2019年「こじらせ」のその先に。

「こじらせ」のその先に。

 って、空港の壁に掲げられてる広告みたいですね。嵐の写真がついてそうな。

 

行ってきましたよー!京セラドームの元日のコンサート。

 

ホテル着いて鏡見たら片耳のピアスが無くなってました。京セラかどこかに落としてきたみたい、緑色の石がついたピアス。シゲから電話あるかな?「もしかして○○さん、ピアス落としてない?おかしいな、○○さん以外に思い当たらないんだけど。」って。友人に「それってシゲに気があるんじゃないの?」って言われても「○○さんはそんな人じゃないですよ」って言うの、シゲが。また会うことになって。で「可愛いね、そのピアス、彼氏から?」って言われて…

 

ええ、まるっとNEWS恋シゲ本編ですけどね!

 

でも大阪に緑色のピアス落としてくるなんてなんかロマンティック~って、お気に入りだったのにちょっと嬉しくなっちゃいました。(BGM:大阪ロマネスク)そんな妄想から新年スタートです。

 

ところで、わたしの亡くなった祖父はお坊さんで、去年の6月には「おじいちゃん!アイドルのファンって修行なんだね!」って報告したくなったんだけど、年を越して「おじいちゃん!煩悩とは!?」って飛行機の窓からお空に話しかけたくなりました。

 

除夜の鐘は108回で、それは人間の抱えた煩悩の数らしいんです。子どもだった私は百人一首の札で何回鐘をついたか数えていたんですけど、ゴーンゴーンゴーンという鐘の音とともに、パラリと百人一首をめくるとそこにはシゲのあんな顔やこんな顔やあんな体があって、5枚に1枚ぐらいはメンバーの顔で、っていう幻覚をおぼえました。

 

ゴーンゴーンゴーン…無事108回鐘ならしました?わたしもう江戸時代のなんとかお七みたいに火の見櫓に登ってゴンゴンゴンゴン叩きまくっておじいちゃんに叱られそうです。 

 

私の煩悩のうちの7割はシゲなんじゃないかな?

そういう新年のコンサートの感想です。どないや。

 

シゲ個人への感想を一言で分かりやすく言うと、『片想いなのに抱いてしまった。』という感じです!伝わる?伝えようとすればするほど下ネタぽくなりそうで恐ろしい…

 

だってシゲがさー、どエロいんだもん。あんな顔やあんな仕草を数万人の前で公開するって、どんだけエロい人間なんだよ!

 

あれからずっとシゲのオブセッションにとりつかれてて、シゲにとりつかれてるみたい。

いや、今までもそうだけどより一層そうなってる気がする。

   

晦日は自宅にいて、紅白の純烈(スーパー銭湯で大人気のアイドル)がファンの女性たちと共に登場して、うちわ持ってキャーキャー両手ふるファンの人が、まるで私の姿を見せられてるようで脇の下に汗かきました。ジャニーズという高級ブランドで見えにくくなってるけど、「若い男に熱をあげるおばさん」っていう…単純化された図式にすっぽりはまる私の姿。

 

いや、しかし、元日のコンサート、私、そんなんじゃなかったです。はぁ好き…って大目に息を吸い込みながら見つめることしかできなくって、これ、接触がないほうがエロいな…って密かに思ってました。

 

グラウンドで部活してる姿を教室の窓から眺めてるだけの片想いなのに!なのに彼のあんなところ見ちゃった!どうしよう!どうにもできない!

 

ああ!もう好きしかない!

 

もう決めた!わたしずっとNEWS追うから!見届けるから!

 

好き!あーもう好き!好き過ぎて胸が苦しい!

 

これはコンサートの感想なのか....?

 

なんかもうよく分かんないけどこのべらぼうに顔がいい男性のために高所恐怖症で駅のホームすら怖い私がスタンド上部で怖さと闘いながらペンライトを両手で握り締めて(柵から近い席だったので振り回したらすっぽ抜けて落下しそうだった)立ってました。

 

しかし、しみじみカッコ良かったなぁ。ビジュアルも歌もぜーんぶ。

ステージと曲の構成から、NEWSの将来はこういうふうになるといいなぁって私が夏に思ったのが叶っていく感じがしました。

べらぼうに顔がいいけど、それでも普通の男性たちで、うまくいったりいかなかったり、日によってテンションかわったり、そういうこともあるんだろうなって思ったらなんだかとても愛おしく思えました。

 

手越君はなにか吹っ切れたかのようにカッコ良くてキリッとした顔をしてました。はじめて手越君に男を感じました。慶ちゃんのマイクの音声の調子が悪くて音が飛ぶ箇所があったように思うんですけど、その対応が何もなかったようにジュニアとわちゃわちゃするのがすごく慶ちゃん!って感じがしました。慶ちゃんのキメ顔の破壊力大変なものでした。増田さんは喉の調子良かったみたいで歌声素晴らしかったです。相変わらずワイルドと可愛いのギャップが凄かった。

 

シゲに狂いつつ、我々ファンの要望をくみ取って「シゲ」を表現するシゲに、ファンが期待するシゲ(エロ含め)を越えた先にある加藤シゲアキというのはどんなもんなんだろう?ってシゲのこれからを考えました。

ステージ外では普通の30代前半の好青年だと思うんですよシゲ。なのにステージだと全然違うの。シゲのプライベートなんか知らないけどそうなんだろうなって思う。普通のシゲはわたしのオブセッションを生むような人間じゃないんです。

 

だからもう、シゲって固有名詞で彼のこと呼ぶのもためらわれて、『シゲのようなもの』ってぼんやりと抽象化したいシゲのこと。ステージの上のシゲのようなものにとりつかれているんです、私。

 

ごめん、ほんと何言ってるんだか分かんないけど!

こんなふうにさせるぐらい、表現者のシゲはすごくて、彼の未来を考えると期待で震えちゃいます。

帰宅して即「チュベローズで待ってる」読みましたもん、美津子とのベッドシーンだけ。

ラブラブデート通り越してベッドって感じのコンサートでした個人的には。だからチュベローズで復習しようと思って....。あの本のベッドシーンってシゲのファン層への戦略も入ってるよね?シゲってやっぱり賢いよねーってオタでない人に言われて、確かに!と納得しました 笑。

 

 

えーと、、

 

大阪の真ん中で初対面の友人と待ち合わせしたとき、目印にって友人がジャニーズWEST桐山くんのうちわを手にして交差点の向こうからやってきました。美人な大人の女性なんですけど、そのまま桐山くんのうちわをコンサートスタイルで胸の前に持ちながら難波心斎橋を普通に歩きました。桐山くん、アクセサリーの一部みたいだった。可愛かったな~桐山くん。なんか桐山くんに大阪案内してもらった気になってきた。

 

わたしもそんな感じにサラッとシゲうちわ持てるような一年にしたいです!でもシゲの顔面ってなんかシリアスだからサラッと持てない感じないですか?気のせいかな。好きすぎるせいかな。やっぱり今年も恋心拗らせるのかな?

 

ネットで知り合った色んな人と「会いましょうね!」ってお約束させてもらって、「はて?会うっていってもこの人混みの中でどうやって会うんだろ?」って途方にくれてましたが、席はどこ?ってきいてくれてサクッと会いに来てくれて、どうせオタクするなら拗らせてないで、これくらいの機動力は身に付けたいなとも思いました!

 

煩悩だらけだからこそ、たくさん働いてたくさん笑って清く正しく美しく生きていきたいって思いました!ほら~結局のところやっぱりNEWSくんに背中押してもらってるから~。

 

良いお年を!!!

シゲのラジオ聴いたら眠れなくなったんで起きてます…って書き出しこの一年で何回かしてると思うんですけど 笑。今年の最後の更新はやはりそんな感じで。

 

NEWSに会う前に少プレのカカオを見て一人でキャーヤバいヤバい!ってなってる私、完全に自分から当たりに行ってる当たり屋です。

 

私はNEWS以前に誰かのファンになるって経験をしたことないので、まるで山登りに必要な知識や動機を理解する前に険しい山道を登ることになった増田さん(2つ前の記事参照)のように「いやこれちょっと無理だわ…」って丸腰でアイドルファンなんてアイデンティティを自分の人生に組み込んでしまったことにいささか後悔を覚えたりしないこともなかったり…あったり…

 

いや、全く後悔はないです!!

 

素敵な人たちに会えてほんと良かったなぁって日々思って暮らしてます。

 

アイドルオタク初心者のわたしはまだ自分が新規ハイにいると思ってるので、このゾーンを抜けた時に何が待ってるのか分かりません。ズドーンと落とされるようなことや、それか、なんとなーく気持ちが落ち着いてフェードアウトしていくようなこともあるのかもしれません、もしくはこのテンションが当分続いていくのかも。

 

なんにも分かんなくて不安定だからこそ中毒性を帯びてくるってのはあるかも知れません。今!いまいまいまー!って関ジャニの歌を歌いたくなる感じで「いま!いまを楽しみたい!だって私もシゲも今を生きてるんだよ?!それってすごいことじゃん?!」ってだれともなく言いたくなるような…

 

…昔、友人が「親が貯金しろしろってあまりにも言うから『貯金はしたくないの!!私は、今にお金を遣いたいの!!!』って抗議してたら大泣きしちゃった。」って言ってたのを、いま突然思い出しました。

 

私のケースですが、歳を取ると女性も男性も安定志向になり、私の場合は仕事を辞めて家庭に入って子どもを産んでそれを感じたので(端的にいって活動範囲や人間関係が深くなり狭まる、そして将来がなんとなく既定路線で見えてくる)、そのブレークスルーの手段として無意識にアイドルを選んだような気がします。

 

で、パーンと壁が壊れたらそこはなんとも蠱惑的な世界があったんですね~

 

今日のシゲのラジオを聴きました?最後の挨拶。

『良いお年を!!!』からの『オヤスミッ』

 

良いお年を!!!ってみんなが集まった忘年会の帰り道で反対方向に帰る一団の中のシゲが手を挙げて大声で言ったかと思ったら、しばらくして電話かかってきて「まだいる?もうちょっと飲まない?」と暗に逢い引きを持ちかけてるかのような『オヤスミッ』ですよ、あれは。。。

 

簡単に惚れちゃいますよ。案の定眠れなくなっちゃってるし。夜よ踊れっつーか、シゲの掌で踊れだわ。

 

と、いう、自分の心の動きを傍観することすら、楽しいんです。ほんとにツラいときは辛いんだけど、例えば今年の六月頃とか、でも、そんな芸能人の進退に一喜一憂してる自分って面白いなぁ…なんなんだこれ…って。今日もぺらぺらぺらぺら喋ってるシゲに、なんで私、この人のこと好きなんだろ?なんでこの人に出会ったんだろ?ってふと思いました。

 

人生のなかでアイドルという存在が必要な時期なのね今は。と、冷静に思う自分と、彼らを良く思わない人からの言葉にぐぬぬぬっとしたり、彼らの幸せを心から願って、永久にこの幸せが続きますようにって祈る自分は同居してるんですね。

 

私の応援のモチベーションを一言でいうと、私の人生のクオリティーの向上に大変な貢献をされているのでその貢献にたいして金銭なり時間なり気持ちなり、なんらかのペイメントをしないと私の気が済まないので勝手にさせてもらってる、そういう感じです。

 

で、他人の人生を個人の娯楽として消費していいのだろうか?という疑問が丸腰でアイドルファンをやってる私にはいつも付きまとい、それもあって『強火シゲ担のゆずさん』と成らざるを得ないと言うか… 

 

ほんとはあんまり色んな事を考えたくなくて、かっこいい~かわいい~だけでファンやりたいんだけど、そこは加藤シゲアキという人を好きになってしまった私の負け。色んな事を考えざるを得ないんだもん。

 

ま、元々色んな事を考えがちな私にはまたとない相性のアイドルだったのでしょう 笑。

 

 

シゲ部で今年最後にかかった「LVE」と「夜よ踊れ」の選曲が、はぁ!好き!来年も好きって予感しかない!って感じでした。

 

思い出すなぁ、味スタが揺れた瞬間。もうすごく遠くに感じる!あのイントロが流れてスクリーンにタイトルが現れた時ね、ほんとにかっこよかったんだよなぁー。シゲを双眼鏡で見てた同行の友人が「ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい」って小声でずっと言ってて、実際スクリーンに映ったシゲがサングラスかけてるのを見て「いやだ!!ほんとにヤバい!!」って私も声に出ました。ちょっと濡れ髪で黒いサングラスかけてラフな格好で片方の口元をぐっとあげるシゲ。

 

あ、やっぱり楽しいですね!アイドル好きなのって。普通の生活ではまったく味わうことない感情がたくさん産まれてきて、うわぁこんな風に心って動くんだ!とか人のことってこんな風に好きになるんだ!とか今だに日々発見です。こんな風に手足って動くんだ!レベルで、アイドル好きになる以前の自分はロボットかなんかだったのか?って感じですけど…笑

 

感情殺し気味のロボットだったのかもしれません、もしかしたら。

 

だったら人間味を加えてくれてありがとうってさらに感謝は深まりますが、夫からは「NEWS好きになって人間味が増したね!」なんて誉められることもないので私の気のせいかもしれません。心のうちでは思ってるんです、アイドル好きなのって馬鹿馬鹿しいのかもしれないけどすごく尊い気持ちになるんだよ~と。

 

色んな幻像を彼らに託して、彼らの送ってくる情報の中で自分の好きなものだけを選んで私のなかで再構築してその幻を好きなだけなのかもな、結局。そう思うからこそ、彼ら個人の人生が幸多いものになってほしい、そのためにも応援したい!そういう感情でNEWS担やらせてもらってます。やらせてもらってますって 笑。

 

勝手に好きなだけで勝手なことを書いてるだけだけど、今年一年読んでくださった方ありがとうございます。

 

来年もどうなるかはわかりませんが!みなさまとみなさまの好きなアイドルと、私とNEWSの健康と躍進と幸福を願って!いい感じの一年になりますように!

 

良いお年を!!!

 

オヤスミッ

 

くぅ~シゲのやつ~。

強火シゲ担によるドラマ『犬神家の一族』感想

『平成最後の金田一耕助』って大層なフレーズを付けられた自担。さぁどうなるどうなる?ってワクワクドキドキしながら始まったシゲ主演のスペシャルドラマ「犬神家の一族」(12/24放送 フジテレビ)。

 

ご存知の通り、私はガチガチのボーボー(火が燃えてる様子)の加藤シゲアキファンなので、シゲに関しては冷静な判断ができないのですが、リアルタイムで見ながら既に思いました。

 

かなり、かなり!いいと思う!

 

今日二回目見直してさらにその感想が上書きされたので覚書くらいの感想です。

 

てか、この2時間(弱)のドラマ良くできてますね!

まず、画面がいい!ブラウン系でまとめられた画面を見てるだけでうっとりです。ブラウンの調度品や家屋や服装のなかで時折ブルーが差し込まれて(最初の殺人のときの灰皿や、手形を置いてる布とか、珠世のワンピースや金田一の足袋などは青い)綺麗。

中禅寺湖の風景も綺麗で。ボート乗り場の水面に落ち葉がたまってたり、林の中でスケキヨを追い詰める場面も、秋の空気と茶色がうまく合わさって、画面が美しい。

 

また、シゲが茶色似合うから。ぼろぼろの金田一の着物見て、着物のほころびになりたいって思ったし、金田一に乗っかってる布団見て、布団の白いカバーになりたいって思いました。

 

あ、ちがうちがう。すぐそういう事言う。

 

現代の日本で戦後直後の風景を収めるって大変だと思うんです。でもこのドラマは、画面から2018年が伝わってしまうことが無かった。そういうストレスが無いだけでもすごいと思う。ドローンを使った撮影は、きっちり現代ぽさが映らないようにされてたし、血のりも自然だったし、特殊メイクも超恐ろしい感じ(生首の断面!)だった。技術の進歩を感じると同時に、ちゃんと力が入ったドラマで、もうそれだけで嬉しい。

 

CM抜くと実質1時間40分ぐらいだからサクサク話進めなきゃいけないし、原作を改変しなきゃいけないところも。でも、お琴の先生が梶芽衣子で、青沼静馬の母・菊乃が梶芽衣子に似てるところにドラマ制作者の熱意を感じました。*1

 

あと、あの3姉妹の青沼家襲撃の場面。スケキヨのマスクの下の顔と同じく、まさか昨今のコンプライアンスで赤ちゃんへの焼き印のくだり入ってると思わなかった(石坂版にも無かったと思う)ので、やるな!と思いました。「いやぁ~怖い怖い怖い」って声に出しながら観てました。また黒木瞳が怖いんですよ。息子のためならそんなことするだろうなコイツって顔してるの。あとねー、劇中の音楽も良かったなー。夜更けに月明かりに照らされながら中禅寺湖を見つめて目を閉じ、考える金田一の顔にかぶさるプレイバック場面の時の音楽とか。

 

またその時のシゲ、いや、金田一の顔が良くってさぁ。

 

「この顔がいい!」なんてやってると話全然進まないから。

 

まず、眉毛の下の産毛、アイドル時は抜いてるあの毛が生えてるところが◎

スケキヨがマスク取った時に思わず顔をそむけるところが◎

弁護士が遺言状を読み上げてる時の顔が◎

唇を指でぐいぐいさわるところが◎

佐智が死んだあと、珠世に「何か思い当たるふしがあるんですね?」って尋ねるときの顔が◎、超◎

 

シゲの顔見てると私もシゲの顔が移りそう。眼球と目尻にグッと力を入れて唇少し開いて口角あげて....(ならない)

 

ニュ、どころか、ジャの字も発したことのない私が突然NEWSにはまったとき、夫はあっけにとられ、ていうかNEWSって誰?と、メンバーの名前も覚えようとはせず、シゲのことは『昭和のイケメン』ってあだ名で呼んでました。それが、「分かった。シゲは愛嬌要員なんだな。」と合点がいったのは、私の沼落ちからそれほど時がたってない2016年の夏、24時間テレビの番宣のために出たバラエティー番組を一緒に見ている時でした。

 

そうなんです。

 

シゲって可愛いんです。

顔もそうだし発言も声も仕草も人格も可愛いんです!

思わず「シゲwww」ってwつけて愛でたくなっちゃう何かがあるんです。

 

演技のできるイケメンは沢山いるけど、愛嬌のあるハンサムってなかなかいなくないですか。

 

シゲの舞台「グリーンマイル」を去年見に行ったときに、会場の明かりが戻って「シゲ顔がいい~」と開口一番に言う観客に、もっと見なよ!共演者とのコンビネーションとかさ!ってちょっと思ったんですけど、ドラマというのは全体像を楽しむ舞台とは違い俳優のアップが多いから「顔がっ!」って言うのは当然かと。元々映画俳優ってそういうものだったんでしょ?長谷川一夫とか....市川雷蔵とか....さすがによく知らないけど。

 

とにかく、愛嬌のあるハンサムである彼は、そこを見込まれて今回の金田一にキャスティングされたんだと信じてます。

 

1977年製作の石坂浩二版『犬神家の一族』のラストが好きって人結構いると思うんです。いつの間にか金田一のことをみんなが好きになっちゃってるって事を表したあのシーン。

 弁護士の先生は自分のお金を渡そうとするし、猿蔵は「あの人のことが忘れられないです」と花束を用意して、みんなで見送りに行きますってテンションで、しかし金田一本人は、まいったなぁ~そういうの苦手なんだよな~って一本早い汽車に乗るところで「完」。

 

原作でも金田一っていつの間にか人の懐に入ってきて皆知らず知らずのうちに情報あたえちゃう、本人はいたって普通にしてるのに。そんな感じのチャーミングな人で、殺人やだな~怖いな~でも興味あるんだよな~って感じなの。

 

今作の1時間40分という時間じゃ、なかなかそこまでのキャラを出す演出難しいと思うけど、

 

におう~におうぞ~

視聴率も良かったみたいだし!

あるな、これあるな~

 

何がって、続編ですよ!!

 

最後、「名探偵金田一耕助さん、またお待ちしてますね」って旅館の女中さんに言われてたもん。フラグ~。

 

それもあって、ドラマ放映後、横溝正史金田一シリーズの別の作品、早速買ってきました。まずは「八つ墓村」から読んでるけど、横溝正史ってとにかく読みやすいの!読む前は難しい例えとかいっぱいで読みずらいんだろうなぁ昔の本だしって思ってたけど、犬神家は1972年発行の本なの!思ったより新しいしポップなの。なんなら大正時代とか戦前の本だと思ってました。やはり残る本というのは面白いんだなぁ~。

 

最後に話変わりますけど、しかし、てごめにされるとか、処女を奪ってしまえばその男のものになるとか、松竹梅三姉妹は犬神を憎んでいながらそこから離れられないとか、男に属さないと生きていけない昔の女の悲哀を感じますね。年下の愛嬌のあるハンサムなアイドルにキャーキャー言って個人レベルでは男性と対等に生きられる今の世の中に生きられて良かった~とも思いました。  

 

最近の歌番組も良かったので年内にそのことも書けるといいなー。

金田一も走るほどの師走の忙しさよ。

 

*1:原作ではお琴の先生が実は青沼菊乃なのです!!じゃーん!

笑いと感動の完全ドキュメント 「1曲NEW魂!!!!」の感想

NEWSが険しい山を登って山頂で「生きろ」を歌う、前代未聞のバラエティードキュメンタリー音楽番組(12/20放送 フジテレビ)『1曲NEW魂!!!!』の感想です。

 

面白かった~!

まず起承転結がはっきりしててすごく見やすかった!

起:仕事の現場に個別訪問。番組の内容をサラッと伝える。

承:登山開始。まっすーが苦戦。

転:まっすー登頂断念し下山。しかし別の目的地をディレクターが示す。夜の場面。

結:翌日四人で登頂成功。断崖絶壁で「生きろ」歌唱。

 

時間の経過としては1日半の出来事をぐっと濃縮してまとめてるんですが、端々に語られない背景を感じて1時間の放送時間以上の取れ高がありました。萌えの。私なりにコンパクトにまとめます。

 

 

妙義の増田さん

たびたび「葉山の貴」とか言ってるけど増田さんを茶化してるわけじゃなくって、ほんとに増田さんって興味深い人なんです。

登山開始前、耳あてにボアついた帽子かぶってくる増田さんからは、「生息地:都心のセレクトショップ、またはジャニーズ事務所社食」の心意気を感じました。しかしその可愛い帽子もすぐ脱ぐことになりタオルにヘルメット姿に。

「見たこと無い岩場を登るのがツラい」と早々に弱音を漏らす増田さん。最初の休憩の時に渡された水筒の中身に鼻を近づけてクンクン....クンクン....クン....と匂いを嗅ぐ増田さん(警戒心が強い)。液体の匂いを嗅いで「ドーナツ?」とボケるわけでもなく言う増田さん(正解はシナモンティー)。休憩でワイワイしてる3人をしりめにもう既に一歩引いてる増田さん。

自分の頭で理解して納得しないと行動できないタイプなんですよ。言われたことを理解するのに時間がかかる人っていますよね、頭の回路に取り込もうとするから。

まっすー、ダンスのフリを覚えるのは人より時間かかるけど一度覚えたら忘れないって言ってたもん。

 

登る理由や技術や工程を頭で理解する前に登り始めたまっすーが、完全に弱気になってる姿がまぁ良かったです。いつもオラオラなまっすーが見せる意外性。

「もうちょっとゆっくり行って下さい」「離さないで」「無理かもほんと」「ほんとごめん」「ごめん無理」「こんな足震えたことないよ俺」「無理だ....」

と、思いきや、頑張れー!と声をかけるディレクターに「がんばってねとか言わないで。(指示が)きこえないから。」と冷静に言うところに、強気と弱気が交じり合いグッときました。

 

f:id:yuzukonbu:20181223025431j:plain

 この「負けました。心も10回くらい折れた。」って言ってる時の増田さんの上目使いと、日の光があたってキラキラしてるまつ毛にやられました(増田さんのまつ毛の長さは6ミリ。あまり知られていませんが、密度の濃いぎっしりまつ毛が特徴的です。美的1月号より。)

 

 

 慶ちゃんの優しさ

そんな「妙義の増田」に寄り添うように一緒にいるのが小山さん。

下からスタッフが声をかけるのを聴き取れず「え?何?」(必死で人の声が聴こえない、ちょっとパニックな感じ)と聞き返す増田さんに「がんばれ、だって」と伝える小山さん。がんばれーと言うスタッフに「ちょっと、うるさいよ!」と自分を悪い感じにしてまっすーを助けようとする小山さん。1日目終わって夜の場面で初対面のディレクターに「小山さんはほんと優しい人」と言われて微妙な表情を浮かべる小山さん。企画を最初に説明される時に「小山さん向けの企画」と言われる小山さん。私服が可愛すぎる小山さん。(NEWSICALの時も思ったけど好きなセーターのブランドだけ教えて!)あとおでこ出してるのすごい好き!

 

f:id:yuzukonbu:20181223031553j:plain

2人一組でバディを組むんですが、テゴシゲ/コヤマスって分け方。

一言で乱暴にいうと、中学受験を経験したエリート/たたき上げの苦労人。(小山さんは高校受験に失敗してジャニーズ入り。まっすーは4人の中でひとりだけ大学進学してない。)

飲み込みの早い弟二人が「あはは~コツ分かれば楽しい~あははは~」って先にすいすい行くあとを慎重なお兄さん二人が追う、みたいな。テゴシゲの二人が一緒にいると「塾の友だち」感がありますよね。

 

 

 てごちゃんの凄み

 手越君の体力と精神力に驚いた!

頭で理解する必要もなくどんどん体が動いていくタイプ。実践と理論を両立できるんでしょうね。

「怖いよ怖いよって言ってると余計怖くなる」と自己啓発的発言。ほんと一緒に働いてみたいアイドルナンバーワンは手越君だわ。てごちゃんすごい!って言ってたら画像撮るの忘れてた。

f:id:yuzukonbu:20181223033354j:plain

1日目山頂にたどり着いた3人に「残念なお知らせが。増田さんが下山しました」とディレクターから伝えられてる場面。

顔を向けて「えっ」ってなってるコヤシゲに対して顔は反対を向いた手越君。赤いリュック越しに、テゴマスで長いことやってるまっすーとの絆と信頼を感じます。私事ですがこのリュック、わたしとお揃いです♡

 

 

シゲがシゲ

そしてねぇ、シゲがシゲだった~。発言箇条書きにしちゃう♡

  • 「タイミングやべぇじゃん」金田一の現場に突然現れたディレクターにシゲ。
  • 「増田さん大丈夫?」開始早々まっすーを気遣うシゲ。
  • 「ペースの乱れ方危ない」ペースを急にあげたまっすーに冷静な意見のシゲ。
  • 「(おっと)」岩場で足がふらつく手越を支えるシゲ。
  • 「結構楽しそう。怖さはないかな。」絶壁見ても好奇心旺盛なシゲ。
  • 「(ニコッ)笑」鎖を掴んでよいしょと登ってくる時にスタッフを見て(これはすごいね!)って感じでニカッと笑顔を見せるシゲ。
  • 「登山してるって感じ」俯瞰で見るシゲ。
  • 「これまっすー無理じゃねぇかな、マジで」やっぱり気になるシゲ。
  • 「どうしたまっすー。待ってたのに。」一人で下山したまっすーと再会するシゲ。普通のテンションで言うシゲ。(私も、飲み会に行けなくなった次の日に言われてみたい)
  • 「あはは!それは言った」加藤さんは朝から登山のことをブーブーと、といわれるシゲ。
  • 「みんな山好き?俺山登る人の気持ちが分かんない。」と文句言う初日の朝のシゲ。
  • 「登山って良かった!」とあっさり前言撤回する初日夜のシゲ。
  • 「優しいでしょ。怒んないし」小山さん優しいというディレクターの発言に当然でしょ顔のシゲ。
  • 「一回首グネってやってみて」優しい小山さんに手越をけしかけるシゲ。
  • 「え、ここで歌うの?」登頂してすぐにきくせっかちなシゲ。

シゲってワード数多い、かつ、パンチラインとツッコみがうまいから一時間の中に沢山シゲがあってホクホクしました。あと、前髪サラサラと自然光の中の肌感と下から上からの鼻の形とサングラスと、大変ありがたいショットがいっぱいで!取れ高、わ~い!

f:id:yuzukonbu:20181223040357j:plain

この登頂し終わってディレクターから「ここで歌うのではなく..」と別の目的地を告げられてる時のシゲに日の光があたっているのが....アイドルと自然光の組み合わせはヤバい。(シゲのまつ毛の長さはなんと9ミリ)

 

 

山頂での「生きろ」

で、一日目はまっすーが断念して下山して、二日目に別のもっとフォトジェニックな裏妙義の「丁須の頭」を目指すことにした一行。

悔しくて一晩一睡もできなかった増田さん。(寝た方がいいと思うけど、国民宿舎の簡素な相部屋で、あの鼻筋の横顔で目をあけて布団の中でじっとしてる増田さん、多分月の光にお顔は照らされる、を想像すると非常に萌えあがる)

再び山頂を目指す4人にナレーションがかかります。

 

『増田も感じていた。仲間とは堅く結ばれたザイルのようなもの。絆というピッケルがあれば、どんなクレパスがあっても乗り越えられる....』

 

うまくまとめるなぁ!!ってシゲならツッコむでしょうね。

 

f:id:yuzukonbu:20181223041832j:plain

で、すんごいところで「生きろ」を歌うんですが、NEWSもすんごいところにいるんですが、スタッフさんたちもすごいところにいるんですよ。

この番組への意欲を感じてグッときました。

もちろん画面に映るのは4人がメインなんですけど、番組内で度々スタッフがフレームインするので、この過酷で大変な撮影と企画を無事遂行できたスタッフの安堵と高揚を感じるぐらいにはスタッフさんに肩入れするようになってました。

 

明るく楽しく笑える感じでよかった~。

メンバーの発言の下にメンバーカラーで色を付けてくれるのもありがたかった~笑。

NEWSねぇ、ちょっと気の毒だよね。でも、彼ら良いですよね?伸びると思いますけどね。なんか極限で歌うのとかいいんじゃないですか?山とか....って企画会議であったかどうか知りませんけど、NEWSへの並々ならぬ期待を感じました。

 

グイグイ感じます。NEWSを使いたいって気持ちが!

待ってますよ~NEWSのレギュラー番組!

この記事の前のほうで言った、端々に語られない背景とは、15年やってきたメンバー同士の信頼とか、さりげない優しさとか、お仕事への積極的な姿勢とかです。まっすーの個性はじめ各々の個性も。

NEWSがいいってお分かりになって頂けたらうれしいです♡

今日もNEWSへの好きを更新♡

 

ではでは~!

「好きの3年目」を振り返って

いやー、今年、いったい何回私は「シゲ」って口に出すか脳内でその名を呼んだんですかね?なんて言いたくなる年の瀬ですね。そろそろ今年の萌え納めする時期かなってことで一年を振り返りつつ。

 

師走の忙しい合間をぬって、3年B組金八先生第6シリーズをちょこちょこ観てます。ちょっとね、私この金八先生というキャラクターに全く共感できなくって 笑。「金八なんだよそれ!」「どんなクラスだよ!」「地獄か!」って一人で画面にツッコみながら....金八にイライラしつつ、ハセケンに癒されてキュンキュンしてます。

 

ご存知、ハセケン。若きシゲ演じる長谷川賢君。

どんだけ私がキュンキュンしてるか例に出すと、11話(この回では、黄色いジャージ着て全速力で新聞配達の自転車をこぐまっすーの姿も見れます)で性同一性障害に悩む直(上戸彩)の悪口を書いた紙をクラスのやつらが嫌がらせに直の机に置くシーン。直が教室に入ってくる前にハセケンたちが入ってきてそれを見つけたハセケンが紙を取り上げて「美紀ッ!」と首謀者の女生徒・美紀を叱る一言。その「ミキッ!」が良くって何回もリピートしました。

 

ハセケンって正義感が強くて友だち思いでほんとイイ子なんです。クラスの揉め事に敏感で仲裁にすぐはいるし、成績もよくて人望が厚くて。でもイイ子過ぎてツラいっていうか。正体不明のメル友(名前はyesterday、正体は直)とやり取りして、受験のこととか、クラスがうまくいってないことをメル友には素っぽい感じで話せるんです。直もね、ハセケンのことが同性でも異性でもなく気になって仕方ないんです。ハセケンも、優等生な自分をどこか持て余してるふしがあって、そんな二人の心の交流がいいんですよぉ。

 

ハセケンの話は長くなるので置いといて。

 

どなたかのブログだったか、以前ネットでこんなことを目にしました。金八のハセケンでシゲを好きになって、でもNEWSシゲを追っていく途中で、シゲが期待したようなカッコイイ大人になってないと思えて、シゲから離れた、ってファンの方の話。

 

なるほど、それはシゲが自我と闘っていたころの話ですね、きっと。

でも、どうですか、今のシゲ。ストレートにハセケンと繋がってる気がしませんか?優等生のハセケンが、高校大学と進んで、なにかにつまずいてちょっと悪ぶってみたり、でも31歳のハセケンは多分シゲみたいな大人になってるんじゃないかと思うんですよ。「あやめ」を作詞作曲して笛で吹いてるんじゃないかと(ハセケンは笛キャラなのです....笑)

 

人間が生まれ持った本質ってあるから、あまり子育てには悩まないほうがいいよ、親が色々してもその子の個性があるからねって、母業の先輩に言われたことを思い出して自分を励ますことが私あるのですが、人って何年かかけて自分自身に戻ってくるというか、そういうところってありますよね。

 

何を言いたいのかよく分からなくなってきたけど、ハセケンを見るとシゲだなぁ、、って思うんですよね。金八ってドラマ自体には文句たらたらな私ですけど、これが金八の魔力ですかね。いつの間にか取り込まれてるみたいな。最後まで見たらまた感想書きますね。

 

そんなファン歴ロンダリング気味の私は、今年一年も14歳から31歳までのシゲが大好きでときめきノンストップでした。

 

今年のハイライト、振り返ってパッと思い出すのは8月の味スタでの最後の曲「生きろ」。

冒頭の4人が中心に集まってくるところで、優しくメンバーに笑いかけるシゲの顔。

金八でクラスのみんなに目を配るハセケンの顔を見てたら、あの日のシゲがオーバーラップしました。

 

 

話は変わって、映画ボヘミアン・ラプソディで私が、一番感動したのは、映画終盤、ライブエイドへの参加を決めたフレディに、それまでフレディに厳しかった昔気質のパパが「それは良い行いだ、立派だ。」ってフレディをハグして褒めるところです。その後、ライブエイドの会場で観客の称賛を浴びるQUEENとフレディ。

 

私はこう思ったのです、「あんなにレコードが売れて大勢のファンの人がいたのに、ファンの気持ちはフレディの孤独を埋められなかったんだなぁ。」と。

ファンの中には本当にQUEENが、フレディが好きで大切で彼の孤独を埋めれるぐらいの愛情を持っていた人もいただろうけど、彼にとっては恋人やスタッフやメンバーや家族や、(彼の影響力を考えると)狭い世界が全てで、そこで病んでいったように見えました。

不特定多数からの遠くからの真にせまった愛情より、身近な人からの刹那的な接触のほうが、切実に彼が欲しかったものなのかなぁ。。。と、私はそこに思いが及びました。

 

こんな感想をあまり目にしなかったので、あら、私ったらやっぱりこじらせてるのねって、ここでアイドルファンである自分自身にトレース。

 

わたしがこじらせるのってつまりここで、こんなに好きでもその人の力にはなれない、そもそもアイドルを好きなことが、アイドルの負担になってる気がするってことなんです。

それは、今年、不特定多数のファンが彼らを苦しめたのを見てしまったからでもあり。

そんな敵か味方か不明な人たちのために、歌ったり踊ったり頑張ったりする彼らを見てしまったからでもあり。アイドルってなぁに?っていう疑問が生まれ、それでも好きなので、シゲにキュンキュンして、ああ、あんまり好きになっちゃダメなんだったと自戒の念がどこからか生まれ。

 

シゲはどんどんどんどんカッコ良くなっていって「加藤シゲアキ」が日々研ぎ澄まされていくのに、私自身の意識が追いついていかないような、シゲに取り残されていくような、そんな感覚の1年でした。

 

今日12/18のKちゃんNEWSで、氣志團綾小路翔さんと奥様がご自宅に呼んでくれたことを話してくれた小山さん。もともとNEWSがお好きな翔さんのNEWSを好きな理由が「負けそうになっても這い上がってくるような」と言う小山さんに、「あはは、それって最近の話っていうか」と笑うシゲが良かったです。業界の人や同じ芸能界の人、お友だち、そんな人に直接可愛がられ、大事にされ、愛情をたくさんもらって欲しい。

 

私の気持ちが回りまわってどこかで彼らの力になれるならもうそれで何も言う事はないです。

 

ほんとはね、「あまり俺のこと好きになりすぎるなよ」って言うシゲに、「は?別にシゲのことなんかそんなに好きじゃないし?なに勘違いしてるの?うぬぼれじゃん?」って言いたい、そんなことシゲ言ってないけど、言ってるの想像して 笑

 

ま、こんな感じで来年もたびたびこじらせて行きますがよろしくお願いします。

 

。。。いや、まだ今年終わってないし!

明日の夜は断崖絶壁の上で「生きろ」歌うでしょ、その次は大型歌番組で、また歌番組あって、そしたら金田一じゃない!まだまだ書くことあるし!

 

ではまた~

 

f:id:yuzukonbu:20181219040208j:plain

ハセケンの視線の先には直がいます。

人の役割/山Pの10000字インタビューを読んだ感想

今さらですけど、今年の9月に発売になったMyojoの山下智久さんの10000字インタビューを読んだので、今日はその感想を書きます。

 

元々は読むつもり無くてスルーしてたんですけど、NEWS担ではない友人にこの号を最近頂いたので、これもなにかの縁だと思い。これは私個人の考えです…って前置きしなくても、人は人の考え、自分は自分の考え、って今年の6月で身にしみて分かったNEWS担が多いと思うので 。

 

このインタビューを読んだ私の第一の感想は、山Pは人と人を繋ぐ人なんだなってことです。

 

インタビューの中に出てくる後輩への助言もそうだし、未だに彼に憧れて入所してくる少年たちや、当たり役となったコードブルーの役柄や、顔の綺麗さやスターオーラよりも、そこの部分が山下さんらしさなんだろうなぁと私は感じました。

 

私は6人時代以前のNEWSを昔のDVDでしか知らないので、それを見る限りは、山下さんって自己主張弱めと言うか、ボンヤリしたイケメンに見えるのですが、心の不満を押し隠そうとしてああいう感じだったのかもしれませんね。感情の降り幅が小さく見えるのも彼なりの防御というか。

 

そこにいるみんなが互いを尊敬しあえる集団というのは理想的だけど、現実はそんなことはなく、色んな能力において差がある人が集まり、集団を作っているのが社会。それを許容できないのは、やはり若さだなぁと私は思うのです。

 

インタビューで生い立ち等を知ると、山下さんが見た目よりハードで熱く、ハングリーな方なのがわかります。他のメンバーがヌルく見えて、独り立ちしたい!それは今!と思うのも致し方ないことだと思います。若さや美しさを武器にするアイドルには賞味期限がありますから。

 

そこで、まぁ人と自分は違うし、このままでソロをしながらNEWSも続けて…と納得をして脱退を選ばず、なんとなーくNEWSに母体を置きながら山下さんが活動を続けたら、勿論今のNEWSも関ジャニもないわけです。

 

山下さんがNEWSを抜けたいと行動したことで錦戸さんは関ジャニでフル活動ができて、それほど強固な関係ではなかった(らしい。当時を知らないけど今のNEWSの発言からそう思われる)NEWS4人の関係は深まり、まさに脱退前、当時の山下さんが望んだであろう、『メンバー同士が尊敬しあえる関係』を残された4人が持つことができたのです。私が、山下さんが『人と人を繋ぐ人なんだな』と感じたのはそれゆえです。

 

Myojo発売時のTwitterを思い返すと、このインタビューについて釈然としないNEWS担も少なくなかった気がします。当時を知らない後追いのファンとして言うのであれば、たしかに少々冷たく感じる部分もあります。カバーの『今日まで支えてくれたのは家族や仲間、カメ、そして何よりファンです』とか。あれ?NEWSメンはそのなかに入ってないのね?っていう読者の反応も編集者は見越してここを切り取ってるんだと思いました。今の4人に対しての見方も他のジャニーズに比べてあっさりしてるような印象もあります。

 

ただ、彼はNEWSを切ったのですから、これぐらいあっさりしてないとそれはそれで変です。ぶっちゃけ言ってしまえば、彼にとっては位置的、心情的に格下の相手でそれはずっとそうなんだと思うんです。そう感じるのは悪いことではないし。

 

擁護してるのか批判してるのかどっちなんだって感じですが、そこは私にとってどうでもよくって、むしろ、山下さんは自分の役割を見つけることで楽に生きられるようになったんだろうなぁという感想が今回のメインです。勿論私の想像にすぎませんが。

 

グイグイ人を引っ張るようなリーダータイプではないけど、人の気付きとか変化とか、そういう時に傍に居合わせて、知らず知らず人に影響を与えて、去ったあとに爽やかさが残るような人なんだろうな、ってそういう印象を持ちました。だから若いジュニアの子達が未だに憧れの存在として彼の名前をあげるんでしょうね。

 

人は誰でも役割を持って生まれてくると私は思ってて、その役割に気付いたときに自信が持ててぐっと生きやすくなると感じているんですけど、それは色んな環境に自分を置いて人と交わらなくては発見できないことなんですよね。人生には選択肢が多すぎて、選ばなかったこと/選べなかったことを考えてしまいがちだけど、自分が選んだこと、今、手にしていることに自信を持てばいい。

 

人との出会いと自分の個性を強めることで仕事が構成されてるようなアイドルの人を見てると、そんなことを思います。

 

シゲは、自分は表現者なんだと気付いたときにすごく楽になっただろうし、今みたいに見るもの全て仕事に還元しようという姿勢は自分の役割をはっきり意識しているからなんだろうな。だからあんな多忙のなかで時間をうまく使って、良い顔をしてステージにたって私をときめかせるんだろうな。

競争社会のなかで、自分の存在意義を普通の人より考える必要のある彼らの姿に、年上である私も日々気付くことばかりです。

 

山下さんのインタビューを読んで、2015年の同じくシゲの10000字インタビューも読み返しました。同じ物事でも見る人によって異なって見えて、その視線が歴史を作っていくことが単純に興味深く面白い。

 

わたしは昔からこだわりが薄いほうで、それはこだわりというのは楽に生きるのに邪魔になることを知ってるからなんですけど、実はこだわりや未練がましさこそが、私がシゲに惹かれた最初のきっかけなのです。彼が抱えたコンプレックスに惹かれたのかもしれない、と後で気が付きました。

 

こだわりのないところに物事の完成、充実はなく、私にとっては、それが自分に欠けていて欲しいものだってことですね。だから、自分が自担のどこにひかれるのかを考えるのは、自分を知ることに繋がるのかもしれませんね。

 

 

晦日に、本当は一緒にデビューしたかった人たちと山下さんは東京ドームに立ちます。その時、NEWSは京セラドームで、四人になってはじめての場所ではじめてのカウントダウンコンサート中です。巡り合わせってほんとうに面白いなって思いました。その場で、山下さんと、NEWS四人と、それから錦戸さんと、色んな思いが去来するんでしょうが、大きな視野で見ると、それほど変わりはないのではないかと、個人的に想像します。

 

まずみんなジャニーズにいて、このステージにいることがすごいことだし、10代の頃と変わらず女の子達にキャーキャー言われて、ああ、平成が終わっていくんだなって思うと思うんです。思うと思うって日本語変ですね 笑。で、自分達が過ごしてきた時間を思い出すと思うけど、それはもうやっぱり美しいキラキラしたものに変化しているんだと思うんですよね。

 

 

過ぎてしまうと時間ってあっという間で、そんなことあったかなぁ…って幻みたいに感じるんですけど、やっぱり自分の中のどこかにはあって、過去も自分の一部だよなぁってなりますね。年末になるといつもそんなことを思います。10000字インタビューの感想にするにはぼんやりしてますけど(まぁ私の書く文章ってどこかぼんやりしてるっていつも思いながら書いてますけど!)今この記事を読むことになったのもなんかの巡り合わせだから。そんなまとめです。

 

 

今年もあと2週間ですね!

NEWSくんの露出が続いて年末気分盛り上がってきました~。

風邪などひかぬよう、ご自愛下さいませ~!

 

もしもNEWSと同じ会社で働いたら(合コン編)

純然たる妄想です!これで忙しい師走乗り切ろうと思ってます。

よかったらどうぞ~☆

 

----------------

 

「おりいってお願いがあるんですけど」

最近仲良くなった取引先の女性が言った。

 「御社にすごいイケメンいるじゃないですか。あの人と合コンがしたいです!」

 

イケメン....と言われて浮かんだのは同じ課の加藤君の顔。「イケメン?イケメンなんていたっけ?」と、とぼけてみた。

 

「いるじゃないですかー!あの金髪の人」「手越くん?」「そうです!あとあの黒髪の….」「加藤くん。」「そうです!」

 

ほんとうにお願いしたいです!いいですか!と、キラキラした目で見つめられて断れなかった。合コンのセッティングなんてしたことないのに、それでも取引先の女性のリクエストに応えたくなったのは、私も弊社のイケメンを並べて、自慢したい気持ちもあったからだと思う。

 

まず同じ課の加藤くんに声をかけてみた。

「合コン? この忙しい時期に?いや、 いいです、大丈夫です。」

だよね、、、、そう言われると思った。手越くんは海外出張中だからあとにして….

あ!そうだ!

 

小山君が現れそうな時間を狙い撃ち。

「えー!合コン!合コンかあー笑」

「加藤くんも来るよ。」

「え、シゲも来るんですか!?意外!」

ごめんよ、加藤君。ダシにつかった。

「シゲも来るならいこうかなー」

「でしょ?女の子みんな可愛いらしいよ。」

まだメンバーもしらないけど、可愛いんだろう、多分。

 

あと一人欲しいんだけど、と言ったら、増田誘ってみますよ、と小山君。

 

増田君?彼来るかな?来てくれたら嬉しいけど….

多分大丈夫ですよ 笑。声かけてみますね。と優しく微笑む小山君。なんて頼りになるの!小山先輩って呼びたい!年下だけど!

 

数日後、ロビーで増田君と会ったら、

「合コン、何着ていけばいいですかね?」と話しかけられた。おお!小山君ありがと!しかも意外と乗り気。増田君はいっつもお洒落だしカッコいいから何でも素敵だよ~。なんか楽しくなってきたな。

 

出張中の手越くんにはメールをした。「了解です!わかりました!」即返事がかえってきた。さすが仕事の出来る男。

 

「ありがとうございます!イケメン4ですね!」

取引先の女性からは興奮ぎみのメールがきた。イケメンフォーって 笑

「女子は私入れて3人でいいですよね?」ときかれ、3人?4人じゃなくて?というと、この私を入れて4人だと言う。えっ、私も女子の人数に入ってるの?いやいやいいですよ…私はオブザーバーなんで….。と、あと一人女性を増やしてもらうようにお願いした。

 

まるでひとつのプロジェクトを完成させるような気持ちになってきた。成功させるぞ!

なのに加藤君は、

「ほんとに行かなきゃダメですか?」と浮かない顔。

「だって向こうは加藤君ってご指命なのよ」

「なんでウキウキしてるんですか?」

 

ウキウキ?うきうきしてる?

「先輩ももちろん来るんですよね?」

「私?私はオブザーバーとして参加します!」

「オブザーバー 笑」

「そういうわけだから、加藤君お願いね!」

「分かりましたよ。行きますよ。行きますけどね….」

 

オブザーバーなのに新しい服を買ってしまった会社帰り。セール前の定価で。

あれ?ウキウキしてるな?

 

 

ついに合コンの日は来た。

 

私には分かる、本物のイケメンを前にした女子たちの気合と緊張が。

合コン経験乏しい私でも、フワフワしてるのにピリッとした空気を感じた。良かった洒落た店を予約できて。

 

そんな空気どこ吹く風で、さすが人間力の高い、本物のイケメンの小山君は、サラダを取り分けようとする女子を優しく制して、優雅にトングで取り分けてくれた。暖房のきいた部屋で、ワイシャツの袖を軽くまくり上げて清潔そうな手首を見せながらエレガントにお皿を回す小山君の仕草に私も思わず見とれてしまった。

 

取引先の女性が「ヤバいですね、、ほんとに皆さん素敵で、、、ありがとうございます、、、」と小声でそっと耳打ちしてくれた。実は私もこんなに間近で弊社のイケメンフォーと接するのははじめてで緊張しているのだ。

 

「増田君はこう見えてライフセーバーの資格持ってるし仕事熱心だし、小山君は穏やかで率先して人の仕事を手伝ってくれるし、手越君は明るくてポジティブで、いるだけで周りが和むし、」

なぜか私は弊社イケメンの良さをずらずらと述べ始めた。

「とにかくいいやつらなんです!」

 

ちょ、シゲはwwwとイケメントリオからツッコミがはいる。

「加藤君は....加藤君は、優しい。」

 

なんか実感こもってますね!と女性たちからもツッコまれた。なんかあるんですかエピソード。

「いや、特にないけど。」

「ないんかーーい!」

「ていうか、先輩はなんでお誕生日席にいるんですか?」

「私はオブザーバーだからです!」

「オブザーバーってw」

 

たくさん喋って笑って一通り盛り上がってデザートまで終わった。お店を出たところで、俺ら、明日早いんでこれで失礼します!と言って、小山君と増田君は帰って行き、女の子たちも彼らにつられるように帰っていった。まさかお持ち帰り....とか?大丈夫かな?と去っていく集団を見ていると、

「何心配してるんすか。大丈夫ですよ。ただ帰るだけですよ。」と加藤君が呆れ顔で言った。

 

えっ先輩心配してるんですか?どっちを?なんで?と、手越君が明らかにワクワクした顔できいてきたので話を誤魔化した。

 

「ねぇ~なんか俺もうちょっと飲みたい気分~。二人とも付き合って~」と甘える手越君。

お前疲れてないの?海外出張から帰ったばっかりだろ?

「日本酒のみた~い」

はいはいわかったよ、と3人でよさげなお店に入った。

 

案内されたのはふかふかしたソファー席で、3人横に並んで座った。加藤君を真ん中にして私と手越君。

「なんかこの並び微妙なんだけど。話づれぇな」と加藤くん。

 

それほど時間が経たないうちに手越君が、ふぁぁ~眠くなっちゃった....と言い出した。

「シゲ....ひざ....」

「なんでだよ!」

と言いながら加藤君は組んでた足を下ろした。

「う~ん、ありがと。急に時差ぼけが来たみたい....」手越君は加藤君のひざに頭をのせて目を閉じた。

 

しょうがねぇなぁ、と言いながら手越君の体にお店のブランケットをかけてあげる加藤君。

加藤君と私は目を閉じた手越君の顔をじっと見た。綺麗な寝顔....

手越君の髪をそっとなでながら加藤くんは「疲れてんだな...。」と言った。

 

『見て下さい!イケメンがイケメンをひざまくら!!』

思わず写真をとって取引先のあの女性に送ろうかと思った。

その欲求を押さえるかのように、

「手越君ってほんとにかわいいよね」と、私は口にしてみた。

「いいよな、手越は」

「へ?」

「あ、いや、かわいいなって言ってもらえるっていいじゃないですか。俺もたまには言ってもらいたいですよ。」

 

あ、もしかして加藤君酔いが回ってきた?

「加藤君も可愛いよ」と私が言うと、

「どんなところが?」ときいてきた。予想外の展開....

「えーと。笑顔とか?」

「笑顔?物理的な話ですか?」

「仕事一生懸命だし」

「仕事するのがかわいいんですか?」

「絡んでくるところはあんまりかわいくない。」

と私が言うと、ぷっと笑って

「俺も眠たくなったーー」

と言って、私の肩に頭をのせてきた。

 

うわーー、なにこれ。

イケメンがイケメンをひざに乗せながら私の肩に。

加藤君の髪の毛が私の首元に。

 

 

「加藤君重い」

「いいじゃないですかー」

「....。」

「....。」

なんだこの静寂と胸のドキドキは。

 

その時手越君がうぅ~んと寝返りをうった。

「てか、俺トイレ限界!手越ちょっとごめん!」そう言って加藤君はひざから手越君の頭を下ろして立ち上がってお手洗いの方角に行った。

 

手越君はバチッと目を開けて「シゲと何話してたんですか?」と寝たまま私にきいた。

「なにもだよ。手越君が可愛いって話」

まぁじですかぁ~?とニコニコしながら上体を起こす手越君。

「ねぇ、先輩ってどんな人がタイプなんですか?」

いきなり来るね!別にそんなのないけど、と返すと

「えぇー?なんかあるでしょ?会社の人とか取引先の人とか、いいな~って人が」

「ないよ。」

「かっこいいとか」

「ないって。会社の人は会社の人。取引先の人は取引先の人。配達の人は配達の人。そこから先考えたことないよ....」言いながら自分でもあれ、そんなだっけ、と思った。

「だぁぁぁめですって!!そんなの!」手越君はほんとにビックリした様子だった。「もったいないですよ!ちゃんと見て!」

「じゃ、シゲは?シゲはどうですか?」

「加藤君。。。後輩の加藤君。」

「じゃなくて~。シゲかっこよくないですか?」

「後輩のイケメンの加藤君。」

「ちょっとーー」

「いや、そんなこと急にふられてもわかんないよ!」

「シゲ、頭ちょん。ってしてたじゃないですかー!!肩にちょんって!」

「手越君起きてたの!?」

「くっちゅん!あーでかいくしゃみでたー」

 

 加藤君が戻ってきた。「トイレ、前の人全然出てこないの!やばかった~。手越おはよ。お前風邪ひくなよ。」

同じ会社の後輩の、イケメンの加藤君、いつもさりげなく優しい加藤君....

 

「完全に目ぇ覚めた!もう一軒いこ!」と生まれ変わったみたいに元気な手越君。「俺はいいけど」と加藤君。行きましょ行きましょ!ちょっと歩きますけどいいですよね?とニコニコする手越君。

 

「3人で手ぇ繋ぎましょ!楽しいし!」

「はぁなんだよそれ!」

「ほら、シゲ真ん中で。シゲと俺。シゲと先輩。いいねーー!仲良し3人組!あるこーあるこー私はーげんきー♪」

その間私はほぼ無言だった。

「せんぱーい!別にシゲじゃなくてもいいんですよ!相手は!僕でも!」

加藤君と手を繋いだまま、手越君が自分の顔を指差す。

 

イケメンがイケメンと手を繋いで....

いや、加藤君と私が手を繋いで。

 

加藤君の手は意外とふわっとしてて、柔らかかった。加藤君らしく、優しい感触だった。

そのまま加藤君に伝えてみたら、夜道でも分かるほどに加藤君は照れた顔をした。

 

 

 

 

---------------------

 

おしまい☆

イケメンフォーとの合コン、待ってます!