ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

シゲのヒゲの自撮りに触発された妄想の話。

いきまーーす!

月曜始まった突然のヒゲ
思い焦がれたシゲの自撮り
火曜、水曜見続けるヒゲ
作らない顔やばすぎるでしょ?!
気が付きゃ木曜、相当重要
まさかのクラウド投下する追いヒゲ
金曜一日考えよう
自撮りで壁をぶち壊し行こう

日々生き抜いて心はシゲ
僕たちは過ぎ去ってく

(以下略)

 

ふざけちゃいました。照れ隠しです!

美的とクラウドにより投下された燃料を抱えて、早速本題の妄想に入ります!

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デザートを食べてるときにスマホが鳴った。

加藤さんからだ。「一時間くらい後でもいいですか?」嬉しさが滲みでないように気を付けて返信する。

古民家風のお店の階段を上がると加藤さんがいた。

「おー来た」

加藤さんの顔を見るとニヤニヤしちゃうので頬の内側を噛む。

「夕飯食べた?」

と聞かれ、一応食べたんですけどまだ入りますと言うと加藤さんは若いなーと言ってメニューを私に見せてくれた。正直あまり食欲はなかったけど、加藤さんが好きそうなメニューを指さしたら

「お、いいねぇ良いセンス」

と言ってくれて嬉しかった。料理のオーダーをしてすこし沈黙があったあと、加藤さんが、で?最近どうよ?ととってつけたような質問を向けてくる。

「普通です、特に」

と答えるとなにがおかしいのかフフッと笑って「さみしいねぇ~」と嬉しそうな顔を見せる。「さっきまで友だちとご飯たべてたんですけど、その友だちが彼氏と別れて、その話聞いてました。」加藤さんはなぜか私のこういうどうでもいい身の回りの話に興味を持ってくれる、持ってるように見える。それを「私が好きだから」という発想に持ってけないのは、あまりに加藤さんが大人でイケメンで、かっこいいから。こうして深夜にご飯さそってくれるのも、このあと車で家まで送ってくれるのも、嬉しくて誇らしくて、「年下の可愛い、ちょっと天然入ってる後輩」を演じてる。そもそも、後輩でもなんでもないのだけど。

 

でもなんか今夜は、いつもよりちょっと空気が違う気がした。

いつも以上に加藤さんが受け身のような、優しく包んであげたくなるような、なにかあったのかな?って感じがした。

 

だから、無垢なふりをして

「ひげ、伸びましたね」

って加藤さんの顎のヒゲに向かって指を一本のばし、ちょんっと触ってみた。加藤さんは一瞬身構えたけど「ステイホームで人に会わないし。伸ばしてみた。」と表情を変えずに言った。

「似合いますね、とっても。」

と私が言うと「そぉ?ありがと。」と自らヒゲを撫でてニコッとした。

 

その照れた顔と、伸ばしてみた。って言い方が可愛くって、一歩踏み込んでみたくなった。触ってみていい?ときいてから、顎ヒゲをなでなでして、口ヒゲを軽くなぞった。唇の上のヒゲを触ったら、加藤さんはそっと目を閉じた。閉じたまぶたのまつげの長さにはっとして指を止め一度引っ込めてから、両手の平で目をつぶったままの加藤さんの頬を包んでさすさすと触ってみた。

 

「....こら。遊ぶな」

加藤さんは目を開いて、こっちを見た。

「ごめんなさい。お肌綺麗だったのでつい....」

私は手を離していったけど、まったく申し訳そうではない言い方になった。さっきまでの加藤さんの口ヒゲの柔らかくてザラっとした感触と、意外にふわっとした頬の感触に笑いが込み上げてきて、プッと吹き出した。

 

そしたら加藤さんが無言で私の顎をクイッと持ち上げて、私の目をのぞき込んだ。

 

「え、なに?」

「別に」

 

ふっと目線を外して手をおろし、ピザを一切れ掴んで口に運んで、それから指をぺろりと舐めたあと、履いてる黒いパンツで指を拭くのを私は見逃さなかった。

そして加藤さんは顎の下に組んだ両手をおき、テーブルに肘をつき、眉間に皺をよせてこちらを見て、何を言うのかなと思ったら「酒、飲んだら?」と私に言った。俺は車だから飲まないけど。

 

いや?いいですよ?と私が言ったら(だっていつも二人ともお酒飲まないし)、飲めるんでしょ?というから「少しは、、でも今日はいいです」と断ると(加藤さん車なのに私だけ飲むなんて)、じゃあハーブティーでも飲みなさい。と真面目な顔で言った。

 

(今日加藤さん変じゃね?)心の中でクエスチョンが浮かんだまま、カモミールティを頼んだ。

 

お茶を飲んでたら「男のヒゲとか軽々しく触るんじゃないよ」とこちらを見ずに注意された。あはっ、それで?

「あ、すいません」と謝ると「俺はいいけど。気をつけなさいね。」と言われ、「はーーーい」と返事して思わずニコニコと笑ったら「それ、わかってないでしょ」と、加藤さんの手がグーの形で私の頬にパンチするみたいにぎゅっと触れた。

 

「しないですよ!」と、あははっと声を出して笑ったら加藤さんも両手で私の頬を包み、加藤さんのほうを向かせ、首を傾げてから手を離した。

 

もういいやと思って「キス、されるのかと思った」と言ったら、

「キスしないよ」と鼻で笑われた。

「へ...」と私が空気をもらした瞬間に、加藤さんが腰をうかせ顔を近付け、加藤さんの唇と私の唇が合わさった。

 

「......」

「チーズの味しかしねぇなぁ!」

と加藤さんは笑った。

 

嘘だ、チーズの味が分かるほどの時間じゃない。一瞬すぎて。

思わず自分の唇を指で触ると急にドキドキと鼓動が高鳴りだして、顔が一瞬で赤くなったのが分かった。

やばいやばい、キスしてしまったー!

 

の、濃厚接触ですね。言うと加藤さんはプッと笑って「密?」って言って、ソーシャルディスタンスあける?と目を細めていった。

 

わたしは何が正解か分からなくなって、もう一度加藤さんの唇の横のヒゲを指で触ったら加藤さんは何も言わず、私の手首ごと左手でつかんで、そのまま私の指を加藤さんの唇にすべらせた。

数秒間唇に私の指先を当てると、そのあと加藤さんは私の手を握り、手の甲に唇を近付けてゆっくりとキスをした。

 

「手の上なら尊敬のキス」

と、言って私の手を離し「って、ヨーロッパの作家が言ってた。名前忘れたけど。」と付け加えた。そしてハハッと笑った。

尊敬って言われて嬉しいのか悲しいのかよく分かんないけど、上機嫌になった加藤さんが可愛かった。

 

最初の微妙な空気は無くなり、お互いくすくすとよく笑い、話をした。

これ飲んだら送ってくよ、と加藤さんは言い、お会計をして、車回してくるから店の中で待っててといい、パーキングから車を回してきた加藤さんの助手席に座った。

 

車の中では、加藤さんの仕事や、最近あったことなどをいつも通りに話した。

私の家が近づいたところで、ねぇこれあげるよと紙袋を渡されたのであけたら、小さめの犬のぬいぐるみだった。仕事でもらったから、あげようと思って。要らなかったら置いといて。と言われ「要ります要ります。名前シゲアキって付けます」って言ったら「それはやめて」と前を向きながらクスっと笑った。私は「シゲアキ」って下の名前を呼んだことに高揚感を覚え、

 

「グリルパルツァーですよね、さっきの。キスのやつ、、車待ってる間にGoogleで調べちゃいました。」

と言ったら加藤さんはアハハッと笑った。その綺麗な横顔の口角は上がり、穏やかなほほえみを浮かべていた。そして直ぐに家に到着して、

「唇のキスは、ただの愛情。さ、着いたよ。」

と車を止めて、私に向き直ってこう言った。

 

「キス、しよっか?」

こちらを試すような瞳が外の街頭の灯りで潤んだように見えて、私が頷く前に加藤さんは私の頬にキスをした。唇を期待してた私を見て加藤さんはアハハ!と笑い、私は「もぉ~」と不満を漏らすしかなかった。

「おやすみ。気を付けてね。今日はありがとう。」

そう言って車に残った加藤さんは私が家に入るまで停車していた。

 

部屋に入ったらさっそくスマホでさっきのページを開いて頬のキスの意味をみたら「頬のキスは満足感」とあった。満足感......微妙。

でも唇のキスは、、、愛情。

手の甲のキスは、尊敬。

満足感、愛情、尊敬、、、

加藤さんのヒゲの感触とか、お店の照明の下でわたしをじっと見る目とか、そして唇の感触とか、機嫌のよさそうな加藤さんの顔や、色々いろいろ思い出して、スマホの、その名言集めたページをスクショして何度も眺めた。

 

加藤さんのヒゲ、次会うときまであるといいなぁ....

眠れないなぁ....

犬抱いて寝よ.....シゲアキって呼んじゃお....

 

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おしまい!

 

書いてるうちにありありとヒゲの感触を思い出しました~

もっとエローーいほうが伝わると思うんですけど、ヒゲアキの蠱惑的な魅力に筆力が追い付きません。

恥ずかしいからそっと投稿しよ。。。