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ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

スマップと同世代の私が考えたこと。普通じゃない人生を送ること。

私は吾郎ちゃんと同じ学年のそこそこ中年の女である。

 

さかのぼること約27年前、中学の同じクラスの女子が「見て!今度できたグループ、すんごい子どもいる!この子絶対人気でないから私ファンレター書くわ!」と指さした明星かDuetに載ってたのは、ピッカピカの小学生然とした香取くん。うっわ、ほんとこども!今の時代だったら草不可避wwwwwwと言われそうなマジでその辺にいるこどもでした。その友達はそのまま教室で慎吾ちゃんあての手紙をしたため、事務所に送っていました。あの手紙届いたのかな...

 

青田買いにもほどが過ぎるわ、と思っていた慎吾ちゃんですが、その後すくすくと育ち、すっかりいいオトコに育ちました。そのころの女子の大多数がそうであったように、光GENJIを熱狂的に支持した10代女子は光GENJIの人気の終息とともにアイドル熱も冷め、スマップがどんどん人気を集めていった経緯は私も見ていません。なんだか気が付いたらすごい人気になっていたな、という感じ。

 

私は小学生慎吾ちゃんとのファーストインパクトが強すぎて、慎吾ちゃんを見るたびに「ああ、大きくなって」とまるで姉のような気持ちでいたし、キムタクはじめメンバーの活躍は、中学の同じクラスであまり話したことないけど、あの子高校行かないで職人になるんだって~ときいて、へーそれは大変と自分は高校大学OLとリア充してたら、その子が十何年後には立派な職人兼会社経営者になって雑誌やTV(ガイアの夜明け)とかで取り上げられているのを見て、(あの子誰より頑張ったんだな偉いな、私はあの子が必死で働てる時遊び呆けていた...)と嬉しいような自分を反省するようなそんな気持ちになる、それが私がTVでスマップを見たときに感じる気持ちに一番近い。

 

お正月に「NHKのど自慢グランプリ」に出演したスマップを見て、このスマップの安定感って何?と観察したら、スマップってもはや自分の名前を売っていく必要がないからだ。と気付いた。だから、素人の出演者の引き立て役に徹することができるし、そんな慎ましいスマップはますます好感度が高くて、いやーこれは盤石だわ。と思っていたのだが。しかし、草彅くんの目がますます死んでるのと、中居君が目を開けたまま寝ている!ように見えてそこだけが気になった。

 

そのあとすぐにこの騒ぎ。びっくり。でもなんかすぐに腑に落ちた。ここから先は単なる勝手な想像だけど。

 

スマップ、疲れちゃったんじゃないかな。休ませてあげたい。って第一報を聞いて思った。

 

香取君にいたっては物心ついて芸能人になるまでのわずか数年間しか一般人の生活が送れていない。それ以降はずーーーーっと売れ続け面を差され続け。他のメンバーも然り。私ごときの人生と比べるのもおこがましいけど、恋愛したり結婚したり子育てしたり、そういうプライベートでの節目を踏むことなく、ずーーーーっと多忙。周囲の求めに応じるままに働いて自我を持つ時間もなかったのでは。キムタクが事務所に残るっていって中居くんが出るって言ったのにびっくりしたけど、この中でかろうじて普通の暮らしができてるのってキムタクだけなんだよね。他の4人は結婚して家庭も持ってるキムタクのこと、木村くんはいいよね、って思わないことはなかったと思う。

 

正直、スマップでいるモチベーションが尽きたんじゃないかな。ファンの人の解散しないで!っていう思いが重いになってる気が。しばらく休んで、おのおのプライベートを充実させたり結婚したりしてみてはどうでしょうか。こんだけ働けば、普通の企業なら定年退職、悠々自適の人生だよ。20何年も必死でやってきて、あんな沈痛なただのアラフォーの疲れた男の顔を見せなきゃいけないなんて残酷。

 

私はジャニーズ事務所が悪魔の会社とは思わないけど、どこの事務所にいても芸能の世界に魂を売るのは悪魔との契約に近いと思ってはいる。人から愛されることが仕事で、愛され過ぎても(売れ続けても)愛されなくても(売れなくても)地獄、でもそれだから輝くのだと思う。スマップはちょっと延命し過ぎたのかもしれない。人気者を長年グループで続けることの困難さ。これからスマップの5人がどういう人生を送るのか、同世代の私は、どうかみんな幸せな個人の人生を歩んで欲しい、と思う。