こんにちは!
ジャニーズの皆さんがどういうきっかけでジャニーズ事務所に入所したのかネットで調べてたら、人数が多すぎて、途中で「これ、誰かにバイト代出してやってもらうやつじゃん!」と気付きました。ジャニーズの海が広すぎて一人では泳げない。睡眠時間が足りない。
なんで調べてたかっていうと、入所理由の変化がジャニーズ、芸能界、ひいては日本社会の変遷と通じるところがあるんではないか?と思ったからなんですけど。話が大きすぎたー
ひとまず今日は、私が「Youのきっかけ、イイね!」と親指を立てたくなった案件についていくつかご紹介させてください。
ケース1.
最初から古い案件で失礼します!どうですか、「代々木公園」「ゴーカート」「川崎麻世らを連れて歩いてたジャニー」「英語」とパワーワードだけで構成されたこの文章。野村よっちゃんって音楽性のオシャレさもさることながら、実は足がすっごい長いのでこんどテレビでギター弾いてる時はよっちゃんの股下に注目してください。
ケース2.
- 渋谷区役所前のスクランブル交差点で信号待ちをしていた姿が偶然車で通りがかったジャニーさんの目に留まり、すぐさま車から降りてきて「You! ウチにきなよ」。母がNHKの理容店に勤務していた関係で手に入れたチケットで音楽番組の公開収録を観覧した帰り道だった(東山紀之/1966年神奈川県川崎市出身/1979年入所)
有名な話ですよね。まずジャニーさんの動作の機敏さがすごい。上の2つはHi Hi猪狩君がローラースケート場でスカウトされた話と合わせて『You来ちゃいなよ系』と名付けよう。
もしジャニーズになってヒガシと会食する機会あったら「東山さんの入所の話聞かせてください!」と、おねだりしたい。
- 履歴書送ったらジャニーさんから直接電話があり「今、六本木のテレ朝でレッスンやってるから、来ちゃいなよ」と誘われる(松本潤/1983年東京都出身/1996年入所)
これも『来ちゃいなよ系』。
ケース3.
- 静岡から家出をして原宿駅前でフラフラしていたらジャニーさんに「崎陽軒のシュウマイ弁当の蓋みたいな」木製の名刺を渡されしばらく放置してたが、いよいよお金がなくなったので書いてあった電話番号に電話したら合宿所に呼ばれた(諸星和己/1970年静岡県生まれ/1986年正式に入所、上記のきっかけは1984年)
かーくん、ちょっと話盛ってない?と思うけど多分ほんとの話。ズボンのポケットに崎陽軒風名刺を入れたらパリッパリに割れて繋ぎ合わせて電話番号解読したらしい笑。
ケース4.
- 母親が応募、最初は嫌だった。(大野智/1980年東京都出身/1994年入所)
- 姉が勝手に応募。行きたくないと泣いた。(薮宏太/1990年神奈川県出身/2001年入所)
- 母親が勝手に応募。その日は友だちと遊ぶ約束をしていたので行きたくなかった。着ていたパーカーが涙でぐしょぐしょになる程泣いた。(玉森裕太/1990年東京都出身/2002年入所)
無理やり連れて来られた人がいつの間にかスターになって東京ドームで歌ってるって味わい深いですね。その成長を味わいたかった。サマリーでの藪君の可愛い顔を思い出しながら....
ケース5.
- 母に5000円あげるからと言われオーディションに参加(二宮和也/1983年東京都出身/1996年入所)
- 母に5000円もらってオーディションを受ける(渋谷すばる/1981年大阪府出身/ 1996年入所)
同じ年に同じ金額貰ってオーディションを受けた二人には因縁めいたものを感じます。5000円って金額が絶妙すぎて母親として共感を覚える。しかしこの二人の生涯賃金を考えると5000円の投資なんて大海の一滴。
- 姉の友人が「弟をジャニーズに入れようよ」と提案。バスケットボール買ってあげるからと誘われ応募(増田貴久/1986年東京都出身/1998年入所)
- お母さんがオーデションに行ったら親子丼を食べさせてあげると言ったので(佐藤勝利/1996年東京都出身/2010年入所)
こっちはモノで誘われ系。可愛い。
ケース6.
- 学校にジャニーズJr.がおり、母親が「うちの子のほうがカッコええ」とジャニーズ入りを勧める(横山裕/1981年大阪府出身/1996年入所)
- 姉に「あんたはやったら何でもできる子や」と言われオーディションを受ける(安田章大/1984年大阪府出身/1997年入所)
- 「お前は目立つことが好きやし、アホやけど割と男前やから送ってみろ」と言う両親の薦めでオーディションを受ける(丸山隆平/1983年京都府出身/1996年入所)
オトンオカンの愛シリーズ。いいなぁ、私も安田君のお姉ちゃんみたいに息子に「あんたはやったら何でもできる子や」と言ってあげられる母親になりたい。関西弁の力もあるな。
ケース7.
- 中3の時、少年隊が仮面舞踏会を歌うのを見て「今の生活を脱したい、芸能界に入れば変わるかな」と思い自ら応募。小3で両親が離婚し母子家庭に育ち、当時は不登校気味だった。その後ジャニーさんと大阪で会食し入所(城島茂/1970年千葉生まれ奈良県出身/1986年入所)
- 中学の時いじめで不登校ぎみになっていたところ、父にジャニーズを勧められる(岩橋玄樹/1996年東京都出身/2010年入所)
- 高校受験で第一希望に受からず落ち込んでるのを見かねた母と姉がジャニーズに応募するよう勧める(小山慶一郎/1984年神奈川県出身/2001年入所)
こういう話聞くと、ただただ良かったね~って思う。子どもの時は家と学校しかないから辛いんだよね。
ケース8.
- 13歳の時、街を歩いてたら「ジャニーズJr.ですか?」と女性に声をかけられたので冗談半分で事務所に履歴書を送る(櫻井翔/1982年東京都出身/1995年入所)
「俺、ジャニーズJrに間違われちゃったよ~w」「そういえば櫻井ってジャニーズぽいw」「履歴書送ってみようぜーw」みたいなノリかな?幼き櫻井少年は負けん気が強そうですね。今の翔君がタイムスリップしたら13歳の自分自身に何を伝えるのかなー。
ケース9.
- オーディションで踊らず立ってたら、なんで踊らないのかときかれ「見りゃわかんじゃん。狭くて踊れないんだよ。」と言った相手がジャニーさんで合格(二宮和也/1983年東京都出身/1996年入所)
同じく負けん気強そう系。でもこういう子ジャニーさん好きですよね!ありがとう、あの時の5000円。
ケース10.
- オーディション時は坊主頭だった為「坊主イイよ」で合格(上田竜也/1983年神奈川県出身/1998年入所)
基準はジャニーさんの中にあるのみ!
ケース11.
- 所属していた少年野球チームの監督の娘が野球をしている姿の写真を事務所に送った(近藤真彦/1964年神奈川県出身/1977年入所)
- 履歴書の特技が「野球」だったからと、ジャニーさんに合格の理由を明かされる(岩橋玄樹/1996年東京都出身/2010年入所)
でもやっぱり野球ができることに越したことはない!
ケース12.
- 少年隊ファンの姉が送った履歴書を見たジャニーさんから連絡があり、神戸での光GENJIのコンサートに直々に招待される。一年後再び横浜での光GENJIのコンサートに招待され入所を決意(堂本光一/1979年兵庫県出身/1991年入所)
- 母と姉がだまって送った履歴書を見たジャニーさんから招待された光GENJIのコンサートで光一と出会い、共に入所(堂本剛/1979年奈良県出身/1991年入所)
これ、光一君が剛君と出会うまで1年間あるんですよね。その間ずっと光一家ではジャニーズ入りについて論議が交わされてたんでしょうか。この二人が揃った時、ジャニーさん武者震いしただろうなぁ。
ケース13.
- 原宿でジャニーズ事務所のスカウトマンに出会い、ジャニーズ事務所に行く。しかし実はそれはジャニーズをかたる偽のスカウトマンで、事務所のスタッフに怒られながらとりあえず撮ってもらったポラロイド写真を見たジャニーさんから電話がかかってきた(岡本健一/1969年東京都新宿区生まれ/1984年入所)
なんか、『1984年の東京』って感じ。芸能界を舞台にした昭和の漫画のようだ。オカケンがまず少女漫画だし。
ケース14.
- 母の知り合いのダンサーが出演するジャニーズの舞台を見に行って楽屋に挨拶に行ったときに事務所関係者に紹介される。特にジャニーズには興味なかったが、やってみようかな、と思った(安井 謙太郎/1991年神奈川県出身/2007年入所)
エピソードとしては目立つものではないのですが、私が安井姐さんから感じる『業界人感』の出どころはここか!と合点がいったので。
ケース15.
- ハワイの知り合いの料理屋のおかみが店に貼ってた写真を見たジャニーさんから直接連絡(京本大我/1994年東京都出身/2006年入所)
いつどこでも可愛い男の子を見逃さないジャニーさんほんとスゴイ!
ケース16.
- 3歳からダンスを始め、母と姉が櫻井翔のファンであったこともあり幼稚園の時には既に「将来の夢はジャニーズに入ること」。小学校低学年で嵐のコンサートへ行き大野のダンスを見て「僕もあんなステージにたって見ている人を驚かせたい」と思う。小3で履歴書を送付(知念侑李/1993年生まれ/静岡県出身/2003年入所)
- 母がKinKi Kidsのファンで、初コンサート参戦は2歳。幼い頃からジャニーズ漬けで育ち、自然と自分もアイドルになりたいという夢を持つように(古謝那伊留/1994年大阪府出身/2006年入所)
ジャニオタがジャニオタを産みジャニーズを育て新たなジャニオタが産まれる。
ケース17.
- 『中2のときに期間限定ユニットのHey!Say!7ができたら、メンバーの山田涼介くんのことが気になっちゃって。だって、山田くんはおれと同じ年なのに、すでに人気者だったでしょ。それを見てたら、俺がすごく遅れをとったような気がしたんだ。』と感じ、ジャニーズ入りを決意(中島健人/1994年東京都出身/2008年入所)
ただの一視聴者なのにテレビにでてる山田くんにライバル意識を感じるあたり、妄想力のちからって大きいんだなと感じると同時になんか非常に中島健人君ぽいエピソードだなと思いました。
ケース18.
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幼少の頃から「お母さんのような美しい人になりたい」と思っていたところ、母の宝塚歌劇団時代の知人で稲垣吾郎と近しい人がおり、その繋がりでジャニーズ入りを勧められた。本格的に日本で活動することになったのが東日本大震災の直後で、税関の人に「今から日本に子供が行くのは危ないからやめなさい。今からでもキャンセルしなさい」と言われるも「人を幸せにしたかったから」と来日(マリウス葉/2000年ドイツハイデルベルク出身/2011年入所)
入所のきっかけの文章がキラキララしてる~!
ケース19.
- 小学3年生からダンスを習い、センターで歌ってる人ではなく端で踊ってる人が好きだった。KinKiの後ろで踊る亀梨君を見てこのポジションになりたい!と宮城県から応募(八乙女光/1990年宮城県出身/2002年入所)
- マイケルジャクソンに憧れ、母に頼んで自分が踊ってるビデオを事務所に送ってもらう(千賀健永/1991年生まれ/愛知県出身/2003年入所)
東京のジャニーズに入るには通勤圏でないと難しいところを地方から出てきたこの二人。感覚が個性的でイイなと。
ケース20.
- ジャニーズに入ったら美味しいものが食べられると思ったので志望(伊野尾慧/1990年埼玉県出身/2001年入所)
これが一番の理由かどうかはさておき、これを理由にあげる伊野尾君のセンスがいいと思った。
ケース21.
- クラスの女子に「あとはハンコ押すだけでいいから!」と言われ履歴書送付(中丸雄一/1983年東京都北区出身/1998年入所)
この女子、すごい優秀な人だと思うんですが!中丸君の迷惑そうな顔を想像するとジワジワくる。さすが中丸君です。
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(10/14追記)有志の方から良い話教えて頂きました!以下エピソード追記です。感謝!
ケース22.
- 母親に友人の子供がジャニーズに入りたいらしいが中の様子が分からないのでスパイしてきて欲しい、と頼まれた(戸塚祥太/1986年東京都出身/1999年入所)
ス、スパイ!....彼はまだ任務の途中かもしれない(長年いるのにまだジャニに馴染めてない感がある)
ケース23.
- 親戚のおばさんが勝手に履歴書出しオーディションに呼ばれるも、4,5回バックレる(木村拓哉/1972年千葉県出身/1987年入所)
「ジャニーズ?んなの行くかよ!」なキムタクも、呼び続けるジャニーさんもスゲェー!ジャニーさんはひとりひとりのタレントにそこまで執着しない印象あるけど、なにか感じるものがあったのでしょうか。
……………
もっといろんなエピソードがあると思うんですが今日のところは以上です。100%真実じゃない説もあるかもしれませんが御容赦下さい。
公平さをきすために(何の?)LDH系や他の事務所のアイドルグループメンバーのきっかけも眺めましたが、ジャニーズ以上に味わいのあるエピソードってなかなかない。
ジャニーさんという特異な人物、物心付いたかさえ怪しいほど子どもでの入所、他薦が多い、などのジャニーズ事務所独特の要素に加え、「Jr.であってもステージ立つ以上面白いトークができないとダメ」と考えるジャニーさんの元、トーク力に磨きをかけるジャニメンたちの姿がここから垣間見れ、ますますジャニーズたちが好きになりました。面白い入所エピソードあったらぜひ教えて下さい。
これに基づく考察や分析は気力があればそのうちやりたいです!