こんにちは~ いつものように少クラのざっくりした感想を書こうと思ったらジャニーさんの話に終始しました。
その前に!ジャニWEBでまたしてもシレッと更新されたNEWSのツアーレポがまたもや凄い。文章だけで伝えるのほんと大変だと思うんですけど、書いた方お疲れ様です。ものすごい愛を感じます。私、一日中パソコンの画面見る仕事してるんですけど、うっかりお昼休みにページ開いちゃって、眼精疲労がはなはだしいです。NEWSだけじゃなくって、生田斗真君の舞台挨拶でも愛あふれるレポがシレッと載ってて、ほんとうに目の離せない事務所です。
話を戻して、、
ところで、ジャニーさんと言えば、しつこくしつこく同じモチーフや名称を使い続けることで有名ですが、今回のダイジェスト回で、Princeの岩橋君(吉瀬美智子似)がシャツをはだけ肩を見せるシャツプレイをしたあと、天才Geniusのひとりが打点の高いバク転を決めるのを観た時、確信しました。
ジャニーさんが自分の仕事の集大成をしつつある!と。
※ここから先ジャニWEBレポばりの長文が続きますので、もし読まれるなら眼精疲労にご注意下さい。
過去のグループとの共通点
近年、まさかのTV出演(英語吹き替え顔出し無しでしたが)、蜷川幸雄氏とのラジオ出演(初の肉声)、サンキュー野球大会開催など、ジャニオタでなくても「ジャニーさんが〆にかかってる!」と驚く出来事が続きましたが、ついにアイドル育成でも本気で〆にかかってる気がしました。
天才geniusはそのネーミングからも、並々ならぬ期待を感じます。少年隊に違いない。(天才geniusという名前を知った時の衝撃凄かったですが、段々素晴らしいネーミングに思えてきた)
PrinceとKingはそのアイドル性の高さから「たのきん」でしょう(高橋海人君によっちゃん:野村義男の面影を見てしまうアラフォー以上は多いはず)
Hi Hi JETは言わずもがな、光GENJI、もしくは現代版フォーリーブスまたは初代ジャニーズ。
ジャニらしさとは
上にあげたグループは、どれもジャニ史を代表するグループであり、「ジャニらしさ」では群を抜いています。
ジャニらしさとは、、、、
なんだか分からないけど凄い勢いだったり、泥臭さだったり、流行を超越した何か。
私、さすがにフォーリーブスは知りませんが、たのきんが出てきた時の衝撃はよく覚えてます。
多分、今の若い子が「たのきん」みたら(うわっぶっさ!)って思うはず。でも当時から「カッコよく」は無かったんです。ボーイネクストドアな彼らが一生懸命がむしゃらに青春を体現する姿に女子は魅了されたんですね。それまでの芸能人にないフレッシュさが彼らの魅力でした。加えて言えば、少年隊のルックスや音楽もデビュー当時すでに流行遅れだったし、光GENJIは最初から「ダサ」く、そこが良かった。
普通の男の子たちが青春を振りまきつつ切磋琢磨して成長し輝く、それがジャニーさんが考えるジャニーズだったのではないでしょうか。「たのきん」を個々のソロ活動のユニットに位置付けたジャニーさんの慧眼には驚くべきものがあります。おそらく「たのきん」というユニット名がなく、個々のソロ活動のみだったとしたら、あそこまでの人気は出なかったような気がします。(余談ですが、たのきんのコンサートが『3球コンサート(サンキューコンサート)』という名称だったことを、いま急に思い出し、ジャニーさんの野球への不変の執着とセンスに震えました。)
つまりジャニーズらしさイコール、ジャニーさんらしさ。だったわけです。
ジャニーさんの焦り
ここで少し、2015年正月、蜷川さんのラジオでのジャニーさんの発言をまとめたのでご拝聴下さい。
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もう大変ですよ年取ると。若い子はこれからどんどん伸びていくけど、大事にしなきゃいけないと思う。その、タレントとして育ててるけど人間として育ててないから。僕はやりますよ絶対に、死ぬまでにちゃんとやります。若い子を築きあげなきゃ。金儲け主義でやってるんじゃないってことははっきり分かると思います。
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信念があるから俺はやってんだっていうのは嫌いなんですよ。しんどいからやってるのがいつの間にか喜びになっちゃってる。芸能界っていうのはそういうところですよね。今出てる子だってみなそうですよね、誰もバックだけで生きていこうなんて思わない。そのうちに良くなるってことはみんな知ってるんですよね。それは一般社会での仕事も同じことだと思うんですよね。やっぱりいつかは自分が実るんだろうという気持ちが当然ある。でも芸能界は自分が体を持ってて表現していく人間ばっかりだから、タレントがいる限りはやってかなきゃいけないっていう信念はありますよね。信念っていうか、根性ですよね。楽しいですよね、一日だって辛いと思ったことはない。みなさんも生きてく以上は楽しみに変えていかなきゃしょうがないと思うんですよね。
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人間作りは難しい、それだけにやりがいがある。 (蜷川:いい子だと思って採ったらちっとも成長しない子だっているでしょ?)いない。30年も50年もやってるけど、僕は失敗はないと思ってる。どの子だってみんな人間の美しさがあるんですよね、それ相当に。おこがましい言い方だけど。だからうちは、あの子たちはあの子たちでそれを受け継いでくれると思うけど。
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この珠玉の言葉のはしはしに、アイドル育成への情熱と、自分に残された限りある時間を意識していることが伺われます。盟友の蜷川さんも他界され、ジャニーさんもますます想いを強くされたことでしょう。
2020年のジャニーさん
先月、蜷川幸雄さんがお亡くなりになった時のジャニーさんのコメントは「昭和と平成を見事につなげた人が、東京オリンピックをを待たずにさよならなんてずるいよ」でした。ずるいよ、っていうのがジャニーさんらしい。このコメントから伝わってくるのは、2020年の東京オリンピックまでになんとか自分の仕事を遂行したいという強い願い。 (戦争を知ってる世代にとって東京五輪の意味は大きい)
私の想像ですが、ジャニーさんは2020年までに一発ドカンとかましてくるでしょう。最初にあげた小クラに出てるグループはその青写真です。少クラや帝国劇場やクリエという場をつかって実験をしているようなものです。
巻き込まれるジュニアにとってはたまったもんじゃないと思いますが、おそらく芸能史の伝説になる人物と直接係われる最後の世代。ジャニーさんの夢を引き継ぐのは君だ!!
後進の育成
一代で終わるにはあまりに巨大企業になったジャニーズ。今後を見据えて、何もかもジャニーさんの鶴の一声で決まっていたことも、タレントに任せてみることが多くなってきたそう。さらにラジオから抜粋します。
蜷川さんがこんな疑問を投げかけます。
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(蜷川)ひとつはジャニーさんのテクニカルな後継者がいないってこと。それは一つはテクニックだけでなくて人間的な全てが関わって統一されていくんで、スタッフの信頼から担わないと舞台ってきちんとしたテクニックがないとできないですね。フライング使うタイミングとか、見せ場とか、全体を統一する力ってジャニーさん以外にいないんだよ。だから若い人はジャニーさんに太刀打ちできない。自分たちでやらせるっていうのは文句もでないし、自分たちで責任とらなきゃいけない。ジャニーさんがサディスチョンだけ与えておけばいいってやり方でやってるんだけど、死ぬまで口出すだろうね。
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ジャニーさんはこのように答えます↓
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タレントが自分で、錦織(一清)みたいにね、自分で演出するのがね、やっぱり好きなんですよ。自分たちでやらすとね、喜ぶんです。なにせ僕一人でやると大変ですから。自分でやることは自分でつくりなさいってことですよね、はっきり言えば。
今回、日生劇場で関西のジュニアの子に全て演出やらせたんです。一切手を貸さない。いたたまれないときは口出しますけど。彼らにもいい経験になったと思いますよ。そんなことやったの僕もはじめて。僕ももう年だから。おじいちゃんだから。
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2020年まではあと4年。2020年はジャニーさん88歳、米寿です。2020年越えても長生きでアイドル育成に情熱をかたむけていらっしゃることを切に願います。
2020年にジャニーさんがどんな夢を見せてくれるのか楽しみです。
最後にジャニーさんのこの言葉を紹介します。
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昔はよかったってことはありえない。新しい世代ほどどんどん良くなってる。覚えるのも早いし。若い子の力っていうのはすごい、こっちは教えるつもりでいて教えられる。
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小クラの最後に中間君と戸塚君が言ったように、ジュニアのユニットも天才的なジャニネーミングと共にどんどん誕生し、デビュー組も負けてはいられない。いつまでもそんな切磋琢磨するジャニーズを見ていたいです。ではLet's say ! せーの!
\ふぉーえばー、じゃにー!/