行ってまいりました!1年越しのツアー「NEWS LIVE TOUR 2020 STORY」。タイトルからも分かるように、去年やるはずだったツアーが中止延期でのびのびなったうえ、4人でやるはずだったのにいつのまにか3人でやることになってた、というそれはもう大変なツアーの初日が今日、だったわけです。(実際は一週間前の札幌公演が初日だったのですがそれも延期になったので今日の横浜公演が初日に)
そもそも2017年からグループの頭文字をとってコンサート4部作にするという、アイドルとしてはあまり類をみない方法で作られた物の最後の作品という、既にかなり意味が乗っかってるところに加えて、メンバーがひとりいなくなったという、この状況。
さぁ、NEWSどうする!
結論から申しあげますと、涙腺ガチガチ女として生涯を過ごしてきた私が、膝を折り曲げて嗚咽をもらしながら号泣してしまいました。
私がどれくらい泣かないかというと、朝のニュース番組見て泣いてる夫の顔見て(顔洗ってちゃんと拭かなかったのかな?顔濡れてる。)って思うほど、「泣く」という行為が身に付いておらず、人がそんなに泣くということが信じられないと思っている人間です。信じられなさ過ぎてTwitterで「みなさん、よく泣いてる絵文字😭使ってますけどそれってほんとに泣いてるんですか?」ってきいた経験あります。
その私がうぇーーーーん!とマスクの中で声をあげて泣きながら隣の友人の横顔をチラ見したら友人はもっと号泣中でした。(フェイスシールドにできた涙の跡を公演後にみせてもらった)
何で私が泣いたのか。音外したり声出なかったり泣いちゃったり、必死に「STORY」を完結しようとするNEWSの姿に泣いちゃったのです。それだったら今までのコンサートでも泣いちゃうはずなのに、今回に限って肩を震わして泣いたのは、やっぱり元々4人でやるはずだったツアーを、内容はそのままで3人でしてる、そこに至る3人の、特にまっすーの悲しみや寂しさ、いつもは表に出さない葛藤、そういうものが私の胸にせまってきたからだ、と思います。感慨深いとか、出来て安心した、だけじゃないものを涙から感じたのです、、印象です。
手越パートは3人で分け合って歌い、手越ソロ曲がないだけで去年4人でやるはずだったツアーそのままでした。シゲが以前「できるだけ当時のままで」と言ってた通り、LIVE TOUR 2020は2020のままで、という決意を感じました。
ものすごく語弊があることは承知のうえで言うと、旅の途中に不慮の事故で仲間がひとりなくなったがこの旅を終えることで彼の弔いにもなる、みたいな感じ、、、、
手越君はいないし、名前や映像もなかったけど、不在の存在としてそこにあって、不在の存在として4部作を終わらせたかったんだなぁNEWSは。と私は感じ、彼ら4人が共に過ごしてきた日々の長さと深さを思いました。
だからてごちゃんを中心にNEWSを今まで見ていた人は、今回のコンサートを見に行くこと躊躇する気持ちも勿論あるだろうけど、NEWSとしての手越君を見届けるような気持ち、完結するつもりで見に来るのも全然良いと私は思います。その気持ちはある種NEWS自身の持つ気持ちと近いところじゃないかな。
友人が「私はNEWSが4人の時に好きになったから、今の3人になったNEWSがNEWSなら、じゃあ2人になってもそれはNEWSなのか?」と言い、確かにそうだな、、、と思いました。9人でも8人でも6人でも4人でも3人でもNEWS。じゃあシゲと増田だけでもNEWS?小山と増田だけでもNEWS?シゲと小山でも?それはコヤシゲじゃない?
........結果、メンバーの頭文字や人数や年号を用いない、どうとでもとれるシンプルで大人っぽいNEWSというグループ名を付けたジャニーさんってやっぱ預言者!というところに結論落ち着きました。
「NEWSとは概念である」と、概念という言葉を用いてNEWSを説明しだしたシゲ、さすがうまいこと言いだしたなと思ったのですが「これってNEWS的じゃない?」で普通に他のアーティストをカテゴライズできるシゲもスタッフもやべぇな。
『NEWSのメンバーが一番NEWSに魅入られてる説』ありますからね。
NEWSという概念に。
NEWSという哲学を考えずにはいられない。
と、こんなことを考えてる私も結構異常だという自覚あります。
NEWSってそういう、人の磁場を狂わせる何か、を持ってるんです。
よく知らない人がみたら中堅ジャニーズグループなんですけど。
私もそう思ってたんですけど。
なんか、、、なんでしょう。うまく言葉にできない。
人をおかしくさせるものを持ってます。
静かに狂ってるというか。。。。私だけではないはず。
先ほど私、2人になってもそれはNEWSなのか。って言いましたがシゲとまっすーの2人ではNEWSではない気がしました。やはり慶ちゃんの存在は大きく、リーダーになるべくしてなった人だと、今日のコンサート観て思いました。静まり返った会場をうまく温めてたのも、メンバーをうまくフォローしてたのも慶ちゃんだと思いました。はっきりいってさらに好きになった。慶一郎さん素敵。
そんな慶ちゃんに「小山さん小山さんなにかお知らせあるんじゃないのぉ」と新しく決まったお仕事の話をさせようと慶ちゃん1人に可愛く笑いかけるシゲが超可愛かったです!!!
シゲはずっとかっこよくて可愛くてピアスしてて髪の毛伸びてきてくるんくるんしてたと思ったら後半ではやっぱりヘアセット変えてきて、どっちもたまらんでした。まっすーと慶ちゃんが泣いたときもシゲは泣いていないように見えたけど、感情の高まりを歌唱にぶつけてて、声がとっても良くでてて惚れちゃいました。
驚きの神席で、歌うシゲの後ろ姿が近くにあったのですが、そのシゲの後ろ姿越しに観客を見、そうかシゲにはこういう光景が見れてるのか、、、、と思い、そのしなやかで幼少からのジャニーズ仕込みのダンスの色気にあてられ、正面向いて歌うシゲに(私が死ぬ時の走馬灯で見るのはこのシゲかもしれない)と思いました。いやもうほんとにかっこよかった。キラキラが発光してました。でもリアルなの。ますますリアル。
髪の毛真っ青に染めてきたまっすーは、、、、、今日のまっすーはソロ曲を何度も間違ってやり直したり、泣いたり、すこしふわぁっとしてた。ふわぁっとしてたって言い方でいいのか分からないけど。そのまっすーが泣いて泣いて。泣いて歌えないぐらいの曲があって。そのまっすー見て号泣の私。『泣いた青増』って今名付けました。(泣いた赤鬼のもじり)
両手広げて観客のパワーを浴びるまっすーは、特殊な環境で育ってきた普通じゃないのに普通の男性で、でもやっぱり変わってて、この人ってやっぱり不思議な人だなぁと思いながら「まっすーを守りたい!まっすーを抱きしめたい!」とおいおい泣いていた私。
アメリカ人でもないのにすぐに「ハグしよハグ」っていう私は、また軽率にNEWS3人をハグしたくなったのですが、ガーっと走っていってハグしたい!と思う瞬間が何度もありました。シゲとか「おいおい」って言いながら普通に受け止めてくれそう、、、
そんな感じに『圧倒的30代男性のリアル』でした。姫要素の高かった手越君がいなくなったことで、30代男子のリアルが鮮明になって、そりゃもう大変でした。3人とも、より素の自分を出すようになってるし、アイドルと本人の間のギャップが無くなっていく感じがします。だから私はNEWSが好きなんですけどね。ステージの上でキラキラの夢を見せて欲しいとは思わなくて、その人をまるっと好きでいたいと思うタイプなので。
圧倒的に蛇足ですが、シゲのソロ曲のところでシゲの息継ぎが非常にセクシーで、「おおっ!」と思いました。希望者居れば私が真似しますので。ハッ..アッみたいな感じ、、、いや、アッ..ンン..かな、、、
ネタバレしなくても伝わりますかね、、、こんな感じで。
うちわを作るにあたって、NEWSにいいたいことがありすぎた為迷って文面決めれずTwitterで投票してもらったら(便利)、わりとぶっちぎりで「NEWSに会いたかったよ~」という選択肢がトップだったので、作りました。
「NEWSに会いたかったよ~」ってうちわを持ってNEWSに会いにいって、生のNEWSを感じて、そして帰ってきて、もうNEWSに会いたくなってる。
そこがNEWSの一番恐ろしいところです。
さっき会ったのにもう会いたい。
♪あしーたもあいーたい♪
まさに恋(旧仮名遣い)
目をつぶればそこにNEWSがいて、明日も会えそうな気がする。
そういうグループです、NEWSって。
でもみなさん、ご安心ください。
NEWSからビンビンに感じました、どんどん活動していくこと。仕事の匂わせとかじゃなく、姿勢の、彼ら自身の人生の方向性の中にこれからもNEWSが入ってることを感じました。アイドルを演じるのではなく、普通の人間のままアイドル化していく、、、
だってNEWSは概念ですしね!
これからもずっとシゲのファンでいられるし、ずっとシゲの活動追えるな~ってそれだけで私はもう幸せ満開です。
一生NEWSを推し続ける!
そういう気持ちになって帰ってきて、そしてまた会いたい。
なんとか無事にオーラスまで完走できますように。
この大変な世界で、少しでもみんなが楽しいって思える瞬間が増えていきますように。
これからもNEWSに沢山の幸せを与えられるファンでいたいです。
あ~もう会いたい。
心の叫びうちわ。~(にょろ)に思いが込められたと思ってる。