この魂(うた)は終わらない (2019/03/15 少年倶楽部プレミアム NEWS卒業SP 感想)

こんにちは。

少年倶楽部プレミアム starring NEWS 卒業スペシャルの感想書いては消し、書いては消し、の週末送ってました。

 

3年前にこのブログ始めたのは、NEWSのこと話す相手もいなくて、どんどん増える知識と想いの、私的な置場所だったんですけど、これって応援ツールになる?よし、NEWSくんの活動を記録しよ!という目的にシフトしてきました。

 

こうして3年間の少プレの記録をみるとブログ続けてて良かったなぁと思うし、それでは最終回にふさわしい華々しい記事を…と思ったのですが。

 

「ヒカリノシズク」を歌う、目の奥に涙をたたえたシゲの顔を思い出すと手が止まってしまって。

 

感極まるその表情は、悲しみだけじゃない色んな気持ちが混じってるのだけど、なんだか苦しくて。わたしの心が。

 

金曜日の夕方、リアルタイムで見終わったときは、好きしかない!NEWS大好きだよ!愛してるよ!っていつものように思ったんですけど、リピートしたら、「この景色を目に焼きつけなきゃ、一挙手一投足見逃したくない。」って、勿論録画してあるのにそんな必死な感情があふれちゃって。

 

ジャニーズのアイドルグループは未来永劫続いていく、なんてそんなことは無いことはもうみんな知っていて、いつかは終わりがくるからこそ美しくって、綺麗で純粋で、ちょっとだけ悲しくて切なくて、そんな色々なものが凝縮されたのがあのステージで。

すべては変化していって、良きも悪きもひとときも時間はとどまることがなくって。

そんなこと分かってて応援してるのになんだかすごーくさみしくなっちゃって。こうして四人が揃って歌うこともいつかは無くなっちゃう、こんな力強い「ヒカリノシズク」を聴くのはこれが最後…

 

なーんて感じちゃって!

 

自分が感極まるときってどんな時だろうと思ったらやっぱり、嬉しいような悲しいような苦しいような、でもやっぱりなんだか心が熱くなって生きてることがすごいと思えるような、、、そういったなんとも言えない感情が沸き上がってくる時で、嬉し涙でも悲し涙でもない涙がでてくるような、、、

 

それで意をけっして、心の渦巻きのなかに片手をえいっ!て突っ込んでぐいっと取り出して手のひらを広げたら、そこに残ったのは、「NEWSが好き」って気持ちだけだったんです。

 

わたし、好きなんですよNEWS。(ご存じですよね。)

 

世間や、他のジャニーズグループのファンの人とか、わたしの家族の空気からも、なんとなくNEWSの立ち位置や、どう思われてるか察することがあるんですが、私はNEWSが好きなんです。

 

心から取り出した、この「NEWSが好き」って気持ちを大切にしたいだけ。だからNEWSがこれからどんなふうになろうとも、NEWSはずっとずっと私のアイドル。

 

涙をこらえて歌うNEWSくんをみていたら、NEWSの喜びも痛みも共有して寄り添って生きていきたい。ってキモいかもしれないけど心底そう思ったんですよねー

 

私が好きになった最初から今まで、NEWSはファンのために「NEWSとして生きて」くれて、それなら私はNEWSである彼らに心を寄せて大好きだよ大好きだよ!ってずっと言っていたい。

 

3年間ずっとキラキラしていてくれてありがとうー!わたしのアイドル!大好きだよ!

 

って、結論に達して、あ、これが最終回の感想?好きってことしか言ってない。。。書くまでもない。。。しかしどんなことよりこの事を言いたい。。。

 

って思って文を書いたり消したりしてたのです!時間の使い方!

 

私がNEWSを好きな理由は、

顔が良いことと、経験から生まれた彼らなりの真理を大事にしてることと、それに基づいた夢を各々持ち寄って、お互いの個性を尊重しつつ、自分の人生に手ごたえを持って生きてるところと。そして歌や踊り、ビジュアルに関して静かな熱意と闘志を秘めて努力しつづけてるところなどなど。

 

でもまぁ、そんな理由は後付けに過ぎなくて、もう単に「だって好きだから」としか。

 

好きな人のこと、あんなところも、あーそういえばこんなところも好き。って日々発見できるのってほんと幸せなことだと思います。

 

人生ってたまにプレゼントもらえることあるけど、NEWSとの出会いはまさにプレゼントだな~って。

 

だって私なにもしてないのに、彼らを愛していいんだもの!

 

人を愛することを能動的に選んできて、受動的に生きるのは20代半ばで止めた私がアイドルを好きになって、自分の力でどうにもできない人を好きなのって苦しいんだな、って今回の少プレで改めて思い知らされました。

 

歌ってるNEWSを見たい、NEWSのレギュラー番組が欲しい、こういう活動をして欲しい、もっと彼らは認められるべきなのに、という私の希望が叶うかどうかは、私の想いの深さとはなにも関係ないのです。無力…

 

我が無力を思うから、こんなブログを書いたりしてるんでしょうね~

 

あー!誰か偉い人!NEWSを使ってください!彼らに歌をたくさん歌わせてください!

 

頑張りが直ぐに実を結ばなかったり途中で頓挫しても、何年かあとで、あら、あれが繋がったわ!意外なところで!ってこと、中年の私の経験ではよくあります。だからNEWSくんのあれやこれやも時を経て実を結んだりするんだろうな…うん、なるだけ早めに…今4人とも大変に美しいのだから…

 

そう例えば、小山さんが、伝言ゲームでシゲが聞き間違えた『桜前線上昇中』を「いや、いいと思うんだけど、日本語の言葉としておかしくね?」と茶髪をフワフワと触りながら『桜前線北上中!』とズバリ元の正解に戻すところ。

私、誰に話しかけるわけでもなく「ほらね!お仕事が!」って軽く叫びました。

そう、そういうことなの。ずっと努力を続けていた結果がこんなところにポロっと現れちゃうんだから~。

 

あの外見でこの中身、最高じゃないですか。30代半ばのキャリアのある男性が、成長したい、自分を探し中、そうはっきり言えるって。「慶ちゃんの写真見たいです」ってファンからのお願いに「いいよ~」(その言い方に惚れた)って即答して実際すぐJWEBに私服自撮りあげてくれるって。

 

あーもう慶ちゃんそうやっていつも「いいよ~」って言って他人の希望を叶えてきてくれたんでしょ。もー好き!ふわりとしたリーダーシップ、好き!

 

SPRITの手越くん、可愛すぎ!

嘘でしょ?可愛すぎ!(2回言った)

なに、この可愛さ!ピュアさ!髪を切ってますます美人になって、歌声も見た目も、余計なものがどんどん取り払われていくみたい。

お正月に大阪で見たときも、手越くんなんだか変わったな、一皮むけたというか、覚悟が決まったというか、顔が変わったな、男っぽくなったなぁと思ったんですよ。今年の手越くんはなんか違うな。好き!

 

バラエティーでしか増田さんをみたことない人は、歌ってる増田さんをみてほしい!

歌で感情を爆発させるまっすーを。「愛言葉」歌うまっすー、あんな顔、堪えてるみたいな切ないみたいな、叶わぬ恋してるみたいな何かを大切に想ってるみたいな、増田さんの顔、はじめて見た気がしました。好き!

 

シゲを見てると、ああ、シゲでこんな役もみたいあんな役もみたい、ってどんどんシゲに演じてもらいたい役が増えて、シゲって役者向きなんだなぁと納得するんです。でも、それと同じくらい、シゲの笑顔も見たくって。役者であり、わたしにとっては唯一無二のアイドルであり。

そんな彼が唇を歪めて、あの綺麗な瞼を震わせて、顔をしわくちゃにしながら歌うのを見ると、もう私はどうしていいか分からなくて。なにもできない自分が不甲斐なくて。

 

そんなこと思うだけでわたし泣きそうになっちゃうのです。と、同時に、必死なシゲってたまらなくセクシー。。。エロい。。と私の本能も強く囁くのです!好きです!

 

ほんと私がここでああだこうだ言うことがNEWSのためになってるわけではまっったくないので、ああもうほんと嫌になる、自分が。

 

でもこうしてなにかを吐き出さないと、先に進めない気がして無益な言葉を綴ってしまう。はは、ファンってしんどいですね!

 

しんどいけど、この一生一度の奇跡握りしめ、この魂(うた)は終わらなくて、限りない夢を僕らは信じよう、って。

 

f:id:yuzukonbu:20190317221301j:plain

 

シゲいうところの「気高い曲」な『SPRIT』がぴったりですねNEWSには。「目を閉じて手を伸ばす 青い空を飛んでみたくて」って。今のシゲとNEWSにはシンプルな言葉が似合いますね。シンプルさに滋味を感じます。

 

NEWSくんのさらなる御活躍と御健勝を願って簡単ながら、少年倶楽部プレミアムの感想しめさせていただきます!

 

そうだそうだ、伝言ゲームで瞳をキラッキラさせながらまっすーの口元を見るシゲ、ヘッドホンをつけた手越くんの腕にそっと優しく触れるシゲ、キラッキラの目で手越君に間違った答えを伝えるシゲ、斜めになって「いやー違うかな~」と悩むシゲ、についても話したかったんだった!好き!

 

NEWSだいだい大好きだよー!!私のアイドル!!

 

<おまけ>

f:id:yuzukonbu:20190317220639j:plain

①「さ・く・ら・ぜんせん・じょう・しょう・ちゅう!」キラキラキラ☆彡

 

f:id:yuzukonbu:20190317220918j:plain

②「あれーちがうかなー だと思うんだけどなー」キラキラキラ☆彡

 

おしまい☆またね!

 

ジャニーズのコンサートに何着てくか問題(上)

こんにちは!

本日のテーマは、

ジャニーズのコンサートに何着てくか問題について。

です。

 

最近パソコンの前に座る時間もなくて、あれも書いときたいこれも....って頭の片隅にはあるのに、慶ちゃんの素晴らしさも、手越君の短髪も、まっすーのananさえも脇に置いて、コンサートで何着よ~って世の中的にはどーでもいいことを書きたいと思います!

 

あと20日ほどで私的WORLDISTAの初日なんですよね~

何着よ~

 

この間、星野源さんの札幌ドームでのコンサートに行きまして。いつものように夫に車でライブ会場に送ってもらったんですが、会場が近づくと夫が異変に気付きました。

 

あれ?なんか違うないつもと!

なんか地味だな?!

NEWSの時と違うな?!

星野源聴いてるって感じだな!

 

星野源さんのファンもNEWSのファンにも、両方に対してやや失礼。しかし確かにいつもと違っていました。いつもは真駒内アリーナに車が近づくと、

 

お父さん!!第一NEWSファン発見しました!!

 

と子どもが、所さんの番組よろしく、第一村人発見!のていで車中で奇声をあげ、あ!ここにもNEWSファン!発見しました向こうにも!あ!どんどん見つかります!どんどん増えて行きます!と、テンションをあげていくのが常だったからです。出てるじゃないですか、女子たちから「ついに来ましたこの日が!!!」って気合とただならぬオーラが。星野源さんのコンサートに向かう観客は「いざ!!!決戦の時は来た!!」ってほどの気合は無かった。

 

そもそもバッグが小さかった!!ポシェットみたいなやつ!なんなら手ぶらでも!

うちわもペンライトもないもん!

星野源さんのコンサートすっごく楽しくって素晴らしくって、あーなんて身軽なの!踊れる!って私もスタンドの席でずっと体を揺らしてたんですが、その揺れてる時の両手の行き先に困りました。いつもは片手にうちわ、もう片方の手にはペンライト、そして首からは双眼鏡、だから....あ、この手なんかブラブラしてる!置き場所見失ってる!って一人でニヤニヤしちゃいました。あと手拍子しまくってたので血行促進されて指痒くなってきました。

 

なんか....やっぱり面白いですよねジャニーズのコンサートって。ペンライトはまぁ、さておき、うちわって応援アイテムとしては画期的に有能なアイテムだと思うけど、機動力が著しく低下しますよね。機動力とは、コンサート中のノリが単調になることに加えて、コンサート外での動きも制限されることを指します。

 

前も書いたかもしれないけど、うちわ問題。正確に言うと、カバンからうちわの柄がはみ出す問題。

私、どうにもうちわの柄がバッグから飛び出る図が我慢できなくて、お友だちにTomorrowlandのショップバッグがサイズピッタリって聞いて、うちわ初年度はわざわざTomorrowlandに服買いに行きましたよ。去年はZOZOTOWNで縦何センチ横何センチって検索してうちわの柄まで隠れるバッグを買いました。

 

ここまでして、うちわの柄を隠すことにこだわるのは、私の美的センス云々じゃなくて、もうそれは、人にうちわ運んでるの見られるのが恥ずかしい!!という点に尽きる。

誰もあなたのバッグから飛び出してるうちわの柄なんか見てないよ~!ってのは重々承知です。

自担譲りの自意識過剰でちゃう!

 

しかしながら、今年の正月に私はひとつ学んだことがあります。このブログにも書きましたが、それは元日の大阪の難波駅前でのこと。NEWSの京セラドームのために来阪した私、ネットで知り合った友人と初めて会うことになり、待ち合わせ場所に到着して私が自分の服装を伝えた時に友人からの返信は「目印にうちわ持って行きます」。友人はこれから私とNEWSのコンサートに行くわけでもなく、ましてやNEWS担でもないのに。

そしてしばらくたつと、桐山照史君のうちわをコンサートの規定通りに胸の高さにかかげ、まるで桐山君がトロッコに乗って近づいてきた時のように、私に向かって手を振りながら交差点を歩いてくる女性がやってきました。

その爽やかさたるや....!思わず、いつもは家の本棚の目立たない場所に詰め込まれて、有事の際にも必死でバッグに隠されている、アンニュイな顔したシゲうちわの事を考えてしまいました。反して、桐山君は大阪のど真ん中で冬の太陽を満喫しているような晴れ晴れとした表情を浮かべていました。

「うちわ!」と思わず私が声をかけると、「車からあきと持ってきたの。夏の間、車のクーラーの調子が悪くってうちわ使ってたんだけど。ジャニーズ公式うちわ大きいから軽くあおぐだけでイイ風来るのよ~。初めて会うから目印必要だと思って急いで車から持って来たらバッグ小さくって。入らなかったから、家からこうして持ってきたわ。」と、言って友人は手にした小さい上品なハンドバッグを指差しました。

 

隠そう隠そうとしてた私、ガーン!と来ました。

なんてカッコイイ!!!しかもうちわをうちわ本来の用途で!!

照史くんはそのまま友人に抱かれ、大阪の街を私たちと歩き、カフェの席取りもしてくれて、もはやうちわをかかげて歩いてることがなんの違和感もなく、うちわというかちょっと大きめのブローチ感覚。

 

私もこんなふうになるんだ!って決めました。シゲのうちわをサラっと持って歩くんだ!って。

シゲも外の空気を吸いたいはず!

でも、、、、マンションのロビーから最寄り駅まで、知ってる人に会うかもしれない、、、やっぱり去年ZOZOで買ったバッグにいれて、会場近くなったら出してあげよう!

って、ちょっと怖気づいちゃいましたけど、ちょっとづつね、一歩一歩。

 

何着て行くか問題の前にうちわ問題で文字数を取られてしまった....話終わらない....

奥深すぎる....

 

まさかの<次回に続く....>です!! 

 

『無題』

月曜日の午前2時。シゲ部聴いてまた起き出してきた。と言ってもいつもみたいにシゲをこじらせてしんどくって起きてきたんじゃなくって、じんわりと幸せに満ちた感じなのでこの気持ちメモっておこ~って。

 

きっかけは、日曜日の夜に実家の母から電話がかかってきて、自分でも冷たいなって思うんですけど、どうにも母からの電話が苦手で、はいはいっておざなりに対応した後で、はぁ....と溜息ついてふと思ったのです。シゲに対する気持ちって『現実逃避』なのかもしれないな、と。

 

なんかやだったんですよね、その現実逃避って言葉が。

シゲってリアルじゃないですか、アイドルだけど、現実に生きてる姿を見せてくれる人間なのに、そこに現実逃避を求めてしまう自分は嫌だなぁと思った。それは私とシゲが地続きの世界で生きてないってことのあかしでもあるし(アイドルとファンだからそうだけど.....そうは思いたくないの。このへん自分でも説明できない。リア恋とも違う感情....複雑かw)自分の今の生活がつまんないと思って暮らしてることを明かされるのもつらぁー!と思って。

 

具体的な不満があるわけでもなく、はたから見れば幸せだし、自分でもそう思う。

でも、ああこういう感じに収まっていくんだ、意外と小さくまとまったのね、と、もっと違った人生を夢見てた頃を思い出してなんだかやるせないような、切ないような悲しいような気持ちになって窓から景色を眺めてました。

母からの電話が苦手なのは、こっちの都合お構いなしに一方的に喋られること以上に、順調に老いていく親を、これが現実だと、いくら私がシゲが提示してくれる光を見てても、生まれた所から遠くへ行きたがってても結局戻るところはここなのか、という、ある種、絶望にも近い事実を母から突き付けられるような気がするからかもしれない、そう感じました。

 

シゲのソロラジオ聴いてると「人生について考えようぜ」って言われてるみたいでしんどくなる時があるってお友だちが言ってて、それは私もまるっきり同意なんですけど、おそらく、シゲみたいな人は常に人生とは、世界とは、と考えながら生きてるのでもうそれは仕方ない。なんでそう思うかというと、私の父がそういうタイプの人間だったからです。シゲってちょっとお父さんに似てるな....って思ったら夜中に可笑しくなっちゃって。いや、似てるけど全然違うんですけど、こういう哲学的な男性って一定数いるよな~って思って。シゲみたいな人は世界に一人だけどね!

 

新しいソロ曲「世界」(タイトルからして哲学)について解説するシゲが、『ツラいけど絶望と希望が一緒にある世界』というワードを言っていて、そっか。って思いました。私の人生も絶望と希望が一緒だな、それって普通だけど、なんだかシゲが言うとそんな普通の世界も輝いて感じるな。うわぁ、なんかしみじみと優しい気持ちになってきた....

ってじんわりと沁み込んできて。

平凡な人生だったけど、シゲを好きになったことは上出来だったな、って死ぬ間際の人みたいな感想が口から出ました。

ほんと、絶望と希望が一緒にあるなんて、当たり前のことだけど、あの非凡そうな人生送ってる美しい人からその当たり前を聞かされると、そうか....ってすごーく美しいことのように感じるから、アイドルってすごいな。

 

さて、青い鳥を探しに生まれたところから遠くへ遠くへ行きたがってた私は若い頃外国に住んでいて、そこで恋に落ちました。その彼の家でよく流れていたのが、今回のソロでシゲが参考にしたと言っていた、グローヴァー・ワシントン・ジュニアの「Just The Two Of  US」でした。

深夜の彼の家で薄く流れてて、私は恋に浸ってて、自分が年を取ることなんか考えたこともなくって、ずっと彼と一緒にいて、未来は輝いてるんだって疑いなく信じてた自分の気持ちも、彼の姿と一緒に思い出します。今は思い出しても甘くてセンチメンタルな気持ちだけで悲しくなったりすること無いほど昔のことですけど、それでもあの頃の20代前半の私に謝りたいような、ごめんねって言いたいような気持ちはずっと心の中にあったんですよね。

でも、今日シゲの話聞いてひさびさにあの時の私を呼び出してみたら、「あ、今はそういう感じ?いや、大丈夫だよ!!意外ではあるけど!ていうか2019年って!」って笑ってくれたような気がしました。

 

過去の私が今の私を救ってくれるようなことってあるんだな。

うーん、シゲ。

いつもブログ書くときタイトル困るんだけど、今日はどうしよう。「世界」にならって二文字で「無題」とでもしようかな。

 

RIDE ON TIMEの関西ジュニアの回が面白かったのでその感想。

フジテレビで放送されたRIDE ON TIMEの関西ジュニアの回が面白かったので感想残しておこうと思いました。計4回のあらすじはこんな感じ↓

 

「なにわ男子」という新しく結成されたジュニアグループが売り出しにかかっている、というのがメインの話。そしてそれがもたらす関西ジュニア内の変化がもうひとつの柱。そして後輩の売り出しに係わる、関ジャニエイト、主に横山さんと大倉さんの話が交差。この3つの話を重ねることで奥行きのあるストーリーが生まれていました。

 

まず、なにわ男子のメンバーの面々が急な好待遇に目を白黒するところから物語ははじまります。センターの子が、いつも電車で移動です。と言ってカバンをジャニ持ちして駅から出てきます。全然売れてないんでね、という彼の顔、私も何度も見たことがあり、かなりの売れっ子だと認識してたので意外。ドラマのロケの合間に一人で振付の確認をする姿が印象的。(ジャニーズアイドルという特異性を垣間見た気がした)

 

売り出し中のなにわ男子は、関ジャニのドーム公演でオリジナル曲披露することが決まる。横山さんと大倉さんがメインで面倒を見ることになっている様子。プロデュースしているらしい。大筋としてはジャニーズ事務所伝統の「光GENJIのコンサート行ったらデビュー前のSMAPが出てきて歌ってた。」この伝統は事務所設立時から存在するので説明不要って感じで話は進んでいきます。

 

思ったよりガッツリ行ってるんです、関ジャニのふたり。押し付けられてる感はなく、能動的な感情が見て取れる。意外ではなかったです。むしろ、横山さんの私服がオシャレで自分をすごく良く分かってる風なほうが意外でした。大倉君の私服はアメカジテイストで体が大きく見えるビッグサイズで男っぽく、綺麗な女性たちが彼を自分の隣に置きたくなる気持ちが分かりました。

 

関ジャニのふたり、人を育てたいと思うキャリアと年齢になったということなんですね。この子たちのために、なにかしてあげたい、手伝いたいという真摯な気持ちが伝わりました。それに、人が好きで真面目に生きてる人なら、とてもやりがいのある仕事だと思うんです、この二人がやってることって。二人とも楽しそうですもん。特に大倉君は指導者に向いてるタイプのような気がした。本人にとって少し高めの目標を設置してあげてる(ハイトーンボイスが特徴の子にさらにキー高い曲を用意する)ところとか、その行いによってもたらされる本人にとっての不利益を伝えながら本質を注意する(プロ意識の伴わない小さい子たちに、友だち同士じゃないから、そんなんじゃマイク持たれへんで、小学生も中学生も関係ないから、と言う)部分に感じました。若い子たちに接触することで刺激を受け、自分たちのキャリアに還元する二人の姿がひとつの柱。

 

ところで、このなにわ男子の活躍の裏では進退について考えざるを得ないメンバーもいました。その話がもう一つの柱であり、放送におけるクライマックス。いままで年長者として関西ジュニアを支えてきた二人のジュニア、一人は東京のユニットに参加するため関西を離れ、もう一人は俳優業に専念することが明かされます。

背景については掘り下げられていませんでしたが、どんな場所でも、新しい何かが生まれればそこから去っていくものがあるわけで、それは世の常。努力をしている人は報われてほしいと思うのも世の常。しかし努力だけではかなわないものがあることを彼らも私たちも既に知っているわけです。

 

売れるきっかけなんて、番組内でもしきりとみんな言ってますが絶好のタイミングで「爪痕を残」したり、たまたまカメラさんがその子の一番いい表情を抜いていたり、そもそも年齢や入所の時期や同時期に入ってきたメンバーとのバランスだったり、偶然と気まぐれが左右する世界なわけです。

 

事務所的に力入れて売りたい新グループの設立の時にたまたま居合わせ少年たちも、これからを確約されているわけではなく、彼らの表情からも浮かれた感じはない。むしろ、二十歳越えたメンバーからは背水の陣が漂ってくる。背中では自分よりさらに若い子の存在を感じ、前方はかなり遠くに見えるようで、なかなか大変そうな世界だな....というところに結局意識が向いてしまう。

 

あまりそういうことを考えずにパフォーマンスだけを可愛いカッコイイって楽しみたい気もする。でも、あれですよね、人間らしい感情というのは人間のアイドルにしか表現できないですものね。実は今生身のアイドルに世間が期待することってそういう「実は舞台裏はこんな感じです」ってことなのかもしれない、と思いました。なんだか皮肉ですね。でもバーチャルや2.5次元などと競合していく時代では、本名丸出し、子どもの事からの成長まるだし、が可能なジャニーズアイドルの差別化においてそこってかなり重要なことなのかも。そこに下世話な興味があったにしても。

 

このRIDE ON TIME、番組紹介ページにも書いてある通り、『これまでカメラが立ち入ることができなかったバックステージやプライベートを追うことで、華やかな世界の陰にある、知られざる真実を毎回お届けします。』ってことが目的の番組。『リアルを描き出す』番組なんです。

 

スマップの件等で相当勉強になったであろうジャニーズ事務所が「もうそれなら最初っから出しちゃえばいいでしょ。逆に。こっちからお出しする分には全然構いません。」っていいたげな番組だなって思って見てます。アイドルのリアルを売った先にはなにがあるのか、そこは興味深いところです。

 

 

しかしあまりにリアル過ぎると、この関西ジュニアの回でもしきりと言われる『夢』ってなんなんだろう?って気持ちになってくる。新人が入ってきてチャンスをつかむ、その裏ではベテランが退き、そしてチャンスを掴んだかに見えた新人も、さらに新しい新人が入ってきて....ロケット鉛筆方式なわけです。ロケット鉛筆全体で「ステージという夢」を見てるのかな?芸能界って、個人が夢を語るにはお客のきまぐれや偶然に左右されることが多い気がする。もし売れっ子になってもその先に「売れっ子の孤独」があるであろうということも分かって視聴者は観ているのです。

 

晦日の東京ドームのカウコンで、なにわ男子の後ろにたち、笑顔でなにわ男子を盛り立てるジャニーズWESTくんの姿に複雑な心境になった方も多いのではないかと思ったのです。私は一瞬映る関ジャニの村上君が「(なにわ男子が)逆にうらやましい」と笑顔で語る姿に、複雑というか、彼もまた道半ばの人間なんだなって感じました。

 

幸運にも夢が叶った人が懐かしく思い出すのは夢が叶う直前だそうです。どこかで読みました。夢を大事にし過ぎて小さな夢を見失うのも大変そうだな、と思います。小さな夢を沢山もって、一つ叶えたらまたひとつ、そんな風に生きていけたらいいなーなんて私は思うけど。太く短く生きることに憧れるには、年を取り過ぎたみたいです、私。好きな人には細く長く生きていって欲しいなって思うので。

 

大卒で、一時は就職活動をしてたと話してたなにわ男子の年長のメンバーも、まるでギャンブル、と、ジャニーズジュニアで居続けることを表現してました。まるでギャンブルであっても、それだけの価値があのステージの光の中にはあるんですね。コンサートにいくとすごくそれは分かります。

 

なんとなく普遍的な内容だったのでなにわ男子のメンバーの固有名詞、文中では出さなかったけど、しっかりanan(まっすーが表紙でシゲの小説が載ってる今週の記念すべきスペシャルな号!)のなにわ男子の特集でメンバーの名前とプロフィール確認しましたからね。番組の思惑通りです。なにわ男子のページよりさらに巻末に加藤シゲアキさんの小説も載ってますからね。シゲの文章は女性目線もイイ。そちらもなにとぞよろしくお願いします。コンビニでは売り切れてるみたいだけど本屋にはまだあったよ。まっすーが部屋でのんびりくつろいでる表紙が目印です!

 

WORLDISTAのNEWS、やばくないですかぁ?

こんにちは!

NEWSのニューアルバム「WOLRDISTA」発売おめでとうございます!去年のEPCOTIAは何書いてたかな?って自分のブログ読み返したら、シゲの声がエロいってことしか書いてなかったー。

今年は「わーるでぃすたのNEWS、やばくないですかぁ?」って線でいこう。

 

わたし、13曲目の「リボン」聴くと毎回泣いちゃうんですが同じ現象のかたいます?くすんシクシクっていうよりまっすーがコンサートで急に泣きだすみたいに「ぶほっ」って泣きたくなるんですけど。

フラゲした日、お布団に入って初聴きの初夜を迎えました。

 

~ピアノの静かな調べ~

♪ちゅうしゃじょうみあげたさくら~♪って女性のようなまっすーの声からの出だしで、私の脳裏に突然大昔の風景が浮かびました。

近所の子が捨て猫(80年代初期にはまだそういうのがあったのです)を見つけて、他の子らと一緒に「猫飼ってくれませんか~」と近所中をまわったこと。暗くなるまで探したけど結局引き取る人いなくて家に連れて帰ったこと。同じ年の冬の寒い日に仕事帰りの母が自転車のカゴに子犬をいれて帰って来たこと。

猫を箱にいれて前をあるく年上の近所のお兄ちゃんが履いてた白ソックスが浮かんできました。

 

その猫も犬も既にこの世にはいなく、失われてしまったものを思って布団の中で涙を流しました。

 

前年のEPCOTIAでまっすーが「恋をーしたー」って歌ったときには昔の彼氏が公園で赤い花を摘んで私の胸に差してくれたことを思い出したので、前回が25年ほど前、今回は40年近く前、まっすーの歌声と共にどんどん過去にさかのぼっていってるみたいなので、Sからはじまる次のアルバムはもはや母のお腹の中での記憶か、前世の記憶がよみがえるはず。

 

なんか怖い!!

まっすーの歌声が前世の記憶を呼び起こしそうで怖い!

 

あまり詳しくは追えてないんですけど、色んな仕掛けがあるんですよこのアルバム。膨らんで膨らんでもはや都市伝説めいてきてる。すごいながーい時間かけて練られたプロジェクトらしくって。みんながあげてくれる考察読んでると頭モヤモヤしてきちゃって、まるでシゲのソロラジオでシゲが写真の現像プロセスの過程を説明してくれてる時みたいな気持ちになる(シゲって優しい、詳しく説明してくれて。言ってることはよく分かんないけど、耳に一切残っていかないけど....でもありがとう)

 

このアルバム、作ってる人楽しそうだなーってのが初聴きの第一印象。

わたしもわーるでぃすた100倍楽しむために一旦CDは寝かせ、CDジャケットの裏側だけ見て、ノートに曲タイトルを手書きで写してみました。楽しい。カセットテープに小さい字で一行あけてタイトルを書いていた(英語のタイトルだとテンションあがった)中学生の頃を思い出すー。頭から飛ばさないで聴いたり、アルバム自体をまるっと聴くことってどんどん減ってるからすごく新鮮。

 

音楽を愛してる人たちが作ったんだろうなぁーって。こんなに愛されたアルバムを作ってもらえるNEWSも買わせてもらえる私も幸せだなーと思いました。

意中の人にチョコレート貰った男子みたいに、ちょっとずつちょっとずつ味わってます。一度に沢山食べちゃうのもったいなくって。まだ歌詞カードもみてない。

 

最初に聴いた時はなんか「あっNEWSくんたちおいてかないで!!」って思ったんですよなぜか。NEWSくんの歌声がキラキラしてて幻みたいに美しくって、天女が羽衣だけ残して空に戻ってしまうような感覚をみました。で、通常盤に収められたソロ4曲が、この言い方でいいのであれば、『地に足がついていて』安心しました。NEWSくんいたー地上にとどまってくれたー!うえーん大好きだよー!

 

WORLDISTAの謎については色んな方の意見読ませてもらってますが、シゲソロ「世界」のラストの歌詞『貴様が世界だ』=ログアウト説が気にいりました。

 

ずっと「お前が世界だ」って言ってるのだと勘違いしてたけど....だって、キサマって。日本軍の軍人みたいじゃないですか。でもこの『貴様』って自分と対等かそれ以下の人に使う言葉だから、自分に対して言ってるんですよね「貴様が世界だ!」ビシッ!!人差し指を自分に向けていま指してみました。

 

ソロ曲、4人とも愛や恋を歌ってないのが良かったです。「いやもうどうでもいいんだよ!俺もうこれでいくから!真剣に必死でやってるから!」って言ってるみたいなソロ曲で安心するというか、おお!がんばれ!大変なのはお互い様だ!応援してるし!そっちからの応援も感じるし!まぁお互いがんばっていこうな!貴様と俺ぇは~♪って良く知らないけど『同期の桜』の冒頭の一節が浮かんできました。

....正味なはなし、こんな変なことばかり浮かんでくるのただの老化じゃないかな~。

おじさんが駄洒落を言ってしまうのは老化で脳のブレーキが効かなくなるからってNHKでチコちゃんが言ってたもの。わたしのこのブログそのものが、ブレーキかかってない気が。

 

全然伝わらないですね....NEWSの良さ。

でも、このWORLDISTAってヤバいですよ。とにかく。

曲がすごく良くて、ややカルトっぽい趣きがあって。ある意味、今のNEWSの代表作だと思います。このヤバいアルバムをこつこつ計画立てて作り上げたプロデューサーさん、どなたかご存知ないですけど、とにかくヤバい。良い意味で変態。これにいっちょ噛んでるシゲも変態。まっすーも慶ちゃんや手越くんも変態。いーーい意味で!!そしてファンも変態。いーーーーい意味で!

 

わたしももちろん変態なんで、ガンガン聴き込んでさらに沼にはまろうとおもいまーす!

なにか言ってるようで何も内容がないよう~

ではでは~夕ご飯つくってきまーす!

この世から逸脱した幻のような空間(2019/02/15 少年倶楽部プレミアム感想)&『NEWSに恋して』

少年倶楽部プレミアムの感想!ほんと素晴らしい番組!

 

トークゲストはキスマイから3名。キスマイのコンサートに行く機会があれば手にするのは宮田君のうちわだと思いますが、藤ヶ谷君も好きです。賢いじゃないですか、藤ヶ谷君。人となりとかパフォーマンスとかよく知らないけど喋ってるのきくと賢いな~と思います。お喋り上手いですよね。千賀君もさすがマイケルジャクソンに憧れてジャニーズ事務所にビデオ送っただけある(ちょっとズレてるけど大局的に見れば正解)し、玉ちゃんもアザラシみたいで可愛いし(玉ちゃんって聞くたびに多摩川のタマちゃん思い出す、いましたよねそういうアザラシ)、キスマイは「プロのジャニーズ」として尊敬してます。

 

しかし緩いトークコーナーですよね、好きな動物とか。好きな動物て、と思ったけどアイドルの直筆の絵が見れるからいいのか。アイドルの人はいっつも「好きな女性のタイプ」とか「女性の好きな仕草」とか「理想のデート」とか「バレンタインの思い出」とか聞かれてるんですよね仕事で。こういう時にどんなエピソードを出せるかも仕事のうちって考えると面白い~

 

で、あるならば、ここで「ブラひも」というエピソードを2回重ねてくる藤ヶ谷くんはやっぱり賢いし、「女性が全力でスポーツをする姿」という仕草違うやんけ!を挙げてくるまっすーはアイドルし過ぎてこじらせているのか、しかしリレーの女子に同志感をかんじてときめくってまっすーに一目置かれるにはDNAレベルから問われるのか、とかそんなことまで考えは膨らむので、結果やはり「好きな女性の仕草」は鉄板です。アイドルをやり過ぎて結果だんだん恋愛観が独自路線にいってしまうアラサージャニーズがいとおしいです。みなさん、あざとい女子には敏感そう....可愛くて素朴で礼儀正しくてちょっと隙があってSNSしない子がいいよね 笑。

 

シゲの「イヤホンを外す仕草」はシゲずっと言ってるねとメンバーに言われるのからも分かるように、おそらく実際のモデルがいたんだと思うんです!ピアス外す仕草も!いいねぇ!料理中だってそうだね!いいねぇ!シゲがちゃんと恋愛っぽいことしてると安心するっていう謎の感情が浮かんできます。素敵な人なんだろうなぁ~。シゲの仕草を見て「今はじめてイイ♡と思った♡」と胸を押さえる千賀ちゃんと私、シンクロしました。シゲがする「外す仕草」も美しかったよね~。

 

プレミアムショーはEPCOTIAツアーから!やっぱり歌ってる4人が一番好きです。かっこよかった~興奮した~!この人たちと同じ空間に居てこの目で見たなんて信じられない!

 

NEWSのプレミアムショーの第一回が2016年4月。わたし毎回のプログラムをノートに記録していつでも引き出せるようにしてるんですけど、この3年ですごい進化してる!って思いました。2018年のツアーからの3曲をメドレーした今回のプレミアムショー、3年前だったらこのパフォーマンスできなかったと思うから。歌唱力も色気も表現力も男っぷりもぐんーーーーと上がりましたよね!

 

歌詞カード読んだり歌詞について考察しないから、何百回も聴いてるのにいまだに歌詞の世界が分からない。聴くそばから歌詞が耳から抜けてって残るのは余韻だけ。わーーこれはまるで、恋....(でた!)

別に何かが残るわけでもないのに、その余韻を味わいたくってせっせとDVD観たりコンサートに行ったりするんですよね。私にとってアイドルって香水みたいなもので、すぐに消えちゃうけど、付けるたびに特別な気持ちになってそれを付けてる自分に自信が持てるような、そんな感じ。

 

テレビで歌ってるの見ても残るのはほんの一瞬で、シゲの首から肩のラインが素敵だったような....しかめた顔がセクシーで....てごちゃんの笑顔....Baby, be mine....最後に映った慶ちゃんの顔が....とかそれくらいの記憶と余韻でしばらく過ごせるから。

 

自らコンセプチュアルを自称するNEWSくんの世界は、抽象的な歌、4人のビジュアル、air:manさんの振り付け、非常にファンタジックでこの世から逸脱した幻のような空間です。宇宙に浮かぶ幻を見ているはずなのに、たまにむき出しの人間みを出してくるからもう抜け出せない。

 

 人間み....そうだ、NEWS恋の今回のイベント(社内恋愛ニセ彼氏)についても書きたかったんだ。

シゲ君本編ルートを日記風に記録してた私、今回も萌えあがって加藤先輩の発言をノートに記録してました(通常運転)。働いてても会社で目にすること全てに「その時加藤さんは言いました。○○○、と。」って、実際はいない加藤先輩の話を付けたししたし、なんならもう見えましたもん社内に。「おーい○○!ぼっとしてないで仕事しろ!」って突っ込まれてましたもん。「しょうがねぇなぁ、ランチ行くか!」って言われましたもん。「○○最近元気ないけど大丈夫か?」って言われましたもん。

 

今回のイベント、大多数に絶賛されてましたが、中には「シゲのルート全然刺さらなかった!呼び捨てっていうのが無理。シゲ、イキってんなーって思うのみ。」って方もいたので、(確かに....なぜここまでハマったのか、ちょっと考えてみよう)と賢者タイム発動しました。

 

その1.軽口叩ける気兼ねない関係性

その2.他の人にはさん付けなのに私だけ呼び捨て

その3.同僚なのか先輩なのか曖昧

その4.瞳で会話できる間柄

その5.阿吽の呼吸

その6.ニセ彼のはずなのにほとばしる「ガチ恋感」

その7.緩急の付けかた

その8.そもそも優しい

 

実際のセリフを書くのはためらわれるんですが、記憶をとどめておきたいのでやっぱり残しておこう!ちょっとだけ!

「すればいいじゃん見合い」

「仕事のためにお見合い断るんだろ?バリバリ働いてくださいな」

「あれか?褒められたい気分なの?」

「ほめるとこしかないから。ほめるとこしかねぇんだよ。」

「ふつーにさみしかったわ。」

「これって好きってことじゃないの?って俺は思うんだけど。」

 

ん?セリフ書くと確かに「シゲ、イキってんな」って思うな....。

レストランで私に気付く加藤先輩が声かける「あれ?○○?」って一言にもときめいたのに。私が母親らしき人と一緒にいたら普通は声かけるのためられるだろうに、あえて話しかけるところね!「俺は身内」が滲み出ちゃってる!しかも私の下の名前知ってる!普通会社の人の下の名前知らなくないですかぁ~?しかも私の下の名前ってちょっと読み辛いんですよぉ?なのに知ってた!加藤さんも私もダダ漏れちゃってる!

 

この二人ならすぐに社内公認のカップルになるだろうし(なにせ溢れだしちゃってるから)、色々言われるのもめんどくせーから、まぁ、その、結婚しようぜ。ってことになりそうだな、すぐに。今どき結婚したからって仕事辞めるなんてありえねぇだろ、俺も協力するから二人でいい家庭つくろうな、とか言って。←やっぱりイキってんな。で、妊娠して出産してワーママになるんだけど、これがまた結構大変でさ。お互い言いたいこと言い合える関係ってのも、慣れてきて思いやりがなくなるとなかなかシンドイよね~、わかる~。でも旦那さん料理得意そうだし、イケメンだしいいじゃん!保育園第一希望で決まるといいね~、ってなぜか主人公ちゃんの友人目線に。

 

まぁそんな、ありえない幻のような空間を味わえるのがNEWSであり、「NEWSに恋して」でもあります。まとめた!

 

はー楽しい♡

 

追記!この記事かいてアップしてすぐに春からは少プレNEWSからキスマイに交代するって知りました。さみしいけど感謝の気持ちで見送れて良かったです。今までありがとう!沢山思い出ありがとう!でもさみしい。涙。

窓から世界を見て感じた気持ちを。

夜中に手紙書いたらダメって知ってるけど夜中にしか書けない文章ってのもあると思うから。

 

さっきまで映画見てました。ROMAって映画。Netflixで映画チェックしてるときにあったのは知ってたんだけど「白黒で2時間越えか~。保留!」にしてたんだけど今日(2/10)のラジオSORASHIGE BOOKでシゲが、言葉にならない、打ちのめされた、とにかく美しい、と絶賛してたのでラジオ終わって即観ました。

 

1970年のメキシコなんて私は知らないのに、映画見てる間、家の車寄せのタイルを歩く感覚や、中庭からの風や、階段の手すりの感触や、遠くから聴こえる街の喧騒や、夜の街のなま暖かい空気を確かに感じました。

 

五感で感じる映画だな~と。

 

映画の面白さって、映画の世界の中に入ることにもあると思うのだけど、自分のからだの中に映画の世界を通していくような、そんな感覚が味わえる映画はその時あまり意味が分からなくても何年たっても残ってて、そういう映画は「人生の思い出の一本」になります。

 

それって全く個人的な感覚で、誰かと分かち合えるものではないと思っていたんですけど、なんだかね、シゲを好きになってからはそういう気持ちも誰かと共有できるような気がするんです。

 

シゲは私にとっての「窓」だなぁと前から思ってて、私の体にある沢山の窓のひとつなんだけど、それは無くてはならない窓なんです。

 

今日のラジオで読まれたメールに対してシゲが、文学や音楽や映画や芸術、そういったものに接することで自分は助けられている、というようなことを言ってました。私にとってそれらは産まれたときから自然にそこにあるもので意識して摂取するようなものではなかったのに、シゲと出会ってから、確かにそういうものが私の人生を実際よりも何倍にも大きくさせるなと改めて気付きました。

 

俳優という職業の楽しさは、普通の人が一回きりの人生しか送れないのに対し、何人分もの人生を経験できることにあると、どこかで聴きました。既に何人にいるのかって位多岐に活躍を広げるシゲはその点でも俳優に向いているんだと思います。そして、俳優でも作家でもない私は、シゲの窓を通していろんな人の人生を経験できているような気がします。

 

それは、シゲ本人の人生だったり、シゲやNEWSを好きな人の人生だったり、私が(NEWSを1位にしたいがために複数)買ったCDを快く貰ってくれて自分が応援するグループのCDと交換してくれる友人だったり、シゲが居なかったら知ることもなかったであろう人々のことでもあり、過去の私自身の人生でもあります。

 

毎日忙しく暮らしてるとどんどん記憶も薄れてしまうけど、音楽や小説や映画や、そういったものが過去の時間を今に引き寄せてくれるんです。この映画を観ている間も、1970年代のメキシコに住む人たちを通して過去の私の人生に存在した色々な断片を繋いでいくような感覚を味わいました。そして私の人生は一回きりなのに、それ以上の時間を過ごしたような気がするんです。

 

「人はいつか死んでしまうもの」人生の折り返しにくるとそれを日々実感します。いつか死んでしまうならできるだけ今を楽しみたい。綺麗なものを沢山見て、人を好きになって、生きててよかったなぁって思える瞬間をちょっとずつ増やしていきたい。そして、そういう気持ちがあるとなんとなくいつも幸せでいられるような気がします。それにそれは自分自身でしか見つけられない感情だから。

 

いくら人を好きになっても、だれかが私を好きだと言ってくれても、人が何かを与えてくれるわけじゃなくて、希望も幸せも自分のなかに見つけるものなんですよねきっと。

 

シゲのソロ曲を聴くと、恋愛って相手を見てるようで自分を見てるものだったかもなって思います。それに反して、結婚は「他者と自分は違う人間だ」ってことを学べる作業だと感じます。だからその違いが許せる相手じゃないと長続きしない。でも、相手も自分と同じだと錯覚できるのが恋愛。なんだか既婚女性の実感がこもってる感じですけど…笑

 

私は恥ずかしげもなく、シゲに対する感情を「恋愛」フォルダーに入れてますけど、それはシゲの窓を通してみる世界や人が輝いて見えるからで、その輝きが私にとって「この世界は私と同化してる」と思えるから、この気持ちは恋愛だと、そう思うのです。伝わるかな…?

 

目に見えないものにも名前が与えられる必要があるから、ひとはそれを愛だとか宗教だとか希望だとか光だとか、色々な名前で表そうとしてきたんだと思います。私が個人的にこれを「恋愛」だと呼ぶように。

 

それは私が感じてるものとはまた別だったりするのだろうけど、みんなそれぞれの何かをかかえてだれかを大切に思ってるんだな。そう思うとまたキラキラが溢れて来ますね。

 

本日の夜中の手紙は以上です!