君が、シゲアキと自らの名前を変え、売れっ子作家になってもその船にいて、メンバーとアイコンタクト交わしながら魂の歌を歌う。

こんな尊い話、私の人生でもなかなか出会えなかったです。

 

シングル3種買ったら視聴できる期間限定の特典映像(NEWS PREMIUM LIVE)で顔を見合わせて歌うシゲとまっすー、2001年放送のTBS金八先生第6シーズンで学ラン着て同じクラスにいた2人がですよ、30代になって黒いスーツ着て堂々と歌ってるんです。全然当たり前のことじゃない~。

NHKで先日放送されたSongs of Tokyo、ステージにいるのはまっすーひとり。そのままソロパートを歌ったところで、コヤシゲが登場。1人と2人のシルエット。3人になってからのNEWSは、人が少ないグループである利点を生かした演出が多くて心が震えます。長年のシンメを失ったまっすーの心のうちも、お互いに協力しあってきたコヤシゲの関係性も、そこにある感じがして。そんな3人の「NEWS」への熱量がすごくて、応援せずにはいられない。

#あなたのNEWSはどこから っていうTwitterのタグを見てたら、数少ない歌番組の出演でがっちり新規ファンを掴むNEWSの歌の力と、いままで「NEWS」と続けてきた努力、について土曜朝から想いを馳せました。

私は4人時代からしか知らないけど、アイドルでいた時は全力でアイドルを全うしてきた彼らに嘘はなかったと思います。思い出は大切に箱にしまって、クローゼットの中が幸せな箱でいっぱいに満たされたおばあさんになりたい。

 

えへへ。

住んでるところに再度緊急事態宣言が出たのでしばらくまた自宅の生活です。今まではこそこそとNEWSを見たりブログを書いてたりしたのですが、もういいかな~って感じ。NEWSの紡ぐ物語は私の人生を彩ってくれてるし、それは別にこそこそする必要もない、、、と思ったけど別に隠してなかったですね 笑。丸出しでした。

 

今のこの世界で、自分がなんの役に立ってるかわからなくて、私のしてる仕事になんの意味があるんだろうなんて、テレワークの手が止まる(テレワークとTwitterの相性良すぎませんか)日々なんですけど、1月3日のシゲのラジオで、

 

みなさんも、寒いですしね、この時期。ぜひ感染予防に努めながら、小さな、人と小さな時間で多くの人を救うというか、感じですかね。あまり大きくしないことで多くの人を救えるっていうのはあるんじゃないかと最近よく思います。

 

と言ってくれたシゲアキ君の優しさ、謙虚さ、またきゅんってしました。

だって彼らはいまも外に出て、マスク外して演技したり歌ったりしてるわけじゃないですか。みんなを楽しませるために。それなのに、ただ家にいる人たちのことまで考えられる優しさ、どこで身に付けてきたの。

ジャニーズに対する誤解や偏見を、自ら解いていくシゲがかっこよくて、そして10万部売る作家になっても書くきっかけを忘れないシゲが持つ「優しさ」の現れ方が、オルタネート以前と以後の作品では違う気がして。

アイドルだったから普通の高校時代が送れなかったシゲが自分の筆で高校時代をやり直す、そしてそれをアイドルという仕事に還元する。「そういうやり方があったなんて!」と、これは私の中のビジネスウーマンの部分が驚嘆する部分でもあります。そういう仕事の見つけ方があるなんて、これからの時代の参考になる部分もある気がして、ますますシゲとNEWSのこれからが楽しみです。

 

半妖の夜叉姫のオープニングテーマ、NEWSの「BURN」は本日1月9日午後5:30より読売テレビ日本テレビ系で放送です!

hanyo-yashahime.com

 

またね~!

 

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BURNといえば、シゲの著作にもBurn.

promo.kadokawa.co.jp

 

 カカオは時を越えて愛される。

yuzukonbu.hatenablog.com

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新年初こじらせ。

あけましておめでとうございます!新年早々「拗らせ期」が襲ってきたのでその解消のためブログ書かせてもらいます、、、、

 

毎回こんなこと言ってる自分もどうかと思うんですけど!アイドルへの恋心をどう処理していいか分からなくて困ってます。そもそもこれは恋心なんですか?これも毎回言ってますが、身近にいない人を好きになるのが初めてなので、これが恋なのかどうかも分からない。って私このブログで10回くらい同じこと言ってると思う。もうほんといい加減にして、、、

 

昨日の夢の中で宇多田ヒカルに「アイドルに恋する気持ち」について長々と語り、宇多田氏に「なるほど~」と言われた説得力どこ行った?

 

結局、この恋の行方はどこに着地するんですか。ふと、考えるんです。この恋(恋だとしたら)は成就しないじゃないですか。成就するとしたらその着地はどこに求めるのが正解なのか?将来シゲが結婚等したときに「よかったね、、、」って身を引くときが成就なのか?なんか違うな?いやまってそもそも私結婚してるわ。

 

この悩みを言うと「恋が愛に変わるんですよ」って助言頂くのですが、好きになって5年もたてば普通恋が愛に変わりませんか?5年もこんな拗らせ恋を抱えるものですか?

 

ちょっと真剣に他の人を好きになってこのしんどさを軽減しようともくろんで2,021円支払ってジャニーズカウントダウン配信見ながら「誰かいい子いないかしら~」って目で見てたんですけど、確かにみんな可愛いキラキラしてる、けどそういうのじゃないし、NEWSの出番待ってるうちに仮面舞踏会踊る大倉君がシゲに見えてきて「こりゃだめだ~」って思いました。そもそも誰か他の人を探すっていってそれをジャニーズ事務所内で探してるところから違ってる。でも時間ないじゃないですか、ジャニーズのグループ追ってると。次から次へと見たり読むものあって(直木賞候補作6冊とNEWSの配信とテレビと、、)

 

好きでしんどいっていうのは、係わりのない他者の心配をするのがしんどいってこともあって、自分の手におえる家族の事だって常時心配なのに、さらにハードな環境に身を置いてるアイドル兼作家の心配なんてとても私の狭い心のキャパを越えているのです。

 

好きになりすぎない、というのは「盲目になり過ぎない」ってことだと思うんだけど、その点のバランスはとれるほうだと自負してるのに、その言葉を言う本人がファンとの双方向的関係を非常に大事にしてるから、どうしろと?好きにならずにいられますか?と私はききたい。

 

ああ、これが「NEWSの音楽性やシゲの才能に惚れこんでる」だけであれば楽なのに、シゲがあんな表情やこんな表情やこんな言葉を伝えてくるから、そのシゲという人間そのものを好きにならずにはいられない。勿論、アイドルの仕事上の技術だということを引き算したところで明らかに残る彼自身の人間性~。

 

「いい年して」なんてことは全然思わなくって、だって、数字と内面は関係ないからいくつになっても誰かを好きになることは自然なことだから。でも、その「誰かを好きになる」っていう、この場合の方向性が私には見えなくて悩んでます。いや、悩んではいないけど、日常生活に支障をきたすようになったら困る。さっきもSongs of Tokyo見てたのですが、NEWS出てくるの知ってるのに画面に映った時に思わず「ひーーー!」と息を深く吸い込みました。多分一瞬で酸素足りなくなったんだと思う。

 

小節を歌い終わった時に思わず漏れるまっすーの微笑みってほんとに素敵よね、とか、バスの上の慶ちゃんが激イケで男っぷりに磨きがかかってる、とか、あまりシゲを凝視しないように(家族の前だとより凝視できない)感情を逃がす術さえ身についてしまいました。あまり好きになりたくないんです、でも好きでいたいんですぅ~。ほんと知らんがなって話ですね、、、友だちの恋バナきいてる時ってこんな感じだったかな、、、シゲは人の恋バナ全く興味ないって言ってましたよね、ほんとごめんシゲ。

 

2020年私が編み出したのは「シゲは私のミューズである」っていうエクスキューズです。これを言うことで全てが納得できるっていう。こんなに心が震えるのも、シゲが私のミューズだから、、、ミューズ、、便利な言葉、、、

 

あーほんと困る。

こんな文章読ませてごめんなさい。

せめて礼儀正しく感じの良い人間になるくらいしか、今のところできることがない、、、

 

好きになり過ぎたくないから(好きになり過ぎるとシゲに申し訳ないって思う)、自分から身を引こうなんて、悲恋、、、とか言ってる自分に苦笑です。こういう理由で担降りする人っているんじゃないかしら?

ああほんとこわいこわい。

人集めて、「拗らせ片思いクラブ」作って誰か一番こじらせてるかプレゼンしあうのやりたい。地獄か天国か。。。

 

もう寝ます!なにも解決しなかった~

あとからこれ読んだらしにそうになりそう!でもまぁいっか!真実だし!

2021年の皆様の平安を祈ってます~!

2020年、ありがとうございました。

1月20日までに推しの以外の直木賞候補作を読まなきゃいけないから忙しくって、、、と自慢げに言ってみる。

 

2020年のうちに推し活について書き留めておきたいことは沢山あって、12月18日の直木賞ノミネート以降から今日までの10日間でもこの盛り込みかた↓

 

コロナについて語るシゲ(シゲ部)/CDTVでカナリヤ/CD発売/メールのシゲのテンション/MV3種とメイキング/Mステビューティフルとトンチキ/ゴチ継続/premium live/オリコン26作連続一位/アニメの主題歌/染、色復活/シゲのしゃべくり/

 

「コロナという感染症、コンサート中止、メンバー脱退、舞台の中止。そこからの決意。新シングルの発売決定にやっとこぎつけたと思ったら、本人もコロナに感染、メンバーも感染。再びの苦難。PCR。そして突然の吉報。無言で届く花束。コロナ明けの初仕事は直木賞ノミネートの記者会見。浴びるフラッシュ。」

ってプロット持ってたら、少年ジャンプ編集部でも「いやいや!やりすぎでしょ!」ってツッコまれますね~

 

昨日しゃべくりの画面に映った、時計じかけのオレンジのTシャツを着たお若い男性の新潮社の担当編集者のかた、いかにもシゲと価値観を共有してそうで、この人たちは信頼できるって思いました。

編集者の方や、ヒロイズムさんやair:manさんはじめNEWSというプロジェクトにかかわる人、そしてプロジェクト本丸にいる本人たちのNEWSへの愛情と熱意をひしひしと感じる一年でした。

 

しゃべくりのシゲはどんな球を投げられてもカッキーンとクリーンヒットを放つ打者みがありました。そしてとても美しかった!前髪の下にくるくると丸い目を輝かせ、少し頬を赤らめてクシャクシャと笑う姿が可愛かった~。世界よ見よ、この目の輝き。

 

同志社大学の浜矩子教授が、「目は口ほどに物を言う」という格言について、これがいかに名言であったか、マスク着用ライフで実感し、『マスクの中でいかに作り笑いしたとしても目はその「偽笑」についていけない。スカノミクスの親爺さんの目がいかに冷たい目であったか、前任者のアホノミクスの大将の目がどんなにキョトキョトしてたか、桜を見る会を語る彼をみて再確認した』と、12月27日付の東京新聞で語っていて笑ってしまいました。

 

顔半分が見えない世の中で目にする「人の目の輝き」の尊さに気付いた一年でした。目をキラキラと輝かせ、自分の人生を使って何かを成し遂げようと動く人の美しさ。

 

キラキラと言えば、先日のMステのジャニーズのトンチキメドレー。あのメドレーの面白さは「Sexy Zone関ジャニ、NEWS」のグループの選抜にあるような気がします。小さい頭にでかいターバンを載せた佐藤勝利君が「トンチキと言えば僕たちセクシーゾーンですよねッ!」とばかりにジャニーさんのエピソードを喜々として語るのに対して、トンチキという枠にどこか気恥ずかしそうなすっかり大人の関ジャニとNEWS、その3組が少年隊のデカメロン伝説を踊るという、すごく不思議な空間でした。「あ!い!し!て!いる!(きっみだけ)」と口を動かすシゲ、「YOU! YOU! YOU!神に誓うよ~」の小山さんのきびきびした動き、ジャニーズお得意のジャンプして回転するやつ、シゲのジャンプが画面に収められていなかったことが遺憾ですが、全体的にたまりません。

 

港区のサントリーホールの近くの衣装用のマンションの部屋はまだあるのかな~って考えを巡らせたところで、「なんで私そんなこと知ってるの?」と真偽不明のジャニーズ知識がいつの間にかすっかり脳に定着してることにビビりました。しゃべくりで関ジャニが来てた特攻服等、ジュニアにお下がり不可能な服もちゃんと保管されてるんですね。(大倉君の服にでっかく「たちゅよし」って書いてあるの笑いました)

 

∞SAKAおばちゃんROCKは久保田先生/馬飼野先生作なんですね。ジャニーさん独特の、『日系人が考える関西のイメージ+郷愁』を、大阪のヤンキー丸出しの当時の関ジャニが歌うのはさぞかし勢いがあったことでしょう。伝統的に日本人はヤンキーが好きなのです、横山君のような、顔の綺麗なヤンキーが。年齢を重ね、他者の目線を入れて成長を続けてきた証が、昨日のしゃべくりの面白さに集約されている気がしました。たこ焼きソースを浴びるという罰ゲームを食らった丸山君が「俺、京都や!ソースじゃなくて出汁や!」って言うところなど、感動するほどの面白さ。

 

コツコツと何かを積み重ねていくことに思わぬ感動を感じた、トンキチとしゃべくりでした。

 

人類が未知の感染症の脅威にさらされるなんて意外すぎたけど、その中でも粛々と生きてる人間の強さについて考えずにはいられない一年でした。なんど倒れそうになってもそのたびに強くなって立ち上がって生きていく、その強さを人間は与えられているんですね。


NEWSのCDの初回盤を買うと特典としてNEWS PREMIUM LIVEというストリーミング動画が期間限定で見られるようになってます。

生バンドで数曲を歌うという、シンプル&ラグジュアリーな空間で、「いつかこういうNEWSが見たいな」って願っていたNEWSの姿がそこにありました。やっぱりNEWSの魅力は歌なんですね。生きてるって素晴らしいって思う歌なんです。

 

ここ最近のシゲの美しさが素晴らしい、って通年そう言ってる気がしますけど、ほんとに煌めいて。

 

シゲの美しさに度肝を抜かれたカナリヤMVのメイキングは、シゲの内面と外見の美しさに焦点が当てられてて、シゲの美しい顔を見れば2020年がどんな年だったか、2020年が人々にどんな影響を与えたのかすらわかる、人間賛歌のようなメイキングいやドキュメンタリー作品でした。

 

ジャニーズにも芸能界にも美しい男性は沢山いるけど、慶ちゃんがズバッと言ったように、『シゲは、表情の奥にストーリーが見える』のがシゲの顔の特色だと思います。YOUは顔採用、NEWSに選ばれた理由をそう言われたシゲは落胆したそうですが、ジャニーさんが見たのは単に「綺麗な顔」でなく、その顔の奥にある、ストーリーの可能性を見たのではないかなと思ったりする、年の暮れ。

 

2020年のシゲの顔の珠玉の表情のひとつが、6月のHAPPY LIVE WITH YOUでソロ曲「世界」での、スタンドマイクを両手で握りながら、頭を下に向け目をつぶった時の、苦しいような悲しいような切実に何かを欲してるような表情で、その表情の奥にあるストーリーを読み取って心がギュッとしました。

 

あの時の非常事態があの表情をさせたんだと思ったけど、2020年も終わりを迎える今、またしてもそんな切実な表情を浮かべてカナリヤを歌うシゲに、底力のような、生命の輝きのようなものを感じ、同時にMステのチュムアキに「わたし、あの王子様と結婚する!」と幼女になって叫びました。タージ・マハルってシゲの為に作られたんだなって。

 

長い!話終わらない!

そりゃそうだ!2020年だもん!

 

でもこうして命あって良かったですね。

生きてるからこそです。

会いたいなってアイドルに言われて、ときめく心も生きてるから味わえるんだなって。

来年も、目を輝かせて美しいもの沢山みて、人生の喜びを膨らませたいです。

皆様も良い年をお迎えください。お体に気を付けて。

それではまたー!

 

加藤シゲアキ『オルタネート』が直木賞候補作に選出された日

<ドキュメント:推しが直木賞にノミネートされた日>

12月17日、この日は7時シゲちゃんプレバト、8時まっすーぐるナイ、9時慶ちゃんバラダンと、毎日放送、日テレ、MXと、メンバーがバラバラの番組に出演。3時間通してNEWSメンバーをそれぞれ摂取し、特に慶ちゃんはコロナからの復帰最初のお仕事(生放送)だったこともあり、言い得ぬ満足感で今日は早く寝ようと10時半にベッドに入る。

18日午前1時半過ぎ、胸騒ぎがして目が覚める。スマホを手にしTwitterを開く前にLINEの通知に気付く。

(!!!!!!)

飛び起きた。

公式発表は午前5時。まだ3時間半ある。机に座ってあらためてPCを開く。この時間にスポーツ新聞の紙面をTwitterに載せてる人はなんの仕事をしてるのだろうか?と考える。配送センターの人か。3時ちょっと過ぎたところで我が家のポストに新聞が投函された気配。外はまだ真っ暗。スポーツ新聞もコンビニに届く時間か。Twitterを見ると荷解きをしたのか新聞各紙の一面を載せている人を発見。この人はコンビニで働いているのだろうな。配送センターや新聞店やコンビニ、この時間も働いている人がいることに想いを寄せる。

夜ふかしなのか波動で目が覚めたのかポツポツいるTLの人たちに具体的お知らせをするつもりで、新聞を載せてる人の呟きをリツイートして伝わった気がしたところで、10分くらいでリツイート取り消す。

なにがなんでも公式発表を待つ。これが鉄則。オタクになって知ったことのひとつ。

 

まだまだ5時にはならない。

今の世の中にはインターネットとリアルの、2つの世界が一緒にある。私の子どもの頃にはリアルの世界が全てで、親や先生が知ってることが全てだった。でも今はインターネットがあって昔ならたどり着けなかった情報を知ることができる。現に小学生の息子は、私の知らない世の中のことを知ってる。

インターネットの世界だけになると、リアルでうまくやっていくのは難しそうだと思うが、今のところインターネットとリアルをうまく融合させているように見える、息子も私も。

 

アイドルの沼に片足を沈めたところで「これは一人で丸腰で進むには危険な道だ!」と気付き、早々にブログを始めたがTwitterをはじめたのはしばらくたって、もっとリアルに人と交流したいと思ってから。このネットを漂う熱く重く真剣なファンの感情をリアルで出せたらいいだろうな~と思うし、今も思ってる。そうでなかったら深夜3時に「シゲ!直木賞ノミネートだって!公式発表5時!」「あと2時間どうやって過ごそう!」とやり取りできる相手はいないのだ。

 

午前4時過ぎ、夫が私がごそごそやってるので起きてきた。「シゲが直木賞ノミネートだって!新聞にはもうでてるっぽいけど5時にならないと公式発表でない!」と夫に言ったら「シゲが?!それはすごい!」と「新聞買いに行く?」と親切なオファーで4時半、新聞を買いに行く。

 

まだ店員しかいないコンビニの自動ドアがウィーンと開く。入口そばのスタンド、すぐに目が入ってきたシゲの笑顔。スポーツ新聞の一面にシゲ。全部の新聞を買う。お礼になんか買うよーと夫に言ったらコロッケ食べようかな~と言われコロッケも一緒に買う。朝4時に来て「シゲいた!」と言いながらスポーツ新聞いっぱい買ってく中年の夫婦、シゲの関係者だと店員に思われただろうか。

 

直木賞(←超デカいフォント)候補(←超ちっちゃいフォント)の、いつもながらのスポーツ新聞クオリティも今日は可愛く感じる。夫が「『マドンナ痔!?』を思い出すな。ほら、マドンナがウォシュレットを日本で買ってアメリカに持ち帰った時の」と昭和もしくは平成初頭の知識を披露し、やっぱりこの人好きだわ~と思う。「その『痔!』はどこのフォントが小さいの?」と私がきいたら「確かにそうだな。『!?』の部分かな。」と答える夫。

 

5時。Twitterに旋風が巻き起こる。どれをリツイートすればいいのか!とりあえず目についたものをリツイートしてみる。たっくさんある!どのシゲの顔も可愛い!すごい!

Twitterの人々も、起きてくる。

そう!そうなの!オルタネートが!直木賞!ノミネート!

夢?!夢みたい!でも夢じゃない!

 

こんな日がいつか来ることは知っていた。

でも実際に来ると夢みたいって思う!

はっ、シゲにおめでとうを言わないと!メールメール(ラジオに)

はーーシゲほんtっととととととtにおめでとう!

シゲが頑張ってきたことの結果だよ~!

こんな夢みたいな、、でも現実をリアルタイムで見れてほんとにほんとに幸せです。

 

12月16日にジャニーズWEBに更新されたRING、澄み切った冬の青空みたいなシゲちゃんの瑞々しい文章、病を経てたどり着いた新境地だなと思ったあの文章は、このノミネートの連絡を受けたあとだったんだね。「俺も幸せになるぜ!いぇい!」なんて言って!可愛い!「いぇい!」だよね~!いぇーーい!

 

シゲおめでとう!何度口にしても嬉しくって!
あーもうもう!

 

 現在12月18日午後1時。ネット記事適当に置いておきます!ほんの一部ですが。

どのシゲちゃんのお写真も素晴らしくって大事に少しずつ保存していきます!

フジテレビ(一番上)の「会場外の音に耳を澄ませる加藤シゲアキ」とAERA(上から2番目)の「加藤シゲアキさん。カメラマンからの「ガッツポーズ」依頼にも軽やかに答えた」「30分の会見を終えた加藤さん。穏やかな表情で会場を後にした」のキャプションが素敵です!どちらもほぼ全文載ってます。シゲの一言一言が素晴らしくて誇りです。小さい字は写真の覚書....たくさんあってどれもいいので。

 

【フジテレビ】耳を澄ませる加藤シゲアキ

www.fujitv-view.jp

 

AERA歩いてる加藤シゲアキ

dot.asahi.com

 

毎日新聞マイク持った横顔

mainichi.jp


【サンスポ】笑ったときの目尻のしわ

www.sanspo.com

 

【ナタリー】美人、立ち姿

natalie.mu

 

【エッジライン】恥じらいのある笑顔

www.edgeline-tokyo.com

 

マイナビ美少女

news.mynavi.jp

 

ザテレビジョン良い笑顔、立ち姿

thetv.jp

 

【anan】見事に美しい横顔

ananweb.jp

 

これは私のスマホから。新潮社のシャッターシゲ。

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DAY286 シゲの刻

回復に向かってるときき安心したものの、彼らの心は大丈夫かな~と考えてるうちに私自身のプライベート状況と相まって鬱々としてたのに、シゲのラジオを聴いてたらメキメキ元気でてきたのほんと私って、、、って感じ。

 

同じくシゲの刻(シゲ部のあと余韻に浸ってるうちに過ぎ去っていく時間のこと。2時間ほど続く)を過ごしてるシゲ担友人とだらだらと話してたら午前1時くらいになったのでどちらかともなく「シゲに波動を送って寝よう」となり、波動を送りました。

 

シゲ、めっちゃ愛されてる。アイドルファンの人はアイドルを愛すれば愛するほど矛盾に苦しむものだと思うのですが、同胞と話しているとその気持ちも紛れるというか、彼女たちの真摯な姿勢を見てると、人を好きになるってそもそも良いことじゃん!ってなりますね。そして大体において結論は「シゲに、NEWSに会えて良かったね、わたしたち。」で終わる。毎回これ言ってる気がする。

 

コヤシゲの回復を夫に伝え「コロナになった作家兼アイドルって」と言ったら「まず、作家でありアイドルでありってのが稀有。」と返され、えへへ....ですよね....ってうれしくなりました。誉め言葉だと判断したので。

 

誉め言葉といえば、小学校低学年の時、兄の友人が私の作文、タイトル『コロとねむる』(コロは飼ってた猫の名前)を読んで「『コロとねむる』.....これ、コロと寝るじゃなくて眠るというのが良いね。」と褒めてくれてその人のこと好きになった、ということを思い出しました。

 

いつもはなんか上手いこと話しつなげてやろ~と狙うのに今日はブツブツとエピソードの羅列になるのは、この2週間生きた心地がしなかったせいです。まず、まっすーから「2人は良くなってるみたい!」という報告があり、数日後シゲから、そしてその翌日に慶ちゃんからジャニーズWEB上で報告がありました。3人の思慮深い、とても良い文章を見てたら、その小学校低学年の思い出が蘇ってきたのでした。(兄の友人当時小学校高学年をシゲでイメージしてもらってかまいません。趣味ブレてないでしょ?へへ...)

良い文章書きますよね、3人とも。

私、人の文章を見るセンスはあると自負してるのです。理由は分からないけど、この文章は良い、って本能的にわかるのです。編集者になりたかったなと今思う、、編集者になって加藤さんを担当して重版の喜びを分かち合いたかったと......賞を取ったあかつきには泣いて喜びたかったと.....

 

シゲは作家だから、と言うことを置いても、なんでこんな良い文章かけるのかな~って思ったとき、慶ちゃんは伝えることに長けてるし、まっすーは言葉のセンスに優れてるし、と思って、さらにもっと大切なのはこれがちゃんと彼ら自身の言葉であるということかな、と。それでなんで彼ら自身の言葉なのか、というと、彼らは「アイドルを演じ」てはいないからだ。という結論に達して健やかな眠りにつきました。

 

シゲも小説を書くこととアイドルをしていること、しかもそのアイドルの活動は順風満帆とは言えず、絶えず自己の内面に問いかけ、メンバーと話し合ってきたこと、それらすべてがリンクして彼の瑞々しさに繋がってるんだなぁと私は思い、自分の人生を使って魅力的な物語を作ることがしたい、と明言する彼*1にますます恋..... たくましいなとか素敵だなとか立派だなとか楽しみだなとか、色々ひっくるめて「恋」という言葉がでてきました。

 

私少し前の記事で、「私の小説はシゲが書いてくれないから、わたしが自分で美しい本を描く。」って似たような一文書いてるんですよね。これ私だけじゃなくて、彼を好きな人はみんなそういう部分あると思うんです、自分がシゲとシンクロしてる、って。それはリアルな世界で好き同士なら当たり前なんだけど、対芸能人でこの感覚って面白いな、と。

シゲってそんなふうに、芸能人なんだけどすごく普通というか、、シゲの考えてることわかるよって思わせるというか、、そういう彼の魅力ってなんなんですかね?顔が良くて頭も良くて内面も立派で、自分の弱さをさらけ出す強さもあって、、完璧なのに普通。なんか普通。

多分彼のこと良く知らない人は「イケメンで中学から青学でジャニーズで作家」ってちょっといけ好かない感じだと思うんですよね、でも、、、

出会えて良かったね、っていつもその結論だけど、「自分がシゲを選んだというよりも、シンクロしたというか、、、、シゲに選ばれたって感じがする」というシゲ担友人の言葉に「それなっ」ってなり、この感覚って面白いな~とシゲの刻を使って掘り下げてみました。

 

こじらせのその先へ。ってイメージで 笑

 

みんなシゲを好きになればいいのに、なんて思わないけど、シゲを好きになった人生は楽しいなって思います。というか、人を好きにならない人生なんてつまんないですね。

 

タイトルに困って日記にしたけど、STORYの発売日(2020年3月4日)を起点としたら286日目なんですね。あと2週間で2020年が終わるなんて....

世界に波動を送ります。びびびびびび!

*1:新潮社の「波」 2020年12月号のインタビューはとても良いです。この冊子はあらゆる面において老舗のプライドと底力を感じて、私は定期購読しました。1年購読で1000円(送料弊社負担)という驚きの価格設定