なんでわたしはいつになっても....

(※モダンボーイズのネタバレ若干あります)

 

ほんとに、自分キモいキモいキモすぎるって思うんですけど、また語ってもいいですか?

もはやシゲの活動を追うことを「アイドルが好き」の一言で片づけることができず、その存在をこの世の神羅万象、哲学、人生、過去現在未来に重ね合わせ日々を送っていることは、このブログを読まれているかたはご存じかと思います。

ランチの刺身定食を食べながら夫に切々と、「モダンボーイズと戦争、コロナ、そしてシゲが今この舞台で主演をすること」について語り、仕事や家庭や日本について話題を展開しつつ

 

シゲってTVで見るより実物のほうがずっと綺麗なのよ、、、、、

 

と、夫にとってはさほど重要でない情報も入れずにいられないほど、今日もやられていました。

目を閉じなくても浮かんでくる舞台上のあんな表情こんな演技。わたし、頭の中にあるものを文章化したいタイプなんですね、って最近気付きました。自分のためだけの日記でもいいんですけど、人に向かって書くと風通しが良くて健康的なものになる気がするので、もし良かったら聞いて下さい。

 

ちなみに、ガーっと気持ち高ぶった時は「NEWS恋ノート」を取り出してパラパラっとすると少し落ち着くような気がします。今日の午後も、マチネ終わった興奮で(行ってない)たぎって開きました。NEWS恋ノートもこんな安定剤に使われるとは思ってなかったでしょう。『シゲくん語録』って書いてあるページの中に

小山「シゲが自分の代わりに小説書いてくれってすっごい怖い顔して迫ってくるの~。シゲの目力.....夢でも半端なかったわ~。俺には無理って言ってるのに、手越もまっすーも書いてくれたから、次は俺だって....」

って書いてあるの見つけてちょっとププってなりました。その時の私もこの場面にププってなって書き留めたんでしょうね。なお、その直前にはこうありました↓

シゲくんは照れたように目を伏せて、それからもう一度私をみた。「あのさ、このあとって時間ある? ご飯行けたりしない?」

 

シゲに心をぐっと掴まれるたびに、

ドキドキするから.....好きになるからやめてよ.....なんでわたしは.....いつになっても、シゲくんが好きなんだろう.....

と、久々に彼と再会してやっぱり好きになってしまう、NEWS恋のヒロインちゃんのセリフが頭の中に浮かんできます。

 

ドキドキするから、、やめてよ、、、なんでわたしはいつになっても、、と思う私と、キラキラとした圧巻のスタァに目を見張り「シゲ!とっても綺麗よ!」と心の中で賛辞を送る私、そのふたつが新国立劇場の観客席で共存してました。

どうやったって好きにならずにいられない。

 

舞台が終わって踊り子さんたちと楽しそうに歓談してるところに夢子がやってきても、一瞬だけ彼女をチラッとみて目をそらし「お疲れ。」って言うところも、そのあと二人だけになって、他の人たちと楽しくしてるのみるとやっぱりやきもち焼いちゃうって言う夢子に「だからそっけなくしてるだろ?」とほほ笑む顔も、

 

「菊谷さん、ウイスキー飲みましょうよ」って言ってグラスにウイスキーを注いだところで入隊することを聞かされ「え...」と、ショックを受ける顔も、

 

まだ本格的にエフリィになる前、一座が楽しく踊ってる時、端の方にいてその場の雰囲気にニコニコと楽しそうな笑みを浮かべる顔も、

 

その直後に夢子と体がぶつかって、えへへって照れ笑いを浮かべる顔も、

 

あーーーーーーーー

もうどれも好き。もう毛布かぶってる姿すら好き。

 

こんな時間まで起きて悶々とブログの画面を開いて茫然としてるのは、寝たらまた記憶がひとつ減っていくのが勿体なくて、明日また仕事いっぱいあるのに、寝たくなくて。でも、こうしてるうちにも記憶は確実に薄くなっていって、、、、あーーーー

 

レビューは薬なんですよ!死にそうなおじいちゃんもレビューみたらしゃんとなって帰るじゃないですか!と語る夢ちゃんに、「あーまさにわたし。。。」って今思い返してます。コロナのなか、誰とも会わずに家にずっといて、でもNEWSとシゲのことになるなら家を出て、そこで生きる力を貰ってきたこの一年の私だ~って。

浅草のレビュー小屋にお金握りしめて通っていたのは私だったって思いました。

それは幸福なことで、そんな幸福を独り占めしないで世の中に回したいって思って今も記憶箱の中から奏やエフリィを取り出そうとしてるんですけど、それはまるで夜店のわたあめのように儚く、、、、

あとに残るはキラキラとした幻影と、幸せだと思った自分のこころ、、

言葉にできない自分にふがいなさを感じる。

 

なぜ人は物語をこんなにも求めるんだろう?物語の力をみんなが知ってるからだろう。物語の力は良くも悪くも長くは続かないのかもしれない。だからこそ人は新しいものを常に求める。

 

4月9日の吉川英治文学新人賞の贈呈式で語っていたシゲの言葉が心に残りました。

良くも悪くも、と入れるところが好きだなぁと思いました。

良くも悪くも、なんですよね。語られた物語の効力は続かないんです、時は永遠じゃなく流れていくから。でもそれをとどめたくて、人はこうして文章にして抗いたくなる。

 

 

人の人生も物語になるのかな。

菊谷の人生は物語になってしまいましたよね。

て、いうか、あそこにいた人たち全員もう死んでる(寿命的な意味で)から。

って、思うだけで「奏~!」って泣きたくなる、それくらいハマってしまいました。記憶は薄くなるのに、出ていってくれない。一番タチがわるいやつ。

こうして、私とシゲの物語も、良くも悪くも長くは続かないんですかね?

それが嫌でブログなんか続けてるのかな。

どんだけ我が強いんだよっていう。

これって、自分でコントロールできない、「アイドルを好きでいること」に繋がっていきそうですね。はじめて好きになったアイドルがシゲだったことも、なんかの意味があるんでしょうね。

ずっとずっと好きで居させて欲しいって思って、なんとか物語を引き延ばしたくって。

 

切ないねぇ~

切ないけど、楽しい。

今回モダンボーイズを見られなかった人たちにも、巡り巡ってこれに相当するなにかがありますように、と願わずにはいられない。

 

アイドルは刹那だけど、シゲはそれも取り払ってくれるんじゃないかって、私は思ってます。そうじゃないなら、私が永遠にする!この気持ちを!という覚悟。

午前3時にわたしは何をかいて、なぜこれを世界に向けて発信してるのだろーか。

 

不思議、、、

わたしほんと、本来はこういう人間じゃないんですよ。

中年期になって訪れた青春だな。

 

来世でもシゲに会いたいな。

会えると思う!

来世ではもうちょっとシゲに近づきたい(強欲)

 

こうして、私がいるのも何かの物語で、その物語の中にシゲもみんなもいるんだと思うと、ちょっと心休まって「NEWS恋ノート」が必要ないかも、という気になってきますね。

 

あした、じゃない今日!

今日はモダンボーイズの東京公演最終日です。

あと9時間後には東京での最後の公演が始まっている!

ここまで来れてよかった、、、、、、

大阪も、なんとか繋がりますように。

なにとぞよろしくお願いいたします。

 

おやすみなさい。

 

 

「NEWS恋ノート」とは、2018年から2年間にわたりGREEから配信されていた、NEWSと恋できる携帯ゲームを、日記風にまとめていた私のノート。門外不出。と言いながら見せたがる。

yuzukonbu.hatenablog.com