「ジャニヲタの経験値」というお題が流行ってるようなので読んでみたら「イッピ袋」という耳慣れない言葉があったので画像検索してみました。
こわっ!!!!!
イッピ袋こわっ!!!!!
紙袋に隙間なく貼られたアイドルの顔顔顔......これをコラージュと言ってしまうにはあまりにもパラノイア的(パラノイア・・・一つの事に異常に執着する人。偏執狂とも言う)であり、愛とアートが爆発してます。
でも確かに昔、原宿駅あたりでイッピ袋下げてる人をみたことある。あれかー。
イッピ袋今は廃れたみたいだけど、中学生の女の子がこれを下げてジャニーズショップの列に並んでるのはなんか可愛いって思います。ま、街で私がイッピ袋下げてたら通報レベルなのでやりませんけど、なんか憧れる。雑誌の切り抜きを直接貼って勿体ないのも気にしない、道行く人に指さされるのも気にしない「今を生きる」感じがイイ!
「今を生きる」と言えば、以前、堀越高校のごく近くに住んでた時期がありました。当時はKinKi Kidsの剛さんが在学中の頃で、学園の周りにはあきらかにファンと思われる子がたくさんいました。
堀越って地下鉄中野坂上駅からもJR中野駅からも微妙に遠い場所にあってどっちの駅からも15分くらい歩かなきゃ行けないんです。こんなところに芸能人が通うの?っていうふつーの住宅街にあって。そんな環境でいつも人目にさらされながら登校しなきゃいけない剛さんのこと、同情禁じえなかったです。しかも剛さん当時毎日のようにテレビで見たので、こんなスケジュールの中、ここ(中野)まで通ってんの~!?って。
それに関係して、最近はてなブログのエントリーで面白く読んだのが、Hey! Say! JUMPの山田さんたち在学時代、ファンが堀越高校に来るの迷惑してるのでやめてね!って注意メールがファンクラブから来たという懐かし話。
学校に来ちゃうのはダメだけど、気持ちは分かる。もし私が10代で首都圏に住んでてHey! Say! JUMPのファンだったら、入り待ち出待ちはさすがにしないけど、意味もなく中野駅に降り立ってみたり、通学路を歩いてみたり、ウロウロとおジャンプくんたちの痕跡を探したことでしょう。もしあの家に住んでたら、堀越のグラウンドを眺めることで半日を過ごしたことでしょう。(マンションからはグラウンドや校舎屋上にあった陸上トラックがよく見えた)
通学する剛さんをリアルに見れたころはタレントさんに感情移入してたのに、20年近く時がたち、まさかのジャニオタに自分がなってみると、なんとヤラカシファンに感情移入しているという。人生って面白いものですね。
はてなブログからはさまざまなジャニオタさんの「今を生きる」息づかいが感じられて楽しいです。自分の人生を生きつつ、時には悩みながらアイドルを愛するジャニオタさんたちの姿がまぶしい。
アイドルが私たちの前でキラキラのアイドルしてくれる時間なんて限られてるから、応援したい!と思ったら、自分の金銭的心理的負担にならない限り思いっきり応援したほうがいいっておばさんは思います。40代になった時、あのとき楽しかったな~って思い出すことができますよ、きっと。(ヤラカシは駄目ですけどね)
なんだか話ずれましたが、イッピ袋も堀越ヤラカシも愛が暴走してる点では同じだなーと思いました。でもその暴走こそが若さなんですよねー。若いっていいな。あと、私はなんであのとき堂本剛さんのファンにならなかったのだろうか。今あらためて見ると堀越高校の制服きた剛さん、ビックリするほどカッコいいのに。