ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

舞台『染、色』を観てきました!(ネタバレなし)

シゲが脚本を書いた舞台『染、色』に昨日行ってきました。まだ始まったばかりの舞台ですし、ネタバレ抜きで雰囲気がお伝えできればいいな。

グローブ座の入り口の発券機からぺろぺろっと吐き出されたチケットの、1階2列目という良席についたら、最前だと知った斜め前の席の子は前髪を小さいカーラーで巻いてるし、隣の席の子はコンタクトレンズの度数今日のために上げてきたけど(席が近すぎて)意味無かったかも、と言いながら目が良くなるというブルーベリーの錠剤の飲むし、ジャニーズJr.担の女の子たちの健気さに開始前から心打たれました。

周りの子たち、「近すぎて手が震える!」と言いながら鏡で前髪直したりしてて、演者はこっちの前髪見ないよと心の中で思ったけど、私もシゲが出演してるなら同じことする。

フリルの多い、例えていうならNEWS恋のアバターで販売してそうな勝負服を着てる子が多く、それも見てて気持ちが高揚してきた。同じ回に入ったシゲ担は「隣のジュニア担の子のカレンダー8月までビッシリだった!」って言ってました。カレンダーのぞき見したの?ってきいたらすっごい広げてくるから見えちゃったって。普段ジュニア担の人と接点ないからその習性が気になるよね。

 

正門良規くん、はじめてお顔を認識しました。朝ドラにも出てたそうなんですけど、今までお姿を見たことはなく。この人がジャニーズ衣装着て歌って踊ってるの想像できないって感じでした、舞台にいる姿からは。とっても役にハマっていた。

幕が下りたあと「正門君素晴らしかったですね!」と隣の子に伝えたい気持ちをグッと抑えたシゲ担でした。一人で行ったので誰かに伝えたかったの。

 

新大久保駅まで戻る道なか、耳をそばたてていたら「...くん、最後普通に泣いてたよね」「メンタル心配になる~」「胸がギューっとする感覚分からなかったけど今日初めてわかった!」という会話が聞こえてきて、よしくんと言ったのか、まーくんと言ったのか、正門君がファンの子になんて呼ばれてるのか知りたくて検索かけた。確かに、メンタル心配になるほどに熱演で入り込んだ演技だった。

「舞台では深馬(役名)だったけど、最後カテコでクシャっと笑ったのはよしくんだった」って呟きが散見されて、確かにカーテンコールで出てきて、観客のスタンディングオベーションに目をみはって「わぁ...!」と感激を顔にはっきり浮かべてお辞儀する姿と、両手バイバイ、それを見て思わず笑みが漏れるファンの女の子たち、あの場面だけ文化祭の親密さがあった。ジャニーズジュニアとファンの距離の近さ、でももうおそらく遠くなりかけてる感じ、も感じた。

両手を膝の上に伸ばして、ペコォ...という感じのお辞儀が「モダンボーイズの奏」のお辞儀を思い出させたな~。

全てに意味があると思ってるシゲ担なので、シゲの初脚本の主演が正門君だったのも、正門君のストレートプレイ初主演がシゲの脚本だったのも、将来的になにか繋がりが見えてくるのでしょう。

 

あの原作があまり好きじゃないっていうシゲ担がいて。

確かに、「腕にスプレー塗料をかける女の子」というキャラクター造形はハッとさせるけど(シゲが実際バーでそういう子を見かけたそう)、ボーイミーツガールの、そういう出会いがあったけど、、みたいな、そこで終わるんだ?という中途半端さはある短編だなと私も思ってました。全体的に、若い男の身勝手さみたいなのも感じるし。好きか嫌いかは考えたことないけど、別にフツー、、、みたいな。『ピンクとグレー』以外のシゲの初期作品って私にはあまりハマらないんですよね。なんか読み返す気にならないというか、、、読んでると恥ずかしくなるの。あれなんなんですかね。自意識過剰な感じがするからかな。

原作『染色』は、芸能界以外の題材に挑戦してた頃の作品だそうです。あれから数年たち、作者の人間的な深まりを感じる脚本に変化してました。登場人物の肉付けの豊かさというか、黒だけの人間も白だけの人間もいない、みたいな。脚本家の根底に流れる「ありがとう人類」的なものがあった。演出の瀬戸山さんが女性なのも、脚本のシゲとのタッグに良かったと思う。男性女性をとやかくいう時代ではないと思いつつ、わたし、原作の女性に対する冷たさ(特に杏奈に対して)に、んん?と思わされていたんだな~と今思いました。女性に対する冷たさ=ジャニーズアイドルとしての彼の女性観の闇、みたいなものも感じて 笑。ここ、深刻にならないように思わず(笑)をつけてしまう。

 

開演前にシゲ担友だちと話す時間があり、何回も会ってる友人なのに「ねぇ、シゲを知るきっかけってなんだったの?前もきいたかもしれないけどもう一回教えて?」と、馴れ初めハンター・ゆずは尋ねました。

菅田将暉の映画が立て続けに4本続いたことがあって、その中で原作を読んでないのがピングレだったの。で、読んでみた。それがきっかけ。」

まさかの『小説おちシゲ担』でした。

「読んだら内容グルグルしちゃってるし、えっ大丈夫?っていう病みかたでさ。読み終わって表紙裏の著者近影見たら『この人がこれを書いた?!?!』ってビックリしちゃって。全然顔も知らなかったから。(私:こんな感じ?と持ってた『傘をもたない蟻たちは』の著者近影を見せる)あ、これじゃない、もっと若くてスカしてる感じのシゲの写真」

それにしても、開いた『傘蟻』の著者近影のシゲが若くてビックリしました。

こんな顔の人がこの話を書いたのか!って俄然興味わいて、アイドルしてる姿見てみようってなって取り寄せた美恋でドーンよ、と、ドーンってなった部分からは私と一緒。

 

ねぇ、あの美恋はね。美恋見たらあの中の4人のうちの誰か好きになっちゃうよね。てか、好きにならない人の情緒どうかしてるよね?

と、美恋見てNEWSにおちない人の情緒心配する私。グラグラしてて不完全極まりないアイドルだったもんねぇシゲ、、、と昔を偲び、シゲ変わったよねぇ、染色書いてた時とは人変わったレベルで変わったよねぇ、、としばしシゲの変化に想いを寄せました。QUARTETTOまでは自信なさそうで、NEVERLANDで少し変わってきて、EPCOTIAで花開いて、でもWORLDISTAはなんかおとなしくてあれ?大丈夫?ってちょっと思って、で、2020年で、あ!あの話してなかったじゃない!モダンボーイズの話!!あーあれは、あれはほんとにねぇ~~~~。STORYの狭間で一瞬で終わったモダンボーイズ幻じゃないよね?再演してほしいなんなら毎年やって欲しいね!あのエフリィの魂、ずっとシゲの中にあったんだよね、それがあの舞台で外に出たの。WORLDISTAではあの片鱗なかったよね?STORYでシゲに奏探しちゃうんじゃないかと思ったけど、あれは「シゲ」だったね。うん、シゲだった。でもいるんだよ確実にエフリィも奏もシゲの中に、、、

 

と、STORYまでの道のりを振り返り、それにしてももしSTORYが予定通り終了してたらどうなってたんだろうね。アルバムで音源聴いたときあまりも綺麗に4部作終了してるもんね。ずっと~同じけしき~みて~いたね。って過去形だもんねてごちゃんのパート。プロポーズしてさ。あそこでSTORY終わってたらもうその先の展開見えなかったよね。でもさー、てごちゃんにはほんと成功してもらいたいよね!わかる~ほんとそう思う。

 

わたしと友だちが開演前に話してる内容を書いてたらいつまでたっても舞台の話に戻らないですけどね笑。でも、みなさんこういう話を永遠にしていたいでしょ。美味しいものを食べながら大声で話して。ねぇ。その日まで頑張りましょうね。

私も友だちも話が溜まりまくってて秒で会話してました。光の速さで分かり合ってた。「モ..」「わかるー!」って「ダンボーイズ」って言わなくても魂レベルでシゲ担であり、NEWS担だった。おかげで短い時間の間に「まっすーの書く歌詞ってヤバくない?あんなの考えつかない。それでさ、BURNの歌詞の形みて『壺みたい』っていうまっすーもそれを受けて『20万で売る』っていうNEWSもヤバくない?20万の壺、買うわ。これ買ったらご利益でて解散しないって言われたら全員買うんじゃない?w」という結論まで出ました。

 

とにかく、『染、色』はここまでついにたどり着いた、という感じがしました。直木賞ノミネートからの波。あれさ、コロナにかかってお休みしてた初仕事だったんだよね。久しぶりに顔見たのが直木賞ノミネートの記者会見って、そんなことある?少し痩せてシュッとした顔で現れてさ。これが小説なら「ちょっとやりすぎ!現実と乖離してる!」とダメだし出すよね編集が。だからさ、4部作も「いや、NEWSそんな綺麗に簡単に終わらせないから!」っていう神の采配としか、、、

STORYだって、元々は去年の年末に配信で終わらす予定だったのがコロナで、じゃあ....ツアーやる.....?ってなって。それ言ってくれたの誰だか知らないけど、事務所内部で彼らをサポートしてくれる人が確かにいるってことですよね。安心するわぁ、、、かれらのものづくりをリスペクトしてくれる人がマネージメントにいるということはね、、

 

ものを作る人間じゃないけど、ものを作る人への憧れは持ってるので、この舞台もそういう目線で見るとまた深みが増します。あ、良かったやっと舞台に話戻ってきた。

小説や映画もそうだけど、舞台こそ自分の肌感で感じることが大きいから、話の内容に触れるのは別の機会にしますね。客席のどこで見るからも印象が変わってくるのが舞台の面白さだし、演じてる人の生身感、息遣いさえもその空間でしか味わえない。

正門くんはシゲからの脚本というラブレターに必死でぶつかっていて、そのことがすごく若々しくて眩しかった。全身からエネルギーが出てた。真面目そうな人柄がにじみ出てて、なんてファンから呼ばれてるんだろう?と検索した時に「まさかどくん」って出てきたのが「ああ、正門君(下の名前じゃなくて苗字ですから)」って感じで。。愛称がつかない真面目さってあるじゃないですか。良規(よしのり)って下のお名前も真面目そう、、この辺も成亮(しげあき)に通じるものを感じる。

 

そんな正門君が難しい場面の多い、あの舞台で素晴らしい表現を見せたことに、ジャニーズの層の厚さを思いました。そして、彼が所属してるグループ名がジャニーズみに溢れてて、、、

 

-----------------

また、目を引くグループ名について「横山さんが決めたんですか?」と問われた横山は、「“えぇぐるーぷ”でいいんじゃないかってジャニーさんに言ってもらって、ロゴは『A! group』かなと思ったんですよ。『これでいいねんな、ジャニーさん』って言ったら『それじゃダサいよ』ってジャニーさんがおっしゃって。次の日になったらひらがなの『ぇ』が入ってたんですよ」とジャニーズ事務所ジャニー喜多川さんに相談した結果だったことを告白。「やっぱジャニーさんやなと思った。急にインパクトがついた」とジャニーさんの命名センスに脱帽していた。

関ジャニ∞横山裕、Aぇ! group命名秘話明かす「やっぱジャニーさんやな」 - モデルプレス

------------------

 

面白かったので貼っときます。

正門君みたいな青年が「Aぇ! group」っていう名前のグループに所属してる事、こんな舞台をしてること、その舞台の脚本を書いたのがジャニーズ事務所の先輩アイドルであること、色々な要因を思うと、ああジャニーズ、、、ってしみじみしながらニヤニヤしてくる。

この、結局ニヤニヤしてくるのがジャニーズの良さだと私は思ってます。

完璧ではなく、独自性があって、愛らしい。

個性豊か。

型にはまらず個性豊か、っていうのが私がジャニーズで好きだったことなんだと思います。

あの正門君ファンの可愛らしい女の子たちは、舞台『染、色』を見て何を思ったのかな。あの舞台すごかったねーと中年になってから思い出すようなクリエーションに出会るってことは幸せなことだなって思いました。すごい貴重なものを見せてもらった。センス、というのもはこういうのに触れて行くなかで身に付いていくんだろうなと、正門君の未来に幸あれ!とカーテンコールの彼を見ながら思いました。

 

余談が多くなりました。舞台の話の内容についてはまた考えよう。なぜあの短編をこういうふうに変化させたのか、とか、そういうところ考えてたらキリがないですわ。でも、とても素晴らしかった。脚本も演出も演技も。そこかしこに、実際お芝居をする人(アイドルであり俳優であるシゲ)が作り上げた舞台だなという印象を持ちました。俳優が舞台を作っていく、という意味で。与えられたものを演技しているという感じがなかった。良い舞台というのは、そういうところに出るんだろうな~とかぼんやり思いました。

 

舞台終わって山手線乗ってたらシゲ担から「小学生の母には子供に作文かかせるっていう夏の課題出てます」って謎のLINE来て(もう夏休みの宿題の話?)って返事したら「ヒント→審査員」って言葉と共にリンクが送られてきて。

朝日学生新聞社 ジュニア朝日 映画「あの夏のルカ」公開記念 ルカに教えたい!「日本の夏の楽しみ」100字の手紙コンクール

ここにたどり着いたシゲ!みたいな。すごいところにたどり着かされてる。ディズニー審査通過したってことは色んなところで使えますよね!って早くも前のめりなNEWS担が好きです。

話、長くなった~

以上です!