NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO 初日公演 感想 【ネタバレなし】

規制退場が無くても整然と出口に向かうチームNEWSたちに習ってわたしもしずしずと歩いてたら、歩きながらすごい早さでTwitter…Xに文字を打ってる人がいた。おぉー!レポ職人!はじめて現場を見た!と感動すら覚え覗き見したアイコンがタクシーのなかでTLに流れて、さっきの!と二重に感動。公演の後に子細に流れてくるレポ見て、こんなに記憶できるもの?まさか録…と思っていてすみませんでした。わたしの脳の記憶装置には限りがあるのでレポ師さんたちのお力も借りて書きます。ネタバレなし。

 

旅で体験する非日常、そこに「推しに会う」が加わる遠征は最強だと、一晩開けた今も夢見心地でぇぇぇす… 昨日慶ちゃんが言ってた「乙女」の顔、今もしてるだろうなぁ。みんな乙女の顔してたよ、って。東京駅から真っ直ぐ帰宅せずにホテルに一泊したのは、乙女の顔と精神を心身に叩き込んでから日常に戻りたいから。

 

話すことを決めずに最後の挨拶を話し出した慶ちゃんが、NEWSを守ってくれてありがとうってみんな言うけど、でも、みんな、なんだよ。みんなが守ってくれて続けさせてくれたんだよ。宝物のように大切にこれからも育てていこうね。って言ってくれて。「宝物」っていう言葉がぴったりだなって思いました。すごい言葉の説得力。慶ちゃんが道筋を作り、まっすーが陽を、シゲが水を、チームNEWSが愛を与えたNEWSはすくすくとこれからも育つであろう、とそんな気がしました。いろんなことが合致して今のNEWSは幸せの滞空時間が最長。未来のことは分からないけど、というエスクキューズも要らないくらい、今が幸せ。そんな幸せを全員が噛み締めてる昨日の現場でした。宝物に出会えた人生、なんて幸せなんだろう。

 

3人がキラキラと美しいのは、愛されてることに自覚的で、能動的に愛そうともしてるからなんだろうなと思いました。愛し愛される、良い歳の取り方って結局そこに尽きるのかも。満ち足りてるんだろうなぁという表情を、特に昔のまっすーからは感じなかったその印象を抱きました。それが今回のソロに繋がったんだろうなぁ。まっすーが膝小僧よく擦りむいてるのはしゃがみこんで歌うからじゃないか説、頷けるほど昨日もしゃがみこみまくってた。しゃがみながら、ジャンプしながら、とび跳ねながら、歌うまっすー、ステージの上で死んでもいいと思ってるんじゃないかという魂のこめかたで心配になるほどです。

 

フォロワー数が伸びないことをまだ言及するまっすーの、ライバルは亀梨和也ですっ!に、帰りのタクシーのなかで亀梨君のフォロワー数を調べたら全然レベチでした。そんなまっすーに、まっすーフォロワー数気にしすぎだよ~と言う慶ちゃんの自然な優しげな口調にキュン。コヤマスでいると手越の話をしがちなの、シゲの前ではしない風なのやっぱりちょっとシゲに気を遣ってるんだろうか。昨日もいっぱい手越の名前出してたけどその場にシゲがいた記憶がない。

 

てごちゃんが辞めたとき、いつか「あいつツアーの手前で辞めたよなぁ!笑」って笑い話になったら良いなぁとわたし思ってましたが、それに近い空気感でした。観客も悲鳴を上げながら爆笑してた。悲鳴を上げながら爆笑してる会場の面白さ、NEWSの現場でしか味わえないと思われます。悶絶、って感じの…

 

シゲがウルッときて、その直後慶ちゃんに抱きしめてられてたの、慶ちゃんが「シゲ泣いてたよなぁ?『こやまぁ』って顔でこっち見てたぞ。」ってMCで言ってました。隣のシゲ担友人が「あっ、涙…」と呟いたのは耳に入ってきたけどわたしまさかの見逃し。。。友人によると、汗かなと思ったら涙で、美恋の時のあの涙の感じで泣いてた、とのことでしたぁ!あそこで少しデトックスして気持ち昇華できたのかな、ぶり返したかな、シゲの気持ちは分からないけど悪い涙ではないと思われます。(見てないけど。) 

 

しかし、シゲが本当にほんとうにかっこ良かった。惚れ直した。まっすーの挨拶のとき、ステージの角に腰かけてまっすーの挨拶を聞くシゲを防振越しに見つめた。客席の方を見るシゲの顔が凛々しくて気高くて、ため息漏れた。なんてかっこいいんだろう。そしてシゲの番になり、シゲ話してと促されたシゲが「愛してるよ」と雑に言ったの、あれ本心~!シゲの本心~!愛してるを雑に言わないで!と慶ちゃんには言われていたがシゲの心のなかに、私物を鞄に入れるみたいに雑な感じでガサッと「愛してる」が入ってるんだと思う。言うまでもなく、愛してるよっていつも思って生きてる…そんなシゲのソロ最高だったので皆様お楽しみあれ。

 

まっすーが「シゲは優しいから、」で始まるシゲエピソードを話し出して、それが非常に重要かつシゲの優しさ極まれて、まっすーならずわたしも「シゲェ~😍」ってなった。ネタバレになるからここで言えないけど世界中に言いたいっ!とまっすーも思ったであろう。

10月に刊行になるシゲの新刊のタイトルまっすー知ってる?と慶ちゃんに訊ねられたまっすーが『なれのはて。』とするりと自然に口に出したのも、今までのまっすーなら知らないか、あえてギャグにしそうなのにと思った。知ってたんだ?とちょっと驚いた慶ちゃんに問われ、「だってメンバーだから。」とこれも至極当然といった口ぶり。これも尊い瞬間でした。そしてそのあとなんで知ったの?インスタ?と重ねて問われ、まっすーが「えっと、三枚写真があって…一枚目と二枚目が継ぎはぎになってて…ここで切れ目なのかな~って思ったら繋がっていて…えっと…」とまっすー的説明タイムに入っていったのも面白かった。そんなことどーでもいいからまっすーもシゲも俺をフォローしろよぉ!っていうトークに入っていって、まっすーが、でも一番良いタイミングでバズる時にフォローする!といい、コヤマスで(それな!いぇーい!)と握手しあってたの微笑ましかった。バズるとき来いっ。

 

セキスイハイムスーパーアリーナは噂通り蒸し暑く、わたしの背中にも汗が終始流れ、コンサート終了後は部活終わりかと思うような全身汗まみれのベトベトでした。観客ですらそうなんだから、NEWSの暑さいかばかりかと思いますが、汗だくになり顔を赤らめながら歌う3人の体力気力の凄さ。常軌を逸してると言っても過言ではない。見せないだけで、3人とも裏で物凄く努力して身体を作ってる。じゃなきゃあんなコンサートできない。シゲ太ったとか言ってごめん。炭水化物取って。

 

エンターテイナーとしての長年の努力を端々に感じて、MCにたどり着いてから慶ちゃんが、ごめん今の今まで俺のイヤモニから音声一切流れてないで歌ってた、まっすーの口元見ながら。イヤモニ直してきていい?と発言したのには会場驚愕。なぜなら完璧な歌だったから。見つめたまっすーの唇がぷるぷるしてた💕という情報まで付け加えて、無敵の所作でステージから捌ける慶ちゃんであった。慶ちゃんの「嫌なこと忘れたか~!」、NEWS好きになってコンサートに行き出した時には、わたし別に嫌なこと忘れる為にここに来てるんじゃないんだけどなぁとしっくりしなかったよなぁと昔を思い出した。この慶ちゃんの言葉は今は御守りのように心に留めるし、NEWS自身にとってもまたそうなんだろうなぁと宝物を一緒に育ててきた誇りを感じなくも、20年のうちの一部だけど、そう思う。

 

ある曲のラストで慶ちゃんの低音が、例えて言ってしまうと、あの頃の手越の声量ぐらいの大きさで重低音で会場に響き、慶ちゃんの歌声に思わず会場がどよめいた。愛を胸に抱きながらパフォーマンスの進化を続けていくNEWSに何度だって惚れ直す。死ぬまで離さないと思った。

それは執着じゃなく、もっとさらっとした、『なれのはて』とスルッと口から出た時のまっすーみたいな、自然な感情。愛してるが雑!と言われたシゲが、だってまだ初日だから~これからどんどん深まってくから~と言いつつ、愛してるよ。みんなのことすきぃ。と言ったみたいな日常の、さりげない愛情の表現。

 

仙台に行く直前に、数年前まで住んでた街に旅行で訪れたけど、この感情は「過去」に対するものだなぁと、数年前の自分はもう戻っては来ないんだなという寂しいような気持ちになった。NEWSが20周年を振り返るこのツアーは、もちろん去っていったメンバーのことを思うと胸がチクッとしたり、若さを惜しんだりする気持ちもあるんだろうけど、それ以上に今と未来への希望に溢れていて、#美しい希望を叫ぶって公式がハッシュタグ付けてるのってこういう事なのかなって感じました。

 

NEWSと一緒に汗かきまくって歌いまくって、愛し合って、宝物を見つめた、最高の時間でしたよ。これから入るひと、楽しみですね~。NEWS最高。チームNEWSも最高。大好き!愛してる!よし、乙女の精神叩き込んだ!自宅に帰ります!