『加藤シゲアキのファンの集い』に参加する夢を見ました。会場にはシゲの作った手羽先が山盛りにもられたバケツが置かれ、参加者は好きなだけそれを食べることができ、食べ終わった骨は「ストラックアウト」に向かって投げつけ、当たった番号を競うゲームをしました。点数の高い参加者には、シゲの私物の中から好きなものがもらえるとあり、大変白熱しました。シゲはとてもフレンドリーで、私が持ち込んだ一眼レフにポーズや変顔をとってくれ、他の参加者と共に何度も記念撮影に収まりました。写真どんどん取ってくださいね~と言わんばかりで、(さすがシゲクラスにもなると、ジャニーズの鉄則:写真NGも無効になるんだなぁ)と感激しました。
少クラプレミアムでのIKKOさん家のロケと、嫌われる勇気の可愛らしい青山君と、そして先日ツアーに申し込んだ件が三位一体となり、こんな夢を見たのでしょう。自分の思考回路の単純さよ。夢の中でシゲに会えてとても幸せだったのですが、なんで私はシゲと知り合いではないのでしょうか....
私の親友には昔から大好きだった俳優さんがいて、その俳優さんがいかにカッコよく、一度会ってみたいか日頃から聴かされてたのですが、ある時、親友の高校時代からの近しい男友達が別業種から芸能事務所に転職してその俳優さんのマネージャーになるというミラクルが起きたことがあり、「すわ!俳優さんと近づけるチャンス!!」と私はじめ周りの友人は色めき立ったのですが、当の本人は自分の現実世界と俳優さんが繋がっただけでお腹いっぱいになってしまって、決してそれ以上の接触を望まなかった、という話がありました。その時は、あと一歩踏み出せば大好きな俳優さんに近づけるのにぃ~幸運がそこまで来てるのにぃ勿体ない!と思った私ですが、今となれば彼女の気持ちがよく分かります。
シゲってアイドルなのに、どこか存在を近くに感じて、そう感じる半分は私がシゲを好きすぎることと、残り半分はシゲ自身の持つ魅力がそうさせるのだと思います。あんなに華やかな外見で何年もジャニーズやってるのに普通の人の佇まいがあって、語彙が豊かなシゲが語るたびにシゲの内面に触れることができ、どんどんシゲという人の理解が深まってどんどん近くに感じるのに、あれ?なんで私はシゲの友だちじゃないんだろう?少なくとも友だちの友だちぐらいの気持ちでいるのに??と我に返ることがあります。
ほんと怖いですね....!
私も怖いですけど、それ以上にシゲの魅力が怖い!
「加藤シゲアキ君?知ってる知ってる!一緒にご飯食べたよ」って私の世界とシゲの世界が繋がってることを、私の現実世界の知人の誰かが教えてくれないだろうか、って本気で考えてます。しかしながら、そんなミラクルは起きそうにもなく、私の世界とシゲの世界が地続きであるという確信も持てないので、こんなブログを書いてるわけです。
私は家族以外にNEWSファンであることを公言してないので、NEWSが好きな自分と、社会から見られている自分の姿の間に齟齬を感じながらこのブログを続けています。いっそすぱっとブログなんか止めちゃって、単にお茶の間で他のジャニーズを観るようなもっと軽い気持ちで楽しめたらこの噛み合わなさも無くなるとは思うのですが、それをしてしまうとNEWSから勇気を貰って、この環境で母業や仕事を頑張ってる自分を否定するような気がしちゃうんですよね。若い頃は誰かを好きなことが自分のアイデンティティの一部だった気がするのですが、まさかこの歳になり、アイドルのファンでいることに自分のアイデンティティを感じるようになるとは、しかもジャニーズというどメジャーなブランドで。
こんなことをウダウダ考えてるのは、また今年もツアーの申し込みがあったからで、初参加した去年も同じように迷ってたのでした。
私はもう一回でもこの目でNEWSがそこにいることを確認できた、私の世界とシゲの世界が繋がってることが理解できたので、もうその事実だけで満足で、これ以上コンサートに参加できなくてもいいや、と去年初めてコンサートに行って思ったのですが、勿論今回も申し込みました。もういいや、とは言ったものの、実際もし落選となるとまるでNEWSに振られたようで、さぞかし悲しいのだろうなぁ、、、と思うだけで振込するのも気が重くなりました。どうです、こじらせてますよね。アイドルとはそういう目線で楽しむべきものじゃない、と私も理解してるのですが、シゲのリアルな魅力がどうにもこうにも、『アイドルは虚構の世界』と片づけられないのです。
NEWSはそんなこじらせとは関係なく今日も元気で、今晩もまっすーはバラエティーでアイドルの華やかさを振りまいてました。私は自分のこじらせ具合を自覚しながら、これからの人生どうやって生きてこうかな、、などと考えてました。NEWSを好きになる前は断捨離が趣味で、どんどんそぎ落として「無駄のないシンプルな生活」に近づけるよう苦心してたのに、NEWSを好きになってからは生活がどんどん混沌としていってます。それも楽しい。なので、ジャニーズwebの最新の慶ちゃんの連載「メン愛」が心に沁みました。アイドル自身の言葉がこんなに沁みてくることも楽しい。慶ちゃん、ニュースキャスターを続けていくことで手ごたえを感じて自分を振り返る余裕が生まれたのだなぁ、私も深呼吸してこんな自分も受け入れて無理せず生きよう。好きなものは好きと言いつつ、と思ったのでした。
アイドルによってこじらせ、アイドルによって元気づけられ。アイドルってすごい。
寝る前に自分の見たい夢をセットして、いつでも好きな人の夢を見られる装置が発明されないかな。シゲの手羽先美味しかった。
最近のシゲの輝きが眩しくって、私みたいなこじらせシゲ担が爆誕してるんじゃないかと思いつつ。
本日のこじらせ気味の現場からは以上です!