はてなブログの「QUARTETTO」全曲レビュー、楽しく読ませてもらってます!みなさんすごいなー、こんなすごいファンたちがいるNEWSはすごいなー、みなさんの文章にうんうん頷きながら読んでます。
そんな中、「お前は何を言ってるんだ。」と言われる記事あげちゃいます。
初回盤特典の『Theme of "QUARTETTO"』のMVメイキングで増田さんが「もともと、僕がメンバーにこういう映像が撮りたいんだって話したところからスタートした企画」と、この素晴らしいMVが増田案であるのを明かすのを見て、私の脳内スイッチがピコン!と点滅しました。
増田貴久こそ、ジャニーズ事務所の幹部になるべき人材である、と。
ジャニーズ事務所の役員にタレントが名を連ねていることはよく知られてますね。その是非はひとまず置いておいて、そんな前例があるのであれば、将来の幹部候補生としてぜひNEWS増田貴久さんを推薦したい。ジャニーズの未来を案じる、いちジャニ愛好家の一人として提案します。
状況証拠を積み重ねて犯行を導き出すという検察のような手口でこれから話を進めますが、「増田貴久幹部待望説」には確信があります。多分に私の想像がはいっておりますが、増田氏がジャニーズ事務所の幹部にふさわしい11の理由を挙げますので、ご拝聴頂ければ光栄です。
1.発想が独創的でプレゼンもできること。
まずはこれ。MVの件でも分かるように、増田さんは独創的なアイデアマンです。そしてそれを他者にきちんと伝える力もある。
走り続けるには常に新しいアイデアが必要というのは企業経営上、明らかなこと。
増田さんは理論的に話すのは苦手とのことですが、増田発案による演出や衣装に対するメンバーとファンの信頼の高さを見るにつけ、高い発想力とそれを実現する実行力があるのは確か。
2.ジャニーズのさまざまな現場を見ていること。
ジャニタレが自分のグループ以外のコンサートや舞台を観覧することはよくありますが、増田さんは特に観覧率が高い。先輩後輩、ライブに舞台、さまざまな現場で目撃されています。
事務所側からのプロデューサー増田への期待値の高さもうかがえます。さまざまな現場をみることで、増田さんのジャニーズはじめエンタメへの総合的な理解が深まっていくのは想像に難くない。
3.トレンドを見据えるのが得意なこと。
増田さんのソロ曲といえばダンスナンバーというのが定説。ガシガシ踊るソロ曲は世界的な音楽トレンドを感じさせるものが多いです。
小学生からジュニアの典型的なジャニ育ちでありながら、別フィールドの音楽も自分のものにする積極性と柔軟性が増田さんにはあります。彼のファッションセンスからも、時代の空気を掴むことに長けていることが分かります。
やや時代に遅れがちなジャニーズ事務所。増田さんのようなトレンドに敏感な人材はぜひ欲しいところです。
4.裏方の仕事が好きなこと。
NEWSの他のメンバーが帰ったあとでも残ってコンサートの演出などを考えている*1増田さん。メイキングなどでも本当に裏方の仕事が好きなんだなということが伝わってきます。
表も裏も熟知しているタレントが貴重なことは言うまでもありません。
5.初心を大切にしてること。
実はこの点が増田さんがアイドルとして最も優れているところだと私は思っています。
KinKi Kidsの東京ドームコンサートのダンサーとしてはじめて舞台に立ったのは小学6年生の時。踊り場から観客席を振り向き「なんでこんなにたくさんの人が同じ予定で同じ時間に集まったんだろう」と増田少年は思いました。その感情を忘れることなく、今でも口にしています*2。ジャニーズとしての最初の感動を大事にできる彼なら、事務所が本来目指す理念を遂行できると思います。
6.ファンの気持ちが分かること。
コンサートの構成や衣装などNEWSのことを考え、どうしたらお客様に喜んでいただけるか常に考えている増田さんは、消費者のニーズに敏感です。ぜひその手腕をジャニーズ全体の経営に生かしてほしい。増田さんはネットをほとんどされないそうですが、それが本当だとしたら、あのファンのニーズを読み取る力はすごい。
加えて、NEWSの活動における苦難の時代を乗り越えてきたことで、ファンとタレ、両方の気持ちがわかるという点も強く増田氏を推したい理由のひとつ。
7.スキャンダルがないこと。
スキャンダルの有り無しはタレントとしての資質や能力には関係ないと私は思います。しかし、やはりスキャンダルがある人というのは足元がすくわれるもの。しかも現代のネット社会ではたった一度の失敗も半永久的に掘り返し続けられるわけで、なるべくなら脛に傷がない方がいいでしょう。
また、縦社会でもあるジャニーズ事務所においては「後輩にしめしをつける」のも大事ですので、その点スキャンダルのない増田さんは外部内部共に批判をクリアできます。
8.いわゆる大スターではないこと。
もちろん増田さんはスターです、でも世間の誰もが知ってる大スターではありません。
ということは、一般人に近い目線を持つことができるということであり、ジャニーズがお客様に優しい事務所になる助けになります。
また、増田さんはジャニーさんのそれほどお気に入りでなさそう*3なので、他のジャニタレからの嫉妬も回避できます。出世にまつわる男の嫉妬というのは非常に恐ろしいものですから。
付け加えるなら、大スターでない増田さんが幹部になることで、先の見えにくいジャニタレにとっての良いサンプルになれるというメリットもあります。
9.後輩に慕われているということ。
SexyZoneの松島聡くんはじめ、まっすーファンを公言する若いジャニタレは多いです。どの先輩も敬うべき存在なのがジャニーズの縦社会ですが、口先だけでなく本気で憧れている、増田さんを慕う後輩にはそういうムードを感じます。
歌や踊りに加え、ビジュアル、グループの2番手3番手な立ち位置、しかし実際は濃いオタがついていること、演出衣装等を任せられているところ、などから三十路を迎える「まっすー」は今後さらに後輩の尊敬を集める存在になるでしょう。
増田さんのアイドルとしての技術、演出家としての参画、日常面での素行など、貶される点がないのもポイント。人の上に立つのには人望というのが何より必要ですから、増田さんはそこも問題ありません。
また、増田さんの人見知りしない人当たりの良さというのも、幹部として沢山の人と接するのに役立ちます。
10.高学歴でないこと。
最近は高学歴ジャニーズが増えました。増田さんのぞくNEWSの現メンバー3名もそれぞれ立派な学歴を持っています。そんな中、ストリートの知恵でこの厳しい芸能界を渡り歩いてきた増田さんの才覚はもっと評価されてもいいはず。
おそらく、ジャニーズ事務所は今後外部から有能な人材を経営陣としてもってくるでしょうから、その時に増田さんのような生粋のジャニ現場育ちの感覚が、それらブレーンたちに重宝されることと思います。高学歴の人が陥りがちな机上の論理でなく、ファンの感覚を肌で理解している増田さんは貴重。
11.頑固であること。
頑固というのは裏返せば、意志が強いということ。
この激動の時代において、ジャニーズの伝統を守り抜くためには、増田さんのような揺るぎなさが希望となりえます。はじめてステージに立てた時の喜びを忘れないのも彼が頑固であるため。アイドルとしての理想を持ち続ける、そんな増田さんなら、ジャニー喜多川氏が事務所を作った時の最初の意思を受け継いでいくのも困難ではない、そう思います。
以上、増田貴久氏がジャニーズ幹部になるべき11個の理由です。
先月のKちゃんNEWS(2016年2月9日放送分)でシゲと小山に「まっすー最近頑張ってるし、楽しそうだよね。一時期は色々悩んでいたんだろうけど」と言われた増田さん、実はアイドルとしての方向性に悩んでいたのかもしれません。でも今は吹っ切れたようなので、心中を勝手に察し、将来的にこのような立場になるのもありなんじゃと思いました。増田さんとジャニーズを愛する者として一つの希望的考察です。
ええ、ネタっぽく書いてきましたが、私けっこう本気です...!
「おはよーございまーす」と登場する執行役員。