35歳おめでとう、のシゲの刻

シゲ、35歳のお誕生日おめでとう。

今夜、34歳最後のシゲ部を聴き終わって、床にごろりと寝そべり天井を見上げて、シゲに出会う前の私は何を心の拠り所としていたんだろう?と考えた。心の拠り所がなくても自らの炎で燃えることができたのが若さだったのかな。

 

アイドルを好きでいることは、消えそうで消えない、ろうそくの炎のようなもの。チラチラと揺れる炎が風で消えてしまわないようにそっと手をかざす。燃えている間はろうそくの長さは分からない。炎が消える寸前になってこのロウソクの全景が分かるのだ。

 

アイドルのファンでいることに偏差値があるなら、私の偏差値38位かも。オタクに向いてないんじゃないかと思う。そもそもシゲじゃなかったらオタクになってない。向いてないんだからあまり好きにさせないで、っていうのと、片想いってなんて甘美なんだろう止められないよ。って気持ちを行ったりきたりしてる間にシゲが35歳に手が届いていた。

 

35歳のシゲはますます人間的魅力に溢れていて、好きすぎて降りたい。わたし一人降りたところでなんの影響もないし。という気持ちと、いやそれでもシゲとの係わりは無くしたくない。という気持ちでまた揺れ動く。基本揺れ動きっぱなし。シゲとの係わりとか言ってる時点でアイドルのオタク向いてない。

 

シゲ部に送ったメールが先週読まれた。それを聴いた友だちは、シゲのこと「加藤くん」って呼んでたのに途中から「シゲアキくん」呼びに変わって、そしてまた「加藤くん」に戻ったと思ったら「シゲアキくん」呼びになったりして、シゲの呼び方に統一感無くて面白かった! と言った。

 

いつもはシゲとしか呼んだことないのにもかかわらず、シゲに対して揺れ動く乙女心を表したかったのであえてそうした。シゲも混乱したのか、私が「加藤くん」と書いた場所を「シゲアキくん」と呼んだり、逆に「シゲアキくん」を「加藤くん」と呼んだりしてた。

 

とにかく、何年たってもシゲの声を聴いてると胸がズキズキしてきて思わず電話して「これから会お?」と言いたくなるし、俺執筆中だから性格悪くなってて当たり散らかしそうだから会えない。って言われて、なんだかちょっと嬉しくなってニヤニヤしてしまう。あ、言われてなかった。脳内で変換してた。

 

こんなに人の心のなかに入り込んで好きにさせるの、もはやアイドルの範疇から逸脱してると思うので (私は虚構とか偶像とかにのめり込めない性格なので)、作家としての才能に長けた人なんだなぁとへんに感心する。シゲを好きでいることの7割は彼の内面からで、その内面がどういうものかなんて私には解説できなくて、もうただ好きだとしか。シゲだから。としか言いようがない。

 

現実社会で恋人をこんな長期間に熱いテンションで好きでいるの無理なので、片想いってすげぇなあと思うと同時に、全ての発言に意味があるととらえられ人々の注目を集めるのが仕事であり人生の全て、みたいなのってしんどくないのかな?いやしんどいよな?って思うから、オタクやめたいってなる。…いや、モノを言うオタクやめたいという方が正しい。

 

でも、アイドルの偉業って記憶に残っても記録に残りづらいって思うから (ジャニーズなんて音源自体消えかかってしまう) いちファンの気持ちだけでも残しておこう、アイドルというのは人の心にこんなふうにさざ波たてるんですよ…すごいですよねアイドルって…と、「シゲの刻」を記録に残し、ネットの海に流す。

 

そうしてシゲが40歳、45歳、そうして60歳の作家になったとき、歌って踊ってた加藤シゲアキがいたんだってこと、いつまでも語っていたい。ものすごい美貌でね…「君の、君の美貌が僕を狂わせる。」って曲中でそんなセリフ言ってたのよ~ ファンはこっちのセリフだよ!って思ったよね~って言う。その時もわたしはシゲに向かっては「加藤くん」と「シゲアキくん」を行ったりきたりしてるのだろうか。もしそうだったらちょっと笑っちゃうな。むしろそうであってほしい。わかんないけどね、未来のことは。でも。

 

ろうそくみたいって言ったけど、もうちょっと強いかもしれないこの炎は。ひっきりなしに燃料追加してる感じで… 例えて言うなら焚き火かな!いつまでもトロトロパチパチいって、消えたかと思ったら炭になってもまだ燃えてる。

 

35歳おめでとうございます。これからもますますのご活躍楽しみにしてます。35歳のシゲアキくんも応援してます!

 

シゲに向かってなにか言おうとすると↑このテンション笑