はぁー忙しい!今度はシェアハウスですって!「イベント」という名前から私が想像する頻度とGREEさんのそれの相違が激しい~。
大昔にわたし、シェアハウスに住んでたことがあって、まさに隣の部屋に住んでた男の子と付き合ったことがあるのでほんとヤバい。スマホのシゲの顔見ながら自分が何を見てるのか分からなくってきました。
お腹がすいて深夜にキッチンダイニングに行ったら、バイトから帰って来たその子も夜食をとろうとしてて、なんとなくその場で一緒にパスタを食べながらテレビ見てたらお互い好きな映画が一緒だということにはじまり、ずっと話止まらなくて、気が付いたら朝日がのぼってて、学校があるからこのまま行くねって彼が部屋からでていき、私が一人で食器洗ってたらすぐに彼が戻ってきて、私の名前を呼んでから、唇にキスをして。「どういう意味?」ってきいたら「意味なんてないよ。またね。」って微笑んで出ていったんです。
どうです?
シゲに置き換えてしまいません?
誰かが持ってきたテレビがダイニングにあって、エルトン・ジョンがピアノ弾きながら歌ってて、夜中にそれを一緒に眺めて「エルトン・ジョンっていつも変な服着てるね」って言った相手は、勿論シゲではないんですけどね!
NEWS恋やってると、過去の恋愛思い出すって大人の皆さん言ってますけど、わたしも多分にもれずそうです。
でも、あー、、、わたしってちゃんと恋愛してこなかったなぁ、、、って思うんです。
それなりに沢山の人とお付き合いしたけど、心の底からお互い愛し合って大切に大切に、まさにNEWS恋ででてくるような恋ってしてなかったなぁ、、って。
私のなかに隠された、他人への冷たさとか、エゴイストなところ、彼らには見抜かれてて、それで私の恋愛はあまりうまくいかなかったのかなぁ、なんて思い当たったりして。時を経て、あ痛たたたた、ってなってます。
本編シゲの中で、シゲくんにすごく振り回されて、腹立つ!嫌い!好き!ってなってたんです。あの、急に心のシャッター下ろしてくるところとか、心をえぐるような事突然言うところとか、突き放されたと思ったらまた寄ってくるとことか。既視感が有りすぎて。
あー、男に振り回されるのしんどい!昔の彼氏(たち)を思い出す!と思ってたんですけど、実は振り回してたのは私の方だったんじゃないかと、、今日になって思いました。
なんでかというと、また別の「シゲ本編がしんどすぎてなかなか先に進めない」友人がいまして。(まぁ、大体のシゲ担がしんどいしんどい言ってるんですけどね) 私はそれがリア恋絡みでしんどいのかと思ったらそうではなく、どうも物語としてしんどいと。
お互いがお互いを想いあってるからこそ、スムーズにいかない恋がしんどい、と。
自分のことはどうでもいいから相手を大切に思う気持ち、をNEWS恋からひしひし感じて苦しいんだ、と、こういうことなんです。
それで、その友人がしんどい恋愛本としてお薦めしてくれたのが、あの有名な漫画「ベルサイユのばら」だったので、さっそく本屋にいって買って読んでみました。オタクの長所はフットワークの軽さ。
ベルばら、小学校3年生ぐらいのとき、読んだ記憶があります。でも、そのときは、よく分からなかった。一番印象的だったのが、平民の家に行って食事(具がほとんどないスープ)を出されたオスカルが「これしかないのか?なにか、食事の前にショコラオレとかは…」と言い、特権階級の自分の驕りに気付きハッとするくだりで、そのころアフリカの飢饉がTVでよく取り上げられてたせいもあり、効果的なエピソードだな、と思いました。どんな小3だ。
でも、愛だの恋だのはビンと来ず、アンドレってなんか重たくて怖いな、、とすら思ってたんですが。
30年以上の時を経て再読したら、まぁ泣ける。みんながみんな誰かのことを思いやってて。自分はいいから相手に幸せになってもらいたい人たちばっかりで。子どもの頃は読み飛ばしてた、マリーアントワネットとフェルゼンのくだりとかビンビンに感じちゃって。苦しい、、自分はなにも要らない、ただその人のことだけを望むことが恋愛、、ほんとの恋愛って苦しい、、
ってことから、わたし、ほんとの恋愛してこなかったなぁって。私利私欲で付き合ったり別れたりしてきたわぁ、、、って恥ずかしくなりました。
そんなことを、自担の恋愛(ゲーム)から読み取ってるんだからそりゃしんどいわ。
誰かを愛するというのは、決意なんですね。この人を愛すると決めること。
フワフワした恋愛を繰り返し三十代半ばになり、疲れた…こんなこと繰り返してもなんにもならない、と思ったころに、誠実な男性と出会い私は結婚するわけです。結婚して8年たちましたが、未だに結婚がなんなのかは分からないんですけど、「この人をずっと愛していく」という思い込みにも似た感情を維持してケアし続けるのが結婚なのかもしれません。
この話をしながら、私の頭に浮かんでくるのは小山のケーキ鷲掴みしてるシゲなんですけどね 笑。シゲの小山愛って、卵からかえった雛が最初にみた人を親鳥とおもう「すりこみ」みたいだなって前から思ってて、それが先の「おれは絶対小山を裏切らない。なにがあっても小山の味方だから」というシゲらしい決意に繋がってんのかな~。知らんけどね!
シゲって、一度決めたことは守る強さがあって、そういうところに意志グラグラウーマンの私は惹かれるんだな。シゲって「俺は君を愛すると決めた。だから君を愛する。」的なところがあるじゃないですか。これまた知らねぇけど!!だから、あのGREEさんの話がはまりまくってんだよねー。
わたしも影響されて、
わたしはシゲを愛すると決めた。だからこれからも見返りを求めずシゲを愛していく。
と、言いたい気分です。
見返りってなんだ。ファンサか。
いや、ファンサなんていらない。
ただ、彼が幸せであればそれでいい。
アイドルしてくれる彼を応援させてくれれば幸せ。
リアル恋愛では自己中極まりなかったのに、アイドルを好きになった私のこの解脱ぶり。でも、言葉や態度のはしはしから出てくる、「この人は信用に足る人物だ」っていう安心感が、人を好きになって傷付くのがとても嫌なエゴイストな私のこころを癒すのです。
シェアハウスの彼は、留学前の3週間限定の仮住まいとしてそこに住んでたので楽しい時間はすぐに終わり彼は海外に行き、わたしも別の家に移ったので、そのまま自然消滅しました。共通の友人がいるわけでもなく、携帯もメールも当たり前ではない時代で連絡手段もないし、もう一生会うこともないと思ってたんですが、20年近くたって、突然Facebook経由で彼から連絡がありました。私の名前、20年たっても覚えててくれたんだ、、ってそのことだけで舞い上がるほど嬉しかったです。ザッカーバーグありがとう。
前に、交差と平行の話をしました。一瞬の交差だと思ってたけど、そうではなかったんだなーって、思いました。可愛い男の子だった彼はおじさんになってたけど、それすらいとおしく思いました。遠くにいたけど、お互いの名前を覚えてたこの20年の間、どこかで私たちの人生は平行してたんだな~って。
大袈裟な話にしたくなるのは、歳をとって、人との出会いの有り難みが身に沁みるようになったからですね。特に、アイドルという期間限定の対象を好きになって、よりそう感じるようになりました。
あー、いまの成熟した精神状態だったら、NEWS恋みたいな恋愛をできるのになぁ!!惜しいなー。なーんて。これ読んでる、お若いかたはたくさん恋愛して下さいね。NEWS恋みたいな恋愛はなかなかないけど、そういう恋愛があるんだ、って知っておくことは人生に役に立つと、私は思います。
ほんとは、もっと頭おかしい記事を書くつもりだったんだけど、なんかしんみりしちゃった。
あのさ、新しいドラマ仕様のシゲの丸い頭、風呂上がりのシゲを想像させますね!ワシャワシャと雑に頭ふいてから首にタオル巻いて「腹減ったからパスタ茹でるけど食べる?一緒に茹でようか?トマト味でいい?」ってきいてくるシゲと、テレビに映ってるエルトン・ジョン、、、やばい、記憶の書き換えが、、、。夜中にパスタってさすが若いなって感じしますね。いま、夜中にパスタ食べないもん。
あと、いつもブログ書くとき記事タイトル決めるの迷うんだけど、みんなどうやって決めてるんだろー。全然思い浮かばない。