去年の11月18日は私がNEWSのDVD「美しい恋にするよ」を初めて見た日。やっとファン歴1年を名乗れるようになりました。それにしても、まさかこんな熱量のまま1年間送れるとは。ジャニーズパワーの凄さよ。
水曜日の小クラプレミアムや木曜日のベストヒット歌謡祭で色々なケースを見たら、なぜ私がこんなにジャニーズアイドルに惹かれるのかなんとなく分かった気がしてきたので、1年という節目の日にその事を書いとこうかなと思います。
CASE1:コヤシゲ
小説を書くに至った話をする加藤君の横で、頷いたり微笑んだりする小山君の姿が目から離れません。その顔はバラエティーやニュース番組で見る顔とは違っていて、「おいおい!なんつー優しい顔してシゲ見つめてんの!」ってツッコミたくなる。加藤君、キミが目をクリクリさせて喋ってる横で小山君がどんな顔で君を見ているか知ってる?!あ、知ってるか。
この場面を外国人に見せて「ディスイズ、 KI-ZU-NA。」と説明したらそれで絆という言葉の意味が通じると思われます。
感動ポイント:仲間との絆
CASE2:チラリズム
9年前二人がまだ二十歳そこそこのコンビ曲を披露。キャスターと小説家が白いパンツを見たい!と熱唱する姿。可愛い振り付けに大人の色気と可愛らしさが爆発してました。まさかあのコヤシゲがこんなふうになるとは....と昔からのファンは目頭を押さえたのではないでしょうか。スタイルの良い小山君の内股股間押さえと、加藤君の大きくお口あけた顔にスタンディングオベーション。
感動ポイント:成長過程
CASE3:太一「君」
前回のブログで太一君太一君と連発してたら気持ち良かったので、昨日の夜寝ながらジャニーズの顔を思い浮かべ、城島君坂本君滝沢君大野君すばる君などと全員に君をつけて心の中で呼んでみたらすごくいい気分になったのですが、どうしましょう。ぐっと距離が縮まるというか。なのでこの記事はみな君付けで書いてみます。
10歳以上先輩に君付けするジャニーズの暗黙の掟、プライスレス。
感動ポイント:特殊な縦社会
CASE4:その話はもしかしたら難しいかもしれませんね
2012年に4人になったNEWSが太一君司会の小クラプレミアムに出演した際に、当時のスタッフが太一君に言った言葉。「新生NEWでーす!」とおどけてあげる太一君にどこか居心地悪そうな4人。語るのが難しいと知りつつ、「二人が抜けるって聞いたときはどんなかんじだったの?」とあえて尋ねる太一君と、お互い目を合わせる4人。
感動ポイント:先輩の愛
CASE5:手越君の話を聴く加藤君の目
話し辛そうな空気の中、自分の言葉で気持ちを語り出す手越君。手越が舵取り、手越がこぼしていくものを拾う小山、従うまっすー、ながめて笑うシゲ。とても楽しそうに歌う4人を見ればチームワークの良さは一目瞭然ですが、手越君の話を聴く加藤君の大きな目には、4人しか知らない苦しい時間や喜びが映し出されてるよう。
小山は今や司会だもんね、という太一君に「それどころか、キャスターですよ!」と小山君の凄さをアピールする加藤君、メンバーへの大きな愛を感じます。
感動ポイント:メンバー愛
CASE6:太一君付き人時代
17歳の太一君が付き人してた先輩って誰なのか気になって調べたら、中村繁之君*1でした。芸能活動の先が見えず事務所辞めようかなとまでくさってた太一君に、こういう経験した後には必ず良いことくるよ、と励ましてくれたそうです。
太一君もそんな経験があるから、後輩であるNEWSやKAT-TUNに優しく親身になれるのでしょうね。
感動ポイント:先輩の愛PART2
CASE7:YOUは大丈夫だよ
中村繁之君のことが気になったのでちょっと調べてみたら、今年のワイドショーで当時のことについて語っていらっしゃいました。退社する最後の日にジャニーさんに「YOUは大丈夫だよ」「頑張んなさい」と言われたことを今でも大切に思い、自分を選んでくれたジャニーさんに「みっともなくなってないね」と思われたくて今も頑張ってるそう。
「YOUキャスターやんなよ」と言われた小山君にしても、「YOUシンガーソングライターになりなよ」と言われたキンキ剛君にしても、「YOUは特別カッコいいよ」と言われた勝利君にしても、ジャニーさんの一言というのは、その後の人生を方向づけるものがあります。ジャニーさんへの愛と、ジャニーさんからの愛が両方感じられます。
感動ポイント:ジャニー愛
CASE8:すべては一人の男の夢から始まった
そもそもがジャニーさんが敗戦国日本の少年たちに夢や希望を与えたいという動機から始まったのがジャニーズの起源なわけで、ジャニーさんの描いた夢が現実となり、次の世代の少年、そしてまたその次の世代へと夢のリレーが行われていることに感動しないわけがない。
感動ポイント:時間を超越した夢
CASE9:NEWSが嫌いだった
学校の人気者だった手越君、いきなりNEWSで最下層のメンバーになった衝撃はとても大きく、NEWSが嫌いだったとまで言ってました。ちょっと可愛くて運動神経もいい人気者の男の子が、井の中の蛙大海を知らずから、自分の技を身に付け大海に飛び込んでく姿。
感動ポイント:人間ののびしろ
CASE10:クズシゲ
そんな手越君に「『昔の俺はクズだった』ってシゲよく言ってるもんね!」と言われた加藤君の顔を見れば分かる通り、人って顔を変えれるじゃないですか。整形的な意味じゃなく。男も女も30ぐらいになると内面や経験が顔に現れて、くすんでいく人もいれば輝いていく人もいる。
タレントの育成に長い期間をかけられるだけの余裕がジャニーズ事務所にはあるのでしょうね。
VTRで抜粋されたクズシゲ話に、「この話には『エリートじゃなくなったというオチ』があるんだよね」とフォローする太一君は優しい。
感動ポイント:人間の育成には時間がかかる
CASE11:坂本君のヒゲ
女の子のアイドルが気の毒だと思うのは、日本的文化としてアイドルには処女性が求められるため、実は一番綺麗だしパフォーマンスも完成していく20代後半には既に「旬」でないとされるからです。
ベストヒット歌謡祭でNMBのセンターに抜擢された14歳の子を見て、グループを卒業する女の子が10も下の子がキラキラしててどうしようなんてことを言ってましたが、あなたもまだまだ若いじゃない!
平家派として光GENJIを歌うV6の坂本君のヒゲが良過ぎて、ジャニーズはずるい!!と思ってしまった。
感動ポイント:老化さえ魅力
CASE12:KinKi Kids
ベストヒット歌謡祭でトリを務めたキンキの二人の顔に流れるエンドロール、往年のレコード大賞感がありました。新曲に入るまでの二人の「私たち二人で何十年も芸能の仕事してます」感からの、真剣な歌唱。何をしても叩かれる、この世知辛い世の中でなにか貴重なものを見た気がします。
感動ポイント:「世界にひとつ、ここにしかない」感
CASE13:藤ヶ谷君に間違えられて素直に嬉しい。
ジャニWEBでキスマイの千賀君が、道行く人に「あ!ブサイク!わ、ごめんなさい」と言われることに、グループ名だから嬉しいから謝らなくていいよって言い、そして今日は藤ヶ谷君に間違われて嬉しかった。と言ってましたが、メンバーに間違われて嬉しい(おそらく藤ケ谷君がイケメン担当であるから)という、千賀君の美しい心に泣きました。千賀君だってイケメンなのに。
感動ポイント:純粋な人多くないですか?
CASE14 :誰もがみな主人公
ジャニーズに入った以上、みんなそれぞれ自分のことをカッコイイ、イケてるって思ってるはず。自分はどんな風に行動したら目立てるのか人気出るのか、若い子なりに考えてる姿もいいし、千賀君のように、そこを通過して、「ファンや仲間のために何ができるか」考え始める姿も美しい。ジャニメンを見てるとみんな魅力的でみんな頑張れって思えてくる。
感動ポイント:人間みな存在に意味があり美しい
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私の6歳の息子は、勝手に私の撮り溜めてる音楽番組を再生して「イケメンカッコイイ!俺もああなりたい!」と称賛を送る、良く物事の分かったいい子ですが、ジャニーズで頑張ってる人たちってそういった、コンサートを見たり先輩のバックに付いたこと等、「最初の感動」を大事にしてる感じがとても好きです。
ちょっと可愛くて運動神経が良く周囲にちやほやされてた男の子が、挫折や嫉妬や絶望を味わい、仲間と共に、時には一人で、成長していく物語。そしてその物語のBGMにはいつも優れた楽曲があり、そしてそれがそもそもジャニーさんという、一人の諦めなかった男の物語でもあるところにとても惹かれます。
この何十年いつもそこにあったジャニーズをちゃんと見たら、衝撃を感じるほどの勇気と感動を与えてくれることに気付きました。1年やそこら見ただけではジャニーズの魅力というものは語りつくせないし、上にあげたもので説明できてるとも思えないのですが、自分がこんな気持ちでジャニーズを応援するなんて約1年前は想像もできなかったものですから、人生ってほんと面白いなぁって思います。
*1:1980年代に活躍したジャニーズアイドル。俳優としても活躍し、ソロでCDデビュー、1993年退社。