LuckyFesの思い出 ~バイヴスの交換~

フェス行ってきたしブログ書こうと思ったんだけど、長い文章の書き方忘れてしまった。時代はもうブログでは無いんだろな。

 

だけれども、やっぱり文章でも記憶を残したい。芝生に寝転んでたらウトウトしちゃって、ハッと気付いて目が覚めたら杉山清貴&オメガトライブが曲を奏でていて、一瞬ここがどこだか分からなかった。小学生の夏休み(1980年代中頃)にタイムスリップしたかと思った。目線を上にしたら座ってる友人と目があったのでここがどこだか思い出し、「なっつかしいねー!」と互いに言った。イントロだけで一瞬で蘇ってきたわという友人の目が潤んでるように見えたので「まさか泣いてる?」ときいたら、泣いてはいないwと返ってきた。

 

会場に向かう道中は雨がざばざば降ってたけど、着くころには空も明るくなり小雨に。芝生の撥水力、はんぱねぇ。結局、暑くもなく寒くもない絶好のフェス日和になった。なーんでフェスがこんなに良いのか、昨日一日考えてたんだけど、やはり天候かなと思った。天気、という自然条件が加わることでより印象が深まるんじゃないか。

 

パフォーマンス中に慶ちゃんが「みんな見て!月が綺麗!」と、NEWSからは見えるけど観客からは後ろになって見えてなかった月の存在を教えてくれた。私もくるっと後ろを向いたら、ぼんやりと霞んだ月が柔らかな光を発してた。普段の生活なら見過ごしちゃうような月だけど、ハッと息を呑んだ。そういう特別な景色を見せてくれるのもフェスだな~と。慶ちゃん教えてくれてありがとう。NEWSのレーザーや特効が、雲が残ってる夜空を明るく染めて幻想的ですらあった。誰かがXで、URのコーラスが体を包み、明かりと月と花火で夢の中にいるみたいだったと呟いてたけど、その感じ、分かる。

 

今回はよりフェスっぽく後ろのほうでみたいな~。と思ったので友人たちから離れて一人で見てた。始まる前隣のカップルの男性がNEWSやNEWSファンを揶揄することを言ってたので、チラリと視線を向け、パフォーマンス中も嫌なこと言われたらやだな~と自衛のためにちょっと離れとくかと思ったけど杞憂だったみたい。パフォーマンス始まったら静かにノっていた。彼は『夜よ踊れ』のシゲのセリフ芸、どんな反応するんだろうと興味が抑えられず、シゲがセリフ放った瞬間その男性の横顔見ちゃった。口角あがってた。それが、去年メトロックで初めてNEWSを見た私の夫がセリフ芸を浴びた時の表情と同じで、あ~なるほど。ファンじゃない男性は気恥ずかしいような嬉しいような照れるような、そんな気持ちになるんだなって思った。違うかもだけど笑。

 

興味しんしんで周りを見てたけど、お父さんが子どもを二人連れてたので、子どもが好きなのかな?って思って見てたらどうやらお父さんがNEWS好きで子どもが付き合ってる、とか、ひとりで見てた中年男性がチャンカパーナでノリノリとか、今回のLuckyFes、明らかにNEWSグッズ身に付けた男性が多かった。それも連れてこられてる感じじゃなくて、NEWSが好きで来てるふうの。主体的前のめり感をグッズ身に着けた男性たちから感じて、(生NEWS見たいけど、単独のコンサートはなぁ、、、、なんだって?!ひたちなかにNEWSが?!絶対行く!ついにグッズ使えるー!)って、勝手にその人たちのここにいたる道のり想像してエモくなっちゃった。

 

NEWS、男性から見てもかっこいいもんな。フェスというブルーオーシャンがNEWSにあったか!と膝を叩きたい気分。なんなら単独よりフェスを優先させたいというファンも私の周りには多い。それだけフェスのNEWSは魅力的。私もフェス鬼おばさん目指そうかと思う。(懐かしいでしょ、鬼おばさん)

 

な~んでこんなにフェスのNEWSはいいのかしら、と考えたけど、答えはここにあった。今回もあちこちで通称:野生の加藤シゲアキが目撃されたけど、シゲの、”結局バイヴスの交換なんだよフェスつーのは” ってポストに集約されてた。

ファンに歌わせたり、お互いに向き合って歩みを進めていくような、NEWSの双方向な個性が、理想のアイドル像を持ってる人が多いとされる旧ジャニーズファンのなかではあまり評価に繋がらないんじゃないかと思ったりするわけだけど、その部分がフェスだと長所でしかない。

 

単独コンサートであれ、フェスであれ、シゲたちがしてる根本にはバイヴスの交換があるんだな~って。

 

それがすごくクリアに感じたのが、Chevonが見たかったので近くまで行って芝生に寝転んで待ってるうちにまた寝ちゃってたら(横になると寝てしまう)、友だちがトントンと肩を叩いて言った。「ねぇ、あの人シゲに似てない?」目をやると、、、「いやあれは完全にシゲでしょ。」みたことある緑色の私服を着たシゲは貴賓席みたいな、椅子がある席に一度入り、(いや、ここじゃないね笑)みたいな顔をして関係者ゲートの方へ消えていった。一瞬で目ぇ覚めたわ~!ありがと!と起きあがる。演奏が始まり、やっぱいいね中で聴こうよと、入っていったら隣にシゲ。!。シゲと私の間は空気と音楽しかない。この空気の中にシゲの香水(付けてたとしたら)が漂ってる気がして深く息を吸い込む。木と土の匂いはした。

 

シゲがちょいちょいシゲ部でかけてくれたChevonはラジオで聴くよりパワフルでロックでカッコよかった!勿論、横にいるシゲは気になるけど、わたしの視線すら音楽を楽しむ邪魔になってしまう気がして見れない。近すぎて見れない。見たけど。シゲはパンツのポケットに手を入れ、頭を小さく振る感じで音楽にノッていた。NEWSのツアーT着てる人(シゲに気付かない人も気付いた人も)周囲に沢山いたけど、シゲはどんな気持ちなんだろう。みんなChevon見にきてくれたんだな。とか?

 

数年前、ツアーの時にシゲマスと同じ飛行機になった。小さいバスで搭乗口まで運ばれるタイプで、バスに乗ったらシゲが目の前に座っていた。勿論バスの中は私同様ファンらしき人でいっぱい。みんな、ゴクリ…って息を呑む感じ。そのあとで「シゲマス 目撃」「シゲマス 同便」などのワードで検索したけど誰も呟いておらず、、、

 

そんなことがあったのでファンの治安の良さも、オーラを消してる時のシゲの普通の人ぽさも知ってたんだけど。同じ地面に立ち好きなバンドの音楽を聴くシゲを見て、音楽への愛と、アーティストへのリスペクトと、騒がれないだろうという自分のファンへの信頼を感じた。そういうところに共感というか、人間として信用できるなこの人は、、、と思うから推し続けたいって思うんだな。

 

最後の曲が終わる少し前にシゲたちは出ていき、出ていく直前まで体を揺らしてたらしい。(近すぎて以下略。他担の友だちが見てくれてた) 一般人が見るのと同じ所で最初から最後まで好きなバンドを見てるシゲがとっても尊かった事が伝わればいいな。

 

高橋優もDa-iCEも良かった。Da-iCEが『スターマイン』でめっちゃ盛り上がって終了したら、日が落ちて暗くなった緩やかな芝生の丘を、次はNEWSだ!とこちらにむかって降りてくる人々の影が美しい夢みたいだった。私の後ろには興奮で上気したDa-iCEのファンの3人組がいて、慶ちゃんの呼びかけにイェー!と応えていて可愛かった。バイヴス感じた。ファンの人通してバンド好きになっちゃうのってあるなと思った私は、四方八方にURのオーッオーオを伝えたくて、手でメガホンを作って口にあてMAXの音量で歌った。フェス、会場全体にNEWS担を散らして合唱をいざなったらどうだろうか。

 

夜空をレーザーが照らし、怒涛のナンバーと文字効果が興奮の渦を作り、中央のステージから放出されるエネルギーに私たちまで巻き込まれていくようだった。遠くにいたのに全然遠くに感じなかった。NEWSって歌えるの?と言ってたお兄さんも『夜よ踊れ』を〆るラストの慶ちゃんの「ナンバ...ァ」でヒュー!と声をあげた。「良い会場ですね」と2回ボケたまっすーの素直な感想が、このフェスの素直さに似ていた。ラッキーラッキー(LuckyFesの掛け声)

 

フェス、楽しー!

フェスって、時間を経て、ますます楽しい思い出になる力があるんだよな。

そうかこれがバイヴスか。

わたしからは良いバイヴスが出てるんだろうか。

わたしはシゲとバイヴスを交換したくて、シゲシゲシゲシゲって言ってるのかもな。

シゲ~

 

短くまとめようって思ったけど長くなっちゃった。

読んでくれてありがとうございます!

ではまた~ ラッキーラッキー

#LuckyFes24

 

待ってるところ。夜風と芝生が気持ち良かった~