まだ心は真駒内にあるみたいです。
ネタバレや批判はないけど、私の個人的な意見なので、あまりそういうのを聞きたくない方は読まれないほうがいいかもです。
その前に、今日見た「シューイチ」の中丸雄一さんの食レポが下手過ぎて最高だったので言わずにいられない。放送250回記念ということで片瀬さんと中山さんと函館に来て地元の美味しいものを食す中丸さんですが、まぁその食レポのひどい事。
メロン食べて 「水みたい」(みずみずしいってこと言いたいらしい)
温かいあんこがウリのクリームぜんざい食べて「あんことアイスがけんかしてる」(けんかしてるって言っちゃったよ)
函館名物のラッキーピエロの色々のせ特大バーガー食べて「コロッケバーガーとチーズバーガーを同時に食べた感じ。
私、シューイチ自体をしっかり見るのも、中丸さんが食レポしてるのも初めて見たんですが、なんですか、最高じゃないですか。中丸さんが毎週食レポしてくれるならシューイチ観ますし録画もしますわ。
一緒に見てた夫が「中丸くんかっこいいわー」って言ったので真意を問いただすと、「だって、KAT-TUNで一番かっこいいの中丸くんでしょ」と。私から見ると中丸くんっておじいちゃんなんですけど、あヤバい、もしかしてカッコイイかも、と思い始めるほどの中丸の食レポ革命 for me でした。
閑話休題。
土曜日のNEWSのコンサートから帰ってきて、QUARTETTOをまた聴き込んだり、NEWSが出た歌番組の録画を見直したりしました。真駒内で見た彼らの姿によって上書きされたみたいで、CDの曲が聴き取りやすくなってるし、TVに映るNEWSの姿も一段と輪郭が濃く近く見えるようになりました。
特に、真駒内の立見席から見たシゲの後ろ姿が目から離れなくて。
生で見たシゲは少年みたいだったと言いましたが、細い首や小さい頭や意外にきゃしゃな背中。そして双眼鏡で覗いた時に見えるのは、私が思っていたのよりずっと幼さが残るシゲの顔でした。
シゲってわりに老成してるイメージあるじゃないですか、童顔とは言えないし、老けキャラみたいな位置にいること多いし。でも、私が実際見たシゲはなんというか、「いまだにアイドルをやってる自分をどこか俯瞰で見ている」こころもとない、はかなげと言えなくもない、そういう感じがしました。(私個人の印象です。私の目にフィルターかかってることは否定できない。)
ファンの子にキャーキャー言われてるのがとくに嬉しそうでもない感じ。こどもの頃からキャーキャー言われ続けて何も思わなくなっているのかもしれませんが。
コンサートの中で、ご自分の生活頑張って、NEWSがついているから安心してと、おおよその趣旨はこんな発言がNEWSから観客に向かってありました。
単なるリップサービスじゃなくて、本気でそう思ってくれてることが伝わってきて。
ああ、この人たち、自分たちの身を削ってまでもアイドルという仕事を全うしようとしてるんだな、って思いました。なんか、アイドルってすごいな。
自分という存在をこんだけの人が好きでいてくれる責任と重圧感ってどんなもんだろう、って一般人の私には想像もつかない。NEWSの4人は頭がいいから色々考えてると思うんですよね。単に女の子たちにキャーキャー言われて目立って歌やダンスできて、そういう時期も若いころにはあったのかもしれませんが、今はそんなモチベーションであんな大変な仕事こなせないでしょう。
私なんかがNEWSの4人の内面を考えても仕方ないけど、どうしても考えちゃう。シゲの後ろ姿見たら、キャーカッコイイだけじゃない何かを感じ取ってしまいました。
NEWSの4人がビジネスライクにコンサートをこなしてたっていう意味じゃないです。
いいものを見せたい、ファンに喜んでもらいたいっていう必死な思いを感じました。
ここが正念場だっていう覚悟みたいなものも。
ジャニーズのコンサートって「キャー ~くん大好き!!」みたいな目をハートにしたファンの子たちの桃源郷ってイメージ抱いてたんですが、意外にファンの子たちは冷静でした。ちゃんとコンサートの内容やパフォーマンスを見てるし、自分が払っただけの対価を得てるか意識してる印象を、周りの会話から受けました。得られないなら他のグループに行くかも、という若い女の子の持つドライさと賢さは現場にいかないと感じられないものでした。
そういう意味で、わりとシビアな世界かも。長いこと活動されて苦労もされているNEWSの4人はそういったことも重々承知の上で、だからこそファンのことを大事にしてくれてるという印象を持ちました。
ファンになって半年ぐらいで運よくコンサートに来れたような私まで、NEWSがついているから大丈夫ですって仲間に入れてくれるの申し訳ない気がするんですが、有り難くお言葉頂戴します。
よくNEWSではコンサートを「デート」って言い換えますが、私自身はデートって感じしませんでした。
でもあの頼りなげな後ろ姿のシゲにまた会いたくって。今回は言えなかったけど「大好きだよー」って後ろ姿に向かって念力飛ばしたくって。あらら、やっぱりかなり重いな。会うの1回じゃ足りないな。