阿久悠、ナベプロ、スタ誕、北公次、踊り子

我ながらこの記事のタイトルの単語の並びにびびってます。

 

今週土曜日放送、24時間テレビのドラマ『時代を作った男 阿久悠物語』の予習のために阿久悠の著書を読み返してるところです。ドラマは70年代の「スター誕生」がメインの話みたいですね。

 

沢山のスターを排出して歌謡曲黄金時代を作り上げた伝説のオーデション番組はその成り立ちがとても面白いんです。

本から得た知識*1でざっと説明すると、元々日テレと、当時の人気タレントを多く抱えた渡辺プロダクション、通称ナベプロは60年代「シャボン玉ホリデー」などにおいて蜜月関係を保ってました。しかし全てのタレント供給をナベプロ所属タレントに求めなくてはいけなかったり、番組内容も事務所先導で決められることに不満を抱いた日テレのディレクターたちが『ある種のクーデター』として始めたのがこの「スター誕生」。

 

スター誕生とナベプロ

新鮮なスターを作り出しナベプロ以外の供給源を持ちたい、そんな気持ちではじめた番組は見事大当たりし、アイドルブームが到来するわけです。

70年代半ば生まれの私はこの番組の記憶がほぼないのですが、それでも少女が「一生懸命歌いました!よろしくお願いします!」と言い、スカウトマンが手にした各芸能事務所の名前が書かれたプラカードがあがる(ったり、あがらなかったりする)光景は異様な迫力があったことをなんとなく覚えてます。懐かしのテレビ番組みたいなので見たのかもしれません。この番組により、今まで格下だったホリプロサンミュージックが勢力をまし、ナベプロは失速していくのです。

 

ちなみに歴史をさらにさかのぼると、第二次大戦後の日本政府にとって米国軍人の娯楽を提供するのは大事な仕事のひとつでしたが、ナベプロの創設者の渡辺晋氏はまさにそこから身を立てた人物です。戦後日本で芸能事務所を設立した人のほとんどがアメリカ軍相手のバンドマン出身者だったのは興味深い。ジャニーさんも、もとはと言えばアメリカ軍で働いていたわけですし、日本は敗戦国だったんだなぁということを実感します。ナベプロは月給制の導入や(これはバンドマン時代にギャラを覚せい剤につぎ込む仲間を沢山見てきた渡辺氏が金銭の心配をしないで仕事に打ち込めるようにという配慮があった)、親衛隊のはじまり、デビュー前のタレントは社長宅で住み込みでレッスン、など今に繋がる芸能事務所の礎を築きました。自分のプロダクションを持って、大衆の求めているものを他所より早く提供することを目標に掲げたナベプロがまさに大衆の時代、アイドルの時代に失速していった経緯が面白いです。

 

 

阿久悠

渡辺晋より10歳若い阿久悠兵庫県生まれ。明治大学卒業後広告代理店から作詞家になった人です。終戦時に22歳だった渡辺晋と12歳だった阿久悠、10歳違いですが世代の違いをなんとなく感じます。

その佇まいから、阿久悠のことを重鎮然とした人なのかなと私は思ってました。でも、スター誕生がスタートしたころ、あのプラカードを挙げる様子がまるで『奴隷市場の人身売買のようだ』と批判されたのを受けて、阿久悠はこう述べてます。

番組の企画を煮詰めていくなかで、ぼくは芸能界という言葉にこだわった。この言葉の解明と納得と、できれば信頼と好感が最大のテーマであろうと繰り返した。ー夢を食った男たち p.51

阿久悠たちが1971年に「スター誕生」を作ってからもう45年以上たつわけですが、この阿久悠の願いはまだ叶ったとは言えないですよね。ジャニーズ事務所も他の芸能事務所のことも、私たちは批判し続けながら楽しませてもらってます。

 

 

北公次光Genjiへ」

芸能界が得体のしれないもの、おどろおどろしいもの、特にジャニーズは、と私のイメージが固まってしまったのは、北公次氏の「光Genjiへ」という本でした。昭和の最後の1988年12月、光Genjiの全盛期に出版されたこの本は一大センセーショナルを巻き起こし、私もこっそり本屋で立ち読みしました。多分高校に入学したばかりの頃だったと思います。「ゲェ、気持ち悪....」というのが率直な感想。

今思うと、タイトルといい、自分の人生に後輩を引きずり込むなよ!と腹が立ちますが、当時は内容にただショックを受けました。

それにこの本はどちらかというと暴露というよりも、自分の苦しみやくすぶりを懺悔して吐き出すことで浄化してまた芸能界に返り咲きたいという内容で、とってつけた感のあるリアルな性描写とか、ジャニーさんとのアレコレは出版社側がそこを押し出したかったんだろうなぁ~と感じます。

そう、私この本を取り寄せて読んだんです!ジャニーズを愛する者として、いつかはこの本を読まなくちゃいけないなーと思って。読む時間がなかなかなくて、夏のキャンプ場に持っていきました。キャンプにこれほど相応しくない本も珍しい 笑。

 

1980年代半ば過ぎ、ある有名なAV監督がメリー喜多川氏と揉めて、もうこうなったら全面戦争してやる!と「ジャニーズ事務所マル秘情報探偵局」と事務所に電話線を引いて(この言い方すごく昭和っぽい)集まったネタの中で、この人だったら喋るんじゃないかと白羽の矢が立ったのが元フォーリーブス北公次氏。それが発端としてこの本は出版されてるわけで、最初から反ジャニーズとして企画されたものだったわけです。(1980年代後半、ジャニーズ事務所は今ほどの力を持っていなかった。)

 

今改めて読むと、北公次本人は給料が安かった、メリーさんが金を貸してくれなかったとはいうものの、地方の貧しい家庭出の自分がスターになれたのは彼らのおかげだという態度は一貫してて、2012年に北氏が逝去する直前にもジャニーさんとメリーさんへの感謝のメッセージを残しています。この暴露本出版後からだいぶ経った、2002年にフォーリーブスは再結成するので事務所側と北氏の間でなにかしらやり取りがあったことは想像に難くないのですが。

 

ジャニーさんの嗜好について、憶測でものを言いたくないのでここでは避けますが、ジャニーズを好きな人ならどこかで折り合いをつける事柄ではないでしょうか。思うにあの時代に光Genjiが少年然とした半裸で踊っていたこともこの本の説得力を増した気がします。これが最近の、筋肉隆々としたガタイのいいジュニアたちが活躍する時代に出版されていたならここまで影響なかったのでは。いずれにせよ、望んでない人にそういうことを強要するのはいけないことですが、詳しいことは私には分かりません。私の年代にはビビッドな話しでも最近の若い子にはピンとこない話だと思うし。ただ私がジャニーズについて深く考えようとするとどうしてもここがネックになる部分ではあります。

 

芸能界とドラッグ

出版当時には読み落としてましたが、どちらかというとフォーリーブス活動当時から北氏が覚せい剤依存だったことが衝撃でした。何が怖いって、こういう世間知らずの人間を食い物にするヤクザや売人や一山当てたいと思ってる山師たちに利用される図式です。これは本当に怖いと思うし、少し前の記事でも書いたように、ジャニーズがいつの間にか「息子や孫を入れたい」芸能事務所になって、家庭がちゃんとしてる子を優先してるように見えるのも、この辺の歴史を踏まえてるような気がします。薬に溺れてるの知ってたのならなぜ周囲の人は彼を治療に連れていかなかったのだろう?と疑問に思いますが、当時は芸能界にドラッグが蔓延してたので、彼が特別だったわけではないのでしょう。

 

薬物をどうしても止めれなかったり、せっかく現れた協力者やチャンスを自分のエゴでふいにするあたり、北公次は確かに弱い人間だと思いますが、その分繊細で才気走った、芸術センスのある人だったのでしょう。(Youtubeで当時の映像をみても、現代に繋がるセンスを持ってる気がします。)この本は、人生のドン底における起死回生の策だと思って彼は出版に協力したはずです。しかし、まんまと利用される形になり、彼の想いと反してこの本のせいで表舞台に復活できなかったんだろうなーと、なんか可哀想に思います。その後も何度もこのシリーズを出版してますけどね。

 

 

『踊り子』

阿久悠の話に戻ります。

阿久悠はジャニーズにそれほど曲を提供してないのですが、1977年に書いた、フォーリーブス「踊り子」は今でも色褪せない名曲です。90年代までのジュニアは必ずこの曲を通ってくるイメージあるのだけど今でも歌ってるんでしょうか。

浮き草の踊り子という立場を女言葉で歌うという、人気稼業であるジャニーズアイドルをある種象徴するような歌詞で、阿久先生の洞察力には感服です。「私は踊り子よ」と、「うらぶれた灯りの下」で「短い夢だと割り切って」「このまま割り切って別れていきましょう」という歌詞を10代のジュニアに歌わせることについて、私は(ジャニーズえげつない.... )って思って眺めてたんですけど、なにかそこには芸能というものの計り知れない魅力と魔力があります。

 

「スター誕生」がはじまって十年後、同窓会スペシャルとして集められたかつてのスター予備軍の少年少女だった彼らを見て阿久悠はこんな感傷を覚えます。

売れた子もいれば、全く売れなかった子もいる。スターにはなれなかったけれど、「スター誕生」へのトライは間違いではなかったと思う子もいれば、そのこと自体が失敗だったと感じる子もいたかもしれない。

その後の青春、その後の人生に役に立てた子もいれば、それがペナルティーになってしまった子も、もしかしたら、いるかもしれない。ペナルティの意識を自己発見のキィにして、全く違う道を歩く賢明でたくましい子もいるだろうし、ペナルティと勲章の区別がつきかねて、いまだに自分の道を発見できない子もいるだろう。- 同著 p.183

 

私は少クラで歌い踊るキラキラのアイドルたち見ながら、あーどうかみんな幸せになって欲しい!芸能界で成功しなくても別な道で幸せになってほしい!っていつも思うんですけど、ほんと「過去の栄光を諦められないアイドル崩れのおじさん」になって欲しくなくて。これは私のエゴで、なにかを諦めないことはある意味では素晴らしいのだと思うのだけど。ジャニーズを応援することは、どこか罪悪感がつきまとうのです。最近のジャニーズたちはほんと賢くてあまりそこを心配しなくても良さそうなのが、私がこれほどジャニーズにはまった一因のような気がします。

 

最近、ジャニwebでのHey! Say! JUMP八乙女光君の連載を読んでなんだか胸が締め付けられました。それは駅や空港でメンバーを出待ちしてるファンの子へのやんわりとした「お願い」で、居合わせた一般の人に迷惑になるからというだけではなく、グループの未来の在り方に言及してて、お互いにね、気を付けようね、お互いの未来のためにね、って感じであまりにも謙虚で優しくて賢くて。自分が嫌な思いをするのは構わないっていう態度にアイドルの覚悟を感じて感動すると同時に、アイドルファンとしての矜持も正さなくてはと改めて思いました。2017年になって「光Genjiへ」を読むというのも、私なりの矜持のあり方だと思ってます。

 

 

都倉俊一

阿久悠を亀梨君が演じると聞いたときに、ビジュアルが全然違うのに!と驚きましたが、亀梨君の演技力のおかげか、番宣で見た70年代ぽい茶色いスーツをきた亀梨君はちゃんと阿久悠ぽかった。

NEWSシゲは作曲家の都倉俊一を演じます。父親が外交官でドイツ育ち学習院大学の学生の頃から作曲の仕事していた戦後生まれの都倉氏は、11歳年上の阿久悠にとって新しい時代を感じる、非常に眩しい存在だったようです。まさに一目ぼれという感覚だったと述べてます。オーデコロンが欲しいという都倉に付き合ってデパートに行ったらショーケースの上で何本も香水を並べさせ、ひとつひとつ手の甲に塗り付けては香りを嗅ぎ、なかなか気に入るものがなかったようで全部の匂いを嗅いでから、ありがとう、気に入ったものがないから、と帰る都倉俊一にびっくりした阿久悠のエピソードが好きです。僕なら好みのものがなくても諦めてどれかひとつ買って帰るんじゃないかと語る阿久先生に共感を覚えました 笑。そう告げたら都倉俊一は不思議そうな顔をして、気に入らない物を何故買うのかと逆に質問してきたそうです。

まさかここがドラマで取り上げられることはないでしょうけど、私の脳内ではこの部分バッチリ映像化完了してます!香水を手の甲につけて嗅ぎ、キョトンとした顔で「気に入るものがないのに何で買うの?」ときくシゲ.... キャスティング完璧です。

 

長くなりました。ここまで読んでくれた方ありがとうございます。かなりはしょって話を進めましたが、15歳の時から心のどこかに抱えてたあの本への気持ちを整理できてすっきりしてます。何事も原典をあたることって大切ですね。

24時間のランナーが気になりつつ、日テレに踊らされるのは悔しい気がしちゃう私からは以上です!

 

 

*1:「夢を食った男たち」 阿久悠著(文春文庫)、「ナベプロ帝国の興亡」軍司貞則著(文春文庫)

色んなテレビ番組の雑感

急になんなんですけど、ジャニーズってほんっとテレビ沢山出てますね!ジャニにはまるまではこんなに沢山テレビ見る事なかったので録画をがんばって消費してる自分にちょっとウケてます。番組に加えてワイドショーもチェックして、ほんとにジャニオタさんたちの勤勉さには感心します。少クラプレミアムはじめ、最近みた番組の感想など覚書き。

 

シブヤノオト

早速ですがこの番組見逃しました!!ツイッターで検索しまくって宮田君に癒されまくってます。キスマイ、舞祭組、オタクと宮田君の色んな顔が見られて非常に嬉しい。LiSAさんのオタクとしてめちゃめちゃ笑顔でサイリウムを振る宮田君見てるとこっちも笑顔になるよー。ゴールデンボンバーの後ろでポンポン持って激しく踊る宮田君見てたら宮田君にピッタリのお仕事ひらめきました。

 

ライブ中(自分のではなく人のライブにオタとして参戦)激しく踊る宮田君。乱れる髪、飛び散る汗。こんな時ちょっと気になっちゃうのがオトコの匂い。でも大丈夫、この制汗スプレーがあればどんな時でも爽やか宮田君!!(で、商品紹介、爽やかに笑顔で踊り続ける宮田君)

 

このバリエーションでシャンプー&コンディショナー、デオドラントシート等々のCM何個も作れると思います。会場でオタ友たちと楽しそうに語らう宮田君(多分腕組んで立ってる)のショットも挿入して。うん、この商品は売れる!企業各社様、宮田君は早い者勝ちですよ!

 

 

A-Studio

鶴瓶氏と関ジャニ全員。関ジャニ全員でのトークってなかなかバラエティーで見る事ない気がするので得した気分。関ジャニ鶴瓶や業界人とのフランクな係わり方で分かるようにキャリアはかなり長いんですね。なのにいつまでもフレッシュな感じがあるのは、まだまだ成長の過程というのが伝わってくるからかな。

非オタの視線で見ると、関ジャニの入り口は村上君で、すぐに「あ、このグループは渋谷君が中心なのね」って気付くと思うんですけど、丸山君を愛でつつ、同時に安田君と横山君の強い個性に驚いて、あらこんなところにこんなイケメンいたっけ?と端っこにいる大倉君に気付き、しみじみと錦戸君の可愛さを眺め、渋谷君のコメント力にジワジワ来て、大倉君の楽しさにニヤニヤして、最終的に村上君と安田君のコンサートでのイケメンぶりに沈められるイメージ。っていうかこれ多分私です 笑。メンバーのバランスいいですよね。

すばるはなんでそんなに歌上手いの?周りに誰か上手い人いたんか?と鶴瓶にきかれた渋谷君が「元カノ?」(←元から、のボケ)と言い、みんなにツッコまれて(村上君の「そこそこ遅咲きやろそれやったら!」に手を叩いて笑う大倉君 笑)、「元カノは歌上手かったかな?普通でしたわ」と返すところ、そのサラッと感、NEWS担として羨ましく思いました。もしNEWSのメンバーがこんなこと言ったらもうそれはそれは....。あと私すばる君のまばたきの激しさがいつも気になってたので鶴瓶が斬りこんでいってホッとしました。

いきものがかりの水野さんが作った「青春の全て」、いい曲。私が青春の時期を過ぎ去ったからこそ響きます。大倉君の歌声がけっこう好き。

蛇足ですが、安田君髪型どうした!?と言わずにはいられない。なんでそんな桑名正博みたいな髪型に。でも私、常時完璧ルックスの人より外見に浮き沈みあるアイドルの方が人間味あって好きかもしれないな...って安田君見てて思いました。

 

 

少クラプレミアム

V6の回。V6はいつの間にかイイ感じに仕上がってますよね。TOKIOと一緒で批判されるところが少なく、一般からぼんやりとした好意を持たれているイメージ。この、ぼんやりと好意を持たれ続けることの難しさ。

このグループのイイ感じって精神的センターである森田君がしっかりと大人の男性になったことが大きいのかなって思います。あと売れすぎず(国民的アイドルにはならず)、そのために楽曲面などで新しい事に挑戦しやすかったのも大きい気がする。

おじさんのいちゃいちゃがビジネスになるって判明したのはV6からだと思うのですが、相変わらずトーク面白いので箇条書き↓

  • おじさんがつまようじシーハーする時口元隠す、みたいなイノッチの投げキッス
  • 岡田ー手越ー岡田のアップの顔力(かおちから)がすごい
  • ますだおかだの岡田さんの邪魔にならなさリスペクト
  • 手越君見て私も「ティ!」を何回か練習しました
  • 折衷って言葉知ってるのね三宅君(三宅健がすでにアラフォーということが受け入れがたい)
  • シゲの髪型が大正時代のモガのようだ
  • ちょっと疲れちゃてる坂本君ますますエロス
  • ヘッドセットマイク付けたスーツ姿の岡田君は恰幅良くて明治時代の政治家みたいだ
  • ハマケンさんの曲の細っそい森田君の腰つきに見とれる
  • オジサンが横並びでステップ踏むのすばらしい
  • 長野君が一度だけ声荒げて怒った話多分何百回も聴いてるんだろうけど爆笑できるメンバーがいい

シゲの前髪の方向性私も気になってる一人ですが、このモシャモシャした髪型もいいですね。SUMMER TIMEの「オーエス!」で斜め上睨んでこぶし握るシゲの眼光と、柔らかなままでのソロパートにグラグラしました。続くONEへの静から動への変化!私、ONE-For the win-すごく好きなんです、気分あがりますよねこの曲!生バンドいいわぁ~。 最近の歌番組でハッ!とかフッ!とか合いの手入れてるの大体小山君ですか?あれ、いいよねぇ~。

 

ほんとうにあった怖い話

てごちゃん演技上手いのね!もっとお芝居の仕事みたいなぁ。岡田君と一緒で、手越君も顔に説得力がすごいあるので、手越君の怯えた顔や思い悩む顔だけで画面がもつ。ぜひシリアスな恋愛物をお願いしたい。

 

あやめあやめあやめ

Everydayあやめ。一瞬Chikubiが見えた時に「あっ」って毎回思う自分が情けない。シゲにはananのSEX特集でてもらわなくてもいいかも....女性と絡んでるシゲが想像つかない、見ますけどね!女性抜きでセクシーな表情してるのは大大大大好きです!

そんなことはさておき「いのちのうた」、素晴らしい番組だったと何度でも言いたい。他の人の感想読むと、シゲが司会じゃなかったら見なかったという人が多いのでシゲの起用って大きな意味があるんだなぁって思います。是非再放送でもっと多くの人に見てもらいたいのでNHKにメールしました。(NHKは視聴者意見を一カ月ごとにPDFでまとめて載せてます。6月の再放送希望はSMAPのプロフェッショナルがダントツでした。)NHKみなさまの声にお応えします→http://www.nhk.or.jp/css/report/index.html

 

本日、夜ふかしも見たんですけど、慶ちゃんなんで落されキャラになってるのー。それが世間というやつ?夜ふかし前は好きだったんですけど、村上君の扱いがドイヒーなので(それがオイシイ&愛だということは承知の上で、えぇー?村上君カッコイイでしょ!会えてみんな嬉しいでしょ!?っていちいち私がビックリしちゃうので)カッコイイ村上君を前面に押し出す番組あったら全面的に支持します!

 

ではでは!寝る前にひとあやめして寝ます!ただいま午前3時半!テレビっ子は慢性寝不足!

世界のはしっこで「いのちのうた2017」の感想

この番組については色んな人の感想を聞きたいのですがまず自分の感想を記しておきたくて。とりとめなく頭に浮かんだ言葉をメモっておきます。

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原爆と私

私の両親は平和運動に熱心で、実家の本棚には原爆の写真集がありました。私はその本が怖くって。子どもって想像力が豊かだから、その写真集がある本棚の前を通るのすら怖くて。怖いんだけどやっぱり見たくて。本を開いてまた震えて閉じて。被爆者が怨みや苦しみを抱えたお化けに見えました。でもそんな事を思ったり言ったりしてはいけないのだと子ども心に思ってました。

 

新婚のころ、夫が広島に行きたいというので2人で旅行に行きました。大人になって行く人生2度目の広島は親に連れていかれた時と違って、子どもの時恐ろしかった原爆ドームは希望の象徴のように見えました。

ちょうど野球のシーズンで、夕方、家族連れや会社帰りの人たちが連れだってマツダスタジアムに楽しそうに向かっているのを見て、思いました、なんであの人たちが原爆で死ななければならなかったのだろうと。

 

映画『この世界の片隅に』で、空襲で子どもを亡くした女性が終戦玉音放送をラジオで聴いてあっさりとその場を立ち去り、でも人から見えないところに行って子どもの名前を泣きながら叫んでるシーン、映画館で嗚咽を押さえるの大変でした。もう可哀想で可哀想で。あの人たちが死んだり苦しんだりしなきゃいけない理由なんてひとつもないのに。

 

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うたの力

いのちのうた、出演者はそれほど多くなかったのにすごく濃度が高い番組でした。どの歌手もとても良かったです。「長崎の鐘」を歌う新妻聖子さんが、この曲は途中で転調があって後半明るい旋律になるのが長崎の希望を感じるとおっしゃってましたが、まさにそれは歌だからこそ伝わる力だなと思いました。それにしてもオーケストラってほんとに心に響きますね!生歌のすばらしさを実感しました。

 

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シゲの役割

87歳のおばあさまが語る原爆投下の日のこと。上に書いたように私にとっては慣れ親しんだ話のはずが、今日は初めて聴いたように痛々しくショックを受けました。その傍らにシゲがいたから。シゲを通してさらに原爆の残酷さ理不尽さが伝わってきました。

アイドルは媒介となって人と人を結びつけることもできるんですね、アイドルってすごいなぁ。

 

シゲの何事も吸収しようとする心とベースにある素直さ、他人を尊重しようとする態度。育ちのよさが現れてた。自分が充足していないと他人に心を寄せるのは難しいですもんね。

この番組の中でシゲは色んな人を結び付けていました。出演者や一般の方、スタッフ、視聴者、そして戦争で亡くなった方たちも。それはシゲの心の豊かさの表れだと思います。

シゲのナレーションも落ち着いててとても良かったです。歌ってる時や人の話をきいてる表情も柔らかくて。

 

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シゲのあやめ

自分はこうなんだって自分の枠に自分を閉じ込めて、でもその枠は自分で作ったものなんですよね。あやめを作って歌う、枠を取り払ったシゲは人間の可能性は無限なんだって事を教えてくれる。

表現したいことがあることの素晴らしさ。

やりたいことを成功させるのは強い信念とあきらめず続けること。

あやめは色んな解釈が楽しめる歌で、それこそが世界の深遠さを表してる。

シゲが後ろ手に旗を握ってはためかせ、最後暗転するエンディングの余韻が素敵だった。

そしてこれは私個人の感じ方ですが、最初倒れた姿勢のシゲ、薄手の服やぼさぼさの髪が死者(原爆で亡くなられた方)に見えて、そこから生命が再び吹き込まれ起き上がって走り、希望の旗をふってるように感じて感動しました。

 

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NEWSのUR not alone

学生たちが思い思いの服を着て、自由に楽しそうに歌う様子がとても良かった。

午前3時に夫が起きてきて「シゲどうだった?」ときくので一緒に頭から見直しました。UR not aloneで夫は涙を流してました。泣く理由が知りたくってきいたら、「歌聴いてたら涙でてきた」と。歌ってすごいなぁって思いました。NEWSの全身全霊を込めた魂の歌はファンじゃなくても響くんですね。ほんとに沢山の人に聴いてもらいたいです。4人ともみんな良かった!小山君は後ろ振り返って学生たちに呼びかけるような仕草をしててそれもすごく良かったです。

 

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私の日常 

今日は私も夫も仕事休みだし息子と一緒に楽しく過ごそうと思ったのですが、昼は外食しようと思ってた親に対し、息子は家に居たかったみたいで、出かけると言ってもこちらのいうことをきかずゲームをしたがる息子にイライラして口汚く怒鳴ってしまいました。もう夏休みも終わりだしせっかく3人そろった平日の休みだから楽しくしたかったのに....と涙が出てきました。

シゲの勇姿を褒めたくてブログも書こうと思ったのですが、子どもにこんなに腹を立ててる人間が多様性や愛について話すのもなんか違う気がして。

シゲやNEWSの姿を見ると自分も高みに登れる気がして錯覚するんですけど、それは全く別なんですよね。彼らはきっかけや勇気を与えてくれるけど、信念をもって物事を続けていくのは私自身にしかできない。

 

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なかったことになってしまう

いのちのうた見ながら改めてあの頃の親の年齢と今の私の年齢がほぼ同じことに気付き、両親は語り継ぎたかったのだと思いました。

87歳のおばあさまも、辛い体験をずっと秘めてきたけど、私が死んだら無常に訳も分からず死んでいった身内や友人たちがなかったことになってしまう、と80歳過ぎから被爆体験を語るようになったそうです。辛い体験を言葉にするのはすごいエネルギーがいるんですね。

私は子どもの時から「100年後にはどうせみんな死んでるし」って嫌なことあってもそうやって考えて逃れてきたのですが、私を愛してくれる人は私が死んでも存在を覚えていてくれるだろうし死んだらそれまでって思うのも利己的だったかな。せめて、理不尽に死ぬしかなかった人たちの無念さはなかったことにしては駄目だと改めて思うと同時に、自分がいま、生きてることへの実感がわきました。

 

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この番組10年目なんですってね!全国放送が深夜なの勿体無いなー。平和について自分ができることを考える貴重な時間でした。

 

以前はなかなか立ち止まって物事を考えることなかったのですが、NEWSとシゲを好きになって以来、こうして思索するのが自分にとってとても大切な部分になってます。息子と喧嘩して腹が立って自己嫌悪におちいっても、NEWSが差し出してくれるなにか光のようなものを味わうと頑張ろうって力が湧いてくるんですよね…。というわけで、息子とコミュニケーションとってきます!(私に怒られた息子は泣いて部屋に閉じ籠ってましたが、一時間ほどすると自発的に洗濯物を取り込んでくれました。)

 

他のかたがこの番組どう見たか非常に興味あるので感想読むのが楽しみです!

小山慶一郎さんがそっと忍び込んできてます。

最近一日三十分は小山さんのこと考えてます。小山担ならそんなの短いんでしょうけど、ご存知の通り私はシゲ担なのに夜寝る前とか一日の空白の時間にふと小山さんのこと考えてる自分に気づいてやべ、また小山さんのこと考えてたよ~!ってなることしばしば。 なんか最近また慶ちゃんいい感じですよね~。仕事の充実が顔に表れてる。自信のある顔つきになってきましたよねー。

 

わたし、小山さんのこと「小山さん」「小山くん」「慶ちゃん」と呼び方一定しないんですけど、この呼び方に表れてるようにとらえどころのないところが小山慶一郎さんにはあって。でもこうして考えれば考えるほど小山くんの魅力に囚われていくような。

 

小山さんってすごく「~ぽさ」になれる人なんだと思います。「キャスターぽさ」「チャラ男ぽさ」「アイドルっぽさ」それぞれ置かれた場所に染まりやすいという、そういうのを順応性があるというのかな。その「~ぽさ」の部分が軽薄に見えて叩かれやすかったの思うのだけど、それこそが小山さんの凄さであり、実際は本人の努力なくして「キャスターらしく」はなれないわけで。

私もキャスターに傾きがちな小山君のことをテレビ上の演出あるにせよ、正直う~ん?って感じることもありましたが、努力とキャスター仕事とで身に付けたトークスキルや煽りスキルを歌番組やコンサートで発揮してるのを実際見ると、小山スゲェよ!!ってシゲみたいな口調で褒め称えたくなります。先月のTBS音楽の日、曲と曲の間のわずかな時間で過不足なく次の曲の紹介を入れてきたのを象徴とするように、ほんとに彼のおかげでNEWSがグッとしまる瞬間というのが多々あるんです。

 

あととにかく立ち姿や座ってる時の所作が美しい....!今日も24時間テレビ番宣番組で黄色いTシャツ着て大御所や局アナたちと座ってましたけど、Tシャツでもあのカッコよさって一体。こういう場でアイドルらしさを出さずへりくだっても、その容姿の説得力は彼が特別な人であることを雄弁に物語ってます。春先にずいぶん叩かれた結果、芸能人らしいオーラが出てきましたよね!

 

芸能人は人気が出ると叩かれて辛い思いをするのが常ですが、そこで改めてこの職業の性格や不特定多数を相手することへの意味と向き合い、葛藤を克服できた人だけが芸能界で生き残っていけるのだと思います。4月あたま、コンサートツアー始まって2日目に見た小山さんは、ファンの子にどういう顔や言葉を向けるか迷ってるように見えて大丈夫かなって思いましたがその後全国を周りファンの子と接し、新しい仕事もどんどん決まっていき、自信がついたのでしょうね。

 

 新しい仕事....そう、ドラマ。小山さんにとっては5年ぶりの連続ドラマ!

私小山さんの魅力はしなやかな体の動きや繊細な表情の変化にあると思うのでそれがいかんなく発揮される演技のお仕事は楽しみで楽しみで仕方ありません!久々に長文でアップされたジャニWEBの連載にも、ドラマのメイン共演者の玉森君と古川君とも『社交性のおばけ』で関係を築いていくよってはっきりおっしゃって頼もしい限りです。うーん仕事のできる男カッコイイ~!よくオタクがいう「貢ぐ」って言葉あまり好きじゃないんですが、私が消費したお金の一部が小山さんの仕事の疲れを癒すための高い入浴剤の一粒にでも化けていれば、とってもとっても嬉しいです。

 

 

唐突ですけど、マイフェイバリットなジャニ曲リストの中にKinKi KidsPure Soulという曲があります。最近慶ちゃんのこと考えるときはいつもこの曲が頭の中でかかってるんですよ~

 

シングル『道は手ずから夢の花』のカップリングで、出だしが「あなたの夢の中へ 忍び込んでゆけたら」で始まる、ドライブ中助手席で眠る彼女の寝顔を見てる彼の気持ちを歌った堂島孝平さんの作詞のオシャレな歌です。こういう軽めの恋愛の歌っていいですよね、オタはみんな好きなのでは?ファンはこういうの歌って欲しそうだけど、KinKiの二人はふふんって鼻で笑ってそうなのもいい。でも歌は完璧でもっといい。

 

Nissenの伝説のCM「夜の雨の中、運転席から助手席の彼女を見つめるミッドナイトブルーのシャツ着た小山」、私も生々しく記憶してるうちの一人なんですが、まさにKinKiのこの曲みたいに、小山さんってそっと忍びこんでくる感じないですか? あの長く細い足でそっと私の心に忍び込んでこられてるんです、いま。私の心のシゲが「ちょ、小山!」って言ってます。笑

 

NEWSって、妖精、妖精、アニメ、の3人とリーダー小山で構成されてるじゃないですか。テゴマスは妖精だし、シゲは設定盛り込み過ぎのアニメキャラみたいだし、3人ともちょっと常人離れしてませんか。NEWSをチームたらしめてるのって小山さんの役割が大きいなぁって思って見てます。そんな感じで小山さんの魅力がジワジワ沁み込んでそっと忍び込まれてます。

SNSをやってると自分以外のファンが担当を推す理由を知ることもできて、それによって世界がまた広がりますね。私自身プライベートでは男を見る目があまり無くって苦労したので非常に勉強になります。特に小山君のファンの方が挙げる彼を好きな理由というのがそれぞれすごく説得力があって、なるほど!すごく良い目線!って思うことも多いです。

ジャニーズ好きだと縁遠くなるとか言われがちですけど、実際ジャニーズと一般人の男性を比べることなんてしないし、数多いる芸能人から彼を選んだ理由を掘り下げることは自分を知ることになるし、他人の長所に敏感になれるし、ジャニメンを愛することやオタ友と交流することで他者への共感性も養われるし、良い事づくめなんじゃないかと思いますけどね。

 

そんなインスピレーションをくれる小山さんの親友のシゲが司会をする「いのちのうた2017」は今日木曜日の深夜、つまり金曜日の午前0:10からNHK総合で全国放送されます。NEWSはU R not Aloneを高校生たちと歌います!シゲは自作のソロ曲あやめも歌います!NEWS担ではなくても見る価値ありますのでこのブログ見ちゃった方は録画して是非見て下さいーーー!

中毒性が高い、ジュニアの未音源化曲のざっくりした紹介。

ジャニーさんはステージこそすべてでテレビもCDもそれほど重きを置いてないというのは、数々のCD化されてないジュニアの名曲の存在を思い返してもそうかもな、って説得力を持つのですが、やっぱり勿体ないですよねーーーー。

今日は、そろそろCDデビュー!と言われて久しい最近のジュニア界隈における未音源化楽曲の中でもこれぞ!という曲を紹介したいと思います。今週の少クラでHiB HiB dreamを見てまたジャニーズに驚いたので急いでまとめてみました。では、さっそく失礼します。

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1.  HiB HiB dream (2017)  作詞:ENA☆/曲:Takuya Harada、Christofer Erixous他

ジャニーズWEST小瀧君(身長184cm)の後ろから出てくるB少年の身長推定160cmの金指一世君が「浮かび上がった空を舞い儚くも消える~」とバラード調に歌い、その周りを藤井直樹君が幻想的に踊る姿で始まるこの曲....今週8/11の少クラ初披露をみてたまげたんですけど何この曲~!

そこから曲調が変ってちょっとブロードウェイ入った感じでB少年の残り4人が出てきて、また曲調が変ってローラースケートはいたHi Hi Jetの4人が登場。とにかく曲調が変わり、拳突き上げてこの曲のキモ「High High High High B B B B HiB HiB dream」に繋がってきます....って書いても全然伝わらないですよね!?ハイハイハイ!ビー!ビー!ビー!ハイビー!ハイビー!ドリーーム!って書いても伝わらないですよね....私にはこの曲の狂気的な凄さを伝える筆力がないです。ENA☆さんの歌詞も「片えくぼ」「救出作戦」「駆け込んできて」(駆けてきて、じゃなくて駆け込んできて、なのが狂気を感じる)「デンジャーデンジャースーパーゲット!?」パワーワード満載。実際のサビは「デンジャー以下略」かもしれません。「デンジャーデンジャースーパーゲット!?」にかぶせ気味の(スーパァーゲェーー)と金指君のフェイクが入るのが堪らないです。

 

 

2. スペースジャーニー(2017年)作詞:EMI K.Lynn/作曲:馬飼野康二

2017年夏を代表するこの曲。KingとB少年を中心とした絶賛推されジュニアたちがキラキラした粉を振りまきながら歌唱するこの曲を見てるとなにか脳内で麻薬が生まれてくるのを感じます。実は前回だったかの少クラでパフォーマンスされたこの曲で「ジュニアの未音源化曲のヤバさ」に気付いたのですが、時を置かずしてHiB HiB dreamにとどめをさされるとは。ほんとジャニーズ恐ろしいです。

馬飼野先生の流れるようなメロディーもさることながら、EMI K.Lynnさんの歌詞が絶妙で。ちょっと抜粋させて頂くと、

飛行機雲を追い越し( Together !) 大空へ Fly Away !  抱きしめて夢を(Go Start !) メロディーに乗せて(Music !) 運んでいくのさ天の川(Together !)  飛び越えてMoving On !   感じよう風を (Wing Wing !)  旅立とうキミも (With Me !)

 

私以前にジャニーズのデビュー曲を作詞したらこうなるっていう例を記事にしたのですが、ジャニーズという概念を正確に表した素晴らしい歌詞だと思います。そうか、飛行機雲と天の川か....

 

yuzukonbu.hatenablog.com

 

 

3.サマーステーション(2015年)  作詞:Komei Kobayashi/作曲:馬飼野康二

サマーステーションって何?って思いますがこれもスペースジャーニー同様、テレビ朝日の夏まつりのテーマソングなのです。だからサビは「サーマーステーションいますぐおーいでー」つまり、六本木のテレ朝のイベントに来てね!ってことです。営利的な目的とアイドルの夏ソングのキラメキや切なさが合致したジャニーズらしい一曲です。営利的な目的....で思い出されるのが、同じくKomei Kobayashi&馬飼野コンビによるHey! Say! JUMP(そろそろこのワードもPCに単語登録した方がいいかもしれない、毎回打つのめんどくさいですジャニーさん)の名曲『Come On A My House』で繰り返される「Come On A My House 彼が好き」.....カモナマイ ハウス カレーが好き.... わっ!ジャニーズ事務所ハウス食品の長年にわたる蜜月関係!この曲のこと考えるだけで私カレー食べたくなりますから相当な洗脳効果です。

しかしそうなると、Kobayashi氏が歌詞を担当したセクゾのバィバィDUバィがアラブ首長国連邦のタイアップ曲でないのが謎めいてます。

 

 

4.勝つんだWIN!(2015年)作詞:ケリー/作曲:Takuya Harada、Niklas Edberger

Mr.King vs Mr.Princeでの曲。実際聴くまでは、同じくケリー氏作詞、Sexy Zoneの『待ったなんてなしっ!』みたいな、忍たま乱太郎的な(スチャスチャスチャ、○×なんかじゃ決まんない~♪ ゴーゴーフー!)って感じの明るく可愛い曲だと勝手に思ってました。ところがどっこい、なんか、「ジャニーズジュニア戦国時代を制するのは誰だ!?俺だ!!」って感じのすごい迫力と気合に満ちた曲なので驚きました。途中でboast(ラッパーがするみたいな自分のことを誇張してアピールするやつ)しそうな勢い。グルグルとフォーメーションが変わり、曲中6人が一列となるとことは「さあ!俺に投票しろよ!」と呼びかけてるみたいだ。

私、Kingの3人って仲が良さそうではないな~大丈夫かな~と思って観てたんですけど、最近見方変って「王位継承権を狙う三人の王子たち」に見えてきました。すごく魅力的。Kingの王宮のカーテンみたいなゴージャスな衣装も納得です。

HiB HiB dream同様、(おそらく)北欧の作曲家チームによる原曲を日本人のHarada氏がジャニらしく構成してるのだと想像するんですが、2年前のKingとPrinceが対立構造を与えられてたのに対して、Hi Hi とB少年がどのような構造になっているのか興味深いです。

メインがユニゾンで歌ってるあいだ、一人(もしくは複数)が別の歌詞を別のメロディーで歌うのを専門用語でなんというのでしょう?私これがすごく好きなのです。曲に厚みや説得力が増します。今回あげた曲の多くで採用されてる鉄板の様式です。

 

 

5.Prince Princess(2016年) 作詞:久保田洋司/作曲:Carbone Joey、Ryoma Kitamuro

Kingが王位の座を狙う王子なら、Princeは3人で協力してこの国を治めていこうとする王子たちでしょうか。叙情的で可愛い詞なら名門の、久保田洋司氏による、心底自分を肯定できる応援ソングです。この曲聴いてると自分が就職活動中の女子大生になった気分になって、頑張ろう!って思えます。Princeの3人はルックスこそバラバラですが、優し気な感じが共通しててとてもこの曲に似合ってます。よく着てるピンクのスーツもとても良い。

 

 

6.Hi Hi JET(2015年)作詞:セリザワケイコ/作曲:MiNE、 Atushi Shimada 、 Cristofar Erixon

それではお聴きください、Hi Hi Jetで『Hi Hi JET』!という、ジャニーズ伝統の、グループ名イコール、デビュー曲名を踏まえた名曲。疾走感とフレッシュと驚きに満ち溢れてる。チュンチュンチュンチュン(シュンシュンシュンシュン)という特徴的なイントロと共にローラースケートで滑り込んでくる少年たちに驚嘆して「ジャニーズって実はすごく面白いんじゃない?!」って私がジャニーズについて考えるきっかけになった曲です。最初にあげたHiB HiB dream同様に中毒性が非常に高いですが、作曲に参加してる Cristofar Erixon氏の作家性かもしれません。

私この曲をジャニオタの皆さまがどう評価してるのか気になってジャニーズ楽曲大賞を検索したのですが、耳から離れない/頭から離れない/耳にしたのはジャニーズワールド一公演のみ、にもかかわらずメロディが頭から離れない/頭に一度入ったら終わりという中毒性の高さを挙げる方が大勢いるのに加え、次世代の幕がいよいよ開いた/全てを無に帰す無意味の塊、なのに未来を拓きまくっている/時代を象徴する一曲になりうる名曲!/「ああ、自分はジャニーズが好きなんだな」と再認識した、と時代の目撃者といった感慨さえ浮かび、ほんと JetなDoするLIFEなう! です。

 

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以上、名曲ばかりですが、今現在CDになってる曲はひとつもないという.... これこそ一番のテーマだと思うのですが、こんな名曲が時間と共に埋もれてしまうのはあまりに勿体無い。名曲が過ぎて紹介するのが疲れてきました。未音源の名曲って持ってるパワーがすごいから....

あと、書いてて思ったのがいつ事務所に入るかってタイミングも重要ですね。ジャニーさんの力の入れようからして上にあげた4つのグループを中心としたメンバーで次のデビュー組の構築は考えてると思うのですが、いつ何歳で入所するか、同時期に入所する子は誰なのか、それはもうほんと運なので、ジュニアの子はすべからく良い運が付いてて欲しいって思いました。 

 

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HiB HiB dreamの躍動感!

ananの横山さんにまつわる雑感。

ポツリポツリとTwitterで呟いてる私ですが、今日水曜日の朝はこう呟きました。

 

 

その数時間後、

 

 

これだけみるとわたしただのエロい人です。

ちなみに、夢の中の錦戸君は他の人も乗車してるなかで、あの照れたような嬉しそうなニヤケ顔でうつむき加減でこちらの手をそっと握ってきた様子が大変可愛らしかったことをお知らせします。

 

さて、横山くんのan anですが、やっば!!

コンビニの店員さんが袋に入れるのに難儀してて(表紙を表向きの状態で)恥ずかしすぎて「袋無しでいいです!」って言ってカバンに裸の横山くんをねじ込みました。仕事中もA4サイズのカバンから「愛とSEX」って文字がチラチラしてる気がして落ち着かなかったです。帰宅してページをめくるたびに「きえええぇーーーー!」と脳内で叫びました。横山担さんは大丈夫ですか?!体も顔も美しくって色っぽくって震えてきます。

 

図らずも、関ジャニのお二人に女性ホルモン活発化して頂いたわけですが、なんかこの距離感がいいのよね、関ジャニと私の。笑。

DVDも何枚か持ってるし好感を持ってるけど、そこまで人間性をよくは知らないという距離感が。セクシーなのって「私はこの人とこんなことをしている…」って時じゃないですか?この人ってこんな身体でこんな表情もするのね…って知るときが一番高まると思うんですけど、どうでしょう?

横山さんって、アイドルしてるときはいつもなんか半笑いというか恥ずかしそうにしてて、ジャニーさんに「ロシアっぽいからYouの芸名はヘンリーにしようか!」と言われたり、バラエティーでゲスな話に爆笑してたり、綺麗な顔だなと思いこそ、私のなかでセクシー要素はあんまりなかったのですが、今回のanan には、えっ、横山さんったらこんな顔するのね!が詰まってて最高です。23ページの手の入り方ご覧下さい!きええぇぇー

 

これが自担もしくはNEWSメンバーだと思うと恥ずかしくて観てられないと思うので、横山さんの距離感でちょうどいい。増田さんの美的でのプール写真も恥ずかしくて直視できなかったのでー。

 

この近すぎると恥ずかしい感覚って、結婚するとセクシーが薄くなるぶっちゃけセックスレスに繋がるのかなって今ふと思いました。「家庭は楽屋」って友人が言ってたのですが、ノーブラのひどい格好で大股開いて煎餅ボリボリ食べれる安心感こそ結婚の醍醐味だと思ってて、VERYに出てくるみたいな「薄化粧と可愛い部屋着で夫を悩殺」してる妻なんているのかよ~ってアイス食べながら思ってたんですけど、やっぱりいるのでしようね。

 

手越くんが「女の子は可愛くしてほしい」って言うのには慣れてしまってハイハイてごにゃんわかったよ~って聞き流すことが多かったのですが、横山くんにも同じようなこと言われて、(そうですよね!すいません!努力を怠っておりました!)とちょっぴり反省しました。やっぱりこう、セクシーでいたいって思う向上心は大事じゃないですか。

目標は、少クラの観覧に当たったとしても、うちわで顔を隠さず堂々と顔だしする中年女性になることです!少クラ観覧に年齢制限があるのかは知りません!笑

……NHKホールの後ろの方の観客って、せいせいと顔を出して応援に励むファミリーの女の子たちとの対比が激しい時がありますよね。

 

すいませんまた話が脱線した。

 

で、ふと思ったんです。私は今40代前半だけど、いつまでan anのセックス特集でうわー!っとなるんだろうって。今回は横山さんだから買いましたけど、50になってもこれが買えるんだろうか?60になっても?

 

氷川きよしが好きだった当時90歳の祖母が「きよし君はいつまでたっても初々しくてデビューしたての顔しててそこがいいの」と言ってたこと思い出しても、人間は枯れるということがないのかなぁ。その夫である祖父は大晦日に「藤あや子を一回抱きたい」と発言して紅白見てる家族を凍らせてたけど、そういう色気があった頃はまだ元気だったもんなぁ。

「うちのおばあちゃんはアキラ100%が好きでテレビであんな男前の綺麗な裸がみられるなんて良い時代になったと言い、そのうちちんちんを見せてくれるかもしれないとTVの前で楽しみにしてる」というTwitterの呟きを見て微笑ましい気持ちになりました。わたしもそんなおばあちゃんになりたい。

 

ほんとにアイドルの裸でキャーキャー言える世の中で良かったです。無理矢理絡めていきますが、本日中部地方ではシゲが司会したNHK広島『いのちのうた』が放送されました。TLに流れてくる画像に、2017年の夏にNEWSとシゲのファンで良かったな~ってしみじみ思いました。この平和がいつまでも続くように私もしっかり行動しないと。全国放送は来週17日の深夜です。是非観てください。

 

さらに蛇足ですが、

ananのグラビアを飾ってほしいジャニーズは、V6坂本くん、WEST桐山くん、エイト丸山くん、JUMPゆうやが有力だと思ってます、私的に。どうやって女性を抱くのか興味がある。丸ちゃんはそんなキャラじゃないだろうけど溢れでるフェロモンをマガジンハウスがほっておくわけがない。

NEWSシゲは抱かれたい男というより、『抱きたい男』のカテゴリーです。

深夜のテンションで書きましたがどうしよこれ、アップするかな、、ま、いいか。

 

横山さんのananでの仕事ぶりとシゲのいのちのうたでの仕事ぶり、歌いっぷりは2017年夏の必見だと思います!ではまた!

John Hiromu Kitagawaとジャニーさん:「ジャニ研!」読書感想文

 前々回、戦後日本とアメリカとジャニーさんに興味があると書いたら、記事を読んだ方から「ジャニ研!」(原書房)という本をお薦めされたので早速読んでみました。*1

私がぼんやり思ってたことがしっかり文章になってて、とても面白かったです。特にハッとしたのが、ジャニーさんについてこう述べた箇所。

彼は戦争に勝った国から敗戦国にやってきた進駐軍の一員であって、まず日本のこどもに野球を教え、次にポピュラーミュージックという芸能を教えた。この二つはアメリカを代表する文化ですよね。彼は合衆国から日本人たちに民主主義文化を教えに来た人間なのだ、とわれわれは考えてみることにしました。こう考えるといろいろと腑に落ちるところがある。

 

そうだった、ジャニーさん、本名はJohn Hiromu Kitagawaというのだった。

 

ジャニーさんはアメリカ人

Johnny'sって英語で書くたびに違和感がありません?ほんとはジョニーズですもんね。Johnがジャニーさんになることで見えなくなった部分って確かにある。例えば、私たちオタが「トンチキ」と言って片付けるジャニーズ的なもの.... ジャニーズミュージカルだったり、衣装だったり、グループ名だったり。

とりわけ、時に私たちを唖然とさせるジャニーズ独特のジャポニズム。例えば、太鼓叩きがジュニアの必須科目だったり、滝沢歌舞伎の変面だったり、光一君の階段落ちだったり、スシ食いねぇ!だったり、忍者だったり、関西文化への思い込みだったり、あれが「アメリカ人が考えた日本」ならば合点が行きます。

あれらは単にジャニーさんの素朴な誤解によるもの(例えば中国=パンダみたいな)で面白くしようとか、狙ってやってるわけではないのですね。ジャニーさん自身もよく「僕はアメリカ人だから」と仰ってますが、あのルックスとキャラとニックネームのせいで意外と見過ごされがちな気がします。私もこの本で改めて「ジャニーさんはアメリカ人」と気付きました。

余談ですが、『ジャニ的オリエンタリズムの結晶、忍者のデビュー曲「お祭り忍者」(1990年)のコンセプトはおそらく、美空ひばりジャネット・ジャクソン。曲もダンスも色んな意匠を取り入れて大変なことになっている』とあり、

非常に意欲的であったが、当時はジャニーズという超個性がまだ世間に受け入れる耐性が付いておらず、ジャニーズ的にもまだこなれていなくて、時代的にも理解不能のレベルでシリアスに提示されてしまったんじゃないか、と。

と述べていたのがウケました。 私も当時、これをどう理解していいのか戸惑い、キレキレのパフォーマンスに恥ずかしさすら覚えてギャグにせずにはいられないというか、そういう感じでした。あの頃は「外国人からみた日本」というのがまだこなれてなかったんですねきっと。でも今なら大丈夫!この三十年弱でジャニーズへの耐性バッチリ。2020年を見据えてそろそろ和風が来ると思ってます。

 

 

なぜジャニーズランドができないのか

ジャニーさんのメンタリティは、ワシントンハイツに住んでたころのJohn Hiromu Kitagawaのままなのではないかと本では述べ、その理由として、ジャニーズランドを作らないことを挙げていました。もしジャニーズがジャニーズランドを建設し鉄道を引いて宅地造成をするなら経済効果いくばかりかと思いますがそんな気配はありません。まぁこれは洒落の範疇だとしても、ジャニーズは客席数703席のグローブ座の他には常設劇場を持たない。(その規模からいっても、グローブ座は稽古場のようなもの、と筆者は述べています)あの規模の売上があるのにこれってけっこう不思議。

 

宝塚もウォルトディズニーも自分たちの街を作ることを目標としていた(実際、宝塚は鉄道を引いた*2)ことや、LDHEXILEの事務所)が中目黒に関係施設をバンバン置きEXILE村化したり、ダンススクールを全国各地で開いたり、多角的企業化して自分たちのテリトリーを広げていこうとしているのと対照的。つまり、宝塚の創始者が持ってたような、芸能と都市開発を結びつけるような発想をジャニーさんは持たない。

この本ではこれらの理由を、アメリカ人のジャニーさんは日本に定住するつもりもなく、国家とか政治とか領土とかに興味がないからだとしています。

面白かったのが、EXILEの「ベンチャーで、男らしくて、こだわりがあって」みたいなものは基本は大和魂に根差した感覚。石原慎太郎氏が東京五輪誘致のポスターにEXILEを使ったのと同様。長身でガタイのいいオトコが美しいという感覚含め、石原氏やEXILEが持つ感覚はジャニーさんにはないと述べた箇所。そして、

ジャニーさんがやりたかったのは、本当に純個人的な欲望に基づいていて、政治的なところがほとんど感じられないよね。一生マイノリティというか、成り上がる感覚も薄いし。このあたり彼の複雑な出自が関係してるのかもしれませんが....。

ジャニーさんも2020年の東京オリンピックには並々ならぬ熱意がおありのようですが、それは国家的な話でなく、ごく個人的な思い入れからだというのはジャニーさんの言動から何となく伝わってきます。

 

 

メジャーなのにマイノリティ

上で述べられてた、ジャニーズのマイノリティな感覚すごくよく分かる。特に少クラを観てるときに感じる秘密結社感。ジャニーズというのはタレントもファンも、ジャニーさんというマイノリティな人間の感性を共有することなのだなと思います。

筆者たち(3名の方でこの本は書かれている)曰く、ジャニーズの凄さは一つの事務所で男性アイドルをまかない続けたところにある。汚い手を使ったこともあっただろうが、それ以上にアイドルの発掘と成長に結果を残し、160センチぐらいの華奢な人がカッコイイという美意識を植え付けることができたのがすごい。ジャニーズがなければ日本のイケメンは石原裕次郎加山雄三のイメージのままだったかも。戦後日本の男性のルックスに対する美意識を書き換えてきたのがジャニーズ。

 

少し話変わりますが、美意識の変化同様、恋愛においても男女関係の変化をもたらしたのがジャニーズだと私は思ってて、ジャニーズソングの中で歌われる恋愛のなにが私好きかって、男の子と女の子が平等なことなんですね。オラオラしてる曲もあるけど、本流は「君はそのままで素敵だよ、いつでも君の味方だよ」って歌だと思う。これが戦後日本の歌謡史にジャニーさんというアメリカがもたらした民主主義だとしたら面白いですね。

今やそれ(男女平等や、男はマッチョでなくてもいいという考え)はもうマイノリティーではないのかもしれないけど、今の世の中でも女の子が感じるであろう生きづらさを、マッチョではないジャニーズの男の子がフワッと救ってくれるのがジャニーズの素敵なところだな、って私は思っています。それは一昔前まで女みたいに髪を伸ばして女みたいに踊って歌うと揶揄されてきたジャニーズタレント本人たちにとっても同様。

 

ジャニーさんの構成要素で、僕は最初ゲイオリエンテッドな文化であるという要素を多く考え過ぎていたけど、本当は第一にはアメリカ人要素があって、同時にミュージカル要素、そのあと進駐軍要素、その次にやっとゲイセンス的な要素が来ると考えなくてはならない。

 

これは本当にそうで、私含め、世の中の大多数の人にとって「ジャニーさん=ゲイ」というイメージが先行してジャニーズというものが見えづらくなってると感じます。戦後日本にもたらした民主主義だと思うと、見方が変りますね。

とにかく、色んな面においてマイノリティーな存在であったジャニーさんがこれだけ人を惹きつけてメジャーを作り出したことは本当に興味深いです。ジャニーズの作り出す世界がジャニーさんという個人の発想であることにとても魅力を感じるのです。

 

この本、他にもへぇ~って思うこと沢山あるのですが、ひとまず私的に一番なるほど!と思った部分を取り上げてみました。2012年発行で今とは状況変ってる部分も多いですが、とても内容のある本でしたので興味持たれたら読んでみる事をお薦めします。

 

*1:『ジャニ研!ジャニーズ文化論』 大谷能生速水健朗、矢野利裕 著(原書房

*2:阪急電鉄小林一三は乗客数増加のために大衆娯楽施設を建設した。つまり先に鉄道あきり。なのでここは少し訂正。宝塚の他にも沿線の宅地造成販売やターミナルデパートの建設など、小林一三の作り出した文化もとても興味深いです。コメントで教えて頂きました。