『アンダルシアに憧れて』に憧れて。

ケンブリッジ飛鳥佐藤勝利が激似』なことでも熱いリオオリンピックが開催中の2016年の夏、もうひとつHOTなことが。そう、2016年夏「アンダルシアに憧れて」が熱い!私の中で!

 

8月10日放送のNHKBS少年倶楽部にて、選抜メンバーによる「アンダルシアに憧れて」を見て以来、アンダルシアに浮かされてます。なぜこんなにアンダルシアに惹かれるのか考えてみました。

ちなみに、「アンダルシアに憧れて」の基礎知識はここのサイトから頂きました。とても優れた考察で大変分かりやすかったです。

sasagimame.hatenablog.com

 

さて、大晦日の深夜にTVをザッピングしながらカウントダウンを眺め「相変わらずジャニーズはすごいなぁ~(主に客の入りと盛り上がりが)」と感想を抱くくらいの人間だった私。マッチの「アンダルシアに憧れて」がいつの間にかジャニーズの社歌みたいになってるらしい、とは知っていました。(1989年のマッチリリース時で私は既に高校生)

 

じっくりとアンダルった(アンダルシアを視聴した)のは今月の少年倶楽部が初めて。

ダンス古くね....?!

と、まずShockを受けました。昔懐かしの「武富士のCM」ぽいというか....

 

 

なぜなら、このアンダルシア、1996年に東山紀之氏が少年隊のステージでソロナンバーとして披露して以来、20年間踊りがほとんど変わってないのです....!そう言われれば、全体に感じるヒガシイズム=ミュージカル×マイケルジャクソン+ヒガシ的な何か。しかし、その古さがぐるっと回って2周ぐらいして今や新鮮!

 

8/10の小クラで私の琴線に触れまくったアンダルシアのパートを時間列に列挙すると、

  • 京本大我君と中島健人君を中心に、V字の並びからスタート
  • 神宮寺君と高橋海人君を傍らに携えた健人君のジャケット開閉
  • 「ダークなスーツに着替えて~」の中間君の色っぽいジャケット肩抜きプレイ
  • 五関君のダンス全て
  • 五関君のジャケットの下がノースリープのシャツで、ジャケットの下から脇の部分がチラチラ見えるところ
  • 藤井流星君と松島聡君の身長差のある背中合わせ
  • 「トニーのやつがしくじった」の松島君の指クルクルからの横顔
  • 松島君の発展途上の色気が全体的にすごい
  • 「第3倉庫に8時半」直後のケンティーの両手ピッピッピ
  • 誰か彼女に伝えてくれよーからの盛り上がるヒガシ感
  • ジャケット脱ぐと現れる各人の個性に合わせたインナー
  • 五関君の二の腕
  • ケンティーの黒シャツタックインvs.松島君の練習着みたいなTシャツ
  • 落としたジャケット、口で拾う
  • 口で拾えるようにちょっとだけジャケットの位置を手で調節するケンティ
  • 「激しい痛みが体を~」の大我君の表情、特に口元
  • 流星君が正統派なハンサムであること
  • 全員が客席に向かってジャケットを投げた時の客席の悲鳴
  • 聴こえる生パルマ(フラメンコの手拍子)
  • 感じるウエストサイドストーリー(ジャニさん好物)
  • 両手をあげるフラメンコのポーズでフィニッシュ!

 

3分半でこんなに見どころがっ!特に「第3倉庫に8時半」で両手ピッピッピと振るのがすんごい気にいりました。(ピッピッピって擬態語ちょっと違うかもしれないが他に思い浮かばない)

 

 

さて、ちょっと話を変えて2012年12月26日のKちゃんNEWSでNEWS4人が語る「アンダルシアに憧れて」について抜粋して紹介します。

 

~カウコンについて話す4人~

シゲ「去年違う曲踊ってもらってなかったっけ?小山に」

小山「そーだよ手越が」シゲ「時効だから言おうか笑」

マスシゲ「あれひどいよね!」

小山「全然いいんだけど、手越が、『アンダルシアに憧れて』ですよ」

増田「俺はあの曲って、もともと8割ぐらいは知ってるわけじゃん、小山も8割ぐらいは知ってるわけじゃん」

シゲ「みんなやってるんだよね」

増田「シゲもわかるじゃん」シゲ「うん、わかる」

増田「だから2割ぐらいやってあとは完成度を高めるという作業でいい」

コヤシゲ「うん、うん」

増田「でも手越は何にも知らなかったわけ」

手越「うん、なぁんも知らなかった」

シゲ「何回も覚えてんのに忘れてるだけじゃん」小山「絶対知ってんだよ」

増田「で、手越が絶対踊れないっつって」

シゲ「10秒ぐらい練習したんだよね」手越「10秒ぐらいやった」

シゲ「10秒ぐらいやって、俺ダメだ思い出せない!っつって笑」

この後の会話をまとめると、ジュニア経験値の低い手越が「アンダルシア踊れないから慶ちゃん踊って!」とお願いし、小山が急きょ練習して踊ることになりました。練習から汗だくで戻ってきた小山を見て手越も「申し訳ない」と思い、家に帰って試しに一人で踊ってみたそう。

手越「でもね、家に帰って全く誰もいないところで踊ってみたの。俺、6割ぐらい踊れたの」

小山「踊れ!じゃあ!」

 

なんでこの部分を紹介したかというと、嬉しそうに手越をイジるシゲのアンダルってる姿を見たい欲求と共に、4人の体に沁み込んだ『アンダルシアに憧れて』に憧れずにはいられなかったからです。

加えて言及したいのが、最新の小クラプレミアムでKinKiの『情熱』という2001年の曲について語るコヤマス。「KAT-TUNが最初からバックについてて、俺らが途中で出てくるんですが、Aメロが好きでAメロを踊りたかった」と小山が語り、「どんなやっけ?」と古すぎて自分たちの曲の踊りを思い出せない光一さんに向かってスムーズにAメロの一部を踊って見せるまっすー。続いて「剛君の曲終わりの手の動きにジュニアみんな憧れて真似した」と振りを再現する小山さん。(確かにものすごく印象的な動きで剛さんの才能を感じた)

 

ここのやり取りが好きで何度もリピートした結果、再確認しました。

次世代に受け継がれていく伝統芸能としてのジャニーズに非常に私が惹かれていることを。

KinKiに憧れたNEWSやKAT-TUNも、その後輩たちに憧れられ、そしてその後輩たちもさらにまた下の後輩たちに憧れられて.......そもそもKinKiもSMAPに憧れてて....

 

ぅぅ~

リスペクト!!

 

安室ちゃんの「RESPECT the POWER OF LOVE」の一節を声高らかに叫びたくなった。

余談ですが、オリンピック観戦時などで気持ちが高ぶった時にこのリスペクトパワーオブラブを叫ぶとすごく気持ちいいのでお試しください。

 

動画サイトで「アンダルシアに憧れて ジャニーズ」と検索すると、数々の歴代のパフォーマンスがヒットします。10代の今井翼君のバックにジュニア時代の嵐がついてたり、まだオカッパのワンレンヘアーだった光一君がミュージックステーションにて「第3倉庫で8時半」ピッピッピとするのも見れます。もちろん、時を経て歌が上手になった光一君と一緒にカウントダウンでアンダるヒガシの姿も見れます。

 

ブルーハーツの真島氏が作ったこの歌を、マッチがシングルとしてリリースした時は「ジャニーズもすごいところから曲持ってきたな」と感心しましたが、まさかこの曲がこんな感じで味付けされ、時を超えることは当時は誰も想像できなかったでしょう。小クラで見事にアンダルってたMr.Kingの高橋海人君なんてマッチのリリースから10年後の1999年に誕生してるんですから。ぅぅ~リスペクト!!

 

ツバーサ君たちが踊る後ろで、手を叩いて盛り上げるファミリー(番組協力の客)が、髪型や服装などの流行が違っても、今のファミリーたちの姿となんら変わらないことにも感銘を受けました。ジャニーズのマンネリズムは素晴らしき形式美である、と主張してこの記事を終わります。リスペクトパワーオブラブ!!