推しの力(日記)

あしたシゲちゃんの舞台観に行くのがウキウキで仕事の合間に覚え書き。

楽しみってだけで文章書いて記憶箱に残そうって思うんだから、すごいです推しの力。

月火水木金働いた~♪って、SHISHAMOの「明日も」を朝からヘビロテ中です。

 

週末に新国立劇場でスタートした「モダンボーイズ」、ネタバレを見ないよう薄目を開けていてもその好評ぶりが伝わってきます。

5月に延期になった札幌公演の代わりにツアー初日になった横アリ、入場して席についても、一曲目が始まるまでほんとに始まるかどうか分からないという緊張でいっぱいでした。あの時の緊張感があったのでモダンボーイズに人々が楽しんでることがとても嬉しくて。

 

予想もつかない何かが起こりうる時代になったんだなぁという気がします。

こっちに帰ってきたら友人といっぱい会うんだ~と思っていたけど、実際蓋を開けたらこの一年間はほとんど人に会っていない。数少ない会った人のほぼ100%が趣味の、、、オタ友、、、つまりNEWS担。

コロナ禍の中わざわざリア友(学校や会社で出会った友だち)と会う理由はなかったけど、わざわざオタ友と会う理由はあった。

オタクと推しへの愛を語り合ったり、その感情を胸にお互いを勇気つけたり、そういう作業が不可欠だった、たとえそれがネット上だとしても。

 

推しに生かされた一年だったなぁ~

主に友人や仕事関係者への近況報告に使うfacebookを久しぶりに覗いたらコロナ禍の前は旅行やパーティに日々情熱を傾けていた人々がそれぞれの「推し活」について語ってて、コロナ禍で人は推しに光を感じるものなのだろうか、と思った。

 

推しはリスク分散しておいた方がいいですよ~何があるかわかりませんしね~と友人は言う。確かに。『推し、燃ゆ』はしんどかった。

誰かいないかしら?ほかに、、、と思って窓から外を見て、

 

推し猫(近所の猫)

推しオジ(近所の保育園の駐車場の誘導係。挨拶が大きい)

推しママ(毎朝子どもの登園しぶりに辛抱強くおつきあいしてるのをお見かけ)

推し木(近所の民家の感じのいい樹木)

 

などと推し認定をしてみる。(他の芸能人から探そうという気力はおきない)

なんとなく、そう思うだけで窓からの光景に輝きが増したような気がします。

 

「推し」はより人生を楽しく生きるライフハックのような存在なのかもしれない。この時代に生きるためには自分だけの力じゃ足りなくて、誰かの力が必要で、みなそうやって支え合って生きていくのかもしれない。と思い、一人うんうん頷く。

 

 

同じ時代に(以下略)それってすごい~

推しと会えたことも、

推す感覚を共有できる人に会えたことも。

 

幸せなんだなぁ、、、

生きてる、、、、

 

 

3年半ぶりのシゲの舞台。2017年のグローブ座での「グリーンマイル」を観に行くために夫の会社の最寄り駅まで息子と一緒に行って仕事帰りの夫に息子を託し、ひとり空港に向かったことをよく覚えてます。

その時にはじめましてをしたオタ友とも、久々に明日顔見れそうだし、こうしてコツコツと推し活ができる幸せよ、、、

なんだか噛みしめちゃいますね。

 

へこたれない推しをみて、私も頑張ろうって思って、

推しに会いたいって思う。

 

コンサートでの決まり文句だと思っていた「明日からも頑張れますか~!」という問い、今になって心に沁みてくる。お互いに、明日から頑張れるね。

 

この状況下、見られないファンの人も沢山いるなかでコンサートや舞台に行く私ができることとはなんだろうと考えたのですが、運営が繋いでくれたこのエンターティメントのともしびを次の人に回すことかなぁって、それは去年まっすーの舞台を観に行ったときも思いました。

この感覚はコロナ以前には無かった気持ちです。

この美しい世界を守りたい、という気持ち。

利他的ということがこれからのテーマになるのかもしれないです。

コロナ禍がそこに繋がっていけばいいなぁ~ ポジティブ過ぎるかしら、、、

 

 

窓の外ではお迎えの車たちが動き出す午後4時近く。

子どもと手を繋いだお母さんが車に戻ってきました。

生きてるってありがたいことだなぁ、、、世界は美しい、、美しいはず、、と

なんかぼんやりしちゃいます。

 

 

明日美シゲ見たらこんなにぼんやり物思いにふけってられないから!

もうちょっと仕事しとこ!

 

また~