イベント前、やっぱり美容院に行く時間がない!でもなんとかこの伸びかけの髪でもなるかな?と鏡に向かい、ナチュラルな癖毛ぽい感じで…美容院代高いもんね!よし美容院行かない方向で!って決めたとたん、髪の毛が「無理~!」とばかりに急激にボサボサ感を増す現象に名前をつけたいです。
あー。何着よー。
誰も待っていないと思いますがタイトルに「上」を付けたので「下」も書かねば、ということで、ジャニーズのコンサートになに着ていくか問題「下」です。
今週末のNEWSのコンサート、いろいろいろいろ考えた結果、もういつもの私でいいや!いつもの私でいこう!背伸びも若作りも無し!と決めたんですけど。
「いつものわたしでいい」とは、毎回「メンバーカラー」や「アルバムコンセプト」に囚われた結果、裾がアシンメトリーなコヤシゲカラーのワンピースとか、宇宙柄のワンピースとか、そんな普段使いできない、そもそも似合ってるのか分からない服ばかり増えていくクローゼットに対する懸念というか、わたしはもう、出来れば自分自身とかけ離れた服は着たくないんです。40代半ばだし。そもそも緑色って合わせるの難しくないですか?横山裕さんのファンが羨ましい。北斗くんも。(メンバーカラーが黒の選ばれしジャニメン)
緑色(シゲのメンバーカラー)の服に目が行きながら、でもなぁ…みどりだしなぁ…ってなって、あーこれが紫かピンクだったら買うんだけどなぁ…と恨みがましく見たり。
いやもう緑のことは忘れよう!今、気に入ってる服を着よう!って一度は決めたんですけど、会社帰りに寄ったPARCOでまんまと緑色のニットを買ってしまいました。買う気は無かったのに~!
ステージからファンを識別しやすいのは着てる服の色!って女子アイドルが言ってたって聞いて。シゲ担は緑着ないから着てると見てくれることが多いって聞いて。あら、別にファンサなんかいらないし!って思ってたくせに~。
いや嘘です!ほんとは、シゲと目があったり、こっち見てくれた!って思いたいんだもん!やっぱり!いやいや私なんておばさんですからぁ…とてもとても…なんて言いつつ、シゲが近付いてきたら(シゲーシゲー!)ってなりますもの。
ここで目を引くようなうちわを作るマメさや計画性や一生懸命さもなく、直前になって緑色に頼ろうとする己の情けなさよ。
ジャニーズにハマる前は、たまーにテレビで見掛けるコンサート風景で「◯◯して!」って必死にうちわを振るファンのようすに「必死やのぉ~」って強欲さすら感じてたんですけど、実際緑色の服着て内心で(こっちみて!)って念じてる自分の内面にあるネットリとした欲望。
もし私が若かったら着たい服は既に決まってるんです。WORLDISTA Tシャツにワラパーカーにスリムジーンズかデニムのショートパンツで行くんです!もし若かったら。。。
って虚しい。私は私にしかなれないのに。若さを失ったわたしの外見的長所、なんだろう?と考えてみてもそれは、精神的余裕や成熟とか出てこず。いやもうそれは外見ではないのでは。。内面の話じゃ。。。
という思いを抱きつつ白シャツ着た増田貴久さんが超絶男子図鑑に載ってるSTORY6月号を買ったら「自分のカラダをもっと!ほめてあげる服、見せてアゲる服」という特集がドーンと組まれていて熟読しちゃいました。加齢をマイナスに捉えるだけでなく自分の好きな部位を見つけて生かすことを考えましょうと言われ、ふくらはぎは真っ直ぐでいいな、とか手首は細いな、とか言ってる40代女性、いじらしくて可愛くないですか?いじらしすぎて泣く。
で、分かった分かった今の自分の良さを見つけて自分自身に自信を持てる服を着ればいいのね、って地味だけどシックなお洋服を用意してたら、前述のように緑が「いいの?それでいいの?」ってラックから語りかけてきたのです。「いいの?そんな服で?」って。
40代半ばから50代半ばって難しい時期で、日常の服でも迷子なのに、コンサート服選びの難しさ。
でも、コンサート終わってからいつも思うんですよね、別に何着ても一緒だわ、メンバーから私が見えるわけでもないしって。でもまた次のコンサート近くなると「何着よう!」ってなるんです。なんならまだ当落出る前から「服どうしよ~!」ってなってます。
恋ですわ。
年下のアイドル(≒好きな異性)に会いに行く、ということは、自分の老いや若さ、主観と客観、自分を愛することと他者を愛すること、いろんな気持ちが織り混ぜあうものなんだなぁ、、と思います。
ほんとうにこんな機会をくれるアイドルには感謝しかなく。。どうやってワラスーツ(ピンクパーカー)着こなせるかなんて、愛がなかったら考えないですからね!てか、愛がなかったら買わないですから!感謝感謝…。
というわけで、今日も感謝の気持ちで終わります。また~!