好きしかない世界(LIVE 2023 NEWS EXPO 11/19昼 静岡公演 感想)

EXPOツアーはまだ続きますが、昨日11/19の静岡昼公演が私的オーラスだったので感想など(ネタバレ無)

 

去年の「音楽」ツアーやJr.引き連れてのカウコンでの屈託の無い楽しさに比べると、思いがけずというか、晴天の霹靂というか、NEWS結成20周年記念ツアー「EXPO」はベースに不穏を抱えるものになってしまいました。

なってしまったんだけど、昨日の昼公演はその不穏さを乗り越えたというか、むしろほのぼのとした、あたたかな雰囲気のコンサートでした。

まっすーが挨拶で、20年NEWSやってると周囲の人に、20年ってすごいね、俺はなにか20年続けたことないよっていわれることがあるけど、そんな時、自分はすごいことをさせてもらってるんだなと思います。と感謝の気持ちを述べてたけど、そんな謙虚さが周囲の人のサポートを集め、次の仕事に繋がっていくんだろうな。

最初に自分が置かれた場所というのは、自分で決められることではない偶然や運が大きいけど、そこで努力していくことはその人の力なのだよね、と、NEWSpaceに展示されてた、いっぱい書き込みがある『ギフテッド』の台本を思い出したりしました。

 

NEWSと、バンドメンバーと、ダンサーズと、表には出ないけど沢山のスタッフさんと、そしてファンがメンバー紹介され、そのみんながチームNEWSなんだと、「20年やってチームができたよ~!」と曲中で叫ぶまっすーに、歌ったり踊ったりするメンバーは沢山抜けていったけど、減る以上に増えたメンバーがいるんだなと気付きました。

 

みんながNEWSを好きで、このプロジェクトを守りたいと思ってるから、晴れた日曜日の昼間のようなほのぼのとした明るさがあって、コンサートおわって外に出てもそんな天気のままで、こだま号に乗って東京にもどりJRに乗り換えて、友だちに今年に入ってはじめたボランティアの話などしながら、たまに俯瞰で見ると自分って幸せだなと思うと言うと、「なにを言ってるの、ゆずさん、私たちは幸せなんだよ!」と断言され、確かにそうね幸せだわ、あ、もう駅に着くねじゃあ来月東京ドームでね、と手を振りながらこれはほんとうに幸せだわ、、となりました。

 

最初にNEWSを見つけた時、そのパフォーマンスに魅了されおずおずとFCに入りコンサートに足を運び、ファンの熱を浴びるうちにパフォーマンスをただ見るだけから、彼らの人間性とか人生とかそんなものまで愛すべき大事な存在になって、そうなると、何かを犠牲にしながらアイドル続けて人々に幸せを与えるってどんな気持ちなんだろ?しんどくないのかな?なんて考えちゃうけど、彼らも幸せなんだろうな、実は。

 

花道からトロッコに乗るシゲは、トロッコの中で一旦しゃがんでタオルで顔の汗をぬぐい、それから素早く立ち上がって即ファンに手を振って「ありがとう、ありがとう」ってずっと口をパクパクさせるのだけど、汗をぬぐってから立ち上がるまでの速度が、一秒もファンに向き合う時間を無駄にしたくないと思ってるんだなシゲって。と思えて、この時間って「ファンサ」ではなく、3人にとっても幸せを摂取する大事な時間なんだな。とスタンドの中段から防振でその様子を見ていて思った。

 

そしてその幸せは、それぞれ家に持ち帰って、新たな仕事をがんばるためのエネルギーになるんだろう。バンドの人たちも、ダンサーの人たちも。わたしも。

 

「ひとりじゃないからねー!」と独特の抑揚で会場で叫ぶまっすー、私が「ひとりじゃないからね!」って友だちにいったとしたら、具体的に何か助けるわけでもないのに耳ざわりよさげなこと言うだけっていう偽善的な空気漂ってしまうのに、コンサートで彼がいうと、心の芯に届くなにかがある。それは、あの会場にいるみんながそれぞれ家に持って帰る幸せのかけらが発してるメッセージなのかも。

 

稀有な夢と現

私だけの愛しき心の中

 

↑これ、シゲがNEWSpaceで”ファンへのラブレター”として出してきた文章の最後の部分だけど、アイドルとファンのいる状況が浮かんでくる。こうして自分を俯瞰で見れて適切な言葉を選べるから彼は作家になったんだなと思う。そして、「ファン」という団体ではなく、個に焦点を当てられる彼はアイドルを続ける才能があるんだとも。

 

未だに「なんで同じコンサート何回も見るの?」と家族にきかれると友だちは言って、まだまだ初心者の質問だねと私は言ったけど、幸せのかけらを集めに行ってるの。って言えばいいんじゃないかなと今思った。伝わる自信はないけど。

 

しかしこの、エンターティメントはすごい。最後に向かってギュッと締めてくるのも、コンサート通してテーマ性を持ってるのもすごい。

今回は「選ばなかった人生」もテーマのひとつで、まるで映画を観ているよう。映画を観ているみたいなのに、演者の人生も感じて、さらに自分の人生をたどるような気持ちにもなり、残るのは「幸せ」。

私が配給するにあたって宣伝文句考えるなら、

 

2時間の体験型エンターティメント!過去最大の没入感!人間の一生がそこにある!

 

エコパじゃ狭い!ドーム借りましょう!

 

そんなかんじなのに、3人で作った新曲ROOOTS、かなりの自信作らしいのに「ねぇ、俺たち自身で作るのってどうなのかな~?やっぱ『ヒロイズムのほうがいいのに!』って思われるのかな?」って不安を吐露するまっすー(客席ではなくコヤシゲに言う)の、自信と不安がないまぜになるいつもの感じ、ほんと可愛い。

 

ということで、ここから可愛いについて書きます。カッコいいも勿論あるけど、今は「可愛い」のターンなんです私の中で。

 

・シゲがトロッコに自らのタオル?水?を置いたままで、慶ちゃんと乗るトロッコ交代するときに(シゲ、わすれてる)って慶ちゃんに教えてもらって、すまんwみたいに笑ってたの可愛かった。

 

・慶ちゃんが挨拶してる時、ステージの端にすわってるシゲが、うちわに反応したのか楽しそうに目を丸くして(え、なに。それなに。よく見えないw )みたいに客席のほう見てた顔が素で可愛かった。顔が笑ってた。コヤマスが挨拶してる時、険しい顔してる時あるけど、顔がシリアスだからそう見えるだけで、あれ多分単にファンの顔見て浸ってる時間なんだなと思った。

 

・MC終了の合図スタッフから出て「俺ら捌けろって」って言ってアタフタとジャケットを拾って出ていくコヤシゲが可愛かった。

 

・まっすーと中丸君のインライ見てる慶ちゃんと、「見てたの?!」ってビックリするシゲが可愛かった。慶ちゃんの行動ってシゲがしそうにないことで、そういうところ、シゲが慶ちゃんを好きで尊敬してるところなんだろうな~と勝手に解釈。

 

・上記の感じで、17歳のJr.の関君が事務所ですれ違った初対面の慶ちゃんに「相談いいですか?」とまぁまぁ重めの相談持ちかけた話をきいたシゲが、初対面なんだよね?事務所ですれ違っただけの20個上の先輩に?小山が凄いのか関君がすごいのか!?とまた目を丸くして驚いてたのが可愛かった。そして、「事務所で俺がおにぎり食べてた時に~」と言う慶ちゃんに「おにぎり食べてたのにすれ違ったの?!どういう状況なの?」とそこ気になっちゃうまっすー可愛かった。

 

・多分、小山くん相談きいてくれて的確なアドバイスくれる先輩としてJr.内で存在広まってるんだと思う。そういう先生いたもん学校に。

 

・シゲ出てくる時長い前髪おろして目が見えないよーと思ったけど「シゲがアイドルに浸ってる感」があって良かった。

 

・まっすー、フォロワー数気にするなら、コンサートでするまっすースマイルを短めの動画にして乗せると爆発的に増えると思う。昨日の昼は可愛い顔したあとに「決まった...」と小声で囁いてて完璧だった。可愛すぎて腰がやられ、隣の友人に思わずもたれ掛かってしまった。青いカラー、照明の中では黒っぽく見えて、黒髪短髪で顔はますます赤ちゃんみたいなのに、体の厚みすごくて神のバランスだった。

 

・今年は20周年そして25年後も30年後も35年後も36年37年38年39年40年41年、ってやるやつ、「まっすーの数え唄」って友だちが言ってて笑った。まっすーの数え唄、だんだんグルーブ感増していって、観客も合いの手入れるようになってきて、完成度あげてきてるの最高。

 

・まっすーがスタンド一列目で観客が持ってたネコますをさわっていたらしく、想像すると、創造主がネコますに永遠の命を与えてるイメージ浮かんできてちょっとツボ。

 

・こだま号に乗るために東京駅のホームで並んでたら、モード系綺麗目系、それぞれのファッションでカッコよく決めた女の子たちがファッションと異質の黄色いネコぶら下げて続々と登場するのが面白くて可愛かった。

 

・開始5分前にちょっと喉潤そうと開封したペットボトルの蓋が手から転がっていってしまって、探すことも中身捨てに行くこともできず、どどどどうしよう、、もう飲むしかない!と始まったNEWSコール「NEWS!パンパン!NEWS!パンパン!」にあわせて500mlイッキ飲みする羽目になった。私へのイッキコールに聴こえた。友だちが「ゆずさんがラストスパート入った!」とか言うから吹き出しそうになった。(MCでトイレ行った)

 

だんだんコンサートと関係ない話に。。。。

 

最後の挨拶、シゲがすくっと立ち上がって激ハンサムのまま、「みなさん今日は何の日か知ってますか?」と尋ね、何の日か思い当たらない観客がざわっとしたあと、「今日は11月19日。.....いいいくの日です。NEWSのコンサートにー?」「いーーーくーー!」っていうコーレス、シゲの頭の回転すごいけど、NEWS担も把握、早っ。

 

「まっすーの舞台に?」「いーーーーく!」

「小山の実家のラーメン屋に?」「いーーーーく!」

「なれのはてを買いに本屋に?」「いーーーーく!」

「NEWSについて?」「いーーーーく!」

 

慶ちゃんに「すげえな。いつ考えたの?」ときかれ、「いま、いま」と楽しそうにわらうシゲがとっても可愛かった♡

 

まだ記憶のストレージにはいっぱいあるのに書くの大変で、、、

自動筆記で書きたい。

 

まっすーが「慶、準備はいいかい?(イケボ)」って言った時の慶ちゃんの「け、けい?」っていう戸惑いの顔と、会場のフーーー!って盛り上がりが良かった。昼の部、まっすーが英語でボケた結果3人が英語で話してて、発音かっこよかった。シゲがまっすーに「Get out! Get out!」って言ってまっすーが「I'm sorry.....逆に助かりました(小声)」とはけていって面白かった。

 

面白かったと可愛いかったで構成された感想どうでしょうか?w

楽しい気持ちをお伝えできたなら良かったです。

次の名古屋オーラスまで無事に繋がって終了してドーム公演につながって?いーーーーく!

 

慶ちゃんが、そばにいてね、みたいなことを優しい口調で言ってたのがとても印象的でした。(正確になんて言ったのか記憶が喪失)愛だなぁ!あたりまえじゃん絶対離れないよ!と思ったことだけ覚えてる。

 

さ、愛野から愛のかけら持ち帰ってきたので日々の業務がんばりますね~

最後まで読んでいただきありがとうしげかとう。ではまた!