ゆずこんぶおいしい

アイドルのもつ一瞬の輝きと永遠の力について考えるblog

事務所公式の野球大会レポがすごい件と、ジャニーさんと肖像権。

先日開催された『”東京ドームに全員集合”みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会』に対し、並々ならぬ情熱を抱く私、ジャニーズWEBに野球大会のレポが載ってると教えて頂き、さっそく月額税込315円の会員制サイト『ジャニーズWEB』にENTER。

 

ん?どこにある?しばらく探したうえ、Favorite Artist(私の場合はNEWS)の画像の下に小さく書かれた、『”東京ドームに全員集合”みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会レポ』の文字をクリック。

 

内容は全て文字、文字、文字!字で画面が真っ黒!

 

新聞か!

 

有料なんだけど雰囲気伝わるべく、ちょっとだけ文章とりあげますね。

J.White先頭打者・岸優太は、J.Redピッチャー・優馬の投球を振りかぶりサード前に。しかし、サード河合からファースト・二宮への見事な投球で(以下略)

こんな感じで最終の回まで実況文章が続き、それはショータイムまで及ぶ。

そして、Hey! Say! JUMPから、山田、知念、裕翔、圭人、有岡、高木、光、藪が『ウィークエンダー』を披露。お馴染みの指差し振付で一体感もバッチリに。その熱気に続いて(以下略)

 

なんか、、、、昭和通り越して大正。

 

ジャンプのウィークエンダーのあれを「お馴染みの指差し振付」って表現するの初めてみた笑。私たちファンもこれからはあれを「指差し振付」って呼びましょう!

 

全文通して、私の祖父が読んでた新聞の「囲碁将棋欄」囲碁の1手1手が載ってる小さい記事を思い出しました。

 

「猛攻で客席を大いに沸かせる」「若さに負けじと」「そんな一幕に笑いが起こるなか」「ノリノリなアップテンポ」「笑顔満点のパフォーマンス」「盛大な拍手と賛辞」などなど、チョイスするワードの感じから年配の偉い人が書いてるのは確かだと思うんですが....(もちろん署名なんかない)

文章からジャニメンへのあふれる母性愛を感じるので、つーこさん*1ではないかなと推測。

 

凄い長文で書くのものすごく大変だったと思いますが、これ読む方も大変。

参加したジャニメンの名前がズラズラズラ~と記載されてますが、すべてのメンバーの名前と顔一致するの、ジャニオタだってそうそういない。

画像が無いので文章で推測しなきゃいけないし、足りない部分は自分の想像で補うしかない。(こうして妄想力豊かなジャニオタが育っていく)

 

「★入場の様子はこちら!」と、リンク貼ってあるので、お!画像!と思ってクリックすると、

 

中山優馬内博貴ジャニーズWEST重岡大毅、そして急きょかけつけてくれた中間淳太神山智洋。ABC-Zからは河合郁人、塚田遼一だけでなく(以下略)

 

と、これまたテキストテキストテキストでずっこけます。入場の様子だけで上にあげた文章の10倍以上のボリューム。

 

この徹底ぶり。

 

肖像権への徹底ぶりで思い出されるのは、2015年正月に突如としてラジオ出演したジャニーさん、蜷川幸雄氏との対談で語られる至高のお言葉の中のこんなエピソード。

 

1950年、18歳のジャニーさんは田中絹代美空ひばりら日本のスターのアメリカ公演の際に、父が働く仏院が会場となったため、通訳などの手伝いをします。その際ブロマイドを自主的に作り販売します。以下はジャニーさんのお言葉。

 

写真屋さんで1枚50セントの写真を撮り、会場に戻って売るんですよ。それが飛ぶように売れるんです。それを芸能人の人に『はい、これ売上』って言ったら『いや、そんなの1銭ももらえない』って皆さんが言う、でもこれは僕はもらえない、あなたたちの肖像権で売り上げたお金だって言って無理やり渡すんです。1枚50セントで作ったけど1枚1ドルで売るんです(笑)。

 

そうです、ジャニーズ事務所の肖像権への姿勢はこの時から始まっているんです。

ジャニーさんって突然アメリカンな思考を全開にしてくる時があって興味深いですね。

 

私がNHK大河ドラマ「ジャニー・H・喜多川物語」の台本執筆するなら第2話にこのエピソード入れますね。(ちなみに第1話のオープニングは和歌山空襲から)

 

スターの写真を撮ってロスの写真屋で現像したブロマイドを客に売りさばくジャニー少年。写真は飛ぶように売れ、ドル札が舞い踊る。会場と写真屋を行き来するジャニー。公演が終わって札束を美空ひばりに渡すジャニー。多額の札に驚いて「ぼっちゃま、これは受け取れません。ひばりは歌を歌うのが仕事で、写真のお金は一銭だって頂けません」と固辞するひばり。ジャニー「これは、あなたたちの肖像権で作ったお金です。受け取る権利はあなたたちスターにあるんです!僕はそのお手伝いをしただけです!」と、無理やり札束を渡すジャニー。目をむいてジャニーを見つめるひばり。昭和の2大レジェンドが対峙した瞬間であった。

 

うむ。いいシーンだ。

公式写真の売上って今もタレントのお給料に加算されてるのかな?

 

写真なしテキストのみのレポ、熱量の割にさらっとジャニーズWEB載ってて笑える。もしこの文章が、はてなブログにあったらスターの嵐のうえにブクマブクマですよ。 この情報化時代、内部の人がなんてことないような感じで、野球大会からしばらくたってこれを公式発表してるのが、まぁなんというか、これがジャニーズです!

 

私、以前の記事で「みんなにサンキュー」つってテレビで放映してくれないならお礼言ったことにはならないって書きましたが、どうやらこのレポ見る限りではこのレポで打ち止めですね。

「みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会」に見る、ジャニーさんと野球。 - ゆずこんぶおいしい

 

中丸の声に続いて、マウンド上の全員が、客席に手を振りながら、「ありがとうございました!」と口々に感謝の想いを届けて(以下略)

 

レポの最後もこう締めくくってることですし。この文章が「サンキュー」の証。

ジャニーズ事務所お得意の「けむに巻く」ってやつ。

なんかむしろ巻かれているのが気持ち良くなってきた。笑。

 

 

*1:ジャニーズの現場に現れる事務所の女性。ジャニメンとジャニオタへの愛あふれる指導で有名。