コロナでも、NEWSの勢いは止まらないし、私の好きも止まらない。

もう誰も信じられないというか、政治家もテレビもネットも、みんな違うことを言ってるし、そういう時こそ自分の頭を使うんだよとはわかっているけど、今まで公衆衛生や疫病について考えたことないから、自分の頭でこの状況を考えろと言われましても!

 

しかし思考停止は良くないと思うのでブログという名の日記を書こう。

 

CDTVやFNSでのNEWSのパフォーマンスを見たら、2019年3月の少年俱楽部プレミアムのNEWSが卒業した回を思い出しました。

 

yuzukonbu.hatenablog.com

 

ちょうど1年前のこの記事のなかで私は「あー!誰か偉い人!NEWSを使ってください!彼らに歌をたくさん歌わせてください!」って書いてるんですけど、NEWSにたくさん歌を歌わせる時代が来そうですね。

 

一昨日(2020年3月21日)なんか、一日に2回もNEWSが歌うのを見てしまいました。FNSの緊急特番は中止になったフィギュアスケート世界大会の代わりに、放送日10日前に企画が始動したとか。

 

もしコロナウイルスが無く、予定通りの番組が組まれていたのなら、NEWSを知ることがなかった人もたくさんいたんだろうなと、周波数が合ったかのようにあの日突然NEWSにごっつんこした私は、出会いって面白いなと思うのです。

 

静岡の、やるはずだった無人のコンサート会場の前で、ツアーグッズをまといU R not aloneを歌うNEWSは、あの番組でしか見られないNEWSでした、コンサート以外では。NEWSと私たちファンはコンサートをする機会を(今のところは)失ったけど、その代わりにコンサートのような熱気を地上波のテレビで外に届けられた。(番組の平均世帯視聴率は9.3%だったそうです)

なにかを失うのなら、その分何かで取り戻すのはビジネスにとって大事なことで、この演出が番組サイドからなのかNEWSサイドなのかわかりませんが、じゃあエコパでやろう!ツアーパーカー着ようか!曲はU Rで!って打ち合わせしてるとき、NEWSもスタッフもどんどん盛り上がっていったんだろうなと想像して笑みが漏れちゃいます。賢くて可愛いひとたち。

 

それでも歌い終わった四人はどこかさみしそうで、私は「コンサートやらせてあげたい!」と心から思いました。

 

なにかを愛するということはそれだけで心が癒される。だから見返りなんか求めずただ好きなだけで私は充分幸せなのに、NEWSくんは、愛してくれてありがとう、僕たちも愛してるよ、とばかりに私が渡した愛以上のものを返そうとしてくるんです。いいよいいよ、そんなのいらないよ!と言いたいぐらいに。

 

一日のうちで、圧倒的なパフォーマンスを2回も見せられて、なぜかソワソワと気持ちが落ち着かなくなりました。何度見てもなにかを取りこぼしているような、そんな気持ち。もっともっと深く理解しなきゃ、と焦りすら覚えるのはどうして。良きファンでいたい思いと、実際に自分ができることの差があるからかもしれない。

 

日記をつけているといいのは、上にあげたように、その時はとっても心配でも、あとになって読むと、そんなこともあったけどあれがあったこその今だね、って思えることです。

だから、この文章も、あとから見て「2020年はコロナだったなぁ」と思えれば、、、ほんと先行きが見えないんですけど。SFみたいで。

映画『コンテイジョン』は現代の伝染病を描いた作品で、よくできているのでもともと好きな映画なのですが、わたしは悪趣味なのでコロナが出始めたときに1回見て、昨日もう1回Netflixで見ました。「この映画は目に見えないものを敵にした怖さがある」と2011年の上映当時、スティーブン・ソダーバーグ監督は言ってましたが、まさに今、ウイルスそのものよりもそれによる人々の恐怖や、経済格差など現代社会の問題が露見してきた感じが怖いです。

 

戦前の1940年に東京オリンピックが予定されていたが、日中戦争の影響などで日本が開催権を返上したという過去の事実が思い出され、「歴史は繰り返す。。。」などとテレビに向かって独り言をいってしまいます。いや!繰り返してほしくないんですけどね!

 

私の好きなアイドルもこんな世界で生きてるんだなぁと思うと、私たちがいつも言う、「同じ時代に生まれて良かったー!」ってやつも、いやいやそういう辛苦を一緒になめるって意味じゃないから!って付け加えたくなりますね。集まってぼやきたいです。シゲー、大変だよねぇーーでもパフォーマンス、すっすすすすすgっごいいいよかったよ!!心に響きまくった。ほんんんtっとおおおおにありがとう!!!って、言いたい。そして何年後か先に「あのとき、しんどかったね。でもあそこがまたひとつの転機だったね、NEWSにとって。」と言いたい。

 

FNSの前に放送されたミュージックフェアでの水樹奈々さんとの『絶対的幸福論』もさいっこうに素晴らしかったですね!水樹さんの声とのハーモニー最高!

手越君の「怒られてばっかりの僕だけどいつまでも僕を叱ってほしい」ってパート、胸が詰まっちゃう。わたし、ダメなんです手越君がシンプルな言葉で歌うと、胸がギュッとするの。『クローバー』も手越君の「永遠(とわ)に君に幸あれ」ってところで毎回胸がギュっとするんです。

「愛してる愛してる愛してる」って繋いでいくんだけど、なんていうんだろう、シゲの表情が「心が痛くなるほど誰かを愛してる」って顔してるの。ほら、人を愛するって、失いたくない何かと出会っちゃうことだから、苦しいんですよね。感受性の強い彼にはそのことがわかってるの。だから、恋の歌を歌うシゲはいつもどこか苦しそうなの(私にはそう見える)。

アルバム『STORY』は面白いつくりで、メンバーの語りがインタールード的に入っていて、「メンバーが抜けていくときかぁ、やっぱさみしかったし、今でも時々、みんなと一緒にやってたらどうなってたんだろうなと、」と、『さみしかった』というワードを使うシゲだから、『絶対的幸福論』の中の歌詞、「心が痛くなるほど愛してる」がとても似合う。

 

才能豊かだけど、普通の人なんですよね、シゲって。

ジャニーさんが偶発的に選んだ、普通の男の子たちが自分たちが誰かの光であることを知り、時にその重みに苦しみ、真剣に向き合った結果が今のNEWSだと思います。全身全霊で「アイドル」を全うする彼らに、ドライで冷静沈着な私の心は揺さぶられるんです、あ、シゲ担的にいうとかき混ぜられるんです。

 

ファンの欲目を抜いても、FNS特番のNEWSの歌の熱量は尋常じゃない熱さで、だからこそ湿っぽくて暑苦しいのが苦手な私の心にまでしっかり届いたんだな~、今のこのかっさかさに乾いた状況、沢山の人に届いたんじゃないかな~。

 

東京オリンピックに並々ならぬ想いがあったジャニーさんはこんな2020年を見ることなくて、幸せだったかもしれない。

こんな時だからこそYouたちの出番なんだよ!って言ったかな。

NEWSの雄叫びも、世界中の人が笑顔になりますようにって想いも見てくれたかな(生前はほとんど今のNEWSには興味なさそうだったけど.....)

 

コツコツやってても自分にはどうにもできない歴史の力で人生を揺さぶられるのが人間だけど、それでも諦めず明日を信じて頑張るのが人間で、私はNEWSを好きになるのがやめられないし、やっぱり同じ時代に生きられて幸せだって再確認しました。

 

もはやコンサートいつから、とかそんな見通しさえ怪しい感じではあるけれど、NEWSの勢いは止まらないし、私の好きも止まらない。好きなものは好き、納得できないことはできない。もっと声を上げて、停滞してるようで進む。がんばろ!