DAY6 疲労

「できることならスティードで」の中でシゲが、書くというのはミルクレープの皮を一枚一枚はがしていくように内面に迫るようなものだ、自分の見たくない姿を、ということを言っていた(ここの表現も素晴らしい)。

感化されて私も自分のミルクレープをめくってみた。でも、はがしてもはがしても、「疲れた」としか出てこない。生クリームと皮の間から、疲れた疲れた疲れたーーー!と。明日どんな感じ?休める?と夫と予定のすり合わせをするのも疲れた。休校延長を知り、ドッと疲れが押し寄せた。

 

ミルクレープのどこかになにか残ってないか調べてみる。

友だちとライオンの交尾についてメールのやり取りをしてたら(まずここからしておかしい)、耳に刺したイヤホンからシゲの「もっと奥さ。君のこと、かき混ぜたいんだ。」ってセリフがちょうど流れて来て、ふいた。

よくこんなセリフを思いつくよ。そしてシゲに言わすよ。「エロいね~シゲ!」「いやいや....恥ずかしいっす」ってレコーディングの風景が浮かぶ。「これ、シゲのファンの人たまんないだろうね!」とスタッフが言ってるのもきこえる。悔しい。乗せられたくない、けど乗ってしまう。でも悔しいからあんまり触れたくない。

この曲をコンサートでする時、周囲のギャーからの「シ....ン....」(耳を澄ましてこのセリフを待つ)が容易に想像できちゃって、実際にその場にいたらその様子がツボにはまって笑いが止まらなくなりそうで心配。(私、まっすー的なところあって、人と笑いのツボがずれてるので)

 

別の友人から、大阪の紀伊国屋書店での「できることならスティードで」の大展開写真が送られてきた。2x4メートルぐらいのスペースあったよ!と、細部まで撮ってくれた写真に和む。

こんな時期だからこそ、好きなものや友だちに慰められる。

好きなものがない中年以降の人間は何を糧に生きているのだろうと、もはやNEWSと出会う前の自分が日々何を楽しみに生きていたのか思い出せない。

 

相変わらず婚約指輪をはめた指でつり革を握り、車内の案内をみながら「STAY WITH ME」を聴き、目がウルっとした。新しいアルバムはNEWSの歌がさらに進化しててすごいのだ。「NEWSが」とつけなくても、単に「歌声」に感動する。出だしのまっすー、まっすーの歌声なんて何万回も聴いて耳に馴染んでるはずなのに「え、これまっすーの声?」って驚いてしまう。力が抜けて、それこそ「ミルクレープの皮をむいた」ように、ひとつ奥に触れた気がする。てごちゃんのかすかに震える息遣いも、シゲの優しくて切ない発音も、そこからの4人の声がそろった時にバックの音が心臓のビートみたいに響きだすところも、とても良い。慶ちゃんの低音がケーキの下の一番おいしい土台みたいだ(ケーキに例える必要はない。)

開始から2分50秒から58秒にかけて、初めてCDを聴いたとき、ここでウワッと泣いてしまった。正確には泣いてないけど、感情が爆発した。

 

実際の恋愛なんてそんな綺麗なものじゃない。打算と自己中心と嘘、生々しくて目を背けたくなるようなものだと私は思ってる。もちろん、瞬間的にとても美しい瞬間はあって、それがあるから人はまた恋をするんだろう。結果的にそういう美しい瞬間が人を生かしていくんだと思う。

「NEWSに恋して」のような恋愛はない、多分、言いきれないけど、私はしたことない、と思う。どこかにはあるのかもしれないけど。彼らだってそうだろう、普通の恋愛をするには男性アイドルという職業はなかなか難しいはず。

なのにこんなに恋の歌を美しく歌える4人の技量と精神の豊かさに私は惚れている。例えばこれがほんとは歌いたくないけど、お仕事だから恋の歌を歌ってる、のであればどことなくその感じが出ちゃうんだと思う。NEWSは、恋の歌を「ファンへの気持ち」に展開したことで成功したんじゃないかな。それゆえに優しい人たちだな~って思う。

 

NEWSのこと考えたら元気でてきた。

NEWS恋のシゲくん的に言うと、好き、やっぱ好き、すげぇ好き、ほんと無理。って感じか。。。

今日すっごい疲れたので「シゲー疲れたー!」ってシゲに話しかけたら「俺もすっごい疲れたーーー!」と返事かえってくる夢、目を開けたままみた。

もー疲れた競争じゃないんだよー!って言ったら「わはは、お互い疲れたな。」って言って手を広げて「ほら。」って言って、「早く、来いよ。」って言うの。で、ハグー。

あー、疲れとれた。

DAY5 旅

割と誰にでもおすすめできるライフハックがあって、土曜日の夜に「明日は月曜だ」と思って寝ることがそれ。すると朝起きて(あーー起きなきゃ。仕事。。)からの(ちがう!今日日曜!キラーーーン☆)がさらに日曜の朝を楽しくさせるという。

 

日曜の朝、まだ家が静かなうちをねらって「できることならスティードで」を読む。シゲの健全な精神性は日曜の朝に良く似合う。精神は健全なのに、文体がどことなく性的なのがシゲの文章の特徴のような気がする。身体を使った仕事をしてるから、目に映ったものを肉体的に鮮やかに切り取る技術にたけているのかもしれない。努力は才能を伸ばす。

 

帯にも「10代より葛藤しながら(略)ある青年作家の道程」とあるが、かいつまんで読んでるうちにシゲのお母さんみたいな気持ちになって(すくすくと育って、、、自立した人間になって、、、みなさんによくして頂いて、、)という気持になった。これは私も息子を育てているからかもしれない。

 

男の子の一人っ子、転勤族、共働き、気付けばシゲの家庭と似てきている。構成だけは。子育てをはじめてからまだ10年もたってないが、子育てというのは正解がないので難しい。愛情と甘やかすは違うし、そろそろ違う方法で息子にアプローチしなければ、と思いつつ時間がどんどん過ぎていく。そんな中で読む、シゲの成長のエピソードはある意味、母としての私の憧憬だ。

 

「可愛い子には旅をさせよ」の言葉通り、人間の成長過程に旅は欠かせないものだと思う。私がシゲという人間の顔と名前を把握したのは2015年の秋だったが、NEWSとの出会いは、2005年にさかのぼる。JALの機内で「チェリッシュ」を聴いた。国際線の長いフライトに飽きて、機内で提供されるラジオのJ-popのチャンネルに合わせたら流れてきた。このキラキラ感はジャニーズならではだな、と何度か繰り返した、という思い出は、2015年以降に記憶箱から引っ張り出してきたもの。

 

その当時は頻繁に海外出張を繰り返していて、今思うと相当カッコいい。しかし仕事に対する責任感に乏しかった。後悔も残るが、もしそうでなかったとしたら、夫にも出会わなかったし息子にも出会わなかったし、シゲにも出会ってないし、チェリッシュを思い出すこともないし、今の私もないのだ。

 

私もまた旅がしたい。

こころのどこかで切実に思う。

これから先、私が一人で海外旅行をすることは、おそらく、もしかしたら、生涯無いのかもしれない。

一人、海外で感じる自由、不安、未来、はいつのまにかどこかに置いてきたのかな。それともまた加齢を踏むなかで再会するのだろうか。

それとも、そういう気持を抱きつつ日常を送ることが大事なのかも。

 

NEWSを好きになって良かったと思うことは沢山あるけど、その一つが大手を振って一人旅ができること。つまり遠征。大手を振って、というのは私の中の意識だけで家族がどう思ってるかは知らないけど、「ファンだから、そりゃ行くっしょ」というのは立派な大義名分で、一人で飛行機や新幹線にのったり、静かで綺麗なホテルのベッドで大の字で寝たり、夜遅くまで友人たちと喋り倒したり、その間水仕事しないから手荒れが改善したり、そういう副産物が「好きな人が歌ったり踊ったり演技したりしてるのを観に行く」ということに付随してくるのだ。遠征最高。世の母親たちに「遠征」を薦めて回りたい。一人旅の充分な理由つけとして「誰かのファンであること」は過不足ない。

 

シゲのエッセイを読むとうずうずしてくる。

バッグに必要なものだけ入れて身軽に旅立ちたい。

帯には「10代より葛藤しながら、旅先で徐々に自らの道を見据えていく。すがすがしい読後感。」とあった。

1,2編を読んだだけでもそのすがすがしさを感じた。そしてその感覚はこれから何年たっても古びていかないんだろうな、とも。これからもシゲの旅の話が読みたいな。そして、それを読みながら私がまた旅をできたら最高。

最高だし、この日々自体が旅なんだと思えることができたら、それはまた最高。

「人生とは旅」いい古された言葉には真実があるのだ。

 

DAY4 STAY WITH ME

CDTVを待ってる間に日記を書く。パレートの誤算の第一話面白かった!これはWOWOWに加入するやつ!

 

なんの情報もいれてないので、えっ誰か死ぬのこれ?もしや貴久が裏切り者だった系第二弾?とか思いながら見た。なるだけネタバレを拾わないように気を付けよう。

 

ああやって生活保護のお金は運ばれて来るのか。俳優さんも良くて、あそこにまっすーがキャスティグされる意味とは!すごいなぁ~。いきなり俳優業にグイッとハンドル切った感じが楽しい。どこにきっかけがあるかなんて分かんないもんだ。最近のまっすーいいよね。人としての懐の広さを感じる。

 

しかしこんなに毎日NEWS事があるとは。夕方にはミュージックフェア、深夜にCDTV、そしてまっすー出演のドラマ。

フジテレビのミュージックフェア特別番組、そうそうたる顔触れの出演者にまじるNEWS4人の姿に、「ここにNEWSがいる意味!」とまた思った。ももクロちゃんとのチャンカパーナ嬉しかったな~。何が嬉しいかって色々あるけど、まずこの番組作った人が「女の子はももクロ、だったら男の子はNEWSでしょ?」って意識が働いたであろうことが嬉しい。ももクロ=NEWSの立ち位置。しかも各人への割り振りが。百田夏菜子ちゃん=まっすー(アイドル)、玉井詩織ちゃん=てごちゃん(美形)、佐々木彩夏ちゃん=慶ちゃん(天然お色気)、高城れにちゃん=シゲ(個性派)。なるほどなるほど~。我が家はももクロも好きなのだ。特に、れに推し。れにはダンスがしゃかりきでいつもニコニコしてて一生懸命で感性が独特なところが好き。

まさか、シゲとれにの2ショットを、しかもチャンカパーナで見ることがあるなんて思わなかった!祭りだ。2人の「美しい恋にするよ」の画像を夫にLINE送る。シゲの画像を夫とシェアするのはこれが初めて。送ったあとにものすごい満足感を覚えた。

 

そもそも女子と親しげな2ショットをしてるシゲ、というのが大変に珍しく、それでもう良いもん見た♪って感じなのに、相手は、れに。人見知りなのか、きょどり気味の二人が愛しい。ももクロちゃんと一緒だとNEWSのお兄ちゃんぽさが出て可愛い。

 

先日たまたま朝の連続テレビ小説をみて、戸田恵梨香に興味を覚えた。主演女優にしては見た目地味で声も低くて、でもなんか気になる!続いてご本人がゲスト出演してたNHKの番組をみてたらふと、「戸田恵梨香の元カレってすごいメンツだった気がする」というどこかで見た情報が頭から出てきて、ネット検索したらほんとーーーに豪華な面々で俄然興味が湧いた。その前に、ドラマで共演してる夫役の俳優さんが「戸田さんは本番まですっごいよく笑ってて~」と目をキラキラさせてエピソードを話すのをみて、一緒にみてた夫と「これ、完全に戸田恵梨香に恋しちゃってる顔だよね」と話してたら、まさに彼も今プライベートでも進行中の御相手と噂されてるらしく、なんというか流石!という気持ちになった。

 

シゲとれにの流れからこの話になったけど、えーと、シゲも恋してるといいなっていう。大きなお世話。たのしく毎日過ごせてるならいいです。これも大きなお世話か。

 

品のある女性が好きだと言われてるのに、芸能人の歴代彼氏を調べてああだこうだ言うのは、とても品のある行為といえない!つらい!

 

ただでさえ、家族にはゆずちゃんから闇を抜いたら何も残らないと言われているのに。私も、わたしの一番面白いのは闇の部分だと思う。

 

しかしながら、NEWS担が#エアSTORYとタグ付けして、本来は今日が初日であったツアーとNEWSに愛をコールしたりするのをみると、その美しい心にわたしも浄化された気になる。本屋さんで「できることならスティードで」が大きく展開されてる様子を見ると素直に嬉しい。シゲとNEWSへの愛を誰かと分かち合うとなんとなく自分の中の「良い人間度」が上がった気がする。そしてそんな気持ちで「できることならスティードに」をパラリと開くと、そのフォントの美しさ、余白の美しさ、丁寧な仕事に自分まで上質な人間になったような気がしてくる!

 

このところの情勢で自宅にいることをよぎなくされた私はパソコンの画像フォルダを開き、スマホから移動してきた「NEWSに恋して」を見ながらシゲくんのセリフをWordに打ち込んでみたりした。これを写経と呼ぶ。フォルダには数年前のジャニーズウェブのスクリーンショットも残されていた。

 

そこには、シゲくんならぬ、加藤シゲアキのファンに向けた赤裸々な心情があった。

 

感謝を伝えるには、言葉でなく仕事で形にしていくべきだし、態度や姿勢で届けていきたい。ということや、魅力的で面白い人間だと思ってもらえて、これからも応援してもらえるような人間になりたい、ということや、主演をいただいたことへのプレッシャー、全身全霊で駆け抜けたコンサートが終わったことへの感謝、ここ数年のNEWSとシゲの激動を感じさせる生の言葉があった。ひとつひとつ階段を上っていく姿と共に。

 

わたしはそれをみて、シゲという人をまた好きになった。ありがとう、愛してるぜっていう言葉は心からの彼の心情なんだと。2018年の年末の記録には、いつか写真集を出すことも夢だとあり、その文のあとには「あらゆる人のあらゆる夢が叶いますように。」と添えられてあった。

 

なんて優しい人なんだろう。ファンから夢を募集して、私たちの夢を直接聞きたがったNEWSの気持ちに近づけた気がした。人を好きになるというのは、こうして何年ものスパンで色んな事に気付くことなんだな。

 

この間ずっと誠実な愛を注がれていたと知り、今また震えがきた。このテンションでCDTVでSTAY WITH MEはヤバい。寝れないやつ。

DAY3 「できることならスティードで」発売日と2007年のチラリズム

少年倶楽部で名曲アルバムとして紹介された2007年のコヤシゲのチラリズムが可愛すぎて、部屋の隅っこ、クローゼットとタンスの隙間にはまりこんでから一時間が経とうとしてる。可愛さに殺られて立ち上がれない。

 

つらいしんどいくるしいはぁはぁ。パソコンにスマホをかざして動画を録って友だちに送ったりした。ティーンか!気付いたらパソコンの画面は2007年のチラリズムで一時停止になり、一時間半の時がすぎ。シゲ部の後の空白時間のような「チラリズムの刻(こく)」が流れて、あっ日記をつけるんだった!と思い出した。

 

今日は2007から13年後、「できることならスティードで」の発売日。2020年のシゲアキを思い返すともうなにも手につかない。この13年という時の流れ…

 

ひとりで抱えきれなくなりちょっときて!と息子を呼んでみた。これ見て…と、パソコンを指差す。「加藤シゲアキ(19)。シゲ若っ」そこで会話は終わった。「黒ひげ危機一髪しよ~!」と言われて「はいはい、黒シゲね」とさりげなくシゲを入れたり、夫と予定を擦り合わせるため開いた手帳を指差しながら「月曜日AERAの表紙、火曜日週刊朝日の表紙、水曜がNEWSのアルバム、今日ははじめてのエッセイ本の発売日。あぁ忙しい。シゲが朝日に推されてて忙しい。」とシゲ情報を入れるが、家族はヘェーと言うだけで乗ってこない。

 

そう、今日は「できることならスティードで」の発売日。記念すべき日。

東京の友だちからはシゲとNEWSが大変に推されている様子が伺える店頭展開の写真が送られてきた。間違いなく、時代が来ている。13年前、あの、子犬のようだった大学生が、こんなふうになるとは誰が予想していたのだろうか。シンメの小山さん(23歳)のルックスその他が出来上がってるのでシゲのいたいけさがさらに際立ち、たまらんしんどい苦しい。と、脳裏を2020年の爆イケシゲがかすめていく。無理。

 

ジャニーズWEBでシゲのクラウドも更新されたようだが、これ以上頭が回らない。少年倶楽部も「SNOW MANは磨かれたな~これがデビューってことか。」などと冷静にみてたのに、チラリズムになったとたん思考が停止した。可愛すぎる。語彙も停止。

 

本屋に併設された、コロナ対策で席数が間引かれたスタバで、テーブルのスティードの表紙とラテをスマホのカメラで撮って、素敵な時間を思い出アルバムに残してみた。その後、時間がないのでスティードをカバンにしまい、ラテをぐいっと飲み干した。スティードはまだ読み始めてない。なのに同じ日にこんな爆弾(チラリズム)を投げかけられて、今のシゲに触れるたびにしばらくは2007年のシゲがちらつく…チラリズムするのかと思うともう石鹸で丁寧に手を洗うことを忘れてしまいそうで危険。

 

タイムワープして、大人の女をこんな気持ちにさせる成亮くんにガツンと言うべく青学の学食に乗り込んでやりたい。(その時は私も13年前の外見でお願いします。)

しかし、19歳の成亮くんはあの名曲「カカオ」を既に作っていたのだ。なんという早熟!あんな子犬みたいな顔して!そして12年後には自らカバーして人々を蠱惑するのである。恐ろしい、恐ろしい子…。

 

STORYの中で、自分を動物に例えるなら犬。と言ってたシゲアキくん(32歳)。自分を犬に例える男性って御しやすそうで可愛い。蟹座のA型、動物で言うなら犬、好きな食べ物はすき焼き。好きなタイプは品のあるひと。かわいい。13年前も今日もシゲアキくんが可愛い。時間旅行が止められない。可愛いだけじゃないからシゲ愛が止まらない。

 

 19歳と31歳のカカオについてはこちら↓

yuzukonbu.hatenablog.com

 

DAY2 責任

仕事中パソコンに向かいながらシゲの台詞なんだっけ?と思い出そうとして、メレンゲを泡立て器で必死に泡立てるシゲ(エプロン着用)の姿が脳裏に浮かんだ。

 

小学生のとき友だちの家に誕生日だかクリスマスのパーティーだかに行ったらその家のお母さんが手作りのケーキを焼いててくれて、わーい!って食べたら、思いっきり生クリームに砂糖を入れるのをお母さんが忘れていてその場にいた全員がちびまる子ちゃんのようにサーと縦線が顔に入った、ということもシゲの姿と共に思い出した。

 

人間はなぜ変なことばかり覚えているのだろう。「あなたの人生のSTORY」を求められても、嬉しかったことや悲しかったことより、好きな人と一緒にその人の彼女の家に彼が借りてたCDコンポを持っていった(何故?)とか、どうでもいい想い出が浮かんでは消えていく。友だちは、人間の記憶力の引き出しの数には限りがあるから、あんたみたいにつまんないことばかり覚えてるとあっという間に引き出しいっぱいになるで~(関西弁)と言っていたが、Twitterをみると、世の中の多くの人がそんな記憶を胸にしまいつつ日常を送っていることがわかる。

 

さて、シゲの台詞は「君のこと、かき混ぜたいんだ。」というもので、エロ以外のなにものでもなく、その余波のせいで今朝見た、小山の慶ちゃんから送られてきたジャニーズウェブすら、エッロ!と思ってしまった。他の人の意見は知らない。特に『今回は下にいる曲も多いから』という部分にエロを感じた。そうか下か…と。慶ちゃんの意図は知らない。35歳のエロわせ(エロい匂わせ)を感じた私の負け。

 

シゲは品のある人がタイプらしい。多分に漏れずわたしもGoogleで「品が良いとは」と検索してしまった。切実に、品がある人になりたい。VIO脱毛の話をすると夫が腹を抱えて笑ってくれるので度々身振り手振り付きでVIO脱毛のネタを話す私には無理かもしれない。しかし男性はみなVIO脱毛の話が好きなので、シゲも腹をかかえて笑ってくれることを願う。ゲラゲラ笑ったあとで「品がないよ!」と叱ってくれたら最高。そして私はニヤニヤを抑えきれてない増田さんの顔を盗み見る。

 

昼に「映画みてきていい。。。?」と恐る恐る夫にLINEしたら、「止めた方がいいと思う。地域や家庭の状況を考えてリスクは最小限にしてください。」と返信があり、2秒ムッとして「納得です!」と返事をした。

でも例えばこれがNEWSのコンサートだったら私は自主的な理由で諦めることができるのだろーか。教師や看護士など、自分が罹患することで多くの子どもや病人に影響を与えてしまう職種の人のなかには、行かないという選択を視野に入れてる人もいるだろう。立派だと思う。それが仕事への責任ってことなんだなと。

 

すばらしい仕事だな。CDを聴き、ラジオのていをとった特典映像を見るとそう思う。エンターティメントに対する責任がある、というまっすーに新鮮な驚きを感じた。ソロ曲での歌唱といい、まっすーに対する認識を改めたくなったし、こういう人だったのか、と、またひとつまっすーへの理解が深まった気がする。真面目で律儀で責任感が強くて頑固で愛情深くて涙もろい人なんだろう、と、若干私の夫を重ね合わせてしまう。

 

集められたファンの子からの人生のSTORYや夢を読み上げながら、

素敵な話、素敵な夢、可愛い、ありがたいね、そんなことあるんだね、

と口々にいう四人の優しさと包容力、半端なかった。

「私の夢は手越君に直接会って『大好きです』っていうことです」って音声に、「いまきいたよ~!」と柔らかく言う手越君と、そうだね!って相槌をうつメンバーからは、ジャニーさんが戦後日本で夢みたことが、しっかり受け継がれていることを感じ、ジャニーさん見てますか、と話しかけたくなった。

しかし、四人とも性格がいい。一般人で顔が良くなかったとしてもこの優しさがある男の子だったら私好きになってしまう。

 

「夢はシゲの前髪になること」って子がいて、それなら私はシゲのMacになりたい、と思った。少々ストーカーっぽいので採用はされないだろう。

シゲのMacになってこまめに原稿上書き保存してあげたい。スクリーンに頭をかきむしるシゲや、真剣な目でこちらを見るシゲ、頬杖ついて考え事するシゲを映したい。そして最後の一文をうちこんで、カーーン!とエンターキーを強めに叩くシゲを拍手で称賛して速やかに担当編集者に原稿を送付する。「終わったー!Macちゃんもお疲れ!」と伸びをしながら言うシゲに、「お疲れさまでした!ゆっくりしてください!」と声にならない声をかけ電源オフされたい。できればコーヒーを淹れてあげたいけど手足がない。

 

べちょべちょした雪は心を沈ませる。くだらない妄想は心を和ませる。

春よ、早くこーい。

 

DAY1 STORY発売日

ふと思い立って、日記をつけてみることにしました。昨日のKちゃんNEWSで手越くんが日記をずっとつけてる、誰にも見せられないこととか全部書いてるって言ってたことにも影響されてます。

 

日記なのにですますはおかしいから変更する。

 

朝起きてお化粧しながら昨日フラゲしたNEWSの新しいアルバム「STORY」を聴き、何かを思いついてタンスの中をごそごそして婚約指輪を取り出して薬指にはめてみた。

 

日本橋の老舗百貨店で購入した指輪、値段を確認する段階になってダイヤモンドのグレードを調べた貴金属売場のおばさまが「えっ…?あら…?ちょっとお待ちくださいませ。おかしいわね… この石でこのグレードは…。もっとグレードの高い石のはずだわ…。… いやっでももうお値段付いてますからね!仕方ない、これは仕方ありません、ええ。このお値段で!」と言い、お買い得だね~って買ってもらったが、今思うとおばさまの演出のような気がしてならない。

 

退社時間のころには薬指のリングのことも忘れ、いつものスーパーに寄ったら雑誌のスタンドのところにシゲが「。。。」って顔でこっちを見ていた。サッと抜き取り買い物かごに週刊朝日をいれ、肉やパンと一緒にサッとレジに通し、シゲの表紙を裏返しにしたままカバンの中にサッとしまった。家に帰ったらAERAも届いていたので、いま、机の上にシゲが二人いる。しかし照れてしまってまだ表紙も見れない。

 

昨日の夜、家族が寝てからリビングのソファーのレイアウトを変えてベッドにして、香水をひとふりして、いざ!とSTORYの世界にダイブ。手を胸の前で組み顎のしたに置いて、こころして聴く。棺桶の中に入ってる人みたいだと思う。 棺のなかに入って目をつぶって聴くSTORYの世界、すごい、すごい世界だった。比較対照するものがないけど、こんな熱量と愛情が詰まったアルバム、過去に聴いたことあるかな?いやない!

 

エンターテイメントは必ずしも誰にでも必要なものじゃない、ということをまっすーが言ってたような気がする。わたしはエンターテイメントが必須な人間ではなかったし、いまもそうだと思うけど、運命のごとくジャニーズエンターテイメントに選ばれその中で育ち、エンターテイメントを通して人になにかを与え続けている四人の姿には心揺さぶられ、思わず婚約指輪を取り出してしまうほどには誓いを立てている。

 

AERA週刊朝日も目を通さずこのまま今日も寝てしまうけど、NEWSとシゲが好きで好きでたまらなく、その好き過ぎ具合と言ったら付き合って3ヶ月か?と錯覚するけど、好きになった頃のシゲが出てる映像を見たりすると「めちゃめちゃ若い…!私ったらこんな若い男の子を…!」ってビビる。しかし、シゲも私も順調に歳を重ね、その年齢差は生涯変わることないので心配するな。

 

この時代の四人に会えたことが奇跡で、こうして、誰かを愛しい、と日々思えることがうれしい。新型ウイルスのせいで学校が休みになり、他に策も無いので子どもを職場に連れていき、帰りに喫茶店でソフトクリームを一緒に食べ、地下鉄のホームに並んでたとき、子どもの横顔を見て「この子が私より先に死ぬことがありませんように」と神に祈った気持ちを、私はNEWSの四人にも持っている、ことに気付いて、改めて驚いた。

 

今すぐにでもNEWSを観たい気持ちを抑えつつ、家族とバラエティー番組を見たりする。これくらいは家族に合わせないと自分の世界に引きこもってしまうくらい、NEWSにやられている。寝るときまでNEWSのことを考えている。ここ5年近くずっと!恐ろしい。しかしNEWSに出会わなかったとしたら加齢は5年ではなくその2倍ほどは進んでいたはずなので、逆に言えばわたしは2年半しか歳をとってないことになる。竜宮城だ。ちなみに、自グループがなくなったとたんジャニーズが老けてしまうのは、グループが失くなると浦島太郎の玉手箱が開いてしまうから、らしい。

 

老人と言えば、田舎の老人施設にいる叔母から電話。私の息子が何年生なのか5回ほどきかれ、5回とも同じ返事をする。大平洋が懐かしいとこぼす叔母に、東京で一緒によく食べに行ったトンカツやさんの話を今度はしてみよう。叔母がバリバリと働いてしょっちゅう私が怒られていた昔を思い出すと切ないような心安らぐような不思議な気持ちになって、なんとなくNEWSをまた思い出す。こういうのを愛情って言うんだろうか。

 

久しぶりに日記を書いてみた。

手越くんもこういうこと書いてるんだろうか。それで鍵付きの金庫に閉まってるんだろうか。世界は繋がってる。

祝・STORY発売!プロポーズ、待ってます!

NEWSのニューアルバム「STORY」、発売おめでとうございます!!

 

四部作の完結作リリースを記念してなにか記事をあげたいな、と考え、手越くんのソロ曲「プロポーズ」(作詞作曲:手越祐也)にヒントをもらって四者四様のプロポーズを妄想してみました!(このブログで最も喜ばれるのが妄想話のような気もするし)

 

プロポーズに沸くテゴ担さんたちが羨ましいのもあります。わたしもシゲにプロポーズされたいです!シゲの話が長い点につきましてご了承下さい。

 

ささっ、心の準備はいいですか?

 

 

【祐也くん】

人生逆算して考えてそうな手越くんは、何歳ぐらいで結婚して家庭を持ちたいという人生設計がきちんとありそうです。自分が求めているビジョンがはっきりしてるので、出会って即結婚ということもありそう。

 

「最初から決めてました。僕と結婚してください。」

 

好青年丸出しで言って欲しい。イエスをもらった夜に長いメール送ってきて欲しい。(好青年なのでプロポーズしたあとも門限守ってくれる。※シンデレラガール)

 

祐也です。今日はありがとう。突然でびっくりしたよね?でも俺、◯◯ちゃんと会ったときから◯◯ちゃんとずっと一緒にいたいって思ってたんだ。でも俺、すごい幸せ。こんなに幸せでいいのかなってくらい。出会ってくれてありがとう。指輪、サイズぴったりで良かった。ちょっと心配してた!笑。人生って長いようで短いよね。これからもずっと◯◯ちゃんと笑って生きていきたいです。大好き。

 

祐くんを幸せにしたいのはこっちのほうだよ!ぜったい幸せにするから!

手越くんの「プロポーズ」、楽しみです!

 

 

【貴久くん】

なんかの雑誌でまっすーが「恋愛と結婚は同じ。」と言ってたことが衝撃でした。それ以来わたしのなかではまっすーは「恋愛の延長線上に結婚がある男性」のカテゴリーです。

 

「…好きです。いままでも。これからも。ずっと。結婚、してください。」

 

文節区切って喋らせたらまっすーの右に出るのものはいないと思ってます。ありったけの可愛さを詰め込んでプロポーズしてほしい。イエスを貰ったら

 

「ありがとう。」

 

って安らかな笑顔で言って欲しい。その笑顔を胸に抱いたまま結婚生活を送り長生きして死にたい。

 

で、わたし気になってることがあるんですけど、NEWS恋で主人公ちゃんが「この声を一晩中聞いてたら私どうなっちゃうんだろう…」とかたまに言ってるんですけど、えっどういうことですか?夜中じゅう声を聞くって…どういう…どうなっちゃうんだろって…そういう…そういうこと…だよね…

ギャップ萌え怖い!

 

 

【慶ちゃん】

周囲を固めてからじっくり時間をかけて一歩一歩進んでいきそう。結婚に関しては見た目より深く考えてて答えを出しそうだ。おそらく同棲を経て、という流れになりそう。誕生日とか記念日のディナーの席で切り出すんじゃないかな。

 

「来年、結婚しよう。」

 

って目標を提示してくれると嬉しいな。ほら、こっちにも色々やることあるし。仕事とか出産を考えたら準備期間欲しい。楽しいだろうな~ その間。彼のご実家もうちの実家も大切にしてくれるけど、二人きりでいるときの慶ちゃんは違う顔をしてて、わたしといてリラックスできてるんだな~って思って嬉しい。二人の時間を大切にしてくれそうだ。

 

次は長くなります。ええ。

 

【シゲ】

ずばり言って、自然な流れで結婚したい。こうなんか、日常のなかにプロポーズを置いてほしい。

 

例えば家でお酒のみながらとか。

 

シゲ: あのさ、、、結婚しない?

私: えええっ

シゲ: いや、そんな驚く?

私: えー?!

シゲ:  えっマジで?考えてなかった?

私: いやー

シゲ: イヤなの?

私: いやいやいや!

シゲ: 嫌なんだ…

私: いやいやいや!(酒こぼす)

シゲ: こぼれてるって 笑

私: ごめん

シゲ: で、どう思う?

私: うれしいに決まってる!

シゲ: 良かった~

私:  あ、でももう一回ちゃんと言ってほしいです。

シゲ: わかった。ちょっと待って。メンタル整える。あ、でもやっぱちょっとまって。気が利いたこと言える感じじゃない。

私: 気が利いてなくていい

シゲ:  …俺と結婚してください。

 

 

やったー!

おめでとうー!

この話永久に続けられるけど自分でも自分が怖気持ち悪くなってきたのでやめます…ほんとはずっと書きたいのだけど…書けるのだけど…

いや、やっぱり作家だから凝ったプロポーズの言葉用意してくるのかな?「作家の遺したプロポーズの言葉」の本に入ってくるような…。うむむ。むずかしいな。

 

シゲとは持ちつ持たれつ、対等なパートナーシップを結ぶのが理想の結婚生活です。しらんがな!

 

STORY、楽しみダナー

はやくフラゲした~い!

 

って、やはり、終われません!

付け足しときます。シゲ編の後日談です。

 

シゲ: あのさ、こないだのだけど、もいっかい別にやっていい?なんかやっぱこう…

私: プロポーズを?

シゲ: うん、嫌ならいいけど。

私: 全然嫌じゃないけど… でもきいたことないけど プロポーズ別バージョンって 笑

シゲ: いやなんか?こないだのも自然で俺はすごい気に入ってるんだけど?今度はオフィシャルバージョンで

私: お、オフィシャル 笑

シゲ: オフィシャルバージョン練ってくる。一生に?一度の?節目?だし?

私: 半疑問形にしないで 笑

シゲ: ふへへへへ

 

って!!

すごいやつやるの!

デカいクリスマスツリー家に飾って人を呼ぶくらい、シーズンイベントを楽しむ彼が企画したオフィシャルバージョンのプロポーズ。私には想像もつきません!脚本見せて!

 

はーやっぱ楽しいわ、シゲのファンしてるの。ありがとうシゲ。ありがとうNEWS。幸せ。