こんにちは。もっと他に考えるべきこと沢山あるのでしょうが、今日もジャニーズについて考えています。少年倶楽部と今週2日に渡って放送されたTBSビビットでのジャニーズ特集を見た感想など。
ふまけんバディ
今週の少年倶楽部はA.B.C.-ZとSexyZoneによる夏休みスペシャル。この二つのグループは平和ですね。懐かしの映像盛り沢山。なかでも目を引く2009年のふまけんの「あなたにお手紙書きましょう」のコーナー。二人とも声が高い。入所からわずか2,3ヶ月であの人気コーナーに立ててしかもキャーキャー言われてることに驚きを隠せないA.B.C.-Zたち。手紙の読み上げ方に既に独特の「クセ」を感じさせる当時中学3年生の健人君。ふまけん不仲説はオタ内でまことしやかにささやかれていたそうですが去年あたりに雪解けを見たらしい。内緒で健人君のコンサートに現れた風磨君に対し健人君は「学校帰りにいきなり好きって言われた感じ」とこれまたクセのある例えを出してくる。
「運命(風磨)」「最高のバディ(健人)」とこの関係を表現する二人。ふまけんから漂う濃厚なオーラ....周りのジャニメンすら「あの二人は特別」と思ってしまうなにかがある。私個人はあまりシンメ一般にグッとこないのですが、なんかこの二人に漂う重いムード(大恋愛後、修羅場の別れを経て再会したみたいな。どんな例え)には感じるものがあります。
5人の成長を見ると、自分も同世代に生まれてセクゾを目標に学業や就活に頑張ってみたかった....という謎の生まれ変わり欲求を感じます。私が高校生ぐらいだったら、中島健人君にリア恋してそう。健人君の的確にカメラを押さえるところ、カメラ目線のあの顔、しかしガツガツはしてないとこ、しかも器用なわりに生き方が不器用そうじゃないですか彼。海に誘うセリフを即興で求められて「溺れちゃってんだよね~、お前という海に。冗談。2人で海行こ!」って、2017年の今、このテンションでこのセリフ言えるの世界でも中島健人しかいないと思う。
突然の重岡君
そんな健人君の親友重岡大毅君がVTRで謎の大物ゲストとして登場するのですが、「なんだよ」「ふざけんなよお前」とVに向かっていう健人君にドキドキです。重岡君面白い子ですよねー。9月号のMYOJOで「第2回ジャニスト大賞」という、オタクの想像力に乾杯!っていう企画があるのですが、その中で「特徴がわかりづらくて誰かに紹介するときに説明に困りそう」って部門がツボりました。その1位が重岡君。あはは、分かる。
そして、この1時間を通して入れてくる桐山君のナレーションが、昭和のアイドル番組のそれの軽妙さ。
突然のNEWS
途中、NEWSが突然VTRで現れます。NEWSって他のグループと接点ありそうで薄そうな感じが興味深い。メンバーが減っていきコンビ2組が残ったという形や、下積み期間は短いけどデビューが早かったり、でも活動が停滞してた時期がある為か、立ち位置が微妙ですよね。そうか、「河合ちゃん」「小山」と呼び合う上下関係なのか。それってどっちが上?五関君が偉い人なのは分かった。
河合ちゃんの「ミソスープ」のまっすーの物真似、当時まっすー本人にすごく嫌がれて真似された動作をまっすーが封印したという話、あーこれが去年の少クラプレで錦戸さんが(まっすー怒らせたらめんどくさい)ってやつね 笑。
また長くなりそうなので箇条書きで。
岩本照とかいて「ひかる」/デビュー時のマリウスの写真が可愛すぎてヤバい/松島君も可愛すぎて子どもすぎてヤバいというかセクゾみんなこども/戸塚君の薄いピンクのスニーカー◎/戸塚君顔も綺麗だが指もとても綺麗/立ち乗り電動二輪車=セグウエイ/NHKは固有名詞言っちゃダメ/Secret Agent Manという曲名を言う際に「名曲です」と付け加えずにはいられない河合君のオタ心/夏の佳曲とジャニーズの相性の良さ/中島裕翔君のフリル付き立ち襟素晴らしい(これは今日のMステ)
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さて、ここからはビビットで二日に渡り放送されたジャニーズ特集について。例えばTravis Japanがあえて個性を消して踊ることを意識してたり、ジャニーさんが「話がつまらない!」と15,6歳の子にダメ出しするとか、平野紫耀君の髪セットしてないの可愛いとか、新しく知ったことも多いのですが、一番私の心に残ったのが、盛んに「息子や孫をジャニーズに入れたい方必見!」と煽りナレーションが入る事。
ジャニーズって息子や孫を入れたいって思うような組織でしたっけ?
時代は変わったな。
以前本屋で「ジャニーさんに愛される息子に育てる法」なる本を見かけた時も、ジャニーさんに愛されるってwと思ったのですが、私が目を離してる間にいつのまにかエリートアイドル養成所になっててビックリです。いや、もともとアイドル虎の穴ではあったのでしょうけど、空気が変わったというか。
アラフォー以上の人ならなんとなくこの感じ伝わると思うんですけど、昔ジャニーズってもっと怪しかったですよね?少年が好きなおじさん率いる謎の軍団ってイメージが。
渋谷を歩いていたヒガシがスクランブル交差点で車に乗ったジャニーさんに「You来れば」と声をかけられたスカウト話なんか完全に人さらいの香りがしますもん。2日目の座談会でアラフォージャニーズたちが当時の合宿所の豪華さを目を輝かして回想してましたが、男の子が好きそうなインテリアを配した都心の一等地のマンションで、美少年たちが共同生活ってもうヤバイ香りがプンプンします。リビングにビリヤード台が2台あって、TVが3台、コンピューターゲームが4台、日焼けマシンが置いてあって、カルピス飲み放題、浄水器ごしなのか買ってきた水なのか、水がとにかく美味しかった!と、昨日のことのように詳細に語るTOKIOとトニセンの面々。アメリカナイズされた豊かな生活がどれほど眩しく魅力的だったのか伝わります。
太一くんたちもあのころのジャニーズはヤンキー多かったよね~って言ってましたけど、昔の男性アイドルって事情(すごく乱暴にいうと不良かひどく貧しいかまたは複雑な家庭か頭があまり良くないか)を抱えた人が多かった気がします。芸能界で一旗揚げてやる的な。20歳までに見切りをつける人も多かったし、割と刹那的に生きてる人が多かった気がします。
今のジャニーズの子は、自分がアイドルして何をすべきか(人に何を与えられるか)ということを最初から考えて入ってくる子が多いようなのですごいなぁって思います。
私は戦後日本とアメリカと芸能界とジャニーさんの話がとても好きで、ジャニーズ事務所のことを考えるとどうしても現代史に行き付いてしまうのですが、なかなかそのことをゆっくり考える時間がないのが切ないです。ジャニーさんたちって要は戦争を知ってる最後の世代じゃないですか。その世代の想いってのを受け継いでいきたいなって気持ちと、ジャニーズを愛する気持ちって、私の中にどっかで繋がってるんですよね。面白いなー。
そうそう、我々オタが大好きなHi Hi JETの猪狩君、元気そうでホッとしましたし、入所のきっかけがローラースケート場でローラーしてたら「来れば」とたまたまその時いたジャニーさん(アンテナの張り様が流石尋常じゃない)に言われたからというのが、あの渋谷で声かけられた東山先輩と似てる気がして猪狩君の前途に期待膨らみます。顔つきとか雰囲気とか似てるし。
この話に結論はないのでフワっと終わります!